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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年05月10日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 2,105.8km
高速使用距離 55.6km

給油回数 10回

※4泊5日なので、ざっくり1日420km平均ってところだ。今回は緊急事態宣言の最中、ということで休日割が無かったから、高速も殆ど使わず下道をひたすら走り続けた。その代わりにホテル泊だったので、時間を稼げたから中々の距離を走れた。
 

■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  5/5(火) 徳島県徳島市   サンシャイン徳島アネックス:5,501円
  5/6(水) 愛媛県西条市   西条アーバンホテル:5,035円
  5/7(木) 高知県高知市   サウスブリーズホテル高知:4,530円
  5/8(金) 和歌山県和歌山市 ワカヤマ第二富士ホテル:3,410円
  
  合計:18,476円

 ※流石に宿泊費が嵩んでしまった。キャンプ場の営業情報が全然入らなかったから、確実に宿を確保出来るようにした。結果的には、今回日数が少ないことから距離を稼ぐことが出来たので、満足度は充分あった。

 でも3/4で大浴場があるホテルだったから、温泉代は掛からなかった。また全て屋根付きでバイクを置けた。2/4で朝食付きの料金だったし、ホテルと考えると安い方だろう。
 

 2)フェリー

  伊勢湾フェリー 伊良湖港~鳥羽港 3,515円
  南海フェリー  和歌山港~徳島港 4,400円
  南海フェリー  徳島港~和歌山港 4,400円

  合計:12,315円

 ※緊急事態宣言の最中だったので、フェリー利用客は全くと言っていいほど居なかった。少しは売上に貢献出来ただろうか。
 

 3)ガソリン代

  5,826円:48.7リットル 平均燃費:43.24km/L

 ※セローでの初長期休暇ツーリングだったが、流石燃費が素晴らしい。2,000km以上走って、クルマの1回満タン分くらいのガソリン代で済んでしまった。


 4)高速料金

  阪和道 岸和田和泉IC ~ 阪和道 和歌山IC:970円 37.3km
  高知道 大豊IC ~ 高知道 新宮IC:560円 18.3km

  合計:1,530円

 ※1回の旅では史上最低の高速料金を叩き出した。前述通り、割引が一切無いので殆ど使わなかった。唯一使ったのは、和歌山港発のフェリー出港時間が微妙だったのと、同じ道を遠回りでUターンするのも何なので、四国山地をショートカットした状況だった。

 軽自動車と二輪を同じ料金に設定するようなNEXCOには金を払いたくないので、それだったらフェリー会社にお金を回したい。今更高速道路会社は潰れることは無いだろうが、フェリー航路が無くなるのは痛いし寂しいから、そちらに経済支援をしたいと思う。


 5)食費 5日分 8,512円

 ※飲食店が殆ど営業していなかったので、グルメとは無縁な旅だったから、かなり食費が安く済んだ。朝も早く出発したからコンビニで済ました回数も多かった。


 6)その他(飲料・菓子・土産等) 6,034円

  内訳
   飲料:2,495円
   菓子等:935円
   平野林道(横峰寺):400円
   雑費:2,204円(タバコ+賽銭)

 ※今回の旅は流石に土産を買って帰ることはしなかったので、逆に出費は少なく出来た。道の駅とかもあまり営業していなかったので、ソフトクリームとかもあまり食べられなかった。


合計 52,693円

 ※今回は私の旅としては宿泊費が結構掛かってしまった。もしそこがキャンプだったら、とかセコイので考えてしまうが、そうなると走行距離が稼げないだろうから、今回の旅としてはこれで良かっただろう。

 次のバイクでのロングツーリングは、夏休み北海道になるが今回は是非ともセローで行きたい。北海道は速度レンジも高いので間違いなく大型が良いのだが、もう林道の先くらいしか行ってない所が無い。特に函岳スーパー林道とか、宗谷丘陵・エサヌカ・コムケ湖・大雪山周辺の林道を巡ったり、開陽台のキャンプ場に泊まってみたい。それにはセローで行くしかないので、頑張りたいところだ。

 その頃にはコロナが落ち着いていることを祈りたい。


■関連ブログ

2020年GW四国ソロツーリング 1日目 静岡~徳島県徳島市
2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市
2020年GW四国ソロツーリング 3日目 愛媛県西条市~高知県高知市
2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 5日目 和歌山県和歌山市~静岡
Posted at 2021/02/11 21:42:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月09日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 5日目(最終日) 和歌山県和歌山市~静岡


■5日目 5/9(土) 天気:曇り

走行距離:427.8km

 和歌山県和歌山市から、少しだけ大阪・奈良の道の駅を巡った。その後は、ひたすら幹線道路を走って、静岡まで帰った。ひたすら移動日でフェリーにも乗ってないので、写真が全く無いのであしからず。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、部屋で朝シャンを浴びる。やはり大浴場があった方がありがたいが、格安だったので仕方がない。

 ここでも朝食付きだったので、朝食を美味しくいただく。部屋に戻り出発準備を整えて、ホテルをチェックアウトした。



 このホテルでは、このような所にバイクを停めた。駐車場の片隅を利用させてもらったが、最初ここに置いてくださいと言われた時は少し驚いた。まぁおかげで駐車場代を取られなかったので、それはありがたい。



 ホテルの入口が中2Fみたいになっていたので、駐車場もほぼ屋根付きで置けるというのが素晴らしい。

 7:40にホテルを出発。真っすぐ帰ろうかと思ったが、少しだけハイドラ道の駅CPが周辺に残っているので寄り道をしながら進む。

 まずは、国道26号を北上する。すぐ大阪府に入って大阪湾が見えてきた。道の駅「みさき」を通過。これで、今回のツーリング初日に寄ったのと合わせて大阪府の道の駅CPを制覇出来た。

 さらにしばらく走ったところで府道63号でまた和歌山県方面へ。道の駅「根来さくらの里」を通過して、道の駅「ねごろ歴史の丘」に立ち寄った。ここら辺は中々ツーリングに来ることが無い。今回は時間に余裕もあり天気も曇りで、CP巡りには最適だ。

 トイレ休憩だけ済ませて、通った道を戻り岩出根来ICから京奈和道に入る。この高速道路は一部繋がっていない所があり、殆ど対面通行ではあるが無料で素晴らしい。

 無料の対面通行なのであまり平均時速は稼げないが、信号が無いので順調に進む。終点前の御所ICで降りて、再度寄り道。国道169号まで出て、道の駅「飛鳥」に立ち寄る。

 緊急事態宣言が主要地域を除いて解除されて初の週末だったせいか、割と観光客が居た。周辺には飛鳥時代の観光地がちょこちょこあり、寄ってみても良いかとも思ったが、あまり密になる状況に自ら突っ込むことは良くないだろう。またの機会に巡ってみよう。

 この道の駅は近鉄の駅に隣接しているので、タダで駐車場が使えてしまいそうに感じた。そこらへんは対策しているのだろうか。

 そんなことを思いながら、道の駅を出発する。橿原市街のごちゃごちゃした市街地を抜けて、国道24号に入る。本当は京奈和道を通れれば楽なのだが、まだ寄る所があるのでそのまま進む。

 田原本町にある道の駅「レスティ唐古・鍵」を通過して、CPをGetしたことで奈良県の道の駅CPを制覇出来た。

 全くどうでもよい個人的見解だが、ここ田原本町(たわらもとちょう)。どうしても、「たわらほんちょう」と呼んでしまう。私は普段市区町村の自治体を呼ぶ時には、末尾の市区町村を省くことが多い。そうなると、「たわらほん」と呼ぶことに非常に違和感があるな、と思ってしまう。町まで付けて、「たわらほんちょう」と呼んでしまいたい。なんてくだらないことを通る度に思ってしまった。

 正式名称は、当然「たわらもと」なのでこれならそこまで違和感は無い。意外とこの国道24号は通ることが多い。西名阪道から降りて少し走ると、仮眠宿泊の出来る「奈良健康ランド」があるので、拠点にすることがあるからだ。その度に田原本町を見るので、通る度に誤読をしてしまっている。

 そんなどうでもよいことを思いながら、国道24号から少し外れて川西町に寄り、コロプラ土産をGet。これでノルマは全て終わった。後はひたすら帰ることにしよう。

 ここからなら当然名阪国道を通っていくべきだろう。国道25号に入って天理市街を抜ける。この道沿いに天理教本部があるが、かなり巨大で特徴のある建物なので、いつも通る度に気になっている。信者じゃなくても参拝可能らしいので、いつか行ってみたい。

 コンビニに寄り休憩してから、天理東ICから名阪国道に入ってひたすら走る。一気に亀山まで走った。そろそろ良い時間になったので、国道1号沿いにあるすき家に立ち寄った。

 お腹を満たしたところで、ツーリング再開。国道1号/23号を走り続けるが、渋滞も無く順調そのもの。道の駅「にしお西ノ山」で休憩して、唯一高架化されていない蒲郡がかったるいが下道を走り続ける。

 豊橋からようやく静岡県に入った。ここで驚いたことがあった。県境を越えた瞬間、道端に大量の看板が立っていた。

「今は静岡県に来ないで」

 この看板が何枚くらいだろう。かなり連続であってびっくりした。今回、静岡・愛知・三重・奈良・和歌山・大阪・徳島・愛媛・高知と府県を跨いだが、確かあったとしても、「移動は慎重に」程度だったと思う。ここまでしつこいほど並べていたのは、静岡県だけだった。

 静岡県は、関東・中京圏と日本の大都市圏人口集中地域に囲まれている。その割には感染者数は多くはなかった。当初は関東に近い、静岡東部地域に発生が多発していたと思う。感染者数が少ないのはどうしてだろうか、色々な憶測が世間話・ネット上に飛び交った。

 静岡県民は比較的に真面目な部類だから、とか緑茶をよく飲むから。とか、噂されたが実際どうしてかは未だに分かっていない。

 そういう県民性がこの看板に出たのだろうか。しかし、これはどうだろうか?気持ちは分かるが、物流関係等どうしても移動しなければならない人も居るだろう。これだけ見る限りでは「静岡県頑張っているな」と思うかもしれないが、私は他の越県も見てきた印象からすると、非常に排他的だと感じてしまった。

 まぁ、この類の政策は賛否両論が出るのは当然であるが、どちらにせよさっさと収束に向かうことを祈るばかりだ。

 そんなことを思いながら、最後になるであろう浜松のコンビニで休憩した。もうここまで来れば、帰ってきたも同然なので今回の旅の余韻に浸る。

緊急事態宣言のまだ解除されていなかったが、静岡を出発しフェリーを2つ乗継ぎ、四国へ上陸した1日目

四国の山深さを満喫し、焼山寺・見ノ越・落合集落を訪れながら、愛媛県西条市まで走った2日目

横峰寺・岩屋寺を巡り、ダート林道を走りながら快晴の四国カルストを堪能し、高知県高知市まで走った3日目

神峯寺を訪れ、内陸・海沿いを走りつつ、剣山スーパー林道に軽く訪れて、四国を離れた4日目

雨を覚悟していたが、結局全く降らずに静岡までノーカッパ完走が出来た5日目

 そんな思いに駆られていた。コンビニを出発して、予想通り1時間後の16:40に自宅に無事に到着した。



 走行距離は2,074.3kmだった。5日でこれは中々走ったことだろう。ほぼ下道で1日平均400kmオーバーは中々無い。やはりホテル泊は走る時間が稼げるので、お金は掛かるがこれも悪くない、と感じた。

 何より重いキャンプ道具を積まないので、取り回し・乗り降り共に非常に楽だ。山道も非常に軽快に走れてしまう。キャンプ道具をフル積載すると、やはり走行性に影響が出る。それも無かったので、四国の山深い道やダート林道も快適に走れた。

 走り続けてくれたセロー君に感謝感謝!GWの四国ソロツーリングが終わった。今回特に印象に残ったのは、

・セローの酷道/険道の走破性の良さ
・四国は人口密度が低いから交通量も少なく、走り倒すには最高
・四国の秘境感、山あり海ありで景色も良い
・ホテル泊は快適

 程度だろうか。2020年は新型コロナウイルスが猛威を奮ったことにより、日本中を震撼させた。外出自粛を促す緊急事態宣言も発令されて、GWにどこにも行けなくなるかとも思われた。

 出掛ける前に思った通り、ソロの旅でメジャーな観光地にさえ行かなければ、人との接触は最小限にすることが出来る。そうすれば大丈夫じゃないか、と思った通り帰った後も体調を崩すことはなかった。

 他県ナンバー狩りにも合うこともなく、平穏無事に帰ることが出来た。今後も出来ることは全てやりつつ、楽しんで行けたら良いと思う。

 GWの四国ソロツーリングもこれで終わり。次のロングツーリングは、恒例の夏休み北海道だろう。その頃にはコロナが落ち着いてくれることを祈るばかりだ。


■関連ブログ

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2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 番外編
Posted at 2021/02/10 22:39:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月08日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市


■4日目 5/8(金) 天気:晴れ

走行距離:377.8km

 高知県高知市から、龍河洞周辺と美良布の国盗りをして、四国内陸の馬路村へ行った。そこから太平洋岸まで出て、海岸をひた走り徳島県に戻ってきた。美波町から内陸に入り、剣山スーパー林道を軽く走って、徳島港で南海フェリーに乗り、和歌山県和歌山市まで走った。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、このホテルも大浴場があり朝風呂も可能だったので、朝風呂を満喫する。

 ここでは朝食付きで宿泊したので、朝食を美味しくいただく。部屋に戻り出発準備を整えて、ホテルをチェックアウトした。



 このホテルでは、このような所にバイクを停めた。屋根の幅も充分あるし、よっぽどの横殴りの雨が来ない限り、雨ざらしにはならないだろう。

 7:40にホテルを出発。高知で最も有名な観光地は、何と言っても坂本龍馬像がある桂浜だろう。2011年に会社の同僚と四国に旅行で行ったきり行ってないので、再訪したかったが今日は是非とも剣山スーパー林道に行きたいと思っていた。その途中にも色々ポイントがあるので、今回はPASSすることにした。

 まずは29番札所国分寺へ向かう。折角なので、とさでんの駅CPをGetするため、沿線である国道195号を通って御免まで。ちなみにこの地名は「ごめん」なので、よくネタにされている地名だったと思う。

 たくさんの駅CPをGetしながら、国分寺に少しだけ寄って国道195号を走る。道の駅美良布でコロプラ・国盗り・道の駅CPをGetした。

 ここで話は変わるが、毎年夏休みは北海道にキャンプツーリングに行っている。値段・港へのアクセス・時刻表を鑑みるに、最も適しているのは日本海側航路の新日本海フェリーだと思っており、毎年乗っている。

 例年予約開始は乗船日の2ヶ月前なのだが、2020年から突然3ヶ月前に変更された。何が目的なのか一切意味不明だが、そんな先の予定が決めきれない人には改悪なことだろう。私の場合は、会社のカレンダーにも依るがちょうど夏休み開始日3ヶ月前がGWと重なってしまった。上述のように競争相手は減るだろうが、どうせ北海道行きフェリー夏休み初日は例年争奪戦なので、私にとっても改悪だと感じた。



 予約開始時間は9:00なので、ちょうど8:30頃に前述の道の駅に到着した。道の駅なので、ちゃんとベンチとかがあると思われたので、ここでPCをテザリングで繋いで予約待機する。スマホだと連続アクセスがうまく繋がらないことがあるので、やはりPCでアクセスする方が良いと思う。ツーリング中の大事な時間を損なうのはもったいないが、夏休みの北海道は絶対行きたいので仕方がない。

 予約開始時間になるとアクセス開始。予想通り全く繋がらなくなる。アホ程アクセスしたが、結局あっという間に夏休み初日の新潟~小樽便は埋まってしまった。これは想定内なので、他の便の確保に動く。

 しかし、立ち回りをミスったお蔭か敦賀便まで埋まってしまった。何とか夏休み初日夜発便の新潟~苫小牧便だけ確保出来た。これで行くことは出来るが、時間がもったいない。でも、どうせどこかでキャンセルが出るのを経験上知っているので、恐らく敦賀便はどこかで確保出来るだろう。

 支払い猶予は2日あるので、処理は後回しにする。今年はコロナ渦なので、更にキャンセルは出やすいだろう。

 そんなことをしていたら30分も道の駅に居ることになってしまった。たっぷりの休憩を済ませ、ツーリングを再開する。

 国道195号を高知市街方面へ戻り、龍河洞方面に向かう。県道22号を曲がり、龍河洞スカイラインに行ってみたかったが、龍河洞の国盗りが事前にGet出来たのでそのまま県道22号を進んだ。28番札所「大日寺」を通過して、香南市の香我美の国盗りをGetするために、適当な県道をウロウロして、高知東部自動車道に入った。

 しばらく走ると太平洋が見えてきた。国道55号を走っていると、ツーリングマップルに琴ヶ浜がオススメされていたので、少し寄り道するため脇道に入る。



 素晴らしい晴天で、海が真っ青だ。 
 


 あの先にあるのは室戸岬だろう。今回は内陸に向かうつもりなので通らないが、中々の快走路だったので、またどこかで走ってみたい。

 琴ヶ浜で休憩して出発する。安芸市の岩崎弥太郎生家にコロプラ土産があるので、また寄り道して無事Getした。再度国道55号に戻り、27番札所「神峯寺」へ向かった。

 ここは水曜どうでしょうでも何度か出てきて、山の上にポツんと建っていて、「アレかい?あそこまで行くのかい?」みたいな会話をするくらいの僻地にある。

 西側から標識に従っていったら割と広い道だったが、山の上にポツんとした光景は見られなかった。道が拡幅されたのかな?って思ったが、しばらく走るとかなり狭くてヘアピン多数のかなり険しい道だった。これもNinjaで行っているとしんどかったことだろう。何度も言うが、セローなので全く問題無く楽しく神峯寺に向かって登っていく。



 神峯寺に到着した。



 少し登った所から駐車場を見下ろすと、太平洋を望めた。ここも誰も居なかった。



 境内は緑豊かで目を癒してくれる。



 今度は、寺の背景に太平洋が広がっている。



 あまり注目している訳でもないが、時折弘法大師像が立っている。全ての寺にあるのだろうか?参拝をして、旅の無事を祈る。

 神峯寺に参拝を済ませて出発する。先ほど登ってきた急勾配の九十九折を下っていく。何度か振り返ってみたが、山の上にポツんとは確認できなかった。またの機会があれば、こっちの道から登ってみたら見えるかもしれない。

 国道55号に戻ってきた。しかし、すぐ馬路村に向かうため県道12号に入る。交通量の少ない快適な道を楽しく走り、ゆずで有名な馬路村に入ってコロプラ土産と国盗りをGetする。

 馬路村中心部を過ぎると道が狭くなってきた。北川村に入ったところで、特に行く必要は無いのだが少し寄り道。この辺は辺境の地なので、近くにダムCPがあったから寄ってみる。



 魚梁瀬(やなせ)ダム展望台に到着。藤の花?が咲いていた。



 ここもかなりの山の中だ。木文字で「やなせ」と書いてあったのが面白かった。

 魚梁瀬ダムを出発して県道12号を走る。国道493号に出てきたが、近くにダムCPがあったので、少しだけ西に向かう。CPをGetしたらUターンして東進する。国道493号は道幅も狭く、中々の酷道だった。海に近づくにつれ、太平洋が見えてきた所で国道55号に合流。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたいが、山中をずっと走っていたのでろくな店が無かった。しばらく走ると、海の駅「東洋町」があったので、何かあるかと思い入ってみた。



 食堂はコロナの影響で閉まっていたが、シラス弁当があった。外にテーブルもあったので、海を見ながら美味しくいただいた。ここは白浜海水浴場となっているようで、海がキレイだった。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。先ほどの海の駅から少し走ると徳島県に入った。この後内陸に行く予定なので、そろそろ給油しておこうと考え、海陽町のGSで給油をしておく。快適な道を走りながら、牟岐町市街に入ったところで南阿波サンラインに入る。この道は2016年に走っているが、どこにも寄らずに通過してしまったことと、当時はハイドラCP管理をあまりしていなかったので、CPを取りこぼしていた。

 まずは、水族館CP「モラスコむぎ」へ向かう。南阿波サンラインから、少し狭い道に入っていくと無事にGet。元の道に戻り、太平洋を望みながら適度なワインディングロードを楽しく走る。
 


 南阿波サンライン第一展望台に到着。日和佐浦の看板があった。



 大島が良く見えた。



 海の展望が素晴らしい。



 太平洋を背景にバイクを。



 望遠圧縮で撮影。



 南阿波サンラインは断崖を走るので、眺めが良い。でも、停まって写真を撮れるところが意外と少なかった印象だ。

 南阿波サンラインを楽しみ、国道55号に戻ってきた。ここから、剣山スーパー林道へ向かうため内陸に入る。県道19号を北上した。

 少しだけ国道195号を走って、再度県道19号に入る。途中道の駅「鷲の里」を通過する。この道の駅からロープウェイで太龍寺に上がれるが、確かコロナの影響で営業してなかったと思う。後から調べたところ、狭いが太龍寺まで登れる道があるらしいので、ロープウェイ代ももったいないから、次来た時はこの道をトライしてみよう。

 そんなことを思いながら、国盗りをもみじ川温泉・鷲敷・お松大権現をGetしつつ、今回最後になるだろう八十八箇所20番札所「鶴林寺」に立ち寄る。中々険しい道を登ったところでCPをGetした。こんな辺鄙な所の札所は参拝したかったが、少し時間が押していたので後ろ髪を引かれる思いで立ち去る。

 険しい道を下って県道16号に出てきた。これで、剣山スーパー林道までほぼ一本道だ。2016年に泊まった前川キャンプ場近くを通った時に、見覚えがある風景だったので懐かしく思う。上勝町に入って国盗りを忘れずにGetしておく。しばらく走ると、剣山スーパー林道の看板があったので分岐を曲がる。



 剣山スーパー林道起点の看板があったので記念撮影。おあつらえ向きに広くなってるので、ここで記念撮影する人は多そうだ。加えて、ここが何故か徳島県の観光名所CPになっている。他にも観光地らしい所はあると思うのだが。

 記念撮影を済ませて出発。この時点で16:00になっていた。この後は18:55徳島港発のフェリーに乗りたいと考えていた。どこまで走るかにもよるが、17:00頃徳島港へ向かえば何とかなるように思えた。林道なので平均時速は稼げないだろうが、どこまで行けるか試しに行ってみた。

 道は狭いが中々の山の中を、交通量が皆無の中楽しく走る。前半は正直、走るのは楽しかったがそこまで展望は良くなかった。ツーリングマップルにも、「旭丸峠まではほぼ舗装済」と書いてあったので、ほぼ舗装路だった。

 そうは言っても、流石に知名度はかなり高いスーパー林道なので、かなりダイナミックに登っていく。途中舗装が剥げた所が一部あったが、セローなので難なく走る。

 しかし、やはり平均時速は稼げずそれなりに時間が掛かった。何とか旭丸峠に着くと、分岐からダートが始まった。とりあえず、展望の良さそうな所まで行ってみよう。ダートと言ってもほぼフラットとのことで、全く不安無く走る。



 しばらく走ると空き地があった。ここからの展望が中々だったので、ここで撮影タイムに入ろう。



 徳島市街だろうか、見晴らしがすごく良い。



 向きを変えると、小さな集落と山の風景が広がる。



 徳島市街を背景にバイクを撮影。



 少し移動して、山並みを背景に。



 セローはこういう風景が本当に似合うと思う。今回の旅では、一番のお気に入り写真かな?

 この空き地に来る途中に、道の横に停められるくらいの広い所があったのでそこにも寄ってみよう。



 と言う訳で移動した。愛媛の林道を走った時も思ったが、四国の林道はやはり素晴らしいと思う。



 ツーリングマップルの中四国担当者も「四国の林道に魅せられた」とあったので、その気持ちが分かる気がする。こんなに開放的なダートは中々無い。



 バイクも入れて。



 方向を変えてみる。

 これで17:00近くなってしまった。剣山スーパー林道全体の1/5程度しか走れていないが、まぁまぁ楽しめた。まだ休みは3日もあるのでもう少し四国に居ようか、とも思ったが残念ながら翌日から天気は下り坂になるようだ。そろそろ潮時だろう。残りはまた次の機会に訪れることにしよう。

 旭丸峠まで戻り、狭い林道をひたすら下ると神山町の国道438号に入った。この道は、四国初日のつい2日前に、焼山寺へ行くのに通った道だ。完全ではないが、3日で四国をプチ一周したことになる。流石、ホテル泊だと距離が稼げる。

 しかし、やはり少し走り過ぎたせいか、大分体にガタがきていた。ただでさえ、普段大型に乗っているので、250ccだとやはり疲れる。元気があれば、静岡まで夜通し走ろうかと思っていたが、無理せず和歌山で泊まって帰ることにしよう。

 順調に徳島市街まで戻ってきた。どうやら夕食を食べる時間くらいありそうだ。徳島と言えば徳島ラーメンだと思うので、適当にGoogleマップで検索して行ってみた。

 ところが2店くらい回ったところで、どちらも営業していなかった。コロナの影響だろうか?3店目でようやく営業していたので喜んで入ったが、何と九州豚骨ラーメンの店だった。豚骨ラーメンは一番好きなラーメンなのだが、徳島で食べる必要は全く無い。徳島ラーメンの気持ちだったので少し拍子抜けだが、入ってしまったのだから仕方がない。美味しくいただいた。

 この店から徳島港はすぐ近くだったので、出港30分前の18:30頃徳島港に到着した。和歌山港からは乗船したことがあるが、徳島港から乗るのは初めてだった。案内に従っていくと、この港はドライブスルーで窓口に乗り付けて乗船手続きをするようになっていた。最近は財布をトップケースに入れているので、結局一度バイクを降りなきゃいけないからあまり意味は無かった。



 乗船手続きをして、待機所に入った。しばらく待つとフェリーが来た。大きな看板がある建屋の右側で手続きをした。




 フェリーと記念撮影。しばらく待つと乗船案内が始まった。写真を撮っていなかったが、この便もほぼガラガラだった気がする。



 18:55定刻通りにフェリーは徳島港を出港した。さらば四国、また来る日まで!と言った所だろう。

 バイクでは2回目の四国だったが、海岸線を走るなら大型バイクで良いだろう。しかし、八十八箇所巡りをしたり、内陸を走るなら断然セローの方が楽しく走れる、と感じた。如何せん道が狭いので、大型バイクだと少し難儀だ。また、四国に来る機会があれば、セローでゆっくり色々周ってみたいものだ。

 北海道と違って2時間で着いてしまうので、あまり旅の余韻に浸る間もなく21:05に和歌山港に到着した。すっかり周囲は真っ暗だ。

 予約したホテルは南海和歌山市駅近くだったので、和歌山港からすぐだった。本日の宿「ワカヤマ第2富士ホテル」に到着。楽天から予約した時に、駐車場利用者は電話予約するように書いてあった。このご時勢なので、駐車場が満車になることは無いだろうが、一応電話しておいた。

 バイクだということを伝えたら、先着順だがバイクなら置ける場所がある。そこが空いていたら駐車場代は不要。一応通常の駐車場も確保しておきます。と快く対応していただけた。

 フロントでどこに置けば良いか聞いた所、駐車場の片隅にバイクが1台置けるスペースがあったのでそこに置くように指示があった。ここは立体駐車場になっていたので、屋根付きで置けた。これで、4泊全てで屋根付き駐車が出来た。

 手指消毒してチェックイン手続きして、部屋に入ってゆっくりする。最終日にして、このホテルは大浴場無しだったので、部屋のユニットバスに浸かる。大浴場が無いのは残念ながら、ビジホだと無い方が普通なので仕方がない。流石に到着が21:00過ぎだったので、ここから風呂に入りに行く気力は無い。でも朝食付きで超格安だったので不満は無い。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報より良くなっていて、曇り予報になっていた。これはノーカッパ完走出来るかもしれない。

 翌日は、日程にも余裕があるので少し寄り道をしていこう。大阪府岬町の道の駅に寄って、無料の京奈和道を通って、奈良の道の駅とコロプラ土産を取ってから、名阪国道を通って高速を使わずに頑張ってみよう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:ワカヤマ第2富士ホテル 3,410円


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2020年GW四国ソロツーリング 1日目 静岡~徳島県徳島市
2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市
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2020年GW四国ソロツーリング 5日目 和歌山県和歌山市~静岡
2020年GW四国ソロツーリング 番外編
Posted at 2021/02/09 21:48:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月07日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 3日目 愛媛県西条市~高知県高知市


■3日目 5/7(木) 天気:晴れ

走行距離:429.5km

 愛媛県西条市から、四国お遍路の横峰寺・岩屋寺を巡って、林道にも寄りつつ愛媛県内陸部をひた走る。国盗り、道の駅巡りをしながら、展望最高の四国カルストを訪れて高知県に入る。その後高知市まで走った。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、このホテルも大浴場があり朝風呂も可能だったので、朝風呂を満喫する。

 ここで旅に出る前から調べてたことがあった。石鎚山の南、寒風山トンネルの旧道から瓶ヶ森林道というのに入れる。林道と言っても狭いが舗装はされてて、かなり展望が良くてUFOラインという愛称があるらしい。

 石鎚スカイラインはシルビアで通ったことがあるが、この道は走ったことが無かったので是非とも行きたいと思っていた。例年GWには冬季閉鎖が解除されるのだが、今年は4月中旬に寒波が来たことによって降雪があったようで、冬季閉鎖解除が遅れていた。

 少なくとも出発前には解除されなかったので、旅の途中にもチェックはしていたのだが、遂に解除されることは無かった。見ノ越とかも全く雪の気配が無かったので、路面にはとっくに無いと思うのだが・・・ 交通量が少なく生活道路ではないので、あまり行政も本腰を入れてないのだろうか。仕方がないので、またの機会を楽しみにしておく。

 前日調達した朝食を済ませて、7:10にホテルを出発。今日は、天気予報通り中々の晴天で景色や走りを充分満喫出来そうだ。まずは、国道11号から194号に入って横峰寺に向かう。

 この横峰寺だが、バスも出ているが時間の都合が中々難しい。自家用車で行くには、有料の平野林道という道を使わないと登山するしかない。バイクの料金は400円、とまぁ良いか。という値段である。しかし、普通車になった途端何と1,850円と跳ね上がるのだ。しかも、離合困難な道がひたすら続くらしいので、これはバイク一択で行くべきだろう。

 下調べをした時にそんなことを思った平野林道の入口に到着した。平野林道を管轄している、いしづち森林組合のHPには営業時間の案内が無かった。朝少し早いから開場しているか不安があったが、お遍路は朝早いことが多いので大丈夫だろう。

 料金所に到着したら、普通に係員さんが居たので料金を支払う。どうやら今日は、私が第1号の利用者だそうだ。対向車は来ないと思う、とのことだったが一応気を付けながら平野林道を進む。

 かなり狭い道でこれはクルマだと大変そうだ。しかも、厳しいヘアピンもあったりして、キャンプ道具満載のNinjaでも結構辛いことだろう。幸いセローなので、とても楽しく走る。



 7:40に横峰寺駐車場に到着。



 木々が多くて展望があまり良くないが、瀬戸内海が少しだけ見えた。

 とっくにCPは取れたのでもう用は無いのだが、有料林道を使ったから折角なので参拝しておこう。



 寺だけど稲荷があり、かなり年季を感じる。



 参道は木々に囲まれて素敵な所だ。写真を撮りながら歩いて行く。



 境内が見えてきた。



 八十八箇所によくある寺名入りの坊主で、エヘヘ~ってしたくなる。折角なので、お参りしておく。



 花が咲いてて雰囲気は良かった。



 難所だけあって、関所扱いされているみたい。標高も750mもあるようだ。ここを歩いて登る人も居るなんて、感心しかない。

 横峰寺の参拝を済ませて、平野林道を降りていく。料金所では第1号と言っていたのに、途中で軽トラを見かけた。多分作業車だったと思うので、カウントには入ってないのだろう。

 料金所まで降りていき、係員さんに会釈だけしてツーリング再開。国道11号まで戻り、少しダムCPを巡りながら西進した。東温市に入った所で、国道494号に入る。ツーリングマップルには「コーナー連続、練習と思って頑張ろう」とか「山中のハードな峠越え」とか書いてある道だったので、覚悟はしていたが中々の酷道だった。

 それでも、四国の山深さを満喫しながら交通量も少ないので、非常に楽しく走れた。面河ダムに少しだけ立ち寄ったが、東側からはあまり見えなかった。CPだけ取って、国盗りも済ませる。

 岩屋寺に向かうために、県道12号へ向かったところ、かなりの快走路となった。ここでよく覚えているのが、横峰寺へ平野林道を走ったり、酷道494号を散々走った後だったからか、逆に快走路に入った瞬間物足りないと感じてしまった。

 大きなバイクだったら、酷道を抜けて快走路に入ったらホっとして、開放感が素晴らしい~っとなる。やはりセローだったからか、むしろ狭くてグネグネしている道の方が楽しいと思ってしまった。

 狭い道は、木々に囲まれてあまり景色が良くないことが多いのだが、四国は結構景色が良いことも多くて、やはり四国は走り倒すには良い所だ。



 そんなことを思いながら、岩屋寺に到着した。有料だが係員が居る訳ではなく、料金箱に入れるスタイルだった。徒歩20分は中々あるな、と思いながら歩き始める。



 新緑とお堂が良い感じ。



 多分ここが、大泉さんが滑っていた手すり・・・だと思う。水曜どうでしょうでは、岩屋寺がかなりの山奥にあるので、「ありがたいなぁ」と言われていたり、毎回騒動が起こるのがここ岩屋寺だ。



 階段もあって、アップダウンもそこそこあった。



 赤い橋があったが、極楽橋と書いてあった。流石霊場と呼ばれる所だ。



 参道をしばらく歩き続け、ようやくお堂らしいものが見えてきた。



 この山門の厳かな雰囲気が素晴らしい。



 岩屋寺という名前の由来は、この裏手の岩なのだろうか。



 梯子があったので、折角なので登ってみた。



 展望はそうでも無かったが、中々の山の中だ。



 そこそこの高さがあったので、登るのは良いが下るのは中々怖かった。

 岩屋寺を楽しんだところで駐車場に戻る。戻る途中で、郵便配達の方とすれ違った。階段とかもあるので、いくら郵政カブでも入れない。仕事とは言え大変なことだ。他に関係者専用の道すら無いのだろうか?あれらの建物のメンテナンスはどうしているのだろうか。

 駐車場に戻ってきて出発する。国盗りをしながら、久万高原町中心部へ向かう。「大宝寺」はCPをGetするだけにして、道の駅「天空の郷さんさん」に寄ってみた。今日からGWも終わったので全国一律の緊急事態宣言も終わり、一部感染拡大地域のみになっていたので、ようやく普通に営業を始めたようだ。



 と言う訳で昼食にした。特に名物とかではないと思うが、唐揚げ定食を美味しくいただいた。

 お腹も膨れたことでツーリング再開。ここから道の駅「みかわ」と山奥にあるサーキットCP「ハイランドパークみかわ」に行く必要がある。まともな道で行くと、同じ道を行って帰ることになるので、何か他に道が無いかツーリングマップルを眺めてみる。

 すると、名前は分からないがダート林道があり、そこを通るとグルっと回れそうなので、セローだしキャンプ道具も満載じゃないので行ってみることにした。

 国道33号から、ここら辺だろうというところで久万川を渡り山の中へ入っていく。しばらくは狭い舗装路だったが、ある程度行ったところでダートが始まった。砂利浮きも無く、普通に走れるダートだったので楽しく走れた。



 走っていると開けた所があったので、停まってみた。



 四国らしい、山・山・山の風景で絶景だ。



 バイクと一緒に撮影。



 やはり林道にセローは似合う。

 セローに乗り出してから中部地方の林道に何か所が行ったが、大体木々が生い茂っていてこのように開放感がある場所は少ない。正直ダート走行を積極的に楽しもう、という気概はあまり無い。ダートを走らなければ見れない景色、というのがあるはずなので、そのために走りたいと思っている。

 と考えるにあたり、中部地方ではあまり林道に行きたいという気持ちが起きていなかったが、やはり四国はオフロードの天国なのかもしれない。適当に入った林道でこのような景色が見られるとは素晴らしい。

 この間、軽トラ1台とすれ違った程度で、こういうのも林道の醍醐味だろう。この場所からしばらく走るとダートも終わり、県道328号大谷山荘付近に出てきた。サーキットCPを無事にGetし、国道33号に戻ってきた。道の駅「みかわ」も通過する。

 西進し、県道42号に入って一瞬砥部町に入り、国盗りと道の駅「ひろた」に寄って休憩。国道379号を折り返して、内子町の公共建築CP「大瀬中学校」に寄って、また折り返し。道の駅「小田の郷せせらぎ」に寄って国盗りを済ませて、またまた折り返し。この為に出掛けている節もあるので慣れっこだが、こう文章にしてみると何してるんだろうか、と思わなくもない。

 今度は県道55号を南下する。この道は、中々の険道だった気がするが走り切る。名橋CP「御幸の橋」を通過。この辺りまで来ると少し時間が押してきた。本当は寄ってみても良かったのだが、今日は天気が非常に良いから是非とも四国カルストを走りたい。なので多少の観光地はすっ飛ばしてしまった。

 大洲市河辺地区で国盗りを済ませ、そのまま県道55号を走り続ける。道の駅「清流の里ひじかわ」で休憩する。ここでも国盗りが残っていたので、忘れずにGetする。ここでソフトクリームを美味しくいただいた。

 道の駅を出発し、この先給油するところは無さそうだ。近くにGSがあったので給油する。基本的にはセルフスタンドに行くのだが、田舎なので有人しか無かった。ここで、給油所のおっちゃんに話し掛けられた。

 「どこ行くんだ?」と聞かれたので、「四国カルスト」と答えたら、タンクバッグに置いてたツーリングマップルで、「県道より国道を遠回りした方が、道は広いし時間も変わらないよ」と言われた。

 私は県道36号で真っすぐ行くつもりだった。なるほど、と思いツーリングマップルを再確認すると、確かに国道からツーリングマップルオススメ林道を通ると四国カルストに行けそうだ。道も太めのラインだったので、確かに二車線は確保されていそう。

 ここで過去の記憶を辿ってみると、2016年に今は亡きNinja400Rで四国キャンプツーリングをした時に、この道を通って四国カルストへ行った記憶が蘇ってきた。確かに、道幅の広いかなりダイナミックなワインディングロードで楽しい道だった。

 ってことは、通ったことがある道。ということで、この迂回路は選択せずに、やはり当初の計画通り県道36号で行くことにしよう。GSのおっちゃん、わざわざ教えてもらったけどごめんなさい。

 そんなことがあったGSを出発し、鹿野川湖大橋を渡って対岸の県道36号に出た。地図から想像はしていたが、これが中々の険道だった。でもセローなので全く問題無く楽しく走る。

 延々と続くグネグネ道を走り続けると、前述した林道と合流した。大野ヶ原に着いた所で、周囲が牧歌的で開放感のある風景が広がってきた。どこかで写真を撮りたいと思っていたら、県道383号を曲がった所に停まってみた。



 素晴らしい景色が広がっている。ここはまだ四国カルストではない少し西に行った所だが、ここら辺の風景も大好きだ。



 バイクも一緒に。



 道は少し狭いが、この道の繋がりが何となく好きだ。

 撮影を楽しんだところで出発する。少しなら散策する時間もありそうなので、折角セローで来ていることだし、メイン通り以外の謎な分岐道にも入って絶景でも探してみよう。ツーリングマップルを見ると、この近くの県境付近に好展望のマークがあったので、行ってみる。

 県道から分岐を南方面に向かい適当に走ると、稜線上に上がれそうな道があったので進んでみた。中々良い展望を眺めながら登っていくと、一番高そうな所に着いた。

 

 稜線上なので見晴らしが良い。



 南側は見渡す限り山。



 山・山・山だ。先ほどの林道と違うのは、ここは標高が高いので山を見下ろすことが出来ることだろう。



 少し降りた所から、今まで走ってた道が見渡せたので場所を変えて撮影。素晴らしいスカイライン感が少しは出せたかな。



 バイクと一緒に撮影。

 ここは、四国カルストの中でも訪れたことが無かったので楽しめた。元の道に戻ろうとして分岐に来た所で、ふとある看板が目に入った。

「関係者外立入禁止」

 しまった、完全に見落としてしまっていた。幸い誰にも会わなかったので怒られはしなかったが、気を付けなければ。ロープくらい張ってて欲しいところだが、何も無かったので普通に入れてしまった。以後気を付けることにしよう。

 県道383号に戻ってきた。そこから東に向かうと、観光牧場のような見覚えのある所があった。時間が押していたのでスルーし、地芳峠から四国カルストの本番姫鶴平に登っていく。



 姫鶴平のレストハウス駐車場に到着した。天候も素晴らしく大勝利だ。



 休憩の出来る東屋の雰囲気や、空の雲の感じが素晴らしい。



 だだっ広い場所が空いているが、クルマが2台あるだけで観光地というのに人は皆無だ。

 ここはキャンプ場になっており、4年前にも泊まったことがある。周囲に温泉や買い出し出来る所も無く、炊事場・トイレもかなり遠いが、この展望なので中々良いキャンプが出来る。当時を思い出し懐かしくなった。あの時は、風が強くて夜外に居られず、さっさと寝た。翌朝起きたら雲の中だったな、なんて思い出にふけっていた。



 山深さと牧草地の牧歌的な風景が相まって素晴らしい景色が広がっている。



 この先も絶景が続く。少し夕暮れ感が出てきたが、今日はこの後高知市まで走る。ホテルなので暗くなっても構わないのだが、せめて真っ暗になるまでに幹線国道までは出ておきたい。

 現時点で16:50。17:30に四国カルストを降りれば何とかなるだろう。その間絶景を探してみよう。



 姫鶴平のレストハウスから少し進むと若干登るが、そこからも絶景だ。



 まずはバイクを入れて広角で。雲の感じが本当に良い。飛行機雲も流れてた。



 望遠圧縮で。



 少しアオってみた。



 後ろにあった風車を背景に。



 またまた場所を変えてみた。先ほど奥に見えていた風車が正面に見える。姫鶴平のレストハウスが、もうあんなに奥に見える。



 バイクも入れて。



 カルスト台地なので、石灰岩がよく露出している。そこへ向かっていくS字コーナーが大好きだ。



 また移動。こんな状態なので、ヘルメットの顎紐も閉めず、カメラは首に掛けて移動した。こうしないと面倒臭くてたまらない。石灰岩を背景に撮影。



 手前に石灰岩。下には少し楽しそうな道が続いていた。あの先にも行ってみたいところだが、流石に少し時間が足りなさそうなので、またの機会にしよう。



 稜線上の道なので、ずっと見晴らしが良い。



 大して真っすぐな道でもないのだが、広角で撮ると空と伸びやかなストレートに見える。これも好きな構図だ。



 本当に見渡す限り、山・山・山。こんな風景はやはり四国ならではだと思う。



 四国カルストをた~っぷりと満喫出来た。観光客も居ないので、クルマの交通量も皆無に近く非常に快適だった。

 時間は17:20なので、そろそろ降りることにしよう。ちなみに、四国カルストへ繋がる道は基本的に狭い道なので、クルマで訪れる際は注意したい。バイクなら全く問題無い。

 天狗高原から県道48号にて降りていく。狭いグネグネな道をひたすら降りていくと、久しぶりに人家が見えた。基本人の居ない方に行くのだが、流石に人の気配が無い所にしばらく居ると、人家が見えるとホっとする。

 降りてきた所は国道439号だった。ようやく国道だ~っと思っていたが、考えてみればここは与作。立派な酷道だった。ツーリングマップルにも、「時間のかかる峠越え」とのコメントがあった。



 折角有名な与作を走っているので、オニギリと一緒に撮影。道が狭いが、国道33号まで出ればしっかり二車線確保されているだろう。ツーリングマップルを見ると、県道18号に行った方が若干ショートカット出来そうだが、流石に暗くなり始めていたので先に国道33号に出ることを優先した。

 何とか真っ暗になる前に国道33号に出てきた。これを真っ直ぐ行けば高知市に出れるはずなので、もう地図もあまり見なくても良いだろう。

 越知町・佐川町・日高村とローカルな町を通りながら国道33号を走る。いの町に入った所から、ハイドラCPがたくさんあることに気付いた。これは高知の路面電車、とさでんの駅CPだった。バイパスもあったが、折角なので路面電車沿いに進むことにした。

 大量のCPを取得しながら高知市街に向かう。流石にもう周囲は真っ暗だったが、市街地なので特に問題無く走れる。高知市に入った所で、少しだけ寄り道。県道37号を少し太平洋方面に向かい、都市公園CP「春野総合公園」に寄ってCPをGet。

 これで今日のノルマは終了だ。まずコンビニに立ち寄り買い出しを済ませて、ホテルの場所を確認。暗くなるかどうかの瀬戸際な時は、出来るだけ休憩せずに走り続けるようにするので、与作の看板を撮って以来の休憩だった。セルフGSも検索して、給油を済ませる。

 GSの目の前に、はなまるうどんがあったので夕食を済ませた。このご時勢なので営業時間が短縮しており、閉店間際にギリギリセーフで食べることが出来た。

 お腹を満たしたところで、本日の宿「サウスブリーズホテル高知海月」に到着。事前に調査していた通り、ここは地下駐車場があったので屋根付きで停められる。バイクの駐車料金が300円掛かるらしいが、元々のホテル代が安かったので、全く気にならないところだ。

 手指消毒してチェックイン手続きしたところ、バイクだと伝えたら地下駐車場じゃなくて、ホテルの前に停めてくれと言われた。そこも屋根が付いているところで、フロントから見える所だったから防犯面でも安心感が増えるが、正直動かすのが面倒臭い。仕方ないので、指示通りに部屋に入って荷物を置いてから移動する。

 このホテルも大浴場が付いていたので、一休みして早速入りに行く。3日連続でホテルに大浴場があったから最高だ。やはり事前にホテルを吟味したお蔭で、大浴場はあるし屋根付きで停められるし、情報収集は重要だと再認識する。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報通り明日も晴れそうだ。9日(土)は当初雨の予報だったが曇りの予報に変わってきた。これなら雨の中走らなくても済むかもしれない。それだったらもう少し四国に居ても良い、むしろ居たいとも思ったが、コロナ渦でもあるし、天気も良く無さそうなので予定通り帰ることにしよう。

 翌日は和歌山県和歌山市のホテルを検討していたが、気合いがあれば夜通し走って帰る、という選択肢もアリかもしれない。ただし、Ninjaなら多分出来るが、やはりセローは所詮250ccなのでやはり比較すると疲労度が違う。ホテルに泊まると、逆に朝早く出て夜遅くまで走ってしまうので、割と疲れを感じていた。まぁ予約は余裕で出来るし、明日の気分次第で考えることにしよう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:サウスブリーズホテル高知海月 4,530円


■関連ブログ

2020年GW四国ソロツーリング 1日目 静岡~徳島県徳島市
2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市
2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 5日目 和歌山県和歌山市~静岡
2020年GW四国ソロツーリング 番外編
Posted at 2021/02/08 23:17:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月06日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市


■2日目 5/6(水) 天気:曇り

走行距離:418.6km

 徳島県徳島市から、四国お遍路の難所で有名な焼山寺を訪れる。そして、更に内陸の剣山北側の酷道を通り、これまた秘境で有名な祖谷地区を通って大歩危に出た。一瞬高知県に入ってまた北上し、雲辺寺に立ち寄り愛媛県に入る。そして、別子ラインを通って西条市まで走った。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、このホテルは大浴場があり朝風呂も可能だったので、朝風呂を満喫する。前日調達した朝食を済ませて、7:00にホテルを出発。やはりキャンプツーリングだと撤収作業があるので中々難しいが、ホテルだと時間を有効活用出来てありがたい。

 朝早いので交通量も少なく、阿波踊り会館を横目に見つつ国道438号で徳島市街を通過。肝心の天気は予報通りそこまで良くは無かったが、雨も降りそうにないのが幸いだ。2019年の年末にも四国に訪れたが、その時に寄ったラーメン屋もこの近くだったので、何だか懐かしく思える。

 徳島市は県庁所在地と言えど、あまり大きな都市ではないので、30分も走るとあっという間に田舎の風景になった。沿線の景色を楽しみつつ、佐那河内村・神山町の国盗りをして、道の駅「温泉の里神山」を通過しCPをGet。焼山寺の案内があったので、神山町から県道43号に入った。

 この焼山寺、遍路転がしと呼ばれる程の険しい道、ということで水曜どうでしょうファンなら有名な所だろう。今回はキャンプ道具満載のNinjaではなく、軽荷のセローで来たのはこういう所に躊躇なく訪れることが出来るように、というのが大きい。

 県道43号はそこまでの道では無かったが、さらに林道に入ると道は狭くなった。しかし、思っていた程の道ではなく、早朝かつ緊急事態宣言の最中もあり、すれ違う車は1台も無かった。



 7:40に焼山寺に到着した。



 だだっ広い駐車場には、何と私しか居なかった。ちなみに、事前に四国八十八箇所お遍路HPを確認したが、基本的に札所の受付は全ての寺で停止していた。流石に参拝までは規制していなかったので、私の目的はハイドラCPと軽い寺社見学だったから、今回は問題無いだろうという判断をしていた。



 灯篭と新緑が素晴らしい境内への道を歩く。



 今まで通ってきた道が見えた。通った時はあまり感じなかったが、こう俯瞰で見るとやはり狭い道だ。



 山深くて流石絶景の国四国。



 その中でもポツンと一軒家に出てきそうな急斜面に家があった。生活は大変そうにも見えるが、住んでみるとそうでも無いのだろうか。



 しばらく歩いて山門に到着。流石雰囲気が大変良い。



 大きな杉が立ち並ぶ焼山寺で参拝をし、旅の無事を祈る。



 コロナが流行ろうと花は咲く。山門と合わせて撮影。



 どちらの寺もかなりの距離があり、これを歩いて巡った日には本当に悟りを開けるかもしれない。



 駐車場に戻ってきたが、全く参拝者は増えていない。



 折角誰も居ないのだから、焼山寺の標識の所までバイクを移動して撮影。

 焼山寺を満喫したところで8:10に出発する。北側に抜けるべく駐車場を突っ切った。こちらの方は結構道が狭かったが、対向車も居なく難なくクリアし県道43号に戻ってきた。次に吉野川市旧美郷村で、国盗りとサーキットCP「徳島カートランド」の横を通って、国道193号を南下した。サーキットは辺鄙な所にあることが多いが、バイクなら楽に回れる。

 国道193号はツーリングマップルで「ハードな峠越」とあったが、これまたセローなのでむしろ狭い道を非常に楽しく走る。焼山寺のために曲がった国道438号に戻ってきた。ここから剣山へ向かうため、西進する。



 ツーリングマップルにも載ってる「槍ノ尾サービスエリア」に9:30に到着。トイレに行こうかと思ったが、工事中で閉鎖されていた。



 この周辺も、斜面にポツポツと民家が建っている。四国は山深い。

 小休憩を済ませて、いよいよ剣山見ノ越へ向けて出発する。

 道は段々狭くなっていき、民家も無くなり一帯は山の風景が広がってきた。私も色々な所を走ってきたが、やはり秘境感で言ったら紀伊半島と四国はかなり上位レベルだ。ちなみに、日本三大秘境というのもあって、

・岐阜県白川郷
・徳島県祖谷
・宮崎県椎葉村

 らしい。私としては、白川郷は確かにかなり山の中ではあるが、世界遺産の観光地になっており観光客も非常に多い上、高速道路まであるので秘境感は非常に少ない。祖谷渓は言うまでも無く、椎葉村はまだ訪れたことが無いが、かなりの秘境らしいので、白川郷→紀伊半島になれば私も文句の付けようが無いだろう。

 道も狭く落石も多くて路面状況は良くない中、段々標高を稼いでいくと本当に凄い景色になってきた。どこかで写真を撮ろうと思い、路肩が広い所に停めてみた。



 こんな切通があり、落石まみれの所を走る。



 今まで通ってきた狭い道とヘアピンが見える。



 S字カーブと山深さが表現出来た1枚かな。あの奥まで行けばまた視界が広そうなので、移動してみよう。



 「深い谷が迫力満点」とツーリングマップルにあるが、本当に圧倒された。



 ちょっと天気が良くなかったのが残念だが、この山が霞んでいる感じも中々良い。



 しかし、よくこんな所に道を通したものだ。

 四国の山深さを充分堪能して出発する。見ノ越のトンネルを抜けた所に駐車場があったので寄ってみた。今まで殆どクルマを見かけなかったが、ここにはそこそこのクルマが停まっていた。

 ロープウェイで山頂近くまで登れるのだが、事前にロープウェイは運休すると見たので、ここに停まっている人は登山で登っているのだろう。登山なら、アウトドアで換気抜群だからまだ感染リスクは低いだろう。

 ここで名水CP「剣山御神水」をGetした。こんな山中だが、ちゃんと携帯の電波が入っていて助かった。剣山の駐車場を出発して、ちょっと寄り道するため国道438号を北上して一瞬つるぎ町に入る。予想通り、旧一宇町だったので無事国盗り出来た。ここの峠は、四国国道最高地点で1453mもあるらしい。

 折り返してここからは国道439号の単独区間に入る。ここはその番号から愛称があり「与作」と呼ばれているようだ。日本三大酷道というのがあるらしいが、確か国道418号、425号、439号だったと思う。その1つを走ることが出来て、嬉しい。

 今までは主に登りだったのでガンガン行けたが、ここからはひたすら下りが続くので少し気を使いながら進む。殆ど交通量も無い酷道をひたすら走ると落合集落に着いた。ツーリングマップルによると展望台があるらしいが、どこにあるか良く分からなかったので、Google先生の助けを借りて展望台に行ってみる。

 展望台に着いたが、道の途中からの景色の方が良かったような気がしたので、展望台には寄らずに少し広い所にバイクを停めてみた。



 斜面に張り付く歴史ある集落群、らしい落合集落を目の前に見る。



 しかし、どこも物凄く山深い所だ。



 バイクも一緒に撮影。



 角度を変えて。

 落合集落の撮影を楽しみ、展望台近くを出発した。しばらく走ると分岐があったので、県道32号に向かった。このまま国道439号を進むと、有名な京柱峠があって是非行ってみたい所だが、今回は巡り優先でまたの機会に来てみたいものだ。

 この辺りが、前述した日本三大秘境の祖谷地区だ。有名な観光地としてかずら橋があるが、ここも多分に漏れず営業はしてなかった。来たことがあるので良いが、観光地で広大な駐車場に1台もクルマが停まっていないのは、やはり物凄い違和感だ。とりあえず、かずら橋のハイドラCPである、名橋・観光名所CPをGet出来たので、ひとまずは良い。

 道の駅「にしいや」を通過して国道32号に出てきた。この道は、高松~高知を結んで四国を縦断する幹線道路だが、この辺りは大歩危小歩危と呼ばれる渓谷であり、景色が良いので楽しく走る。

 そろそろ昼食の時間だが、飲食店には寄らずに大歩危の近くにコンビニがあるようだから、そこで調達する。少し離れた所に休憩所的な所があったので、そこでイスとテーブルを出して美味しくいただく。吉野川と大歩危の景色が見えて、中々良かった。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。ここから少し南下すると高知県だ。大豊町の北部、高知道の近くにサーキットCPがあったので、少しだけ高知県に入った。県道262号から5号に入って北上して、サーキットCP「モーターランドたぢかわ」をGetした。ここから、そのまま県道5号を通過しようと思っていたが、どうやら通行止めになっているようで引き返すしかなかった。

 少し時間を損失してしまったので、ワープをするべく大豊ICから高知道に入ることにした。馬立PAに立ち寄って、先ほどのコンビニのゴミを捨てて、売店がやっていたからソフトクリームだけ食べることにした。今回の旅では、こういう買い食いはあまり出来ないと思っていたので、少しでも食べられて助かった。

 ソフトクリームを食べて馬立PAを出発。すぐの新宮ICで降りて。国道319号に向かった。国道なのでまともな道かと思ったが、道幅が狭い所も多くグネグネ道だったので思ったより時間が掛かった。ツーリングマップルにも、「時間かかる山峡の道」とあったので、正にその通りだ。

 何とか国道32号に戻ってきて、今度は雲辺寺に向かうため国道192号を西に向かいしばらく走ると看板が見えてきた。雲辺寺は普通に行こうとすると、香川県側から雲辺寺ロープウェイを使っていくのが一般的な気がする。

 色々調べていくと、徳島県側から細い道を行くとロープウェイを使わずに行ける、という情報があった。ロープウェイは結構高かったので、いつか徳島県側から行こうと思っていた。今回ようやく行けることになる。県道でもない道なので、極狭かと思っていたが、バイクなら普通に走れそうな道だった。



 順調に進み、雲辺寺の駐車場に到着した。



 特に料金所等は無いが、納経所に料金を納めるよう看板があった。バイクなら100円なのがありがたい。



 木々の中をテクテク歩いて行く。駐車場からしばらく歩くと「雲辺寺」のCPをGetした。



 雲辺寺が見えてきた。少し中を見たかったが、時間も押してたのでこの辺で引き返すことにした。とりあえずCPは取れたので満足。

 この辺で、今晩の宿を予約することにした。ある程度予定通り進めていたので、計画通り西条市のホテルを予約しておいた。これで今晩の宿も確保出来た。

 雲辺寺の駐車場を出発して、来た道を戻るのではなく西に進んだ。ツーリングマップルでは展望良しのマークがあった。道は狭かったが、確かに中々良い展望だったが時間も押してたので目で楽しむだけにする。しばらく走ると愛媛県に入った。国道192号を西進して四国中央市に入ったところで、給油をして今度は国道319号に入り、別子へ向かう。

 県道6号を走ったが、流石ツーリングマップルオススメルートになっていたので、とても楽しく走る。いくつかのダムCPをGetしながら走っていくと、別子ダムが見えてきたので休憩がてら停まってみる。



 別子ダムの水がキレイだった。



 四国は山深くて走るのが楽しい。

 国盗りと、道の駅「別子マイントピア」を通過してCPをGetしながら新居浜市に降りてきた。ダムのCPが高速道路近くにいくつかあったので、それに寄りながら西条市に向かった。



 営業してそうな飲食店があったので夕食にした。愛媛県だが、折角四国に来ているのでうどんを美味しくいただく。

 夕食を済ませて外に出ると、夕焼けの時間になってきた。今日は雲が主役の空だったので、夕焼けは見れないと思っていたが、見れるかもしれない。瀬戸内海沿いに出ればキレイかも?と思い、ちょっと夕焼けスポットを探してみる。



 適当に行ったところ、瀬戸内海が見える埠頭みたいな所があった。釣り人が少し居たくらいだが、埠頭に上ってみる。



 夕陽は見れなかったが、キレイな夕焼けを見ることが出来た。



 周辺はコンビナート的な感じで、真っ暗になっても中々キレイかもしれない。



 瀬戸内らしい風景を見ながら夕暮れを満喫する。

 撮影を楽しんだところで、本日の宿「西条アーバンホテル」に到着。事前に調査していた通り、大きなピロティがあって駐輪場として指定されていたから、屋根がある所に停められる。隣もコンビニなので、翌朝の朝食を買いだしておいた。

 手指消毒してチェックイン手続きして部屋に入る。このホテルも大浴場が付いていたので、一休みして早速入りに行く。2日連続でホテルに大浴場があったから最高だ。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報通り明日は晴れそうだ。翌日は高知県高知市のホテルを検討していたが、多分明日は高知市にしか泊まれないと思うので、既に予約をしておこう。これで何があっても走るしかないが、他にまともな街が無いので良い選択だろう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:西条アーバンホテル 5,035円


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2020年GW四国ソロツーリング 番外編
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