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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年08月19日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 番外編

 いつもの番外編。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 3,480.9km
高速使用距離 455.8km

給油回数 12回

※10泊11日なので、ざっくり1日310km平均ってところだ。
 新潟便を往復に使うと、それだけで1,000km走ってしまうことを考えると、道内の走行距離はオフ日が無かった割には少ないように思える。やはり、もう夕暮れギリギリまで走る元気が湧かず、早くて15:00過ぎにはキャンプ場に入ってしまうからだろう。


■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  8/08(土) フェリー内
  8/09(日) 浜頓別町 クッチャロ湖畔キャンプ場:400円+はまとんべつ温泉ウイング:550円
  8/10(月) 大空町  女満別湖畔キャンプ場:310円+:美肌の湯:440円
  8/11(火) 標茶町  多和平キャンプ場:400円+西春別温泉クローバーハウス:450円
  8/12(水) 標茶町  多和平キャンプ場:370円+中標津マルエー温泉:550円
  8/13(木) 浜中町  霧多布岬キャンプ場:無料+霧多布温泉ゆうゆ:無料
  8/14(金) 幕別町  ナウマン公園キャンプ場:無料+ナウマン温泉ホテルアルコ:500円
  8/15(土) 幕別町  ナウマン公園キャンプ場:無料+ナウマン温泉ホテルアルコ:500円
  8/16(日) 洞爺湖町 グリーンステイ洞爺湖:800円+洞爺湖温泉北海ホテル:500円
  8/17(月) フェリー内

  合計:5,770円

※久しぶりにフルキャンプで過ごすことが出来た。これもひとえに天候が安定してくれたお蔭と、新潟便だからであろう。新潟便は早朝着なので到着日の宿を気にする必要が無い。

 それでも10泊で平均的なビジホ1泊分くらいだろうか。昼間は殆ど雨が降らず、夜降った日も2日程度だった。
 

 2)フェリー

  新日本海フェリー   新潟港~小樽港 28,800円
  新日本海フェリー   小樽港~新潟港 20,680円

  合計:49,480円

※同じ便、同じ等級に乗っているのに行きと帰りで8,000円も違う。行きは夏休み料金で、帰りは夏料金だからだ。2017年までは更に安くなっていたのだが、閑散期はコンテナしか積まないだろうから、取れる時に取ってしまうというのは商売の常だろう。これが1日早く帰ろうとすると、行きの料金と同じになってしまうのだから怖い。8,000円あれば1日滞在くらい余裕だから、この方にお金を使った方が良い、というのが私の考え方だ。

 友人なんかは、仕事明けに向けてのオフ日が欲しいようなので、M氏は高い料金の内に帰っていった。私もフェリーが無ければオフ日が欲しいが、フェリーでほぼリセットされるので無くても良い、と思っている。その代わり、仕事明け2日くらいはかなりダルいのは間違いないが。


 3)ガソリン代

  14,866円:112.4リットル 平均燃費:30.97km/L

※相変わらず燃費が良くてありがたい。キャンプ道具を積んでリッター30走ってくれれば言うことは無い。


 4)高速料金

  北陸道 新潟亀田IC ~ 中部横断道 下部温泉早川IC:6,640円 385.6km
  中部横断道 南部IC ~ 新東名   島田金谷IC:1,540円 70.2km
  
  合計:8,180円

※最終日のみの利用。ただ、新潟県の長岡以東は日本海沿岸を走るならまだ良いが、今回は8号を突っ切ったので辛かった。ここを走らなければならないのなら、おとなしく高速を使った方が良いだろう。

 しかし、やっぱり高速料金は高い。特に最終日が平日なので、割引が一切無いのが痛い。11日も走り続けたガソリン代の半分強もたった1日で使ってしまうのだから。

 2020年に開通するはずだった中部横断道の開通が延期になったので、早く開通して欲しいものだ。


 5)食費 11日分 26,558円

※1日3,000円を切っていれば、まぁこんなもんでしょう。時折贅沢しつつ、キャンプ飯で節約しつつ雰囲気を楽しめれば食費は抑えるに越したことはない。


 6)その他(飲料・菓子・土産等) 19,125円

  内訳
   飲料:7,128円
   菓子等:3,556円
   タバコ:1,960円
   土産:2,511円
   雑費:3,970円(洗濯+知床五湖+おびひろ動物園+ばんえい競馬+神仙沼)

※こちらも大体こんなもんでしょう。


合計 123,979円

※2019年は島にたくさんいったから過去最高額だったが、2020年は下から2番目の数字となった。一番大きいのはフルキャンプで乗り切ったことだろう。敦賀便は高速料金は少し節約出来るが、フェリー代が上がるのと、到着時の宿確保をする必要があるためだろう。

  2013年:128,476円
  2014年:132,334円
  2015年:123,642円
  2016年:126,057円
  2017年:131,093円
  2018年:137,032円
  2019年:168,073円

 タバコ1箱家から持参すれば、過去最低の金額だったのに。とか思ってしまうのが、何とも私らしい。まぁ折角の旅なのであまりケチケチするのもあれだが、適度に楽しんでいきたいと思う。

 まぁ10泊11日も旅すると、このくらいは仕方ないかな。普通に考えれば、安くあげたほうだろう。やっぱり帰りに新潟便を使うと、高速料金が嵩んでしまう。でも出来るだけ北海道に長く居ながら、社会復帰のことも考えると、新潟便が一番良いので、そこは節約する必要は無いと思われる。

 次のバイクでのロングツーリングは、GWになるだろう。大分国盗りのゴールが見えてきた。後2年あれば完了出来るだろうか。

 2021年は、会社からリフレッシュ休暇が貰えるので、それでまた秋に東北に行くのが良いかもしれない。夏は北海道固定になるので、来年のGWは九州 or 山陰辺りになるだろうか。それで2022年のGWで行けなかった方を行って終了。全国制覇が完了出来る見込みが立ってきた。

 国盗りを本格的に始めて7年。ようやく終わりが見えてきたのは、嬉しくもあり寂しい思いも無くはない。出掛けるモチベーションにはかなり貢献してくれたので、達成してしまうとどうなるのだろうか、何て思ってしまう。

 北海道のような所であれば十分楽しめるのだが他の地域だと、柔軟な対応をするのが難しい地域が多いので、またその辺は考えていくことにしよう。また来年も行けるといいな。


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2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 9日目 幕別町~洞爺湖町
2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 10日目 洞爺湖町~小樽港
2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 11日目 新潟港~静岡
2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 番外編
Posted at 2021/09/03 23:01:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月18日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 11日目(最終日) 新潟港~静岡


■11日目 8/18(火) 天気:晴れ
走行距離:483.6km

 新潟港を出発し、新潟亀田ICから北陸道・上信越道・長野道・中央道・中部横断道と高速を走り、一部一般道を走って南部ICから中部横断道に入り、新東名を経由して自宅最寄ICまで走った。

 5:00頃起床。テント生活も終わって真っ暗な中眠っていたが、自然とこの時間に起きてしまった。折角起きれたので、朝陽を見れるかもしれないから甲板に出る。



 すると、ちょうど秋田県沖くらいだろうか。雲が多くて朝陽は見れなかったが、若干の朝焼けを見ることが出来た。雲の向こうには鳥海山とかもあるのだろうが、何も見えなかった。

 次に山形県酒田市沖にある、飛島の国盗りチャレンジをするべく、甲板で頑張ってみた。途中で何度か飛島の電波は拾ったものの、結局国盗り側で位置情報を取得出来なかったので、対岸取りは出来なかった。恐らく、新潟から秋田経由便なら陸地側を通るので対岸取りが出来そうな気がするが、こればっかりは中々このダイヤが悪いので利用するのは難しい。落胆しつつおとなしく船内に戻る。

 朝風呂が6:00から開始とのアナウンスが流れたので、早速行ってみる。毎年そうだが、すぐ行った割には既に何人か入っていたので、皆フライングしているのだろう。実際はいつから入れるか、検証してみる必要がありそうだ、と思いながら中々実践出来ていない。

 風呂上りに前日セコマで購入したラーメン等で食事を取る。食後は、野菜ジュースと恐らく今年最後の豊富生乳飲むヨーグルトを飲む。

 部屋に戻って写真の選別をしていると、フェリーは現在新潟港湾内を航海中とのアナウンスがあったので、再度甲板に出てみる。



 新潟港が見えてきてしまった。本州に帰ってきた。



 北海道に比べたら当然暑いが思ったほどでは無い。今年は北海道も非常に暑い年だったが、それでも本州に比べたら段違いに過ごしやすさだった。下船案内されたので、荷物を持ってバイクがある場所へ向かう。

 今年はコロナ禍の中でもあるのでバイクも少なく容易に出ることが出来た。過去一番早い下船ではないだろうか。

 いつもなら国道に出るのに渋滞するのだが、やはり割とスムーズに行けた。新潟亀田ICまで順調に行き、高速に入る。

 北陸道をひた走る。今日は全国的に天気は良さそうなので、最短距離である上信越道経由で行けば良いだろう。長岡JCTから引き続き北陸道を走る。



 北陸道米山SAで休憩。天気も良く海がキレイだったので撮影。メッシュジャケットなら気持ち良いのだろうが、3シーズンジャケットだと、耐えられない程では無いが暑い。それでもここまでは割と普通に走ることが出来た。

 休憩も程々に出発。順調に進み、上越JCTから上信越道に入る。あまりハッキリ覚えていないが、2019年に通った時は対面通行だったこの区間も、ほぼ完全4車線化工事が完了していたので、順調に走る。妙高山の展望は雲が多くてそうでも無かったのが残念。妙高山を横目に順調に走り続け、松代PAに到着。

 相変わらずここはバイク用の駐輪場が無いので、身障者用近くの微妙に影になる部分があったので、そこに停めた。と言うのも、長野に入ってからかなり暑い。新潟県は日本海側のお蔭かそうでもなかったが、内陸に入るに連れて気温がどんどん上昇していっているのが肌で感じた。標高が高くなるので涼しくなるのかと思いきや、全くの逆だった。



 ここで昼食にする。暑いし、長野らしくざるそばを美味しくいただいた。ここで給油をする。高速だからガソリンが高いが、長距離移動だから仕方がない。恐らくこれで、静岡まで無給油で行けるだろう。

 松代PAを出発して、更埴JCTから長野道に入って姨捨辺りからの景色を眺めながら走る。



 岡谷JCTから中央道に入って、諏訪湖SAで3回目の休憩。上り側は湖よりなので景色が良い。



 デザートに、諏訪湖を眺めながらソフトクリームを食べる。露出に失敗してソフトクリームがあまり分からないが、スマホ撮影なのでご愛敬。

 諏訪湖SAを出発して順調に進む。しかし、山梨県北杜市まで降りてきたところで尋常じゃない暑さになってきた。恐らく気温は35℃を超えていたのではないだろうか。今までの長野側も十分暑かったが、まだ標高が高いのでマシだったのだろう。

 双葉JCTから中部横断道に入る。ここで暑さに耐えきれなくなり、何も無いPAだが増穂PAに寄ることにした。ここで顔を洗い、タオルを濡らして首に巻いてみる。そのくらいの暑さだった。

 よく聞くのが、メッシュジャケットならビシャビシャに濡らして着ればかなり涼しさを感じることが出来るらしい。それでも30分程度しか持たないようだが。GORE-TEXの3シーズンジャケットなのでそういうことは出来ないが、下に来ているモンベルのクールパーカーを軽く濡らしてみた。これでかなりマシになった。

 中部横断道は対面通行だが、交通量が少ないので普通に進む。下部温泉早川ICで降りて、国道ではなく富士川対岸の県道に回り南下。再度国道52号に合流し、道の駅「なんぶ」で休憩。ここは結構道の駅が出来て時間が経っているのだが、未だにハイドラCPになっていない。ここならいつでも来れるのでまだ良いのだが、さっさとCPにしてもらいたいものだ。

 道の駅を出発してすぐ、南部ICから中部横断道に入る。この南部IC~下部温泉早川ICまでが未だに開通していない。2020年に開通する、と当初は言われていたが工事に手こずっていたらしく、2021年に開通が延期されていた。来年の北海道には間に合うと嬉しいのだが。

 それからは、順調に静岡県に帰ってきた。自宅最寄りIC直前だが、何となく休憩したくなり藤枝PAに立ち寄る。一服休憩を済ませて、高速を降りた。近くのGSで給油して帰宅。2020年の北海道ソロキャンプツーリングが終わった。



 今回の走行距離は、3,482.0kmでした。まぁこんなもんでしょう。11日旅しているので、1日310km強と言ったところだ。今年は完全オフ日が無かった。唯一帯広観光した時が100km代の走行距離だったくらいか。

 3,000km強も走ってくれたNinja君に感謝。GWと同様に荷物の片づけをする気がしなかったので、必要なものと土産だけ出して、後はそのままにしてしまう。やはりインナーガレージはとても素晴らしい。

 今回のトラブルは、いきなり初日でスマホが壊れたことだろうか。サブスマホの運用をしているので何とかリカバリー出来ているが、いきなりデジタル断ちになるのは非常に辛い。しかも、代替機がいきなり初期不良を起こす、というマンガのようなことも起こってしまった。

 幸いもう北海道では、絶対取りたいポイントというのが無いし、キャンプ場の地図は頭に入っているので良いが、急遽大荒れでホテルを取りたい時などはスマホが必要なので、こういうことはあまり起きて欲しくないのだが。まぁ何とかなったので、笑い話にはなってくれることでしょう。

 2020年の北海道もこれで終わりです。毎年言っているが、そろそろ飽きた感も無くは無い。しかし、やっぱり暑いときには涼しい所に行くのが最高だ。2020年はそこそこ暑かったが、その代わり晴れの日に恵まれた。特に多和平の連泊が、2泊共大当たりだったのは本当に嬉しいことだ。

 というわけで、やっぱり夏は北海道以外の選択肢は無いと思う。また来年も行けるといいな。今度こそは、セローで行って函岳スーパー林道・宗谷丘陵近辺・大雪山周辺のダートを走ってみたい。


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Posted at 2021/09/02 23:39:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月17日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 10日目 洞爺湖町~小樽港


■10日目 8/17(月) 天気:晴れ
走行距離:224.0km

 洞爺湖町から羊蹄山の南側を西進し、ニセコ町へ向かった。そこからニセコパノラマラインを走って岩内町へ抜けて、積丹半島を一周し小樽港まで走った。

 6:00頃に起床。テントから出ると良い天気だった。最終日はキャンプ道具の片づけ等をしたいため、晴れていてくれると非常にありがたい。



 昨日飲んだサッポロクラシックを撮りたかったので撮影。ここはオートキャンプ場なのでゴミも捨てられるからありがたい。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。食後に後片付けを済ませ、食後の一服を楽しんだりした。

 落ち着いた所で、キャンプ道具の片付けを始める。これは人によると思うが、清掃等は帰ってからすれば良い、という人も居るが私の場合帰ってすぐ仕事なので、その作業が次の週末になってしまう。

 別に構わないのだろうが、何となくそこまで放置するのが気になるので最終日にやってしまおう、というのが私の考えだ。後は、帰ってキャンプ道具を収納ボックスに放り込むのだが、そこから再度出してお店を広げるのが嫌だ、というのもある。

 という訳で、一週間強使い倒したガスコンロをウェットティッシュでキレイにする。と言っても、念入りにするのはガスコンロくらいで後はテーブル類を拭く程度だ。テーブルやイスの足は土に埋まったりするのでキレイにしたいところだが、水を使う方が効率的なので、こればっかりは帰ってからやっている。

 片づけを済ませて、もうキャンプはしないのでシートバッグに詰められるだけ詰めていく。いつもは、テントは防水バッグに入れるので後から片付けて良いのだが、最終日だけは重量物を下にするべく最初に片付けないと次に進めないので大変だ。

 まずは、昨日入手した一番単位体積辺り重いだろうサッポロクラシック土産を、ビニール袋に入れてシートバッグに詰める。その隙間にテントを入れて、後は多少濡れても構わないものを放り込んで行く。天気予報を見る限りでは、今日の北海道。明日の本州いずれも雨マークは付いていなかったのであまり心配は無いだろう。

 整理も出来たところで、バイクにバッグを固定していく。このキャンプ場は乗入出来たのでとても楽だ。順調に進んだので、最終日にしては早く出発出来そうだ。

 昨日お酒を一緒に飲んだ、札幌のライダーさんは先に出発していった。挨拶を交わしたのは言うまでもない。私も遅れまいと、8:30にグリーンステイ洞爺湖を出発した。

 まずは、国道230号に出て留寿都方面へ向かう。この辺は交通量は若干多いが、流石北海道のペースで流れているので快適だ。札幌にほど近いものの、雄大な景色を見ることが出来て、意外とこの洞爺湖周辺は好きだ。

 留寿都から羊蹄山南部を走るべく、道道66号へ向かった。羊蹄山は残念ながら雲が多くてあまり見られなかった。



 真狩村に入った所で景色が良い所があったから、停まってみた。



 羊蹄山はこんな感じで若干山頂らしきものが見える程度だった。



 北海道らしい風景と花が華やかな景色を作ってくれる。



 バイクと羊蹄山を撮ろうと思うと、電線がどうしても入ってしまったのが残念。一服休憩も済ませて出発する。



 今度は真狩村中心部に羊蹄山へ向かって真っ直ぐ伸びる道路があったので、思わず撮影。



 本当にキレイに山頂へ向かって道路が伸びているみたいだ。あの雲が無かったら、ハッキリ見えてそうなので非常に残念だ。

 こんなことをしながら、走り続けてニセコ町の国道5号に合流した。そのまま国道5号を横切りニセコパノラマラインに入っていく。山の方は雲が掛かっているから、もしかしたら完全な晴れとはいかないかもしれない。

 段々標高を稼いでいくと、見晴らしが良くなり景色が良くなってきた。しかし、このニセコパノラマライン。確かにキレイなのだが、ここで写真を撮りたい!と思わせてくれる、私の中でのベストポジション。というのが無い。今回で恐らく3回目くらいなのだが、結局写真を撮らずに景色を楽しみながら走るだけになってしまっている。

 これは何でだろうか?といつも後から考えるのだが妙案が浮かばない。今回こそどこかに寄るぞ!とは決めていた。1つは、折角今回トレッキングシューズで来ているので神仙沼に行ってみようかと思っていた。

 途中までは良い景色だったが、麓から見た時に懸念したように、段々霧が掛かってしまった。沼だから霧があっても幻想的かも?と思い、予定通り進める。



 神仙沼の入口に到着した。確か環境協力金100円をお願い、とあった。強制では無さそうだが入れておこう。



 こんな感じの木道を歩いていく。標高が高いだけあって涼しいから気持ち良く歩く。



 予想通り霧の風景だったが、これはこれで悪くない



 20分くらい歩いただろうか。神仙沼に到着。



 中々神妙な名前が付けられているが、その命名の由来だそうだ。残念ながらこの天気では、湖面に映る逆さアカエゾ松は見れそうにない。



 それでも気温が低いので、歩き回るには良い環境だ。神仙沼を楽しんで、駐車場に戻ってきた。次来る機会があったら、今度は晴れているところを見てみたいな。

 神仙沼を出発して、岩内側の景色を見下ろしながら降りてきた。ここからは国道229号で積丹半島をグルっと回る。泊村や神恵内村を通りながら、日本海側を気持ちよく走る。



 積丹町で神威岬を国道から見れる所があったので停まってみた。



 バイクも一緒に撮影。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。積丹と言えばウニが有名だ。折角なので少しお高いがウニ丼を食べたい。

 有名な、みさきという店に行ってみたが待ちが店の外まで並んでいたので、他に探してみた。



 Google先生に聞いてみたところ、新生という店に着いた。中に入ってみたが、少しお高級なお店だったようで、相場より高いように感じられた。



 入ってしまったから仕方ないので、ウニの二色丼にしてみた。美味しかったが、この値段だったら全部ウニ丼を食べられた気がするので、少しもったいないと思ってしまった。
 
 それでもお腹を満たしたところで、食堂を出発。まだ時間もあることだし、少し戻る方向になるが、神威岬に行ってみよう。神威岬は結構遊歩道を歩くことになるのは知っているが、折角天気も良いし時間もあるので久しぶりに神威岬先端まで歩くのも良いだろう。



 バイクを駐車場に停めて、神威岬遊歩道の入口にやってきた。今は当然そんなことは無いが、かつて神威岬は女人禁制の地だったようだ。



 こんな感じの見晴らしの良い遊歩道を歩く。結構アップダウンがあるので少し息が切れる。片道20分近く掛かるが、景色は良いので歩く価値はある。腹ごなしの運動にはちょうど良い。



 念仏トンネルの案内。昔は当然今の様にクルマも無ければ、整備された道も無いので積丹半島は交通の難所だったようだ。なのでこのトンネルを抜ける時には、無事を祈って念仏を唱えながら越えていたため、このような名前が付けられたらしい。



 遠目で見るとただの空洞にしか見えないが、向こう側まで繋がっているのだろう。



 積丹ブルーと言われる海の色がとても青くて素晴らしい景色だ。



 遠浅の沖縄の海の青さには敵わないが、北海道の中でも有数の海のキレイさだと私も思う。



 撮影を楽しみながら、神威岬灯台先端まで到着。



 先端にそびえる灯台が絵になる。



 更に先端よりから撮影。



 先端から見える神威岩。こう見ると大したことないが、恐らく真下から見上げるととても高くて圧倒されそうな気がする。日本海の荒波に少しずつ浸食されて、今の形になっているのだろう。



 今度は反対側に歩いて行くのでそちらの景色も険しくて雄大だ。



 しかし、よくこんな所に遊歩道を整備してくれたものだ。



 楽しく歩いて駐車場まで戻ってきた。

 時間はまだ13:30頃だったので、今から小樽港に直行すると少し早そうだ。何かあるかな?って思ったところ、余市のニッカウヰスキーで工場見学が出来た気がするので、そちらにでも行ってみようかと思った。

 引き続き国道229号を走って余市町に着いた。ニッカウヰスキーは分かりやすい所だったので行ってみたが、入口に工場見学は完全予約制、と記載があった。恐らくコロナ禍なので人数制限をしているのかもしれない。当然予約等していないし、意外と余市まで来るのに時間が掛かったので今回は諦める。

 仕方ないので、余市町からはフルーツ街道を走って余市市街をPassし、小樽に入った。小樽からは国道5号に入って、2019年と同じスタンドでガソリンを入れて、セコマで買い出しをしておいた。



 そして15:30頃小樽港に到着してしまった。既にたくさんのバイクが乗船を待っていた・・・ と去年まではなるはずだが、思いのほか少なかった。やはり今年は例年と様子が違う。

まずは行きと同様に、受付で検温してツーリストSのカードキーを貰う。そしてバイクを待機場に移動した。

 しかし、この乗船を待つ時間というのは何とも言えない気持ちになる。甲板から離れ行く北海道を見送るのとはまた違う感情だ。



 ここまでの走行距離は約3,000kmだった。静岡~新潟港まで500kmなので、道内は2,500km走ったということだ。帯広のプチオフ日があった割には例年同等くらい走っただろう。



 しばらく待つと、バイク搬入が始まったので船内に入る。この新潟便は早めに来た人は、車両甲板の端。残りはバイク専用ぽい駐車ブースに案内されるのだが、例年だとピークをズラしてもここが一杯になるのだが、今年はこれだけだった。

 今回も予約した部屋は個室のツーリストSなので、荷物は適当に散乱出来るからありがたい。とりあえず汗を流すべく風呂に行った。出港しないと露天風呂を開放しないのを知っていたが、露天風呂はまた入ることにする。汗を流してサッパリ。着替えてしばらく待つと、フェリーは小樽港を出港した。



 さらば北海道!またバイクでは来年来るからな!!と誓う。



 カモメがたくさん飛んでいたので撮影。



 係員さん達も手を振って見送ってくれている。



 いつものことだが、出発は期待と不安が入り混じるが、帰宅は終わってしまう寂しさしか無い。離れ行く北海道を見つめていた。北海道から灼熱の本州に戻るこの瞬間は、寂しさを感じると共に楽しかった旅を思い出す。

・友人とフェリーを楽しく過ごし、晴れた小樽港から友人と別れ、日本海オロロンラインをひたすら北上し、素晴らしい道道106号と宗谷丘陵を満喫した1日目。
・曇りの中、いつものコースになりつつある、浜頓別町から女満別湖畔まで走って、携帯故障の対応に追われた2日目。
・女満別湖畔から屈斜路湖の峠を制覇して、摩周湖を見た。その後AMに多和平にテントを張る、という暴挙をして釧路湿原を巡って多和平に戻り、夕暮れ・星空を満喫した3日目。
・多和平にテントを張りっぱなしにし、快晴の知床峠と知床五湖を巡って、裏摩周展望台・開陽台に寄って、友人と多和平で合流をした4日目。
・携帯問題が解決したはずだが、初期故障と度重なる不具合再現性の悪さに翻弄されたが、気を取り直して霧多布で知り合いと再会した5日目。
・携帯問題を解決するのを諦めて、釧路で勝手丼を食べて、雨に備えて便利なキャンプ場であるナウマン公園に移動した6日目。
・雨は早めに上がったので、バイクの整備をしつつ友人と帯広で再会して、バイク旅とは思えない動物園や競馬場を楽しんだ7日目。
・天気はそこまで悪くなかったものの、襟裳岬をすっ飛ばしてしまったことを後悔しつつ、洞爺湖畔まで走り夕暮れを眺めつつ、一期一会の出会いを楽しんだ8日目。
・羊蹄山、ニセコ、積丹半島神威岬を満喫しつつ、小樽港に戻ってきた9日目。

2013年は、青空がホントに見られなかったが、初めての夏北海道だったので新鮮だった。
2014年は、初日~2日目の台風後は殆どピーカン照りで空気の霞も無く、良いツーリングだった。
2015年は、別海で大雨が降ったが、知床峠・道東・900草原等で晴れも見られた。
2016年は、北海道に台風が3つも来襲したので道東に行くことが出来なかったが、道北はまぁまぁで利尻礼文も訪れた。
2017年は、中々の当たり年でカッパは初日だけ。3日目以降は毎日晴れ間が見れて、最高のツーリングだった。
2018年は、前年同様寒い年で、天気自体もそこまで良くは無かったが、初めて友人とキャンプ場の合流があって新鮮だった。
2019年は、かなり暑かったが、雨の走行は0で初めてノーカッパでやり過ごすことが出来て、史上最高の当たり年だった。島も3つ行って北海道完全制覇出来た。

 2020年は、出発当初の天気予報は悪かったものの、蓋を開けてみればまぁまぁの天候に恵まれ、北海道内でカッパを着なかった。しかし、知床近辺では非常に暑かったので大変だった。それでも夜は涼しかったので問題無いのだが。雨が降ったのも、女満別湖畔の夜とナウマン公園1日目の夜だけだった。

 今年は本当に行かなければならない所は無くなったのだが、終わってみればいつもと殆ど立ち回りは変わらなかった気がする。それでも、多和平とナウマン公園に連泊したので、少し身軽で動けたのは良かったのかもしれない。

 また天気が悪い時には、趣を変えて動物園に行ったり競馬場に行ったのも、これはこれで新鮮だった。北海道は歴史が浅いのもあり、博物館とかも私の好みに合うものが少ないのだが、今後は天気次第ではこのような所を増やすのも良いだろう。

 という訳で、やはり夏の北海道は最高だ。それもあるが、夏に北海道以外をキャンプツーリングするのは中々厳しいので、やはり来年も継続していきたいと強く思った。



 そんなことを考えていたら、フェリーは大分北海道から離れていた。出港を見届けたところでセコマで購入した夕食を食べる。18:00までならジンギスカンのテーブルが使えるので、そちらでゆっくり食べた。

 後片付けをすると、今日はちょっと雲が多いので夕焼けを見ることは出来なかったのが残念。

 真っ暗になる前に露天風呂に入りたかったので、撮影も程々に風呂に入る。今年はコロナ対策でサウナが閉鎖されていたのが残念だ。個人的にはしゃべりさえしなければ関係無い気もするのだが、仕方がない。

 風呂上りにジュースを飲んで、PC作業をする。新日本海フェリーの新潟便は、パブリックスペースにPC作業出来る所が無いので部屋で作業して、出費管理をする。

 次に写真の選別を始めた。かなり天候に恵まれて、撮影枚数も多く時間は掛かってしまった。微妙な所はPCで見るとして、明らかな露出ミスや水平が出ていない物は削除しておく。全部は終わらなかったので、翌日またすることにしよう。

 天気予報を見ると、翌日の本州は全体的に晴れようだ。それは良いのだが、長野~山梨の気温がかなり高くなっていた。これは中々厳しいかもしれない。幸い、時間を最優先して殆ど下道は走らないから、基本ずっと走っているのでまだマシだとは思うが。

 そんなことをしていたら良い時間になって眠たくなってきたので、22:30頃に寝ることにする。長かったキャンプ生活も終わり、通常稼働に体を戻さなくてはならない。


宿泊地:フェリー内
温泉:フェリー内


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2020年08月16日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 9日目 幕別町~洞爺湖町


■9日目 8/16(日) 天気:曇り後晴れ
走行距離:380.0km

 幕別町から襟裳岬を周り、サラブレッドロードをひたすら北上する。苫小牧から支笏湖方面に向かい、洞爺湖町まで走った。

 6:00頃に起床。テントから出ると曇ってはいたが、雨は降りそうになかった。折角ならピーカンが良いのは当然だが、降ってないだけありがたい。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。食後に後片付けを済ませる。昨日と同様に、道の駅まで向かって用を足す。

 2日間お世話になった、ナウマン公園キャンプ場に感謝しつつ撤収を始めた。タープまで張っているので少し大変だが、こなしていく。ここで大阪から来たライダーさんと軽く話した。彼は、もう6日くらいずっとここにいるらしい。

 確かに、ここは無料で温泉・セコマも近くでロケーションもまぁまぁ良く、沈没するには悪くない所だ。グルメの宝庫の帯広も近い。ただ、個人的にはどうせ沈没するなら、もっと景色の良い所が良いな。例えば、女満別湖畔とかだろうか。300円掛かってしまうが、しれたものだ。

 そんなことを思いながら、撤収も完了しバイクに荷物を積む。順調にこなせたので、8:30にナウマン公園キャンプ場を出発した。

 国道236号を南下し、広尾町に入る。国道336号の分岐点に来た所で少し迷う。晴れていれば確実に襟裳岬方面に向かう所だが、微妙な感じだった。国道236号は楽しくはないが、時間は断然掛からない。まぁ国道336号別名黄金道路もトンネルばっかりで、楽しいとは言い難い所もあるが、国道236号よりはマシだろう。

 結局時間に追われている訳でも無いし、僅かな可能性を信じて黄金道路を進み、襟裳岬に向かうことにした。広尾の街を通過すると、黄金を敷き詰める程費用が掛かったと言われる、黄金道路に入った。

 相変わらず長大なトンネルが続く道だが、時折海沿いを走るのでその間は気分が良い。順調に走っていくと、望洋台が見えた。ここは何度も停まろうと思いつつ、何度もスルーしてきた所だ。

 理由としては、大体襟裳岬は北海道上陸初日に通ることが多いため、西側からのアクセスとなる。そうなると望洋台が右側に位置するので、少し寄るのが面倒だからだ。

 今日は、東側からのアクセスなので寄るには障害は無い。ところが、軽装なので恐らく地元のマスツー組だろうか、集団という程でも無いが4台くらいバイクが居たので、その集団に見られるのも微妙だったのでスルーしてしまった。

 何でこんなことを気にしてしまったのか未だに謎だが、その時はそう思ったのだ。後の言い訳をするなら天気が良くはなかったからだろうか。どっちにしろスルーしてしまったのは仕方がないので、次に襟裳岬周辺に来る機会があるなら、今度こそ寄りたい。

 そんなことがありながら、襟裳岬の入口に来た。結局天気は回復しなかった。だったら良いか、と思い襟裳岬には寄らずにそのまま国道を走った。

 すると、東側は確かに悪かったのだが、恐らく日高山脈の一番の根元を越えた所で、晴れてきた。これは行けば良かったのだろうか、と思いはしたが再度えりも町側から襟裳岬方面に戻る気力が湧かなかったので、そのまま国道を走り続けてしまった。

 この日は何か、気が乗らなかったみたいだ。何でなのか、本当に理由は良く分からない。とりあえずえりも町のコンビニに寄って休憩してみた。

 気を取り直してコンビニを出発。浦河町で国道235号と合流して、多少交通量はあったが海沿いの牧草地を見ながら天気も良くて爽快に走る。

 天気も良いのにあまりにもどこにも寄っていないため、これではいけないと思った。なのでお気に入りの新冠町のサラブレッドロード駐車公園にでも行ってみよう。



 サラブレッドロード駐車公園に到着。



 ここから見る牧場はお気に入りだ。緑の芝生が一杯に広がっている。



 北海道では珍しい、夏空を背景に撮影。

 これで少しは写真も撮れた。気分も良くなり、サラブレッドロード駐車公園を出発する。

 そろそろ良い時間になってきたので昼食を考える。何となくラーメンが食べたくなったが、北海道出身の同僚に苫小牧でオススメのラーメン屋をLINEで聞いてみた。速攻で返事が返ってきた。いくつか候補を挙げられたが、こってり味噌らしい店にしてみた。同僚にはお礼の返事をしておく。

 門別の日高厚賀ICから日高道に入って、無料区間を有効に使う。沼ノ端西ICで降りて、苫小牧市街に入った。



 その後はGoogle先生に連れてきてもらい、縄文に到着。



 見た目通り、確かにこってりの味噌ラーメンだった。しかし、うまく言葉では表せられないが、ほんの少しだけ思ってたのと違っていた。まぁ美味しいのは美味しいが、ちょっと私が求めている味噌ラーメンとは離れているように感じた。

 それでもお腹を満たしたところで、苫小牧のラーメン屋を出発。時間はまだ13:00過ぎだったので、これだったら支笏湖畔でテントを張ってからでも十分温泉に間に合いそうだ。支笏湖畔に行くことにしよう。

 となると、支笏湖畔ではまともな買い出しは出来ないだろうから、苫小牧のセコマに寄って食材を調達しておく。恒例だが、今日は北海道最後の夜なので贅沢に牛カルビを購入する。ビールはまだ早いし、それくらいなら支笏湖畔でも入手出来そうなので後でも良いだろう。

 買い出しを済ませて国道276号に入って支笏湖畔へ向かった。天気も良い中順調に進み、国道453号に入って、支笏湖モラップキャンプ場に到着した。

 到着した瞬間、我が目を疑った。何とそれこそ湖畔一杯に、足の踏み場も無いほどファミキャンテントが張り巡らされていた。

 今日は日曜だし、16日で盆休みも終わりのはずだがどうなっているのだろうか?今年は休みがズレているのだろうか。冷静に考えてみると、恐らくだが殆どがデイキャンプな気がする。

 しかし、空くのを待っていると温泉に入れなくなってしまうので、結局支笏湖畔でのキャンプを諦めることにした。幸い、今日は殆ど観光地に寄っていないので時間も十分ある。支笏湖畔でキャンプをしようと思うと、いつなら出来るのだろうか。

 そんなことを思いながら、支笏湖畔を出発する。国道453号を走り続けて、道の駅「フォレスト276大滝」で休憩する。一服休憩だけして出発し、ようやく壮瞥町の洞爺湖畔に出た。雄大な中島を眺めつつ、15:30頃に目的のグリーンステイ洞爺湖に到着した。

 早速管理棟で受付をする。支笏湖畔の惨状を見た後なので洞爺湖も心配だったが、そこまで混雑していなさそうで何よりだ。普通に受付してくれた。

 ここはオートキャンプ場なので設備は十分だ。本来はバイクサイトもあるみたいだが、空きが多かったのだろう、普通に区画サイトを割り当ててくれた。バイク乗入も出来るし、荷運びの手間が全く無いので非常に楽だ。早速テントを張る。



 洞爺湖町グリーンステイ洞爺湖をキャンプ地とする!長いこと北海道を周っているが、洞爺湖に泊まるのは初めてだ。当然、このキャンプ場も初めてとなる。今までのキャンプ場は全て宿泊経験のある所だったが、1個は初めてのキャンプ場に行きたいと思っているので、最終日にしてようやく達成できた。

 立派な炊事棟もあるし、使用していないがシャワーもあるし、コインランドリーも完備されていて設備も良い。バイクの横にテントが張れるのも素晴らしい。

 白樺の木立があって雰囲気も非常に良いのだが、惜しむらくは洞爺湖畔なのにサイトから湖が見えないことだろう。それでも、ちょっと走ればすぐ洞爺湖は見れるし、洞爺湖温泉もあるから色んな面でも上位に入るキャンプ場だと思う。ピーク時にどうなるか分からないが、バイクサイトもあるのでその辺は大丈夫な気がする。



 私も含めてバイク乗りは3組居た。お隣さんは、札幌の地元ライダーさんだった。この人は結構気さくな人で、ちょこちょこ話をした。



 テントも張り終わった所で、少しキャンプ場内の散策をする。盆の時期だがアジサイが咲いていて、目を和ませてくれた。



 少しサイトの下側にバイクサイトがあった。ここから乗入が出来るのだろう。

 テントに戻ってきたが、今日は天気も良いので洞爺湖畔の夕暮れを是非見たい。なので、早めに夕食の準備をした。

 いつものように米を炊いて、最後の炊飯も上手くいった。そして肉を焼いていると、お隣の札幌のライダーさんが野菜は無いのか?と聞いてきた。一応体のことを考えて、カット野菜はほぼ毎食食べるようにしているが、焼肉には野菜も無いと、とお裾分けしてくれた。感謝の言葉を述べて、タマネギとかも焼いて美味しくいただいた。

 後片付けをして食後の一服をしながらしばらく寛いでいると、夕暮れが始まりそうになった。確か、洞爺湖一周は40kmくらいだった気がするので、ゆっくり周って1時間と言ったところだろう。今から出ればちょうど良いと思い、洞爺湖一周するべく18:00頃キャンプ場を出発した。

 途中に泊まりたかった、小公園・曙公園があったがバリケードテープまで巻かれて、完全にお呼びでない感じだった。確か、2021年を持ってコロナに関係なくこのキャンプ場は閉鎖された、という情報を見た記憶がある。是非とも泊まってみたかったが、こればっかりはどうにも出来ないので、何度か来ている時に寄っておけば良かった、と思わざるをえなかった。

 そんなことを思いながら走っていると、段々湖面が赤味を帯びた素晴らしい光景になってきた。どこか、バイクを安全に停められる場所を探していたが意外と見つからず、結局南岸の方まで来てしまった。



 ようやく路肩が広い所が見つかったので撮影開始。



 少し間に合わず、夕日は山の向こうに落ちてしまった。それでも素晴らしい夕暮れの光景を見ることが出来た。



 バイクも一緒に撮影。もうちょっと違う光景が無いか進んでみる。



 今度は羊蹄山が見えるポジションがあったので、洞爺湖中島と一緒に撮影。



 洞爺湖温泉街にほど近いが、素晴らしい景色。



 もちろんバイクも撮影。



 羊蹄山を背景に撮影。洞爺湖畔の夕暮れを満喫出来た。温泉に行くことにしよう。



 いくつかあるようだが、今回利用したのは「北海ホテル」の日帰り温泉だ。しっかり温まり疲れを癒す。

 温泉から出て、少し温泉街方向に戻ってセコマに寄る。最後の夜だし、ビールを1本買うことにした。もちろん、サッポロクラシックだ。加えて、会社の同僚への土産にも、クラシックの6缶パックを2つ購入。今なら荷物も少ないし、明日シートバッグに詰め込む作業をどうせするので効率的だ。

 20:00頃キャンプ場に戻ってくると、札幌のライダーさんはまだチビチビやっている感じだった。野菜も貰ったし、北海道最後の夜だし一緒に飲みませんか?と誘ってみたら、快くOKしてくれた。ソーシャルディスタンスはきちんと確保するのは言うまでも無い。

 このライダーさん、ビッグスクーターに乗っているのだが、歩き方がすこしぎこちなかった。どうやら、バイクでなのか仕事上なのか忘れてしまったが、半身マヒのような感じで少し不自由のようだった。昔はギア付きに乗っていたが、こうなってからは専らスクーターでバイクを楽しんでいるらしい。

 やっぱりバイクは楽しいからね。私も、四肢が動く限りはバイクに乗り続けていきたいな、と今となっては思っている。自分でも驚きだが、ここまでバイクにハマるとは思わなかったな。

 今年はやっぱり道外ライダーは全然見ないと言っていた。確かに、ピースをくれるライダーもちょこちょこ居たが、キャンプ場とかでもやはり少ないかとは感じていた。コロナ禍の中なので、多少は仕方ないだろう。

 そんなたわいもない話をしながら、私もクラシックを1本空ける。とても美味しいお酒を飲むことが出来た。そろそろ、ということで21:00くらいに解散することにした。少し時間がありそうなので、キャンプ場の夜景を撮影することにした。



 白樺林がライトアップされたようで、雰囲気はとても良い。



 私のテントとカバーをかぶせたバイク。



 洞爺湖サミットが開かれた際に、各国首脳が滞在したらしいホテル。高台にあって、大変お高そうなホテルだ。一生行くことは無いだろうな。

 夜景の撮影を楽しみ明日の予定を考える。もう洞爺湖まで来ているので、後は小樽港に最低16:00までに着けば良いので、明日はゆっくり出来る。

 洞爺湖町から小樽だと、定番ルートは羊蹄山を横目に見つつ、ニセコを通って積丹半島をグルっと回るルートだろうか。これで途中のスポットを巡りつつ行けばちょうど良いだろう。

 天気予報も良かったので、天気が良いことを祈って寝ることにする。


宿泊地:北海道洞爺湖町 グリーンステイ洞爺湖 800円
温泉:洞爺湖温泉北海ホテル 500円


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Posted at 2021/08/31 23:30:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月15日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目 幕別町~帯広~幕別町


■8日目 8/15(土) 天気:雨後曇り
走行距離:130.8km

 幕別町から帯広で、オイル交換・豚丼・六花亭・動物園・ばんえい競馬を楽しみ、幕別町まで戻ってきた。



 6:00頃に起床。テントから出ると雨はまだ降り続いていたが、そこまで強くは無かった。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。食後に後片付けを済ませる。キャンプ場のトイレよりは歩くことになるが、道の駅まで向かって用を足した。キャンプ生活をしていると、中々ウォシュレットが無いので非常に快適だ。



 テントに戻ってきて雨雲レーダーを確認した。これより西側には雨雲の発生は無さそうなので、何とか出発出来そうだ。しかし、天気予報の精度がかなり向上してきているので非常に助かる。

 このレーダーを見たしばらく後でLINEでやり取りすると、M氏は雨は降ってない。と言い出した。いやいや、ガッツリレーダー掛かってるんですけど、と突っ込んだところ、やっぱり降ってたとか言い出した。これだから、快適なホテル暮らしをしている人は緊張感が無い、なんて笑い話をした。

 しばらくゆっくりしていると雨が止んだ。出来るだけ路面は乾いた状態で走りたいので、止んだ後1時間くらい待つのが望ましい。9:30頃なら出発出来そうだ。

 M氏はチェックアウトが11:00らしいので、それまでゆっくりしたい、とのことだった。昨日立てたプランを実行すると、帯広までは1時間程度と言ったところなので、私も寄り道している時間は無さそうだ。

 雨が止んで1時間経ったので、9:30にキャンプ場を出発した。撤収が無い割には出発が遅いが天気が悪いので仕方がない。

 まずはセコマに立ち寄り、野菜ジュースと飲むヨーグルトを買って、昨日キャンプ場で出たゴミを捨てさせてもらう。その場で飲み切り、少し戻る方向に向かって忠類ICから帯広広尾道に入った。地方にありがちな無料高速だが、高い場所を走るので十勝平野を見渡すことが出来て、自動車専用道にしては楽しい道だ。

 自動車専用道なので快適に進み、帯広川西ICで降りる。そこから帯広の市街を抜けて行って、国道38号に出た。目的のレッドバロンは国道沿いなので、難なく発見出来た。

 雨上がりで開店直後なので客はあまり居ないと思ったが、意外と居た。オイル交換したい旨を伝えるとすぐにやってくれそうだ。

 出発が遅かったのでLINEでやり取りして、豚丼屋に現地集合することにした。無事に作業も終わったので、これで残りの日程を心置きなく走ることが出来る。

 私はグルメにはあまりこだわりが無いので、店選びはM氏に任せたところ、十勝川北側の音更町の店を選んでくれた。ちょうど11:00に到着。到着した時点で、肉の焼く良い匂いがしてきて食欲をそそられる。

 既に店内はある程度の客が入っていた。M氏を待っていたが、中々来なかった。そうこうしている間に席が埋まってきたので、先に入ることにした。しばらく待つとM氏と多和平以来の再会となった。

 これまでの旅について話に花が咲く。M氏は今日苫小牧から敦賀に戻って、月曜は有休でゆっくりするそうだ。私はいつも通り、ギリギリまで北海道に滞在するから、今日で北海道で会うのは確実に最後だろう。
 
 

 帯広名物豚丼を大変美味しくいただいた。朝夕はキャンプ飯で節約しているので、昼食だけは多少豪華にしても良いだろう。

 お腹を満たしたところで、今日のプランをM氏に説明した。帯広動物園に行く、というと多少驚いていたが了承してくれた。旭山動物園のように観光地化されていなさそうなので、いい年したおっさん2人で行くには少しハードルが高い所だが、そのようなことを気にしてはならない。



 その前に、食後のデザートを食べに六花亭に向かった。まずは定番のサクサクパイ。



 もう1個雪こんチーズという商品があったので、両方とも美味しくいただいた。

 デザートを楽しんだところで、今度こそ帯広動物園に向かった。看板を頼りに向かうと、どうやら駐車場が一杯のようだ。思ったよりも盛況のようでビックリする。

 バイクならどこかに置けるのでは?と思い入ってみたら、誘導員の方にもう少し進むと駐輪所がある、と教えてくれた。こういう時もバイクの機動性は素晴らしい。



 帯広動物園に到着した。北海道で動物を展示しているところはいくつかあるがこれで、

・旭山動物園(旭川市)
・円山動物園(札幌市)
・登別クマ牧場(登別市)
・おたる水族館(小樽市)
・とっかりセンター(紋別市)

 を訪れることが出来た。と言っても、とっかりセンターを除いてこれらはいずれも冬に訪れているので、夏に来るのはそんなに無い。基本走り回っているので中々観光地には寄らないが、こういう天気の時はこのような所に今後は訪れていきたい。



 入館料を払い、帯広動物園に入った。まずは百獣の王ライオンが目に入った。知ってはいるが、ライオンは動物園で見るのはあまり面白くない。大体寝てるか、ボケーっとしていることが多いからだ。



 コイツも多分に漏れず、起きてはいたが一切動かなかった。でも、オスはたてがみがあるので威圧感はある。



 でも、ネコ科らしい肉球をとても触ってみたい、と思ってしまった。



 良い写真が撮れなかったので実物は割愛するが、動物紹介のイラスト等がひねりがあって面白い。ミミズク?怖い顔をしている。



 次にトラが居たが、コヤツは完全に寝ていた。



 こちらもネコ科なので肉球が目立っている。



 カンガルー。右側の肩の筋肉が半端ない。これは確かにボクシングさせると強いことだろう。



 リスザル。かわいらしい。



 フラミンゴはよくあんな細い足で体を支えられるものだ。

 久しぶりの動物園を楽しめた。そこまで広い所では無かったが、1.5時間くらいで一通り見終えた。そろそろばんえい競馬が始まりそうなので、帯広競馬場に移動しよう。途中のコンビニでコーヒー休憩を入れて、帯広競馬場に向かった。駐車場が一杯で、クルマは遠い駐車場に案内されているようだったが、バイクは近くを案内してくれた。やっぱりこういう時はバイクだ。



 帯広競馬場に到着。コロナの感染対策もバッチリで、入口で検温をしていた。



 競馬場だけではなく、家族でも楽しめるような施設がいくつかあるみたいだ。



 ばんえい競馬で使用するソリのレプリカも置いてあった。



 外はキレイだったが、中に入ると若干昭和の歴史を感じられる雰囲気だった。香ばしいオヤジ共が赤ペンを耳に挟んでいるような光景が思い浮かんだ。実際はそんなことはないのだが、こういうイメージがする時点で私もオヤジになっているのだろう。



 コースに出てみると、ダートの直線路が目に入った。一般的な競馬と違って、ばんえい競馬は直線の障害を越えていくようなレースになる。



 スタンド側。人はそこそこ居るが、十分広いのでソーシャルディスタンスは確保出来ている。



 パドックに行ってみた。やはり一般的なサラブレッドと比べると太い。



 2つ障害があるみたいで、この第二障害が高さもあり、一番のヤマ場のようだ。



 折角来たのでやはり馬券を買ってみた。少額でも買うと熱の入り方が違うので、遊びの範囲で購入することをオススメする。レース名が面白いが、どうやら一般人でもお金を出せばレース名を決められるらしい。



 早速レースが始まった。



 ばんえい競馬では、障害を2つ越えるのであえて障害の前で止めて休憩をさせる、というような戦術もあるらしい。これには驚いた。騎手が止めているのが分かるだろうか。



 
 行け~登れ!頑張れ!



 登り切った。ムチの音が凄い聞こえたので、迫力があった。



 一応2レースほど観戦したが、結果としては全く当たらなかった。さっきの写真馬券と、このレース結果はレース自体が違うのだけ、補足しておく。



 そろそろキャンプ場に戻ることにしよう。最後に入口にあった無料の資料館に入ってみた。サラブレッドと違って、農耕用の馬がルーツのようだ。かつては無くてはならないかったが、機械化により今では見られないだろう。

 全く馬券は当たらず2,500円スッてしまったが、まぁ笑い話でしょう。見たことがなかったので、とても楽しめた。

 ここでM氏とお別れ。ばんえい競馬はナイターまであるらしいが、夜に北海道を走りたくないのでこのくらいの時間がちょうどよい。また秋にキャンプでも行こう、と言ってそれぞれの帰途についた。M氏は当初襟裳岬経由で苫小牧に向かう予定だったが、帯広で遊んだので素直に日勝峠を越えていくと言っていた。

 私はどうやってキャンプ場に戻ろうか。来た道で戻るのも芸が無いので、とかち帯広空港の横を通る道道238号で戻る。この道も十勝らしい、広大な大地を見ながら走る真っ直ぐな道だ。天気も良くなかったので素通りしたが楽しめた。

 16:30にキャンプ場最寄りのセコマで買い出しして、キャンプ場に戻ってきた。ここでLINEを見ると、M氏は予定通り日勝峠を通ったが、霧で何も見えなかったようだ。鵡川の食堂で夕食を取ったらしい。

 米を水に浸けて、夕飯の支度をして美味しくいただく。食後の一服を楽しみ、片づけを済ませて、昨日と同様に、ナウマン温泉ホテルアルコに歩いて向かった。ゆっくり温泉を満喫した。

 テントに戻った所で天気予報を確認する。どうやら残り2日では雨の予報は出ていなかった。新潟行く際にカッパは着てしまったが、道内ノーカッパで乗り切れる可能性が出てきた。まだ安心は出来ないが。

 明日はどうしようか悩む。早い物で、北海道に滞在出来るのは明後日までだ。明後日の遅くとも16:00には小樽に居なければならない。最悪高速を駆使すればどうにかなるとは思うが、なるべく西側に近づいておくほうが無難だ。

 明日は日曜なのでキャンプ場の混雑は無いだろう。それだったら一度洞爺湖畔に泊まってみたいと思っていたので調べてみたら、一番泊まりたかった小公園や曙公園が、コロナの影響で閉鎖されているらしい。仲洞爺も確か閉鎖されていた。

 唯一キャンプ出来そうなのが、グリーンステイ洞爺湖だが、ここは湖は近いがサイトから洞爺湖が見えないらしい。それはかなりポイントが下がる。オートキャンプ場なので設備は抜群らしいが。

 だったら支笏湖も良いかもと思った。恐らく札幌が近いのでシーズンは激混みだろうから、夏休み終わりの時期じゃなきゃ支笏湖でキャンプは出来ないので、良いチャンスかもしれない。しかし、調べてみると支笏湖畔温泉はどこも日帰り入浴が16:00くらいで終わってしまうらしい。これでは早すぎるなぁ。一応朝一に出発して行けば、何とか温泉には間に合うとは思うのだが。

 だったら、温泉に間に合えば支笏湖でダメそうなら洞爺湖に行ってみよう。襟裳岬経由で行けば、景色も楽しめるだろう。未だに晴れの襟裳岬は見たことがないので、是非見てみたい。

 明日の予定も大体決まった所で、寝ることにする。


宿泊地:北海道幕別町 ナウマン公園キャンプ場 無料
温泉:ナウマン温泉ホテルアルコ 500円


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