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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2019年04月30日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 4日目 長崎県対馬南部周遊


■4日目 4/30(火) 天気:曇り後夕方から晴れ

走行距離:206.6km

 長崎県対馬の厳原を出発して、南西端の豆酘埼へ向かう。その後対馬下島の中間辺りを横断して厳原近くまで戻り、北上した。

 6:30頃起床。流石にホテルのベッドは至極快適だ。とてもグッスリ眠れた。

 折角ホテルにいるのだがら、朝シャンを浴びてサッパリする。



 そして窓の外を見ると、路面はまだ乾いておらず山には靄が掛かり若干の霧雨が舞っているような感じだった。カッパを着るまでのことは無いが、まだ完全復調とは言えない感じだ。天気予報を確認してみると、今日明日と曇り後晴れになっていた。この日のち晴れなら翌日も朝から晴れてくれれば良いのに、と思ったがこればっかりは仕方がない。

 出来るだけ路面が乾いた状態で走りたいため、そんなに朝早くから出発する必要は無いかと考えた。予定通り、7:00~朝食を食べて8:00過ぎには出発すれば良いだろう。

 早速7:00前になったので1Fのロビーに向かうと、既に何人か列を作って並んでいた。東横INNの朝食は品数は多くは無いがバイキングなので良い。お腹一杯食べて、食後にコーヒーを飲んで一息ついた。

 TVを見ながらしばらく寛いで、歯磨きを済ませてそろそろ出発することにしよう。チェックアウトを済ませてバイクに向かったが、荷物満載にも関わらず相変わらず何もされていなかった。対馬は外国人観光客も多いので若干不安だったが、やはり日本は治安が良い。外国人と言っても、工業都市じゃなくて観光地であれば、それなりの裕福な人でないと日本まで来ないはずだから、そんなに懸念する必要は無いような気がする。

 8:30頃たっぷり寛いだ東横INNを出発した。まずはどこへ行くかだが、やはりほぼ一周したいため、とりあえず南西端の豆酘埼へ向かうことにしよう。厳原港近くに漁火公園という見晴らしの良い所があるみたいだが、天気が良くなかったのでPASSする。

 厳原港への分岐から県道24号に入りしばらく行くと、あっという間に街が終わって秘境感が出てきた。壱岐島は全くそんな感じはしなかったが、これも島の醍醐味かもしれない。後から調べたら、対馬と壱岐島は面積は5倍くらい対馬が大きいが、人口は殆ど同じのようだ。ということは、対馬は人の住んでない場所が多い、ということになるから、秘境感が出るのも当然だろう。



 しばらく軽快に走っていると先導車にも捕まったところで、良い景色な場所があったから停まってみた。



 山間部に靄が掛かり、道と海も見えて幻想的な光景で、これなら多少曇っていても良い感じだ。この日は急ぐ必要が殆ど無いので、貪欲に観光地や撮影をしていきたい。こういう時に天気が良ければもっと嬉しいのだが、こればっかりは仕方がない。

 しばらく走ると、県道192号との分岐が出てきた。豆酘埼に向かうには県道192号に入るのが早そうだが、なるべく1周する形を取りたいので、そのまま県道24号をトレースするため左折する。ツーリングマップルには、半島を周遊するルート・時間が掛かる。とあったので険道を覚悟していたが、殆ど離合可能(バイクだからだが)だったため、特に問題無く進むことが出来た。

 ちょっとした集落を抜けつつ豆酘の街に来たので端っこに向かうが、標識の案内が**山公園とか出ていて「豆酘埼」の文字が消えてしまった。一抹の不安を感じつつ、四輪なら絶対すれ違えない狭い道を抜けていくと、絶景が広がってきた。



 とりあえず灯台に登ってみる。前に対馬に来た時もここには来たが、やっぱり記憶が曖昧になっている。灯台からそれなりの景色が見れたような気がするが、木が生い茂っててまともに景色が見れなかった。こんな残念な所だったっけ?と思い返す。来ない間に木が成長してしまったのだろうか。灯台麓からの景色が良いだけに残念だった。



 灯台付近の高台からの景色は見れなかったが、麓の景色はキレイだ。雲は多いが絶景が広がっている。対馬の景色も中々良い。

 この豆酘埼灯台の手前にキャンプ場があったので少し覗いてみたが、東屋は朽ち果てて進入禁止のバリケードがあり、炊事場の水は出なかった。トイレは使えるのだろうか。展望が良さそうなだけにここでのキャンプも楽しそうだが、炊事場が使えないのと温泉がかなり離れるのが辛いところだ。

 豆酘埼の散策を楽しみ、県道24号に戻って北上する。ショートカットの県道192号との交差点に出てきたが、小茂田方面に左折し引き続き県道24号を進む。

 ツーリングマップルではこの先県道24号が途切れるようで、行けないかと最初は思った。しかし、色々調べていくと迂回舗装道があるみたいで、ストリートビューにも載っていた。それを見る限りでは充分走れそうなので進んで行く。途中確かに狭い所はあったが、バイクキャンプ道具満載でも特に不安になるような道では無く順調に進む。

 ちなみに、Google MAPではこの迂回道も県道24号の表示が出ていた。ゼンリンを使っているYahoo地図やツーリングマップルでは表示されておらず、県道未満の表示しかされていなかったので、どちらが合っているのだろうか。個人的には、県道指定されているとよっぽどの山奥にでも行かない限り、最悪でも舗装はされているから安心出来るのだが。



 再度県道まで戻ってきて、椎根の石屋根倉庫という物があった。どうやら、高床式の食糧倉庫等に使われていたようだ。ツーリングマップルには、対馬特有の建築物ということで停まってみた。



 バイクとも一緒に撮影。ここら辺まで来ると大分天気が回復して、雲が明るくなってきた。石屋根の撮影をしていると、田舎あるあるでもある、小学校高学年くらいだろうか、軽トラの荷台に3人ほど男の子を載せたのを見つけて何となくほっこりする。

 すると、大きな声で挨拶をされた。びっくりしたが、こちらも負けじと大きな声で返しておいた。何だか気分も良くなりありがたい。

 撮影と挨拶を楽しみ出発すると、県道44号との交差点に出た。この県道24号を進むと下島をほぼ1周出来るのだが、ハイドラマップを見ると県道44号の沿線上から、良い展望と書いてある「上三坂公園」の近くにダムのCPが見つかった。

 ダムは、全部集めることは出来ないと思っているのでスルーしても良かったが、もし集めたくなった時にまた来るのも面倒なので、対馬に関しては全CPを巡ろうかと思っていた。よって、県道44号方面に進むことにした。天気も回復してきたし、展望が良いのも見れるとありがたいのだが。

 この道、ツーリングマップルでは「道狭く対向車注意」とかあったので覚悟していたが、拡幅工事が完了しておりとても走りやすく楽しい道だった。峠を貫通するトンネルも出来ているみたいで、さすがに5年前のツーリングマップルからは道も新しいのが出来ている。

 ただ、新しいトンネルを抜けるとダムが遠くなってしまうので、「上三坂公園」と案内が出てたところから旧道に入る。なるほど、確かに狭くてウネウネな道が続いている。昔は大変だったな、と思っていたら何と大型バスが対向車として突っ込んできた。バイパスが出来ているのに何でこんな所にバスが・・・とびっくりしたが、上三坂公園でも行ってきたのだろうか。そのくらいしか、寄りそうな所は無いと思うが。

 バスをかわして旧道をしばらく登っていくと、段々霧が出てきてしまった。天候が良くなってきたとはいえ、標高の高い所はまだ靄が掛かっていたみたいで、こちらに来たことを若干後悔した。もうしょうがないのでそのまま進む。上三坂公園の入口まで来たが、濃霧で全く見えない状況だったので寄らずに立ち去ることにした。



 気を取り直して鶏知ダムに寄ってCPをGet。人も全くおらず、一服休憩して出発し、国道382号に戻ってきた。

 そろそろ良い時間になったので昼食は何を食べようかと考えていた。CPを取りに対馬空港に行く予定だったので、最悪そちらにしようかと考えていたが、良さそうな所が見つかった。



 対馬もうどんを推しているみたいだ。そういえばホテルの前のショッピングフロアーにもうどん屋があった気がする。



 海鮮丼とうどんセットにしてみたが、これで1,080円だったので、中々オトクだと思う。うどんだけかと思ったが、刺身定食とかもあって中々オススメ。ようやく、まともな海鮮物を食べることが出来た。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。博多港で給油はしたが、やっぱり色々走り回っていると、ガソリンが無くなってきた。島のガソリンは高いのであまり入れたくなかったが、ガス欠が近くなると精神衛生上良くないのでENEOSがあったから給油しておいた。

 予想通り170円/Lと高額だったが、仕方がない。バイクなので給油量もたかがしれてるから諦める。給油後、前述したように、対馬空港に向かった。



 対馬やまねこ空港で記念撮影。もちろんCPもGetした。折角なので少し中に入ってみたが、建物はかなり年季の入った感じだ。ここはANAがメインの航空会社のようで、私はANAを贔屓にしているから、何となく嬉しかった。

 対馬空港を出発し、万関橋のパーキングに次は行ってみよう。



 赤い橋がドンと建っている。



 しかし、ツーリングマップルでも対馬の観光案内でもこの万関橋を結構推しているが、個人的にはそこまで良い景色とはあんまり思わない。前回来た時もそう思ってしまったが、両方とも天気が良くないからだろうか。



 上島と下島を繋いでいるので交通の要所ではあるが、とりあえず橋の上から景色を楽しんでおく。

 万関橋を出発すると、すぐにあそうベイパークの看板が見えた。対馬で数少ない通年可能なれっきとしたキャンプ場なのだが、HP上だと1泊2,000円だったので、あまり泊まる気にはならない。温泉隣接で入り放題とかだったりすれば考えなくも無いが、高規格キャンプ場は家族連れがメインになるので、その点もあまり行きたくなるようなキャンプ場では無さそうだ。

 あそうベイパークの入口から少し進むと、「浅茅パールブリッジ」という看板が見えた。ツーリングマップルでも「風景を左右に分ける」とコメントがあったので気になるところだが、特にオススメルートにはなっていない。天気も良くないので、一旦スルーした。しかし、時間も充分ありそうだし、折角対馬を周遊しているのでやっぱり行くべきか、と考え直しUターンして、この脇道に入っていった。

 あまり広くない道だったが交通量は皆無であり、気持ち良く走っていると駐車場に隣接した立派な橋が現れた。



 これが浅茅パールブリッジのようだ。隣の駐車場に建設経緯が書いてあり、上島と島山島を結んでいるが、長らく島山島の住民。特に学生は、船を使って通学しており、橋が望まれたようで建設されたみたいだ。



 対馬の風景は、まさにリアス式海岸で複雑な形状をしており見る目を楽しませてくれる。



 折角韓国に近い離島に来たのに晴れてくれなかったのが非常に残念で仕方がない。それでも海がキレイだったので、癒される。

 この撮影をした後、一応行けるところまで行ってみたが、最終的にはひなびた漁村があって道が終わった。その後国道382号まで戻ってきたが、この間島山島から軽トラが1台通っただけで、交通量はとても皆無で楽しく走れた。

 国道382号を北上し、県道39号方面へ進む。しばらく行くと、長崎なのに佐賀(さか)という地名があり、ここが国盗りの空だったので無事Getする。佐賀から県道48号に入って、峰町の国道382号に戻ってきた。

 そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。4月に対馬で泊まれるオフィシャルなキャンプ場は、先ほど紹介したあそうベイパークと神話の里自然公園オートキャンプ場の2つしかない。いずれもあそうベイパークは2,000円。神話の里は1,500円と高規格なキャンプ場なので、どうしようか迷っていた。

 それで色々検索してみると、この対馬市峰町の海沿い、海神神社近くに木坂御前浜園地というところでキャンプが可能、という情報があった。対馬市のHPとかも調べてみたが詳細が分からず、唯一たどり着いたのが、公式の長崎県観光ガイドのHPで、そこには「夏にはキャンプで賑わう」とあったので、特に止めては無いのだろう。

 なので、そこにしようかと思っていた。結局天気は良くは無かったが、キャンプ道具を下ろして身軽に走りたいので、先にテントを張ろうと行ってみることにした。

 峰町から県道48号に入りしばらく走ると、標識も出ていたのですぐわかった。着いてみると、所々テーブルやイスが配置しており、気持ちの良い芝生広場が広がっていた。大きな東屋が1つと、海側にもう1つ東屋があり海も見渡せてとても良いロケーションのようだ。

 やはりキャンプ場という表記はどこにも無い。でもトイレもあるし、水が出るのは確認出来た。海に近い水場は水が出なかったが、トイレがあるので何とかなりそう。かまどもあったし、キャンプは出来そうな感じだ。

 ただ、家族連れが東屋で寛いでいたり、何となくだがテントを張りっぱなしにして出かけれそうな雰囲気ではなかった。交通量は殆ど無いとは言え、県道から丸見えだしどうしようか悩んだ。夕方張って朝出ていくようにしようかと思い、結局テントを張るのは後回しにする。



 気を取り直して木坂御前浜園地を出発し、すぐ隣のハイドラCPにもなっている海神神社に行ってみた。



 無事CPも取れたし、神社の厳かな雰囲気は中々良い。本堂はこの階段をそこそこ登った所っぽいので、写真だけ撮って立ち去る。 



 海神神社から少し青海方面へ向かったところに、展望の良い所があったので停まってみた。



 長崎県のだんだん畑10選にも選ばれている景色。晴れていれば青空と緑がよく映えそうだが残念だ。でも、とてもキレイな景色だったので満足。

 この先夕方まで何をしようか模索する。この近辺に烏帽子岳展望台と和多都美神社があるが、翌日の方が天気が良さそうなので、この日に行ってもあまり意味が無さそう。どちらにせよキャンプの買い出しに行こうと思い、豊玉町中心に行かないとスーパー等が無さそうだったので、それなら県道232号で突端まで行ってみようかと考えた。

 国道382号まで戻って南下し、豊玉市街中心から県道232号に入ってしばらく行くと、和多都美神社の標識があり、大型バスが曲がっていった。きっと観光客であろう。スーパーも見つけておいた。

 しばらく、景色の良い道を走り続けてもう少しで突端、という所で地元車両に追いついてしまった。道があまり広くなかったので追い越せずにいると、路肩が広い所があったので寄ってみた。



 海と一緒に撮影。

 ここで一服休憩をする。こう交通量の少ない道から景色の良い場所での一服はまた格別だ。

 もう少しで突端だが、特に何も無さそうなので折り返すことにする。もう他に行きたい所も無かったので、あまりやりたくは無いが先に温泉入ってからテントを張ろうかと考えた。幸い暑くもないし、気を付けながらやれば汗をあまりかかないように出来るだろう。そうやっていけば、ちょうど夕方くらいになるだろうし。

 豊玉市街まで戻り、見つけていたスーパーで買い出しをする。折角対馬に居るので地場産の刺身を購入してみた。そして峰町まで戻り、看板に温泉があったのは気が付いてたので向かってみた。

 すると、駐車場に全くクルマが停まっていない。おかしいな、と思ったら何と定休日だった。火曜と金曜が定休日らしいが、普通の所なら祝祭日と重なると次の平日となる。しかし、対馬の温泉はブレずに火曜だから休みのようだ。

 これは困った。このままでは風呂難民になってしまう。慌てて周辺を検索してみたが、見つかったのは対馬空港周辺と、翌日行く予定の比田勝港周辺でいずれもバイクで30分以上掛かってしまうことだろう。

 こんなことが分かっていれば、県道232号の突端なんか行かずに、温泉を目指したのだが・・・ まさかGW休暇中に堂々と休むところがあるとは思わなかったので、リサーチが不足してしまった。

 流石に往復1時間掛けてまで温泉に行くのは面倒だ。幸い前日はホテル泊だったから、朝シャンをしていた。なので、この日の風呂は我慢して、翌日比田勝港の近くの温泉に行ければ良いだろう。温泉に入れなかったのは残念だが、気を取り直して木坂御前浜園地に戻った。

 昼間居た観光客は居なくなっており、誰も居なかった。温泉に入るつもりで時間を使えなかったから、まだ16:00くらいと早い。もう少し待とうかと思い、バイクを東屋横に乗り付けていたら、キャンプ道具を積んだ神戸市ナンバーの125ccスクーターがやってきた。

 まさか、同志が来たのか?と思い様子を伺っていたら、もう1つの東屋横にバイクを乗り付け何やらしている。次に気付くと東屋内にテントが立っていた。同志がいれば心強い。私もここに泊まろうと思い始めた。

 そろそろ張ろうか、と思ってたところでスクーターのライダーがこっちに来たので少し話す。もう張っても良いでしょう、等と笑いながら話したりした。



 最初は、折角芝生があるんだから芝生に張ろうかと思った。だが、折角こんな広い東屋が空いているんだから、この中に張れば夜露も防げるし、中にイスもあるので有効利用できる。唯一の懸念がペグを打てないことだが、風もそこまで強烈に通り抜け無さそうだったので東屋内で張ることを決めた。

 早速テントを出すとビシャビシャに濡れていた。そう言えば前日少弐公園キャンプ場では雨の中撤収したのだった。今回はちょっと畳み方が悪かったのか、インナーテントの居住部が若干湿っていた。とはいえ、そこまででも無かったから張っておけば乾くだろうと考えて、構わずテントを張る。



 長崎県対馬市木坂御前浜園地をキャンプ地とする! 巨大な東屋もあり、トイレも水洗だし中々良く海を見渡せる芝生が広がっているので、ロケーションも中々良い。炊事場の水が出なかったのが残念だが、トイレの水が使えるので問題無し。



 ペグ無し設営なので、撤収するときも楽そうだ。まだバイクは外に置いているが、18:00くらいまで待って誰も来なければ東屋に入れてしまおう。結局チャリダーが1人来たが、全然違う場所にテントを張っていたので、バイクも東屋に入れさせてもらった。タープも当然濡れていたから、干しておく。

 流石にマット等を準備するのは乾くまで待つ。1時間くらい待つと殆ど乾いたので寝床の準備もしておいた。

 この日は風呂に入れなかったので、トイレで洗顔だけ済ませておく。そして食事の準備を始める。色々していたら、スクーターの方が近くを通った時に、「ちゃんと自炊するんですね」みたいなことを話した。私の中で、キャンプは自炊をしないとキャンプではない。自然が素晴らしいロケーションで食べる食事はとても美味しく幸せの時間だ。



 刺身とカレーという謎の組み合わせだったがとても美味しくいただいた。東屋のイスをテーブル代わりに使ったので、やっぱりこういう設備が整っていると凄くありがたい。食事をして片づけをするが、炊事場が無いのでトイレを使わせてもらう。トイレなので、ここには残飯は絶対流せない。なので、キッチンタオルできっちり拭いてから洗い物を行った。



 片づけをしていると夕暮れが良い感じになってきた。折角なので、イスを持って海沿いに行ってみよう。



 スクーターの方も東屋内にテントを張っている。折角の夕暮れなのに見ないのかな?って思っていたら、テントからいびきが聞こえてきたので、一眠りしているのだろう。まぁ楽しみは人それぞれだが、私はこの時間に一眠りはありえないかな。



 ここの海沿いに「藻小屋(もごや)」と呼ばれる建物がある。この藻を貯える納屋のようだが、中は結構荒れていたが一目見るのも良いと思う。

  

 素晴らしい夕暮れだ。九州着いてから天気がずっと悪かったので、ようやく夕暮れが見れた。



 この海岸には、このような石を円錐状に積み上げるヤクマの塔と呼ばれるものがあり、これは対馬独自の文化のようだ。以前は対馬各地で見られたが、今では木坂地区と青海地区のみに残っているらしい。



 海岸には漂着ゴミがたくさんあって景観を損なっていた。見てみると、やはりハングルがあったので韓国から漂着しているみたいだ。やはりゴミはきちんと処理をしてもらいたいものだ。



 水平線まできっちり夕陽が沈んでくれた。対馬の西側の海は何になるんだろう?日本海じゃなさそうだし、東シナ海だろうか。



 マジックアワーも充分楽しめた。そういえば、19:00になってもまだ明るい。流石大分西だけのことはある。静岡⇔広島でも30分くらいの時差がありそうなので、ここ対馬だと1時間近くあってもおかしくはないだろう。



 夕暮れを楽しみテントに戻って、この日も野球観戦をスマホでしようと思った。しかし、アンテナ横には4Gと出ていたが明らかに通信速度が遅い。普通のサイト閲覧でもかなりストレスが溜まるレベルだから、動画閲覧なんてとても快適に出来る状況では無かった。少し人里離れているから仕方ないのかな。翌日からはデーゲームが多くなるので、ゆっくり見れるのはこの日がほぼ最後だったのだが仕方ない。

 その代わり、晴れていたので星がよく見えたから、この旅初めて三脚を使って撮影を始めた。今回の旅より、Velbonのトラベル三脚を新しく導入した。カーボンではなくアルミパイプなので振動減衰とかが気になるが、かなりコンパクトになるため非常にありがたい。今までレバーロックタイプしか使ったことが無かったが、このトラベル三脚はナットロックタイプである。段数が多いので、こちらの方が効率が良いのだろう。

 たまに締まっていなくて置いた瞬間足が引っ込んだりする場合もあるが、レバーロックよりよっぽど楽だということが分かった。足が折れ曲がって収納出来るので非常にコンパクトになるから普通にシートバッグに収納出来る。展開も楽なので、撮影をしない時はランタンスタンドとしても使えると思い、今回思い切って導入した(三脚の使い方として違うが)



 キレイな三角があるな、と思っていたらオリオン座だったので冬の大三角形だろう。冬では南の空に見えるが、既に春なので西に見えているのだろう。



 テント方向も撮ろうと思ったが、明るい街灯があったのでそれを避けようとしたら、まぁまぁ良い写真になったかと思う。



 北斗七星も撮影。

 星空の撮影を満喫して、翌日の天気予報を確認する。対馬地方は曇り後晴れになっていて、それ以降は九州全土で晴れ続きの予報が出ていた。翌日は、対馬北部を観光して、南部の主要港厳原ではなく、そのまま北部の比田勝港15:05発の博多港直行便に乗る予定だ。この日に風呂に入っていないから、比田勝港近くに温泉があるのでそこに入ろうかと思う。

 翌日曇り後晴れだったら、結局壱岐・対馬に滞在している間は、この日の夕暮れくらいしか晴れてくれないことになる。折角離島まで来ているのに残念だが、こればっかりは仕方がない。翌々日からは晴れ続きのようなので、そのままの予報が続いて欲しいと思う。そんなことを考えながら眠りについた。


宿泊地:長崎県対馬市 木坂御前浜園地 無料
風呂:無し(ホテルで朝シャン)

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Posted at 2019/05/30 23:45:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 九州2019 | 日記
2019年04月29日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 3日目 長崎県壱岐島~対馬


■3日目 4/29(月) 天気:雨

走行距離:25.1km

 長崎県壱岐島の博物館を見学して、郷ノ浦港から対馬厳原港行きフェリーに乗った。対馬上陸後も雨のため即ホテルチェックインして、徒歩で厳原の街を散策した。

 6:00頃起床。この日は1日雨のため、全く急ぐ必要は無いので少し寝坊した。

 テントから出ると、タープを固定しているペグの1つが吹っ飛んでしまってバタバタ暴れていた。そういえばえらいバタつき音が煩いな、と思っていたがこうなっているとは。ちゃんと、ペグを打ったはずなのだが・・・

 しかも悪いことに吹っ飛んだペグが、見事にイスの上に落下していてペグに付いていた泥が付着してしまった。タープを張っているから、と油断してイスをそのまま置いていたのが失敗した。しかし、こんな見事にイスの上に落ちなくても・・・とは思ってしまう。

 まずペグを一応打ち直しておく。イスはどうせ濡れているので、水洗いをして泥を落としておく。しっかり水は切ったが、それに座るとジワっと水が尻に浸み込んでいくが、まぁ我慢出来ない程ではない。



 トイレに行く際に少し撮影。空も海も一面鉛色が広がっていた。雨はそこまで強くなかったが、風がそこそこあったので傘を差して行ったが若干濡れてしまう。ちなみに、前回の北海道からの反省で、雨が降るのも濃厚だったので、防水デジカメを持ってきた。これをカッパのポケットに入れておけば、雨の中でも撮影を楽しめそう。

 そんな状況なので、タープの下でも若干雨が吹き込んでしまうため、おとなしくテントの前室で朝食を用意して食べる。景色を見ながらではないが、美味しくいただいた。

 コーヒーを飲んで落ち着いたところで改めて天気予報を確認する。やはりこの日は雨の1日だが、想定通りなので仕方がない。予定通り壱岐の博物館で時間を潰して対馬に渡り、東横INNにやはり入ることにしよう。

 朗報だったのが、30日の天気が曇りになっていたことだ。当初は29日~30日に雨マークが出ていたのだが、この日だけで済めばありがたい。未明までは雨が降るが、30日6:00以降の降水確率が低かったので、少し希望が見えてきた。それ以降はズラっと晴れマークが並んでいたので、この日を我慢すれば後は最高のツーリングになってくれるとありがたい。

 少し雨と風が落ち着いてきたので、タープ下でしばしゆったりする。雨雲レーダーを眺めていると、9:00くらいから小康状態になりそうだったので、それから撤収作業を進めようかと思う。

 段々雨が小降りになったので、まずはテントの中身を空にすべく炊事場のテーブルにレジャーシートを敷いてお店を広げる。キャンプ客も少ないので出来る技だ。そこから、まずテントのペグを全部抜く。そして少しでも雨に当たらないように、タープ中央付近へ一旦移動してフライシートを外す。

 それを炊事場に持っていき収納しようと思ったが、床に炭等の燃えカスが散乱しており、かなり汚れてしまいそうだった。幸い雨も殆ど降って無かったので外で畳む。2018年の北海道で、雨だからとペグを洗わずに収納したら大変なことになったので、今回はちゃんとペグを洗っておいた。

 テントのインナーも畳んで、最後の仕上げでタープを納めることが出来た。後は、バッグに納めてバイクに載せる。雨の中なので若干時間が掛かったが、何とか収納出来た。

 10:00過ぎ、雨の中カッパを着込んで少弐公園キャンプ場を出発。まずは最寄りのコンビニに寄って、長旅定番の野菜ジュースと飲むヨーグルトを飲みつつ、ゴミを捨てさせてもらう。コンビニを出発し、壱岐島の市営博物館に向かう。こういう天気予報だったので事前確認をしていたが、それが役に立った。



 10:30頃壱岐市立一支国博物館に到着した。中々近代的な建物で、期待が出来そうだ。



 ちなみにローマ字からも、これで「いきこく」と読むらしい。フェリーは12:20に郷ノ浦港着12:40発なので、12:00過ぎまでに着けば問題無いだろう。逆算すると、11:30くらいに出れば余裕だと思われるので、1時間程この博物館で時間を潰せたらありがたい。




 中に入ると、内装は中々オシャレな感じで入館者を受け入れてくれた。入館料を払って向かうと、現在ムービーを流しているので良かったら、と言われたので早速見る。

 当然ムービー上映時は暗くなっているが、終わったところで暗幕が上がると広大な原の辻遺跡跡が広がっていて、中々良い演出だと感じた。そして次は、再度暗幕が下りて、中央にあるジオラマで説明をしてくれたのだが、ここで照明に不具合が生じてジオラマがかなり暗かった。

 何ともなりそうになかったので、周囲の観光客がスマホのライトを使って照らしながら説明してくれたので少し面白かった。説明の内容で記憶に残っているのは、

1)原の辻平野は長崎県で、諫早平野に続いて2番目の広さ。島なのに、これは興味深い。
2)壱岐島は日本の離島の中で、最も早く電気が通ったところ。

 程度だろうか。説明の後は、館内の展示物を見て回る。館内は撮影禁止だったのが残念だが、まぁ仕方がない。説明員の話が結構長かったので、少し駆け足気味で回る。博物館に良くある年表が、現代から紀元前までかなり細かく載っており、本当にヒマなら一字一句読むところだが、流石に少し飛ばす。

 この博物館の良かったのが、発掘されて復元された土器が触れたことだ。よく出土される考古学的にもそこまで価値が無いもの限定だろうが、展示物を触れるところは少ないので、これは面白かった。それ以外にも弥生時代のジオラマがあったり、遣隋使?の船模型があったりと良い展示が多かった。雨の日なんかは、こういう所があれば充分観光出来るので、今後の参考にしよう。



 一通り展示物を確認したら、最上階は展望フロアになっていたので行ってみた。この天気なのでこんな感じだが、一応撮影しておく。

 色々見てたら、想定通りの11:30になったのでそろそろ出発する。パンフレットには郷ノ浦港まで車で20分とあったから、ほんの少しなら寄り道する時間もありそう。博物館の展望フロアから見えていた、弥生時代の建物復元している広場があるみたいで、そこに行ってみようかと思う。



 原の辻の広大な麦畑?が広がっているところでバイクと。



 バイクなら、こういう農道っぽい所にも停められるのでありがたい。



 遺跡建物復元の一部

 今回、かなり久しぶりに防水デジカメ(Panasonic DMC-FT4)を使ってみたが、割と良い画質なことに今更だが気が付いた。流石に積極的にやろうとは思わないが、店にさえ寄らなければ雨の中のツーリングでも撮影を楽しめるというのは大きい。

 原の辻遺跡の撮影を楽しみ、郷ノ浦港に向かう。予定通り12:00頃郷ノ浦港に到着した。



 対馬厳原港までの乗船券を購入し、バイクに札を付ける。博多港では印刷したものだったが、郷ノ浦港では手書きだった。

 そろそろ昼食をどうしようか考えていた。港の売店に弁当みたいなのは無いかな、って見ていたが目ぼしいものは無さそうだ。店に入って食事をする時間は無さそうだったのでどうしようか考えていたら、港に来る途中にスーパーがあったのを思い出した。

 そこで弁当でも購入して、フェリーの中で食べようと思い出発する。スーパーに向かって走っていると、チェーンではないローカル臭満載のコンビニがあったのでそっちに先に寄ってみたら、手作りと記載された中々良さそうな弁当を売っていたのでおにぎり1つと合わせて購入した。これで昼食の心配は無い。



 食料も仕入れて郷ノ浦港に戻って乗船待機。意外と対馬に渡ろうとするバイクも5台程度居た。当然だけど皆雨対策をバッチリしている。



 しばらく待つと昨日も乗った同じフェリーが入港してきた。早速下船開始していたので観察していたが、旅客用の桟橋からもウジャウジャ人が壱岐島に降り立っていた。もちろんクルマもガンガン出てくる。結構待たされたところでようやく乗船する。この待機の間も、雨は小降りだったので助かった。

 カッパを脱いでバイクに掛けて、客室へ上がる。今回は流石に博多港から乗っている客が居るので一番乗りという訳にはいかなかったが、やはり殆ど壱岐島で降りていくのでフェリー内はガラガラだった。対馬へ向かう観光客は少ないみたいだ。



 12:40フェリーは定刻通り壱岐島を出発して対馬へ向かう。出港を見届けて、まずは椅子席で弁当を食べた。コンビニ弁当の中でも結構美味しかった。

 食事を終えた後は、2等フロアに移動して横になる。流石にコンセント横席は取られていたが、この後すぐホテルに入るので気にする必要は無いだろう。天気も良くなく、ゴロゴロしていた。



 うだうだしていたら、対馬の港が見えてきた。予報通り壱岐島よりも雨が強くてげんなりする。

 車両甲板への案内があったので、バイクの所へ向かい再度カッパを着る。下船OKの合図があったので、対馬の地に降り立った。

 対馬は九州本土よりも朝鮮半島の方が近いくらいの場所なので、感慨深いものがあったが、余韻に浸ることも無く雨の中真っ直ぐホテルに向かう。事前にストリートビューで屋根付きの場所が少しありそうだったので、そこに置きたい。雨なので他のバイクで埋まっていたら辛いな、って思っていたら1台停まっていたがまだ空いていた。 



 長崎県対馬市東横INN対馬厳原をキャンプ地とする! 雨風をしのげてユニットバス・TV・コンセントも有り、フカフカのベッドで朝食付きとまさに快適だ。しかも、屋根下にバイクを置けるというのは本当にありがたい。

 惜しむらくは、値段が高いことと広い風呂が無いことくらいだろうか。だが雨の中気にせずに眠ったり滞在できるので、そこら辺は割り切らなければならないだろう。

 とまぁ、キャンプ場じゃなくてホテルなので当たり前だ。出来るだけ雨が降ったくらいでホテルに逃げ込みたく無いのだが、対馬には安くて良いキャンプ場が無さそうなので仕方がない。

 チェックインは15:00~で、14:55頃に着いたからおとなしく時間になるのを真面目に待っていたら、後から来た人が1分前にチェックインの受付を始めていた。普通に受け付けていたのでいくらなんでも1分程度は気にしていないのだろう。仕方ないのでその後ろに並び、チェックインを済ませた。

 部屋に入りカッパを風呂場に干したり、バイクウェアを脱いでTVを付けながらベッドで横になるとホッとする。

 外は相変わらず雨が続いていたが、折り畳み傘もあるし多少歩きにくいがブーツだから雨も問題無いし、折角対馬まで来ているのだから、少し周辺をプラついてみることにした。



 まず万松院や金石城跡方面へ歩いて向かう。この周辺に、現在対馬博物館を工事中で当然関係者外進入禁止と看板があったのだが、うっかり見落としてしまい入ってしまった。

 途中から明らかに一般人が入るような環境じゃないことに気付き、慌てて引き返したが別の所に居た警備の人が帰ってきて、「現場の人?」と聞かれたので「間違えて入ってしまいました」と答えたら、無言で警棒を看板に向けて怪訝そうな顔をしていた。

 間違えて見落としてしまった私が一番悪いのは分かっているが、こういう対応を取られると悪いと分かっていてもあまり良い気分にはならない。見落とした自分の馬鹿さにムカつきながら、そそくさと退出する。



 気を取り直して金石城跡の門が立派だったので撮影。ここで韓国人の団体がたくさん入っていった。雨の中、団体客も大変なことだと思った。ここ対馬は、九州本土よりも朝鮮半島の方が近いという地理上、韓国人観光客が多いみたいで至るところにハングルの案内が併記されていた。



 堀跡も雨の中だが雰囲気が良かったので撮影。



 万松院は拝観料が掛かりそうで、来たことがあるから今回はPASSする。金石城庭園は後から調べたら、GW中は拝観料無料で公開していたらしいが、今回は行かなかったので残念だ。



 次に歩いていったのは八幡宮神社に行ってみた。もう新緑がキレイな時期で、この雰囲気の神社が中々良い。



 そこからテクテクと歩き、対馬藩家老屋敷石堀の雰囲気が良かったので撮影。



 家老屋敷跡の門だけは復元?されており、現在合同庁舎になっているようだ。しかし、よく雨が降っている。



 別の場所に対馬初代藩主宗義智の銅像が立っていた。ちなみに先ほどの万松院は、宗家の歴代墓所のようでお墓が残っている。

 流石に傘を差しているとはいえそこそこの雨が降っていたから、ズボンが大分濡れてしまったのでそろそろ戻ることにする。モンベルのアウトドアウェアなのでしばらく干しておけば乾いてくれることだろう。



 最後に、柳がある川通りを撮影した。

 そろそろ夕食をどうするか考えるところだが、対馬の郷土料理でパッと思いつく物が無い。街中の食事できるところは1人では入りにくいところが殆どなので、ちょっと探したが開店まで10分くらいあったから、もう面倒になりホテル目の前のショッピングセンターにモスバーガーがあったからそこで済ませてしまった。

 ハンバーガーはマックで食べることが多いので、久しぶりに行ったモスが高いと思ったが、やっぱり食べてみるとモスの方が高級感がある気がする。美味しくいただき、食後にソフトクリームが200円と安かったので、食べてしまった。

 ショッピングセンターなのでスーパーもあったから、飲み物だけ買ってホテルに戻ることにした。1時間強の厳原の街散策は、雨の中だが中々楽しかった。

 部屋に戻り、この日もまた野球観戦をする。今度はコンセントがちゃんとある環境なので、ノートPCで大きな画面での視聴だ。残念ながら、カープは連敗してしまったがまぁ相手ホームの神宮球場でビジターだから仕方がない。平成の借金は平成の内に、と思っていたが流石にそれは無理のようだ。

 野球観戦も終わり翌日の天気予報を確認したが、今朝見た時と変わらず朝以降は曇りで降水確率は低かった。翌日は対馬南部から中部を巡る予定なので、そこまで急がなくても良い。出来るだけ路面が乾いて欲しいので、朝食開始が7:00~だからそれを食べて8:00過ぎくらいに出発すれば良いかと考えた。

 結局ツーリング的に、この日は対馬に移動しただけとなってしまったが、雨だったから仕方ない。それでも、壱岐の博物館や厳原散策は良かったと思う。翌日は雨が止んで欲しいな。そんなことを考えながら0:00頃眠りについた。

宿泊地:長崎県対馬市 東横INN 対馬厳原 6,800円
風呂:ホテルのユニットバス

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Posted at 2019/05/29 23:59:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 九州2019 | 日記
2019年04月28日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 2日目 福岡県新門司港~博多港~長崎県壱岐島

■2日目 4/28(日) 天気:曇り一時小雨

走行距離:155.8km



 福岡県北九州市新門司港から、福岡内陸飯塚周辺を巡ってから博多港へ向かった。



 そこから、九州郵船フェリーで壱岐島郷ノ浦港に渡り、壱岐島を周遊した。雨が若干降っていたので、うまく壱岐島のルートがトレース出来なかったが、南東の壱岐空港からゴール地点のキャンプ場まで走って、西側の住吉神社まで走っている。

 4:50頃起床。前日は国盗りのため寝るのが遅かったが、早く起きることが出来た。まだそこまで疲れが溜まってないからであろう。早速洗顔等身支度を整える。



 甲板に出るともう九州が見えていた。これからどんな旅が待っているかと思うと、期待で一杯になる。



 東側を見ていると朝陽が出てきそうな感じだった。この日の天気予報は、晴れ後曇りということだったが雲が多いのが少し気掛かりだ。



 結局、時間の都合もあって真っ赤な朝焼けは見れたが、朝陽自体は見ることが出来なかった。でも、この真っ赤な朝焼けは非常に素晴らしい。



 フェリーは無事に、定刻通り5:30新門司港に着岸した。ここから車両の輪留めを外す作業を行うので、しばらく待つようにと指示があった。

 この間に朝食は何を食べようかと考えていた。折角九州に来ているから、と思って少し探していたら、少し走った所に24時間営業の資さんうどんがあるようだ。意外かもしれないが、福岡はラーメンが有名であるが、うどんも中々人気のよう。そして、これが中々美味い。朝食は決まった。



 車両甲板への入場が解禁されたので向かう。結構なバイクがあるが、皆はどこへ向かうのだろうか?

 結局何だかんだしていたら、フェリーから出られたのは6:00になっていた。この日は、少しだけ福岡県の内陸部の国盗り・ハイドラCP巡りを進めてから、博多港10:00発壱岐郷ノ浦港経由対馬行きのフェリーで、壱岐に渡ろうと思っていた。九州郵船のHPでは、バイクの予約は受け付けておらず、出港50分前には受付完了するように指示があったので、9:00には博多港へ着けば良いだろう。

 下道を使っても余裕だと思うが、内陸に寄り道をしたかった。残念ながらフェリーと記念撮影もPASSして、資さんうどんに向かった。着いてみると、皆知っているのか荷物満載のバイクも何台か入ってきた。



 人気No.1らしい、ゴボ天肉うどんにしてみた。福岡のうどんは麺が柔らかく、讃岐うどんのような強烈なコシは無い。だが、ダシがとても美味しくて、福岡に行ったらラーメンも良いが、うどんも是非食べてみてもらいたい。

 お腹も膨れたところで、ようやく九州ツーリングの開始だ。と言っても、まずは北九州近くの国盗り巡りから始める。モノレールの下を通ったりしながら、国道322号に入って田川方面に向かう。当初の計画では、平尾台に立ち寄りたいと思っていたが、内陸に来てしまうと高速でワープが出来ない。フェリーの下船や、北九州市街を抜けるのに早朝にも関わらず思ったより時間が掛かったので、残念ながら平尾台はまたの機会にしよう。

 小倉南ICから先の国道322号はとても順調に流れてくれて、沿線上の国盗りも順調に進める。途中平尾台に近いところで山の景色が雄大になってきた。しかし、天気予報では晴れ後曇りだったが、フェリーを降りてからずっと曇り空だったのが非常に残念。国道201号に合流したところで、ここの交差点が少し特殊な所だったのを覚えていたので、何か懐かしく思えた。

 道の駅「香春」に立ち寄って休憩し、国道201号を飯塚・福岡方面へ走る。もう他に寄り道は出来そうに無いので、真っ直ぐ向かった。

 ここで気掛かりな点が1つあった。2019年はカレンダーが10連休で、フェリーも予約を受け付けていない。HPにも積み込み台数に制限がある、との記載があったのでバイクを載せられない可能性だけが懸念だった。最悪この日に限っては、時間を持て余してしまうがもう1便壱岐島に向かうフェリーがあるので何とかなると思われるが・・・ 

 でも実際長距離フェリーを除いては、載せられなかったことは伊勢湾フェリーくらいしか無いので、何とかなるだろうと考えることにする。

 飯塚から、順調に八木山バイパスを越えて博多港へ向かう。時間が微妙なら福岡都市高速を使おうかと考えていたが、充分間に合いそうなので都市高速は使わずに下道で進む。途中、コンビニで買い出しをし、島のガソリンは高いと思われるので、あまり減っていないが給油をしておく。

 そして博多港に8:40頃到着した。まず最初に乗船待機場所にバイクを置くのかと思ったが、警備員の方からターミナル近くにバイクを置いて、先に乗船券を購入してきてくださいと言われた。

 指示通りに窓口に並ぶが、そこそこの人が並んでいる。壱岐・対馬にも結構人が行くんだ、と感心する。

 博多~壱岐・対馬間のフェリーを運営している九州郵船は少し変わっていて、乗船券を購入するために乗船申込書を記入して窓口に提出しなければならない。あまり長距離で無ければ、住所・氏名・連絡先等書かないことが多いのだが、この会社はそこら辺の記入を求めてくる。

 少し面倒だが、壱岐島郷ノ浦港まで、と必要事項を記入して窓口に提出したら、断られずに受け付けてくれた。これで一安心。



 早速乗船待機場所に移動。会社名が入っているコンテナの前で記念撮影。



 博多~郷ノ浦・芦辺(壱岐島)の特殊手荷物札をミラーに括り付ける。



 しばらく待っているとバイクが増えていくが、予想以上ではない。最終的にどうやら12台乗船し、係員の話を聞いていたら、丁度半々の壱岐6台、対馬6台のようだ。翌日は同じダイヤのフェリーで、壱岐島を出発し対馬に渡る予定だったので、これで少し安心した。壱岐島で降りていく客が居るので、対馬に渡れないってことは無さそうだ。



 周辺の写真撮影しながら時間を潰していると、これから乗るフェリーきずなが入港してきたので、ここぞとばかりに写真を撮る。

 博多港での下船が完了したようなので、いよいよ乗船開始。大体フェリーはバイク先積み(端っこに置いて、括り付けなければならないため)のため、係員の指示に従い指定の場所に停車する。そして、まだ誰も乗船していない所に上がって2等フロアのコンセント横を確保することが出来た。これもバイクの特権であろう。

 2時間20分とそこそこの長丁場のため、一服しに外に出たいからサンダルを持って行ったが、どうやらスリッパが常備されていた。普段のスニーカーならどうでも良いのだが、ロングツーリングだとちゃんとしたブーツを履いて行くので、脱ぎ履きが非常に面倒だ。こういう九州郵船の細かいサービスも中々良い。

 スマホを眺めながらゴロゴロしていたら、一般旅客も乗船を開始したようだ。すると、来るわ来るわ。あっという間に2等フロアが埋まっていくではないか。これは、本当にバイクで良かったと感じた。横になっていたが、流石に空気を読んで座り込むことにする。それでも端っこ角を確保出来ていたので、まだ楽なのがありがたい。



 10:00定刻になったので、フェリーは博多港を出発していった。九州に上陸したばっかりなのだが、さらば九州本土!と言ったところだろうか。

 福岡都市高速環状線が、湾岸地帯を走っている。この道は福岡タワーやヤフオクドームの横を通っているので、割と走っていて楽しい道だ。



 福岡空港へ着陸する飛行機もハッキリ見えた。福岡空港は日本屈指の街中にある空港で、非常に便利だし飛行機からの眺めも面白いのだが、住むのは騒音等で少し大変かもしれない。



 カメリアラインというフェリーがあり、後から調べてみたら博多~韓国釜山の定期船のようだ。韓国へツーリングに行ったという人たちも居て、本当に日本で行く所が無くなったら、こういうのも面白いのかもしれない。

 写真を撮りに外に出てみたが、晴れていないし、フェリーは風が強く吹くので、この時期なのも相まって外はまだ肌寒い。でも、外の席も殆ど乗客で埋まっており、一番驚いたのが至る所の通路等の空きスペースに、ゴザを敷いて転がっている人がたくさん居たことだ。完全にフェリー座席のキャパを超える程乗船している。まさに、野戦病院の様相を呈していた。

 そこまで大量にクルマやバイクは居なかったと思うので、人だけで乗っている人も多いのだろう。人だけなら高速船もあるのでそちらに乗れば良いと思うのだが、金額も倍以上違うし予約出来なかった人も居るのかな、なんて思ったりした。バイクを載せるので、私はフェリーしか選択肢が無いのだが。

 そんな状況だったのであまりうろつくのも気が引けるし、横になっていたら1時間くらい寝ていたようだ。前日の寝不足もこれで解消出来たかな?天気も良くなかったのでスマホを眺めながらダラダラしていると、間もなく壱岐島に到着、とのアナウンスが流れた。

 車両甲板に降りてみると、ほぼクルマで一杯になっていた。旅客といい、壱岐・対馬に行く人も結構居るみたいだ。

 前述通りバイクは先に入れるが、クルマが出ないと出られないので出るのは後となる。多少出発時間が遅れるが、2等の場合は先に場所を確保できるので、やはり先入れの方がメリットが大きいかと思う。

 すると殆どのクルマが壱岐島で降りていって、車両甲板はガラガラになった。これは意外。半々くらいかと思っていたが、圧倒的に壱岐島客の方が多いみたいだ。対馬はあまり人気が無いのかな。

 ようやくバイクが出せるようになったので、壱岐島の第一歩を踏み出した。まずはハイドラCPになっている、壱岐空港へ向かうことにした。

 国道382号で壱岐空港方面に走っていると、ここで雨がパラパラし始めてしまった。この日は晴れ後曇りの予報だったのに、また気象庁に騙された。と言っても、カッパを着る程の量ではなかったし、空を見てもあまり長続きはしそうになかったから、先に昼食を済ませようかと考えた。

 なので、壱岐空港より先に印通寺(いんどうじ)港に行くことにした。港周辺なら食事が出来る所があるかもしれない。無事に着いて、まずはタンクバッグにレインカバーを掛けるため取り出したところ、我が目を疑った。なんとレインカバーのトップクリア部と側面との間が剥離していて、ここから雨が漏れてしまう。まぁ無いよりはマシだろうから、せめて被害を最小限にするため剥離している部分を手前側にして、雨が入ってもそのまま車体方面に流れていくように装着することにした。

 しかし、Sigma50mmのフォーカス異常といい、今まで北海道ではトラブルが良く発生するが、GWはあまり起きてこなかったのに・・・ まぁタンクバッグも約6年使っているので、寿命だと割り切ることにする。

 その間は若干雨粒が大きくなってしまい、路面を濡らしてしまうほどだった。印通寺港には食事をするような場所は一切無かった。とりあえず屋根があったので周辺を検索してみると、途中の商店街的な所の中華料理屋の口コミが良かったのでそちらに向かうことにする。



 商店街なので屋根が付いており、バイクが濡れる量を少なくできるのがありがたい。



 早速入ってみる。店内にはお客さんは居なかった。

 メニュー表を見てみると、ちゃんぽんがたくさんあった。そういえば、壱岐島も長崎県だったな。



 ということで海鮮バターちゃんぽんを注文してみた。お客さんが居ないので若干不安だったが、とても美味しかった。ここで雨雲レーダーを見てみると、もう少しで雨雲が抜ける予報になっていた。食後しばらくテレビを見ながら時間を潰して、会計を済ませて外へ出るとほんの僅かに雨がまだ降っていた。やはり離島になると、雨雲レーダーの精度も悪くなるのだろうか?

 お腹も膨れたところでツーリング再開。雨はそこまで気にするレベルでも無かったので、出発することにした。今度こそ壱岐空港へ向かって、無事にCPをGet出来た。

 そろそろ良い時間、という程でも無いが、天気も良くないしキャンプ道具を下ろして身軽になりたかったので、本日の宿を模索する。ちなみに翌日は雨予報。だが、やはり初日はキャンプがしたいので、雨の中でも頑張ろうと思う。事前に、壱岐島のキャンプ場を調べていたら、無料で良さそうな所が2箇所あった。

 その中でも、少弐公園キャンプ場には事前調査のHP写真で、屋根付大き目の炊事場と東屋がありそうだったので、雨にも強そうだ。近くにコンビニ・スーパーもあるみたいなので、まずは少弐公園キャンプ場に向かった。

 途中に、原の辻遺跡と呼ばれるとても広大な平野が広がり、とても見晴らしが良く、曇り空だが走っていて楽しかった。キャンプ場は芦辺港から割と近めでアクセスも良く、案内板もバッチリあったので迷わずに到着した。

 初めてのキャンプ場なので、まずは偵察を。事前のクチコミ通り、急勾配の細い道を下っていくとサイトに乗入可能という情報があったので、進入路を確認出来た。サイトに乗入するとこの良くない天気の中、東屋周辺に小型のテントがたくさん張られていた。

 やっぱり東屋は取られているか。仕方ないので他に場所を探す。写真通り屋根付の炊事場もとても大きく、大きなテーブルもちゃんとあった。この上に荷物のお店を広げれば、雨の中でも充分撤収出来ると判断。炊事場近くのテーブル近くで、周囲から凹んでいない場所があったのでそちらに設営することにした。

 こんな天気なので、まずはタープを張る。2018年の北海道でタープポールのショックコードが切れてしまったので、今回タープポールを買い替えた。

 タープ自体はモンベルなので、タープポールもモンベルで探してみた。あまり大きくないものでは、165cmと180cmがある。しかし、165cmの物しかコンパクトにならず、180cmだと3つにしか折れないので長さが60cmになってしまい積むのにバッグに入らなくなる。よって、165cmの物をずっと使っていたが、私は178cmなので屈まないとタープに入れないので前々からもう少し高さが欲しいと思っていた。

 どうやら、張り綱等を調整すればタープポールはどこの物を使っても問題無さそうなので、モンベル以外でも探してみた。すると、アライテントのコンパクトポールが見つかった。

 この製品、ショックコードを使っていないので、設営や収納が若干面倒だ。でも、長さのラインナップが150 & 200cmのポールがあり、200cmの物を50cmまでにすることが出来る。50cmなら使っているシートバッグにも入れることが出来るし、200cmもあれば出入りも楽そうだ。ショックコードが無い、ということは逆に考えれば切れる心配も無い。

 私の場合、タープを単独で使うことは殆ど無くテントに被せて使うことが多い。そうなると、入り口側は高い方が良いが、テント側は雨の吹込み等考えると低くても良い。当然150cmの方がコンパクトに出来るので、200cmと150cmで運用してみることにした。入り口側が高くなるので、張り綱も長いのを用意していたのだが、試す機会が無かったので、今回ぶっつけ本番となる。

 張ってみた感想としては、張り綱の長さに余裕を持たせすぎてかなり余ってしまい、設営がやりにくかった。これは帰ってからもう少し長さの調整が必要だろう。何とか設営し、テントもタープ下に立てる。




 長崎県壱岐島少弐公園キャンプ場をキャンプ地とする! 乗入可能で、海が見渡せてとても素晴らしいロケーションだ。イス・テーブルも何個か置いてあり、東屋や大きな炊事場もあって、無料とは思えない程充実している。買い出しのためのスーパーやコンビニもバイクなら5分程度で行けるだろう。

 惜しむらくは、温泉が少し遠いことと、トイレが高台の上にあるので行くのが少し面倒なことくらいか。だが無料なので、そこら辺は割り切らなければならないだろう。

 この間も小雨がずっと降り続いていた。言っても、傘を差さなくても気にならないレベルなので、普通に雨に打たれながらテントを立てていた。雨雲レーダーを再確認したところ、1時間くらいで雨雲は抜けてそれ以降は雨が降らないような感じだった。レーダーにも何度か騙されているが、信じて待つことにする。

 タープ下でわずかな雨音を聞きながらゆったりしていると、東屋近くにテントを張っていた集団が着替えて高台に登っていくのが見えた。ここで気付いたが、これが所謂ボーイスカウトって奴かもしれない。解散式がどうのこうのと言っており、高台に集合してから「壱岐の自然に感謝」等と皆で大声で叫んでいた。

 するとテントの撤収を始めた。残念、もう少し遅く来ておけばあの東屋を占拠出来たのに・・・ テントだけなら移動するところだが、流石にタープまで張ってしまったので移動する気力が起こらなかった。

 するとクルマのキャンパーが来て、クルマを乗り入れようとしていた。



 結構狭い道なのだが、ギリギリ四輪車も通れる程度の幅はある。しかし、当然内側にガードレール等無いので、一歩間違えればキャンプ場にダイブしかねないと思うのだが。よくこんな所にクルマで入ろうとするものだ。

 しかも最後の傾斜が厳しいので、バンパーやマフラーを擦りながら行っていた。こんな所に入ろうとするから・・・ と冷ややかな目で見ていたが、自己責任でお願いしますね。そのクルマキャンパーが東屋を占拠し始めたので、完全に諦めるしかない。

 しばらくゆったりしていたら、ようやく小雨もやんで空も明るくなっていき、本格的な雨は降りそうにない。壱岐島にはもう1つ、神社のCPがあるし国盗りもあるので、最低でもそれだけはノルマだ。温泉にも行きたいし、出発することにした。



 壱岐島のハイドラ神社CP「住吉神社」に到着。CPを取ったら素通りするつもりだったが、あまりにも壱岐島で観光をしていないので折角だから寄ることにした。



 神社らしく厳かな雰囲気が好きだったりする。



 こんな所にも、顔抜き撮影板があるのも面白い。

 住吉神社を楽しみ、湯ノ本温泉に向かう。共同湯も安くてあるようだが、事前調査だと露天風呂が無いみたいだ。それだとつまらないので、日帰り入浴をしている温泉旅館に行ってみた。そこは、17:00~19:00までは日帰りお断り(宿泊客優先)だったから、16:00頃向かって1時間で楽しもうと考えた。



 湯ノ本温泉 平山旅館に到着。



 たまにこの秘湯を守る会の提灯をしている温泉を見かける。正直ここは、島なのでアクセスは悪いが秘境という感じはあまりしないが。

 入ってみると、茶褐色で鉄分が含有された、舐めるとしょっぱい温泉だった。温度はあまり高くなかったのでゆったり浸かることが出来たが、風呂上がりもしばらく温かく良い温泉だった。残念ながらサウナは無かったが、今回は時間が無いのでまぁ良いだろう。

 17:00頃温泉を出て、買い出しをしてキャンプ場に戻ろうかと思ったが、折角島に来ているし、米は水に漬けているので帰りが少々遅くなっても構わない。なので、もう少し走ろうと思い、勝本方面に向かった。国盗りをして、無事壱岐島の空を全てGet出来たので満足。



 途中、海に向かうちょっとした棚田があり、見晴らしが良かったので撮影してみる。



 バイクも一緒に。天気もそこそこ回復してきて、雨は降りそうにない空に変わってきた。壱岐島内はそんなにワインディングとかはないが、交通量も少なく海の景色もキレイで走っていて楽しかった。

 勝本からグルッと回って芦辺まで戻ってきた。芦辺港目の前にあるイオンで買い出しをする。キャンプ場に戻る途中でバイクとすれ違ったので、同志が1人増えているかもしれない。キャンプ場に戻ってきたところ、やはりライダー向けとチャリダーのテントが1つずつ増えていた。



 バイクは少しでも雨に濡れないよう、邪魔にならない炊事場軒先の下に置いておく。この程度なら濡れてしまうだろうが、気分の問題だと思う。



 キャンプ場付属のイス・テーブルも乾いていたので、折角だからここで食事にしよう。それでは2018年秋以来の炊飯だ。久しぶりだったが、当然のことながら上手く炊けて美味しくいただく。やはりキャンプ場アウトドアで食べる食事は、何でも美味しく感じれて素晴らしい。

 食後の後片付けをして、ゆったりしてしていたがやはり雲が多くて夕暮れや星空は見られそうにない。2019年からスカパープロ野球セットを契約していると、スマホで全試合視聴出来るようになったから、4月からデータ量を従量制から20GB定額制に変更しておいた。これで野球も気にせず見ることが出来るので、キャンプ場で野球観戦を楽しんだ。残念ながらカープは負けてしまったが、キャンプ場でゆっくり野球観戦をするのも悪くない。

 翌日の天気予報を確認したが、前からの予報通り1日雨のようだ。しかも、翌日訪れる予定の対馬は夕方以降結構な雨が降る予報になっていた。但し、壱岐島の詳細予報だと午前中は雨の弱い時間もありそうなので、その時に撤収出来ればありがたいのだが。

 翌日は郷ノ浦港12:35発対馬厳原港14:45着のフェリーに乗る予定だが、事前に厳原の東横INNを予約しているので、予定通り港に着いてすぐホテルにチェックインすることにしよう。それまでの間は、事前の計画通り博物館の見学でもしようかと思う。

 結局この日は雨の予報は無かったが、そこそこ降ってしまった。でも、初めての壱岐島の風景を楽しみつつノルマも達成出来たので満足だ。そんなことを考えながら22:00頃眠りについた。

宿泊地:長崎県壱岐市 少弐公園キャンプ場 無料
風呂:湯ノ本温泉 平山旅館 500円

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Posted at 2019/05/28 23:35:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 九州2019 | 日記
2019年04月27日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~大阪南港

 今年のGWは九州へソロキャンプツーリングに行ってきた。バイクでの九州ソロキャンプツーリングをGWにた~っぷり満喫してきたので、今回もレポを頑張ります。ようやく準備が整ってきたので、これから随時アップロードしていきます。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも見ていってください♪



■1日目 4/27(土) 天気:晴れ一瞬雨

走行距離:341.8km

 静岡から伊勢湾岸道みえ川越ICまで国道1号・23号を走った。そこから亀山まで東名阪道に入り、名阪国道を抜けて、西名阪道香芝ICまで高速を使用。そこからは下道で大阪南港まで向かった。

 2019年のGW。今年はどこに行こうか、と考えていた。夏休みは北海道固定なので、GWは東西を1年毎に変えながら出掛けている。

2013年 東北(シルビア)
2014年 九州
2015年 東北~北海道道南
2016年 紀伊半島~四国
2017年 東北
2018年 山陰

 なので、今年は東の番ということになる。だが、ちょっと色々考える所があり、出来るだけ続けていきたいとは思っているが、いつまでも出掛けられる保証は無い。東北は殆ど陸路であまり離島は無いから、今後も行こうと思えば行く機会もあるだろう。

 しかし、九州には渡れる離島がたくさんある。結構国盗りやハイドラのCPになっているところも多いし、行ったことが無い島が多い。これまた、九州の内地は、大分の関連子会社の面倒を見ていることもあり、年一回は行く機会が今の所ある。

 という訳で、色々考えた結果2019年GWは九州へ島メインで行くことに決めた。離島に行くにはやはり足が一番の課題となるが、バイクであれば比較的安く渡れるので、バイクで行ける内に行っておきたい、というのが一番の目的だ。

 そう決めたからにはまずは行動へ移す。九州へ自走で行くのは、出来なくは無いがしんどいので、2014年にも使った大阪から名門大洋フェリーで門司へ行くのが、一番経済的かつ自走距離が少なくて済む。

 しかし、ちょっと決めたのが遅かったので、フェリーの予約が既に始まっていた。2019年は、元号改正もあってカレンダーが10連休となっており、4/27(土)の予約が既に埋まってしまった。私の会社は、常にGWは9連休以上あるので正直メリットが殆ど無いが仕方がない。

 なので、28日(日)の予約を取っておいた。紀伊半島でも巡ってから、大阪に行けばちょうどいいか、なんて思っていた。

 一応、ちょこちょこ見ていたらキャンセルが出てたので、27日(土)の第二便に予約を変更出来た。ただ、これだと大阪まで行くのに時間が余るし、なるべく早く九州から出発したい。第一便がいいなぁ、と思っていたら空きが出たのですぐ変更。

 しかし、これまた2等雑魚寝だった。睡眠が伴う場合は、最低寝台が嬉しいので、変更しつつもまた確認を続ける。

 すると、GW開始2週間前で寝台に空きが出てたので、すぐに確保。おかげで、快適な夜を過ごすことが出来そうだ。これで心配点は殆ど無くなった。

 唯一の心配は、2019年にバイクを乗り換えた。どこかで試しにキャンプ道具を載せて試走しておきたいと思っていたのだが、生憎天候に恵まれず試すことが出来なかった。400から650に乗り換えたので、エンジンは非常にパワフルになり、長距離巡行でも回転数が抑えられるからか振動も少なく、楽に走ることが出来る。

 しかし、車体が非常にコンパクトになっていてタンデムシートが小さくなってしまったように見える。これで、大きなシートバッグを積めるか不安だったが、まぁ何とかなるだろう、と安易に考えていた。

 ちなみに今回の計画は以下の通り。

27日(土) 静岡から大阪へ移動 大阪からフェリー
28日(日) 早朝九州福岡県門司港に到着。北九州の国盗りを進めて、飯塚から福岡へ向かい、博多港から長崎県壱岐市壱岐島へ
29日(月) 壱岐島から長崎県対馬市対馬へ
30日(火) 対馬周遊
01日(水) 対馬から博多港へ戻り、そのまま五島列島福江島へ渡るフェリーに乗る。
02日(木) 早朝長崎県五島市福江島に到着。福江島周遊
03日(金) 早朝福江島発新上五島町中通島へ到着。少し巡って小値賀島へ渡り、長崎県佐世保へフェリーで渡る。
04日(土) 平戸島~名護屋を巡り、熊本へ移動
05日(日) 阿蘇巡り。19:00前までに門司港へ到着し、大阪行きのフェリーに乗る。
06日(月) 大阪から静岡へ帰還。

 直前の週間天気予報ではGWの3日目月曜辺りから天気が崩れる予報となっていた。特に29日(月)は1日雨の予報だった。30日(火)も微妙だったが、1日(水)から天気は回復に向かうようだ。

 翌日が好天ならタープを張ってキャンプをしても良いので、とりあえず29日(月)対馬の東横INNに空きがあったので、この日だけ抑えておいた。ここなら、当日までキャンセルしても問題無いので気楽に立ち回れる。

 前置きが長くなったが、いよいよGWの初日。遠足前症候群が心配されたが、普通に寝ることが出来た。5:10頃起床し、朝食を食べて身の回りの支度を整え、前日までに準備していた荷物をバイクに積む。



 途中の道の駅で撮った写真だが、やはりシート幅が物凄く狭いように見える。後、異様にシートバッグの取付に苦労した。その面では断然Ninja400Rの方が楽だった。

 早速またがってみたが、まぁ何とかなりそうな感じだ。これで走るしか無いので、後は気合いと根性で何とかするしかない。



 若干荷物の固定に手間取ったが、6:50に自宅を出発。さて、この距離がどこまで伸びるだろうか。

 とりあえず、大阪南港へは16:00には着けば良さそうだが、一応念のため15:00過ぎくらいを目標に走ることにしよう。まずは、国道1号をひたすら走る。袋井辺りから風が強くなってきて、浜名バイパスの強風が心配だ。

 浜松のコンビニで休憩して、浜名バイパスに入る。ここは海と浜名湖が見えて景色は好きなのだが、浜名大橋が吹きっさらしになるので、予想通り身の危険を感じる風が吹いていたが、何とかクリア。

 愛知県からは国道23号になり順調に進む。幸田町の道の駅で休憩して名古屋に近づいていくと、いつもと同じ場所で渋滞が始まった。

 国道23号の車線は広いので、バイクの特権を生かして進む。豊明ICが近づいてきたが、伊勢湾岸が事故渋滞を起こしているようだ。さすが、長期連休の初日なのである程度は仕方ないだろう。

 一番驚いたのは、豊明ICから先の国道23号が渋滞していたことだ。ここから名古屋南ICの先までは、3車線で信号が一切無いから高速並みに流れるはずだが、渋滞していた。

 これは高速に入った方が良いかと思ったが、これまでが順調に来ていたので時間に余裕もあるし、高速も渋滞しているのでそのまま進むことにしよう。本当にバイクじゃなきゃ長期連休の昼間に出かけるものじゃないな、と強く思った。

 しばらくダラダラ進んでいたが、抜けれる所は抜いて進んで行くと、飛島くらいからようやく流れだした。何とか国道23号を進んで行くと、四日市周辺は混雑するのでみえ川越ICから伊勢湾岸道に入ることにした。

 道路状況としては、新名神の開通により渋滞は発生していなさそうだ。昔は週末の度に鈴鹿周辺が30km程度渋滞することが当たり前だったが、もう1本高速が開通したことで分散してくれて助かる。

 高速代を少しでも節約するために、名阪国道に向かうつもりだったので、新名神ではなく東名阪に入って御在所SAに寄って昼食を食べる。11:00程度と早めに行ったので、SA内は人でごった返していたが、食堂はそこまで混雑していなかった。

 お腹も膨れたところで御在所SAを出発。結局少し渋滞していて、この区間は無理矢理3車線にしている面もあるので車線が狭く、あまり抜けれなかったが短距離だったので助かった。

 亀山ICで降りて名阪国道に入る。そこまでクルマは多くなく順調に進むが、この日は寒気が入ってきていたようで気温も低く、途中からライジャケの下にダウンを着て走っていた。名阪国道は標高が高いところもあり、気温表示は10℃を示しているところもあり、中々寒い思いをした。

 道の駅「針T・R・S」に立ち寄って休憩。ここは連休中ということもあり、大量のバイクが止まっていた。休憩を済ませて、Ωカーブを楽しみにしてたが下りは車線が少ないので、あまり走れなかった。

 天理から西名阪道に入ったが、このまま進むとかなり時間に余裕が生まれそうだ。そうなると、高速の区間料金が変わる香芝ICで降りて、後は下道を走っていこうかと考えた。

 Google先生で大阪南港までをルート案内すると、特に下道は大きな混雑は起こっていないようなので、香芝ICで降りる。降りてすぐのGSで給油した。

 今回Ninja650に乗り替えて、何故か400よりも燃費がかなり良くなった。なので、静岡~大阪まで無給油で余裕だと思っていたが、少しガソリンの減りが早いように感じた。やっぱりキャンプ道具満載による重量増の影響で、燃費が落ちているのだろうか。

 それでも400よりよっぽど良いので、特に問題は無い。ただ、Fuel警告が出るのが異様に早いので、そのためどこまで攻めて良いのかまだ把握するのが難しいところがある。

 話はそれたが国道168号を北上し、謎の裏道に案内されたら四輪同士の離合が難しい生活道路を案内された。バイクだから問題無いが、四輪でGoogleナビを使う時は注意する必要がある。

 国道25号に合流してよく分からない道を進む。後から見てみたら、大和川の堤防道路を進んで、長居公園通に出てきたみたいだ。この辺は、2年前の冬に大阪市営パスを使って色々巡った記憶があったので、そこをバイクで通るのも感慨深い。

 時間に余裕がありそうだったので、住吉大社や住之江公園に行ったり、かもめ大橋を渡ってみようかと思った。しかし、どうも雲行きが怪しく全方位の空ではないが、黒い雲が見られるようになってきた。

 天気予報では雨の予報は無かったのだが、寒気が入ってきているので大気が不安定とも言っていたので、雨雲レーダーを見てみると、数十分後くらいに軽く雨が降りそうな感じだった。

 通り雨っぽいが、雲的にそこそこ降りそうな気がした。初日からカッパを着たく無かったので、寄り道はせずにさっさとフェリーターミナルに行って、ターミナル内とかで待った方が良さそうだ。

 仕方なく住吉大社や住之江公園の横をスルーして、大阪南港に向かう。南港ポートタウン線の高架の下を走りつつ、フェリーターミナル近くにコンビニがあるのは調査済みだったので、セブンイレブンに寄って夕食や飲み物の買い出しをした。

 相変わらずだが、フェリー内のレストランは高いしかなり混雑するから1人では行きたいとは思わない。なので事前にコンビニで調達し、持ち込むのがいつものパターンとなっている。



 買い出しも済ませてフェリーターミナルに到着。既に多くのクルマ・バイクが待機していた。



 しばらく時間があるので、フェリーを撮影。連絡橋があるからうまく撮れなかったが、コンテナ運搬車両が頻繁に行き来していたので、近づくのは止めた方が良さそうだ。



 大阪南港からは四国行のフェリーもあるので、区別のためミラーに行先表示札を付けるよう言われた。折角なので記念撮影。

 ここで、雨雲レーダー通り雨が降ってきた。タンクバッグにカバーだけ被せて、予定通りターミナルに向かったりして時間を潰す。でも予報通り単なる通り雨だったので、すぐ止んでくれたからありがたい。

 名門大洋フェリーでは、HPで出港1時間前には来るように指示があったが、繁忙期だからだろうか15:30頃には搬入が始まった。もちろん、フェリーに持ち込む荷物は事前に選別していたからすぐ入れた。前述したように、寝台にグレードアップ出来たので着替えも気楽に出来る。

 重たいバイクウェアから着替えて、早速お風呂に入る。新日本海フェリーなら露天風呂やサウナがあるが、名門大洋フェリーは内風呂だけだった。まぁ広い湯船に入れるだけありがたい。



 お風呂でさっぱりして、そろそろ出港の時間が近づいてきたので甲板に出てみた。大阪南港は、阪神高速湾岸線がすぐそばを走っているのでアクセスは非常に良い。



 このフェリーの排気塔?は結構好きだったりする。

 撮影を楽しんでいると、愛用のレンズ「Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM」の挙動がどうもおかしい。
 
①無限遠にピントが合わない時がある
②合ったときにフォーカスの目盛りを見てみると、距離1mの場所で無限遠にピントが合ってしまっている
③AFだけかな?って思いマニュアルフォーカスもやってみたが、一切ピントが調節出来ない
④AF出来るときは、マニュアルも出来る
⑤撮影終了後に1回ファインダーから離して再度除くとピントが大幅にズレる時がある

 サードパーティーのレンズだが、Canon純正の50mm F1.4はあまり良く無いと思っていた。特に絞り開放で撮影すると、解像や色が一気に悪くなる。このSigmaのレンズはかなり評判が良く、解像感も非常にシャープで気に入っている。

 とりあえず旅先ではどうにもならないし、使えない訳ではないので騙し騙し使っていこう。初日でトラブルが発生するなんてついてない。他にも大きなことが起こらなければ良いが。



 そんなことに悩んでいたら出港の時間になった。沿岸係員の方が手を振ってくれている。



 隣のフェリーは、22:00発東予港行きオレンジフェリーのようだ。大阪近郊の人はやろうと思えば、金曜夜このフェリーに乗れば土日四国を巡って、月曜の朝に帰ってそのまま仕事・・・なんて弾丸も出来なくはない。



 さらば本州!また来週帰ってくる日まで。



 フェリーは進行方向の西に向いた。もう夕暮れの時間なので、中々良い写真が撮れた。



 大阪南港がすっかり遠くに行ってしまった。次の見所は明石海峡大橋をくぐる時だろうか。



 本州⇔四国の三橋の通過時間が参考に記されていたので、記念と備忘録として撮っておく。あと1時間くらいで明石海峡大橋に着きそうなので、その間にコンビニで買ってきたおにぎりとパンで夕食を済ませる。


 
 明石海峡大橋が見えてきたので再度甲板に出る。



 こう海上から橋を見上げる機会は中々無いので、写真に撮る。



 フェリーはあっという間に明石海峡大橋を通過していった。



 夕陽が中々良い感じになってきた。だが、進行方向か雲の問題かは忘れてしまったが夕陽は取れなかった。

 翌日は5:30に新門司港に到着するので、早く寝ることに・・・ と言いたいところだが、今回やりたいことがあった。それは、瀬戸内海の島々の国盗りを進めることだ。

 2014年に九州に行った時は6,000空なんて。と思っていたのであまりやっていなかった。特に南九州等はたっぷり残っている。ところが、現在はこれが出掛ける目的になっているくらいなので、島は中々行くのが難しいから出来るだけ進めておきたい。

 瀬戸内海のフェリーなので、さすがに客室に戻ると厳しいが窓際なら充分電波が入る。野球を見ながら時間を潰して、ちょこちょこ頑張ってみた。

香川県:豊島、男木島、直島、塩飽本島、塩飽広島
岡山県:笠岡諸島
愛媛県:上島町、大下島
広島県:走島

 と中々離島の国盗りが出来た。これだけの島に訪れるのは大変だから嬉しい限り。

 もう少し頑張れば山口県側も多少イケるかもしれないが、流石にもう0:00になってしまったから寝ることにする。5時間弱しか眠れないが、壱岐島行きのフェリーに乗る予定なので、そこで昼寝すれば何とかなるだろう。

 翌朝起きればもう九州だ。やっぱり寝ている間に運んでくれるフェリーは助かるし、旅情感があって大好きだ。今回はどんな旅になるか。予定を頭で考えながら横になっていたら、いつの間にか眠っていた。

宿泊地:名門大洋フェリー内
風呂:名門大洋フェリー内

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2019年GW九州ソロキャンプツーリング 3日目 長崎県壱岐島~対馬
2019年GW九州ソロキャンプツーリング 4日目 長崎県対馬南部周遊
2019年GW九州ソロキャンプツーリング 5日目 長崎県対馬北部周遊~福岡県博多港
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Posted at 2019/05/27 23:05:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 九州2019 | 日記

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