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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年08月22日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡

■3日目 8/22(日)

 2夜連続でおがさわら丸で過ごし、東京都竹芝桟橋に夕方戻ってきた。そのまま真っ直ぐ帰らずに、ハイドラCP巡りを少しだけして、東京駅からJR新幹線・在来線を乗継ぎ、静岡まで帰った。

 朝5:00頃起床、流石寝台空間は快適でグッスリ眠れた。ちょうど朝陽が出るタイミングだったので、甲板に出てみる。



 東の空が真っ赤に染まっていた。



 残念ながら雲が多かったので朝陽は見れなかったが、朝焼けを見ることが出来た。



 大好きな排気塔と朝焼け。



 こちらも大好きな船の軌跡と朝焼け。とても素晴らしい景色を見ることが出来た。

 早朝なので他の乗船客が少なかったから、船内の写真を撮って周る。



 昨日居た2等和室は下の階なのだが、そこに繋がる階段はクジラの尾を模したデザインになっている。



 父島の小学生の寄せ書きのようなものが飾られていた。おがさわら丸は、小笠原諸島の物流を完全に握っているので感謝されていることだろう。



 先ほどのクジラのオブジェを俯瞰したエントランス。



 レストランへの通路。全体的に中々オシャレな船だと思う。船の中だがSuicaが使えたので、非常に助かった。

 朝焼けを楽しみ、朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べる。これからは、前日に引き続き溜まっている旅行記を作っていた。しばらくすると、八丈島に最も近づく時間になった。



 行きに出来なかった八丈島の空も対岸取り出来た。これで東京都の空を制覇。大都会だが、伊豆諸島・小笠原諸島があるので中々大変だ。ただ、八丈島のコロプラ土産は取れなかった。どちらにせよ、八丈島には空港CPがあるのでリアルに訪れなければならない場所ではある。



 恐らく八丈島と三宅島。これでノルマは全て終わった、後は空き時間で旅行記を進める。



 良い時間になったので、前日調達したカップうどんを食べるが、もう一口何かが欲しかったので、船内の売店で軽食を調達。昼食を美味しくいただいた。やはりSuicaが使えるのは助かる。

 お腹を満たしたところで、引き続きひたすら旅行記を書き続けた。お陰でようやく2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリングの記録を書き終えることが出来た。最近は、かなりサボり気味になっているのでもう1年経っている。時間の経つのは早いものだ。

 ようやくおがさわら丸は東京湾の入口に入り房総半島が見えてきた。ここまで来るとスマホの電波が十分なので、旅行記以外のことも出来る。行きに散々写真を撮っていたので、帰りはあまり撮らなかった。

 おがさわら丸は定刻通り、竹芝桟橋に到着した。53時間振りに本土へ帰ってきた。明日は仕事なのでこれから真っ直ぐ帰ろうかと思ったが、予想以上にスムーズに下船が出来た。どうせ高速バスが少ないから新幹線で帰るつもりだから、時間に余裕はある。

 1つやりたいことがあったが、若干ハードルが高い。それは、東京ディズニーシーのハイドラ遊園地CPがずっと取れていなかった。ランドの方は首都高を走っていれば取れたが、シーの方は少し海岸寄りなので、首都高からじゃ取れないのだろう。

 ソロのおっさんが行くにはかなり厳しい所であるが、良い機会なので行ってみることにした。JR浜松町駅まで歩いて行って山手線に乗り、東京駅で京葉線に乗換。東京駅の京葉線は、乗換に10分程度歩くことで有名だが、本当に同じ駅と思えないくらい広い。この辺なら軽く1駅分くらいあるのではないだろうか。

 京葉線に乗換えて、舞浜駅で降りる。早速ディズニーの雰囲気が立ち込めて、非常に居辛い。更に居辛い所に向かうべく、ディズニーリゾートラインの舞浜駅に向かった。

 流石規模が違うので、東京ディズニーリゾート内をモノレールが巡っている。この辺だけあって、便数は豊富にあるからすぐ来る。

 それに乗ると、本当に夢の国に来たような感覚が味わえた。居辛いが、そこのハードルを越えれば非日常感がたっぷり出ていた。豪華絢爛な一泊いくら掛かるか予想も出来ないホテル。だだっ広い遊園地とまさにリゾートだと思った。



 モノレールの窓もディズニー仕様だ。肝心の目的である、シーの遊園地CPは無事車中でGet出来た。なので、どこにも降りずに舞浜駅に戻ってきた。入口はSuicaで入ったので、同じ場所で出て問題無いか心配だったが、どれだけ乗っても一律料金なので普通に出ることが出来た。

 再度舞浜駅から京葉線で東京駅まで移動する。夕食をどうしようか迷ったが、まだ17:00過ぎと少し早かったし、東京に長居はしたくなかったので、さっさと新幹線に乗って静岡に戻ることにした。

 新幹線なのであっさり1時間強で静岡駅に到着。静岡駅の石松餃子で夕食を食べた。お腹を満たしたところで在来線に乗換、無事最寄り駅に到着した。

 今回の旅では、3日間72時間中48時間を船内で過ごす、という中々暴挙をした。それでも小笠原諸島父島の滞在時間は4時間弱確保出来たし、原付を借りたので通れる道は一周出来た。よく見ている旅行記を見る限りでは、母島に行ったり海に潜ったり、他にも楽しそうなアクティビティは色々ある。

 時間的制約があるので再訪するかは微妙ではあるが、東京から24時間掛かる秘境を満喫できたとは思う。しかし、あの見送りの光景は衝撃的だった。また来たいな、と思わしてくれる演出だったと思う。

 それと対岸取りではあるが、伊豆諸島の国盗りを制覇することが出来てご満悦。これで、対岸取りが絶対必要ではなくなったので、いよいよ格安スマホに契約を変えようかと思う。現在auを契約しているので、同じKDDI運営のUQモバイルならMNPもネットで完結出来るので、UQモバイルに変えてみよう。

 auはauで高いだけあって、ショップに駆け込んだり保険のアフターサービスが良いが、これからは最悪出先でメインスマホが壊れても、サブで運用して帰宅後に中古スマホを購入する、等の対応をすれば良いかな、と思っている。月の固定費を節約出来るのは、大変ありがたい。

 これで計画していた夏の一大イベント、夏休み東北と小笠原諸島来訪を無事クリア出来た。9月は秋雨前線+台風シーズンの始まりと、あまり好きな時期ではないが、天気予報を見ながら粛々と未到達ポイントを巡って行きたい。

 まずは9月のどこかで立山黒部アルペンルートに行きたい。ここは紅葉が素晴らしいらしいが、紅葉シーズンは物凄く混雑するらしいので、それまでに訪れよう。天気予報次第なので、何とか秋雨前線があまり活発にならないことを祈るばかりだ。

 後は、当然ながらコロナが終息してくれることを願うばかり。もっと堂々と行けるようになることを願う。

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋
2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊
Posted at 2022/04/18 23:46:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月21日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊


■2日目 8/21(土)

 おがさわら丸は定刻通り、小笠原諸島父島に到着。原付を借りて、父島を周遊した。4時間弱父島を周り、とんぼ帰りで再度おがさわら丸に乗船した。

 何時に起きたか全く覚えていないが、朝焼けを撮影していないので少し寝坊したのだろうか。2等和室だが、隣は空いているしよく眠れたと思う。

 朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べる。そして昨日と同じ場所に居座り旅行記作成に励む。



 PC作業にも疲れてきた、9:40頃甲板に出てみると、大変良い天気だった。一面海しか見えない。



 排気塔は青空に似合う。



 おがさわら丸の看板も夏空に映える。



 引き続き旅行記を進め、到着30分前になると父島がハッキリ見えるようになってきた。



 海鳥が飛んでいたので撮影。



 まずは絶対忘れてはならない、国盗り「小笠原」の空をGetした。当然☆5のポイントだ。これをしに来たと言っても過言ではない。



 コロプラももちろん忘れずに。小笠原諸島のコロプラ土産も購入しておく。果たして何人が、ここをGetしているのだろうか。これでコロプラも全国制覇することが出来た。



 父島の集落が見えてきた。ようやく着きそうだ。流石に24時間は長いが、溜まっていた旅行記を進めることが出来たので、有意義に過ごせた。

 おがさわら丸は定刻通り、小笠原諸島父島二見港に到着した。下船の案内指示があるまで待機する。行きと同じように、少し後の案内だった。



 11:07、ついに小笠原諸島父島に降り立った。感慨深い気持ちになったが、残念ながら時間が無い。帰りのおがさわら丸出港は15:30。3.5時間くらいは周れると思うが、その間に出来るだけ多くのポイントを周りたい。

 まずは重たいバックパックを預けたい。コインロッカーは無かったが、二見港の案内所で有料だが預かってくれそうだったので預けた。

 そして事前に調査していたレンタルバイクを借りに行く。二見港から少し歩き、店舗を見つけた。予約はしていなかったが、3時間借りたいと伝えると、「まさか今日のおが丸に乗るの?」と聞かれたので、苦笑いしながら「はい」と答える。たまにそういう人は居るみたいだが、普通はこの選択はしないだろう。

 何はともあれ無事足を確保出来た。50ccだが広い島ではないので、これで十分だろう。

 早速二見港を出発まずはどこに行こうか。Mustはもう終わらせたが、ハイドラマップを見るとダムCPが父島南部に1つあるようだ。そちらは追加のMustで訪れることにして、適当に走らせて看板を頼りに向かうとしよう。



 11:25大根山公園に到着。先ほどまで居た二見港を見下ろす高台で見晴らしが良い。



 小笠原諸島はその立地上、太平洋戦争の要所にもなったところなので、軍隊の遺構が色々あるらしい。



 次は大根山公園からすぐ近くのウェザーステーション展望台に到着。ここは三日月山園地となっていた。 



 早速撮影。海の色がエメラルドグリーンでキレイだ。



 その名の通りウェザーニュースの気象観測所でもあるのだろうか。周囲は海の風景が良い。



 流石東京から船でしか来れない秘境なだけあって、良い景色。

 早くも小笠原の魅力に取りつかれつつある。ウェザーステーション展望台を後にし、今度は二見港から離れた方向に向かう。多分小笠原唯一の学校を横目に見つつ南下していく。自衛隊か官公庁だろうか、団地のような建物もあった。交通量はたまにクルマが来る程度なので、原付で十分だと思う。

 扇浦海岸海水浴場の近くに神社の看板があった。こういう所にも行ってみよう。



 11:50頃小笠原神社に到着。鳥居がある。



 南国のムードたっぷりな階段を登っていく。



 小笠原開拓碑も神社内にあった。小笠原諸島は明治に入ってから、開拓が始まったらしい。



 神社、と言っても小さな社だった。参拝をしておく。



 無人島発見之碑もあった。小笠原諸島や大東諸島は絶海の孤島になるので、よくこんな島を見つけられたものだ。明治時代には辿りつくことさえ困難だったろう。

 小笠原神社を参拝し、前述通りダムCPがこの近くにあったから取りに行った。狭い道だったが、原付なので問題無い。ダムCPをGetしたので、これでノルマは達成だ。

 この近辺は父島で原付で走れる南端に近かったが、そこから遊歩道でしばらく歩くが展望の良い「中山峠」というのがあるようだ。折角なので行ってみよう。



 12:10頃駐輪場に到着すると、こんな看板があった。行き先を目的別で何かの箱みたいなのだったと思うが、石を入れるらしい。観光の石を中山峠に入れておいた。



 早速遊歩道を歩く。自然がたくさんだ。真夏だから暑いが、ちゃんと帽子も被っているし、小笠原は海洋性気候だからむしろ本州より涼しい。



 こちらも南国ムード満載の遊歩道を登っていく。



 ほんの少し登っただけで絶景が広がっていた。この海の色がまさにエメラルドグリーンだ。



 稜線に出ると、木が無いので非常に見晴らしが良い。



 山側はまさに手付かずの山が残っている。世界自然遺産に選ばれているだけのことはある。



 600mほどなので10分強だろうか。ひたすら登りだから息が切れるが、この景色のためなら全く苦ではない。



 中山峠に到着。ほぼ海抜0mからなので100m程度登った。



 白い砂浜と真っ青な海、空と緑が素晴らしい。



 砂浜部を望遠で。



 真っ青な海を望遠で。一応ここは東京都なのだが、本州でこんなビーチがあったら平日だろうが砂浜はビーチパラソルまみれになっていることだろう。



 小島が点在する海の景色。



 この先にもブタ海岸とかジョンビーチがあるらしいが、流石にそこまで回る時間は無いので諦める。



 こんな所にも日陰があったので、しばらく休憩した。東京都なので、こういう設備は非常に充実していると感じる。

 休憩を済ませて駐輪場に戻る。ゆっくり写真を撮ったので、往復40分程度だった。 



 最後に中山峠から見えていた海岸に出たが、陽が陰ってしまったので真っ青な海ではなくなってしまった。やはり景色は上から見下ろす方が良い。

 素晴らしい展望だった中山峠を後にし、引き続き父島を周る。西海岸を走ってきたが、東側に向かうため別名「夜明道路」に入った。適当に展望スポットを巡っていこう。



 13:10夜明山初寝浦展望台に到着。途中にもいくつかスポットがあったが、駐車場が無かったので寄らなかった。原付なので路肩でも構わないだろうが、時間も限られているし良いだろう。



 原付を止めて海側に向かい歩く。



 これが初寝浦だろうか。ちょうど湾のようになっていた。



 こちらも大変素晴らしい展望で、良い天気に恵まれて最高。



 こちらにも太平洋戦争の遺構があった。中にも入れそうだが、気味が悪いので止めておく。夜来ると、絶好の肝試しスポットだろう。

 夜明山を出発すると、大きなアンテナがあった。中にも入れそうなので寄ってみよう。



 直径2,300kmの範囲を見れる?電波望遠鏡、らしい。



 原付と一緒に撮ろうと思ったが、大きすぎて入らなかった。こんな寄り道をするのも中々楽しい。

 電波望遠鏡を後にし出発。今度は旭平という所があった。



 先ほどとはまた違った展望となる。



 本当に東京都だからだろうか。展望台がしっかり整備されている。



 道路から海が見渡せたので原付と一緒に撮影。



 原付が海に飛び込んでいきそう。



 ここまで来ると、父島中心部二見港が見えてきた。もう少しで向かわなくては。



 あそこも展望台だろうか。また寄ってみよう。



 先ほど停まっていた場所から見えていたので、あっさり到着。長崎展望台と言うらしい。



 こちらも湾の海がとてもキレイ。



 目の前に見えるのは兄島だ。そこそこ広い島なのだが、無人島のようだ。



 こう見ると中々山がちなので、人が住むには不適なのだろう。



 先ほど原付を撮影した場所がよく見えた。

 これでそろそろタイムアップだ。時間を見ながら周っていたので、二見港の近くに居るから大丈夫だろう。ガソリン満タン返しだったので、指定のGSに寄って給油し、14:00頃原付を返却した。

 レンタルバイク屋にお礼を言って、二見港周辺を散策する。時間が限られていたので昼食も取らずに周っていたから、何か食べる所は無いか探してみた。しかし、14:00を過ぎていたためか、見る限りの店は既にCloseしていた。

 仕方ないので適当な商店に入ってみた。ついでに翌日の食事も調達しておこう。おがさわら丸はSuicaも使えるので、夕飯はレストランで食べよう。翌朝昼食を調達した。

 おがさわら丸入船日だから、在庫も豊富にあった。面白かったのが、一部菓子パンが微妙に凍っていたことだ。おがさわら丸も24時間航海するので、保管自体はそれ以上となるだろう。なので、冷凍して輸送しているのだと思う。

 適当なパンを食べて昼食とする。二見港の待合所には結構な人で混雑していた。預けていたバックパックを受取り、乗船手続きを終わらせて座る場所を確保するため少し端の方でしばらく待つ。

 ようやく案内が始まり、竹芝桟橋と同じように順番で呼ばれる。どうやら今回は少し早めに呼ばれそうだ。これで分かった。客席が上級グレードから呼ばれるのだということが分かった。昨日の記録でも書いたように、帰りは特二等寝台席を取っていた(正確に言うと二等和室を取れなかった)ので、竹芝桟橋を少し早く降りることが出来るのかもしれない。

 順番が来たのでおがさわら丸に入る。案内に従い席に向かった。



 流石二等和室とは違い、専用のテレビや荷物置場もあり快適空間だ。着替えをして出港時間まで待機する。



 おがさわら丸は定刻通り、父島二見港を出港した。凄いたくさんの見送りの人が居る。私はレンタルバイク屋の人くらいとしか絡んでいないが、この船に乗っている大多数の人は3日以上滞在しているのだから、お世話になった人も多いのだろう。



 何気なく出港を見届けていたら、船が何隻か動いているのが見えた。



 こちらも見送りの船のようだ。皆手を振っている。流石南の島だな~って思っていたら、ここからが凄かった。



 どんどん見送りの船が増えていき、圧巻の光景が広がった。



 これは凄い。私もいくつかの船に乗ってきたが、ここまで盛大な見送りをしてくれるところは中々無いだろう。私は見れなかったが、海に飛び込む人も居るらしい。

 沖に向かうに連れ段々少なくなってきたが、この光景を見てまた小笠原に来てみたいな、と思った。長期休暇か定年後にしか来れないと思うが、チャンスがあれば今回弾丸だったのもあり、是非再訪したい。



 最後まで残ったのは海上保安庁の船だった。



 巡視船だろうから見送りという訳でないだろうが、職員の方も手を振ってくれていた。



 素晴らしい島だった小笠原諸島父島からかなり離れた。滞在時間4時間だったが、中々楽しめた。おがさわら丸の旅客が結構いい値段がするので、折角訪れるなら1週間滞在した方が良いと思う。

 船内に戻り、行きと同じように旅行記を進める。同じ船なので、同じ場所にしばらく陣取る。



 良い時間になったので、レストランに行って唐揚げ定食を美味しくいただいた。



 甲板に出てみると夕陽は見れなかったが、良い夕暮れが見れた。

 この後も同じようにPC作業を進め、シャワーを浴びる。

 明日は、昨日取れなかった八丈島の対岸取りを何としてもやりたい。それ以外は、ひたすらPC作業をすることになるだろう。

 15:30竹芝桟橋到着予定だが、翌日は仕事なので真っ直ぐ静岡に帰るつもりだ。でも少しやりたいこともあるので、また状況次第で考えることにしよう。

 そんなことを考えながら、眠りに付く。

宿泊先:おがさわら丸内

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋
2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡
Posted at 2022/04/17 23:10:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月20日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋

■1日目 8/20(金)
 夏休みの東北ツーリングから帰ってきた、その翌週末に位置ゲー最大の難関と言ってよい小笠原諸島へ行ってきた。島旅となるのでその記録を綴る。

 JRを乗継ぎ静岡~品川は新幹線に乗る。その後山手線に乗り浜松町駅で降りて、竹芝桟橋まで向かった。


 ひょんなことから、2021年中に国盗りの全国制覇を達成する目標を立てた。夏休みに東北へツーリングへ行ってきたが、この時点で残るポイントの主な所は以下の通り。

・山形県飛島、山形内陸CP・新潟下越地方道の駅1件
・関東一部
・伊豆諸島/小笠原諸島
・富山一部
・山陰/隠岐
・山陽島嶼部
・四国(主に愛媛南予地域)

 残り地域の中でも最大の難関、と言って良いだろう小笠原諸島をどう行くか、を3月からずっと考えていた。3月は全国制覇を今年中に達成する、と決意した時である。

 早速情報収集に入る。ちなみに小笠原諸島とはどこにあるか、を簡単に紹介する。




 東京から南になんと1000km。周囲を海に囲まれて、ほぼ沖縄と同等の緯度に位置する絶海の孤島だ。自治体としては、東京都小笠原村となる。

 小笠原諸島の場所を紹介したところで、アクセスとしては飛行機は無く船しか無い。小笠原海運が運航するおがさわら丸で、東京から24時間掛けて行くしか現状無い。

 それはまぁ空港が無いのだから仕方がない。それでも新日本海フェリー等のように、毎日/週6運行してくれればまだ良い。ところが何と、おがさわら丸は通常週1便しか運航していないのだ。さらに小笠原停泊日というのがあって、それが大体3日間ある。

 という訳で、行きに24時間。小笠原停泊が3日。帰りに24時間と、通常小笠原に行くには1週間日程を確保する必要がある。幸い私の会社では長期休暇が確保出来るので、行こうと思えば行けないこともない。ただ今年中、という縛りを設けたからには、GW・夏休み・秋リフレッシュ休暇・冬休みを全て使う必要があったので、長期休暇を小笠原諸島に使う訳にはいかなかった。

 ならばどうするのか。その答えは1つだった。時間が無い人向け、という訳では無いだろうが、1年の中で夏の繁忙期(7月下旬~8月下旬)のみ、週2便ピストン運航されるのでそれを使うしかないだろう。それを使えば、週末に1日休みを付ければ何とか行くことが出来る。

 本音で言えば、折角中々行けない島に行くのだから、満喫して帰りたい。個人的には1日あれば良いのだが、それは実現不可能なので叶わぬ願いだ。残念だが、長期休暇を使うのは止めて週末弾丸で行くことを決意した。

 そうと決まれば、まずはおがさわら丸の乗船券を確保しなければならない。他に競争が無いからだろう、正直小笠原海運の渡航費用は中々高額だ。一般的なフェリーと同様、2等和室(雑魚寝)・2等寝台・1等個室などに分かれているが、2等和室で30,000円弱もするのだ。これはおがさわら丸は旅客だけなのに、北海道行き新日本海フェリー敦賀~苫小牧をバイクで行った場合と同じくらいになる。

 小笠原海運はネット予約が出来るが、予約開始日にアクセスしたがサーバーがダウンしているのか全く繋がらなかった。結局。夜遅くまで回復しなかった上にメンテナンスまで入ってしまったので、翌日トライした。

 上述通り渡航費用が高額なためか、普通上の等級から売れていくのだが、2等和室から埋まってしまっていた。

 私も出来れば寝台は確保したいと思うタチだが、この金額なら流石に2等和室で行きたいと思っていた。日程は7月中旬に奄美へ行ったし、夏休みがある関係で8/20(金)~22日(日)の一択だ。行きは何とか2等和室を確保出来たが、帰りは2等寝台のさらに上、特2等寝台しか空いてなかった。仕方がないので、特2等寝台を予約した。

 希望の席は確保出来なかったが、これで何とか小笠原諸島に行くことが出来そうだ。後は、台風などが来ないことを祈るのみである。



 いよいよ当日。夏休み東北ソロツーリングから無事に戻り、火水木と仕事をこなして前日を迎えた。おがさわら丸の出航は、東京竹芝桟橋11:00発である。最低30分前くらいには着きたいところだ。

 本当は、前日仕事を終わらせて高速バスで東京まで行き、東横INNのポイントを使って優雅に前泊しようかと思っていた。ところがコロナの影響で、静岡駅発東京行き高速バスのダイヤがかなり少なくなっていて、仕事が終わってからでは乗れなかった。となると、10:30までに竹芝桟橋に着けば良いので、新幹線を使えば朝出れば間に合う。なので前泊は止めることにした。

 当日は5:00頃起床して、朝食・洗濯を済ませる。前日までにまとめておいた荷物を抱え、時間になったので、最寄りの駅まで行き静岡駅へ在来線で行った。そこから新幹線に乗る。



 途中富士山が良く見えたが、笠雲が掛かっていた。笠雲は天候悪化のサインなのだが、何とか持ってくれることを祈るばかりだ。景色を見ていると流石新幹線、1時間で品川駅に到着した。

 コロナが始まってから、東京をクルマ・バイクで通過したことは何度かあったが、東京で電車に乗るのは初めてだ。座れれば良いが、出来る限り吊り革等には触りたくないので立つ場合には必死で電車の揺れに耐える。

 東京に来たのも久しぶりだから、目黒駅に増えていたコロプラ土産をGetするため、少し山手線を外回り逆方向に向かう。無事取得したので、内回りに乗り換えて浜松町駅に到着した。

 電車から降りたらすぐ手指消毒をしたかったが、意外と駅構内には消毒液が置いてなかった。仕方ないのでトイレに入り手をしっかり洗う。これから24時間船に乗るため、コンビニに立ち寄り食料と水分を確保しておく。そこから竹芝桟橋に向かったが、歩道に伊豆諸島の絵が書いてあったりして面白かった。



 竹芝客船ターミナルに9:50頃到着。思ったより早く着いた。早速受付をして、乗船券を貰う。もう少ししたら乗船開始らしいが、私の席はそこそこ後ろでの案内らしく、しばらく待つように伝えられた。



 待ち時間を利用して竹芝桟橋周辺を散策してみる。



 おがさわら丸の表記がある乗船タラップ。



 父島も東京なんだけどな、とか穿った自分は思ってしまうが、一般的にはこれで通じるでしょう。



 写真を撮っていたら良い時間になったので、乗船口に向かう。



 「行先 小笠原父島」と見ると、今からそこに行くんだ、と年甲斐も無くワクワクする。



 乗船のため、おがさわら丸の下に着いた。他の人が居ない時を見計らって撮影。



 2等船室に着いた。場所は指定制なので、早い物勝ちとかではなかった。おがさわら丸最深階だったから、展望なんかは全く無かった。コロナ渦だからか、間隔が空いていて中々快適に使えた。



 荷物を置いて、甲板に出てみた。レインボーブリッジが良く見える。



 小笠原諸島の物流を担っているおがさわら丸にコンテナがたくさん積まれていた。出港時間が近付いてきたところで、出港のアナウンスが流れた。



 甲板で出発を見届ける。係員さんがタオルを広げて、見送ってくれていた。



 こちらでもたくさんの方に見送ってもらう。



 先ほどまで居た竹芝桟橋方面を撮影。こちらは一般人だろうが、手を振っていた。何だか出発するのに高揚感が湧く。

 しかし、これだけビルが背景にある港は中々無い。流石東京だ。



 素晴らしい夏空を背景に、大好きな排気塔。さらば本州、また帰ってくる日まで!と言ったところだろう。



 しばらく東京湾を進むので大都会の展望を楽しめる。まずはレインボーブリッジが良く見える。



 高層ビルが立ち並び、地方在住の私としては眩しい限り。



 おがさわら丸はレインボーブリッジを通過する。



 レインボーブリッジは首都高としてしか通ったことがないが、一般の橋としても渡れたと思う。



 お台場のフジテレビが良く見える。あの球状の部分は非常に特徴的だろう。



 高層ビル群を背景にレインボーブジッジ。



 多分、レインボーブリッジの一般道部分のループ橋。



 フジテレビの球状は展望台になっていたと思うが、未だに行ったことが無いな。



 天気も良くて、東京湾からの展望を楽しみながら快適クルーズが出来た。

 見物も無くなってきたところで、船内を散策する。そこそこ人が乗っていたが、パブリックスペースにも割と余裕があった。



 コンセントがある席も空いていたので早速確保。船内で時間を持て余すのが分かっていたので、今回はPCを持ち込んでみた。最近サボり癖がついてきたので、この当時は2020年夏休み北海道旅行記すらアップロード出来ていなかったので、粛々と進めることにした。その前に、コンビニで調達した昼食を食べておく。



 パブリックスペースには軽食販売もしていたので、少し高めだったが海を見ながらスイーツを美味しく頂く。おがさわら丸は、Suicaが使えるので現金が必要無く大変ありがたい。

 お腹を満たしたところで海を見ながら、ひたすらPC作業を進める。房総半島を抜けるまでは、船も殆ど揺れずに電波も良く入ったから、飽きたらスマホを見たり出来た。

 房総半島を抜けてから電波が入らなくなってきた。外海に出たから少し揺れが出てきたがそうでもない。気にせずPC作業を進める。ここから伊豆各諸島近くをたまに近づきながらおがさわら丸は進んだ。

 島近くだけは電波が入ったので、時折スマホを持って甲板に出てみた。

 まずは伊豆大島が良く見えるところで、コロプラ土産をGetした。まだ動物園・空港CPがあるので、この島にもその内行きたいところだ。

 次に15:00頃に三宅島に近づいてきたので、対岸取りを試みたが新しいAndroidだとGPSのみなので、陸の上に居ないと判定された。なので、古いスマホにSIMを差し直してトライ。何とか国盗り「三宅島」の対岸取りに成功した。この島にも空港CPがあるので、ここにも訪れよう。

 最後に八丈島に近づいてきた。ここでも対岸取りを試みたが、何度やっても上手くいかなかった。そうこうしている内に、遠ざかってしまい電波も無くなってしまったので失敗してしまった。最悪帰りにもチャンスがあるから、そこでトライしてみよう。最悪八丈島は飛行機が飛んでいるので、金さえ掛ければ何とかなると思われる。

 夕焼けの写真が全く残っていないので、曇っていたのか何をしていたのか全く覚えていないが、残っていないということは見れなかったのだろう。天気は良かったはずなので、全く暮れないということは無いと思うのだが。。。



 気を取り直してPCを片付けて、19:00頃に夕食を食べにレストランに行った。いつも船内の食事はケチるのだが、前述通りおがさわら丸はSuicaが使えるのでレストランを利用した。そんなに高くなく、ローストビーフ丼を美味しくいただいた。

 食後に甲板に出てみると、月が出てて中々良い雰囲気だった。やっぱり夕陽を見れた気がするのだが、こういうのは見逃さないはずだが昼寝でもしてたのだろうか。



 ブレブレだが、何となく写真を撮る。雰囲気だけは伝わるだろう。おがさわら丸の甲板には、寝そべられるベンチとかあったりして、長い航海を少しでも楽しめるような配慮がされている。周囲は当然真っ暗なのだが、甲板には電灯があるので星はそこまで見れなかった気がする。

 それでも夜空を見ながら寝そべるのは中々楽しかった。洋上なので蚊とかも居ないし、快適だった。

 船内を楽しんだところでシャワーを浴びる。おがさわら丸には大浴場は無いが、シャワーブースはいくつかある。

 明日はいよいよ小笠原諸島父島に上陸する。滞在時間は4時間強だが、それでも精一杯楽しみたい。2等和室の消灯時間が22:00頃だったと思うので、小笠原諸島を楽しみに眠りについた。

宿泊先:おがさわら丸内

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊
2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡
Posted at 2022/04/16 23:02:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月15日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 3,488.8km
高速使用距離 388.2km

給油回数 12回

※8泊9日なので、ざっくり1日390km平均ってところだ。1日休養日があった割にはよく走った。毎日ホテル泊のおかげで距離を稼ぐことが出来た。東北は北海道までいかないが、街間の距離が長いので走るには良いところだ。
 

■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  8/07(土) 新潟県新潟市  ホテルα-1 新潟:4,000円
  8/08(日) 新潟県胎内市  中条グランドホテル:5,600円(朝食付)
  8/09(月) 秋田県秋田市  ホテルα-1 秋田:10,850円(2泊分1泊朝食付)
  8/10(火) 秋田県秋田市  ホテルα-1 秋田+秋田華の湯:900円
  8/11(水) 青森県弘前市  弘前パークホテル:3,925円(朝食付)
  8/12(木) 青森県むつ市  むつはねやホテル:5,800円
  8/13(金) 岩手県盛岡市  盛岡ホテル小田島:4,290円(朝食付)
  8/14(土) 宮城県気仙沼市 ホテルルートイン気仙沼:5,900円(朝食風呂付)
  
  合計:41,265円

 ※流石に宿泊費が嵩んでしまった。秋雨前線の影響か、気温は低い日が多かったのでキャンプも出来たと思う。それでも温帯低気圧や秋雨前線の影響で雨の日が多かったし、夜遅くまで走った日もあったので、ホテル泊で良かったと思う。 

 2)フェリー

  佐渡汽船 新潟県新潟港~新潟県佐渡島両津港 往復 14,400円 

  合計:14,400円

 ※東北の陸路が多かったのでフェリーは少ない。佐渡島のリベンジをしたくらいだった。
 
 3)ガソリン代

  17,562円:116.1リットル 平均燃費:30.05km/L

 ※キャンプ道具を積んでないおかげか、Ninjaにしては少し燃費が良い。このくらい走ってくれれば、お財布にも優しくてありがたい。

 4)高速料金

  東北道 白河中央IC ~ 新東名 藤枝岡部IC:5,510円 388.2km
 
  合計:5,510円 

 ※高速の休日割が無かったので、とことん下道で頑張った。一気に帰るために最終日のみの使用だ。深夜割を使えたのが良かった。

 5)食費 9日分 22,881円

 ※キャンプ自炊は殆どしなかった割りには、中々抑えられた。割とグルメも楽しんだ方だと思ったが。早朝出発だとコンビニのおにぎりとかで済ませてしまうので、費用が嵩まなかったと推測する。

 6)その他(飲料・菓子・土産等) 12,844円

  内訳
   飲料:2,924円
   菓子等:2,590円
   土産:2,800円
   雑費:4,530円(観光+宅急便+洗濯)

   観光立ち寄り:
    弥彦山ロープウェイ
    佐渡金山
    羽黒山有料道路
    久保田城御隅櫓
    佐竹史歴史博物館

 ※雨の日があったので、博物館的な所にも立ち寄った。飲料は、水筒を持参したのでその辺で出費を抑えられたのだろう。リアタイヤ交換は、旅の費用としては含んでいない。


合計 114,462円

 ※宿泊代が嵩んでしまったが、北海道と比べるとフェリー代が掛からないので、そこで相殺された感じだ。ホテルも割と安い所が多かったので、出費を出来る限り抑えることが出来た。


 今回の旅では天候不良のため、山形県酒田市沖の飛島に行けなかったのが悔やまれる。2021年中の制覇を計画しているので、これはまたリベンジをしに行くしかないだろう。

 その他にも、一本道が崩落してしまった関係で、下北半島一周が出来なかった。前半は良かったが、後半は殆ど青空が見れなかったのも残念だ。天候・天災には勝てないので、これも仕方がない。リアタイヤを現地で交換する、というトラブルもあったがかわいいものだろう。

 それでも、佐渡島・男鹿半島・下北半島などの景色の良いところを巡れた。特に下北半島尻屋崎は、初めて下北半島に訪れた2012年から9年越しに来訪出来たのは嬉しい限り。しかし、結局岩手県は国盗り・ハイドラをして回っただけになってしまった。今度東北に行くときは、この辺を重点的に周ってみたい。特に、本州最東端のとどヶ崎は是非遊歩道を歩いてみたいと思った。

 次のバイクでのロングツーリングは、11月にリフレッシュ休暇を利用して山陰・隠岐を計画している。恐らく初めて行く所なので、Ninjaで行くことになるだろう。この他にもこの旅から帰った翌週末に、小笠原に行く予定にしている。その他にも、天候次第で北海道・関東・新潟県奥只見に行く予定だ。

 その頃にはコロナが落ち着いていることを祈る次第だ。

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2021年夏休み 東北ソロツーリング 8日目 岩手県盛岡市~宮城県気仙沼市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 9日目 宮城県気仙沼市~静岡
Posted at 2022/03/26 00:03:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月15日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 9日目(最終日) 宮城県気仙沼市~静岡


■9日目 8/15(日) 天気:曇り一時雨
走行距離:742.6km

 宮城県気仙沼市のホテルを出発し、風光明媚な三陸海岸を走る。震災遺構の石巻市大川小学校を訪れ、太平洋岸を南下した。そこから国道4号に出て、行ける所まで下道を走る。



 暗くなってきたところで高速に入り、一気に静岡まで走った。

 6:00頃起床。このホテルは大浴場があるので朝風呂を済ませてサッパリする。ルートインは大体大浴場もあるし、朝食バイキングなので少し高いが旅には良いホテルだ。朝食バイキングを美味しくいただいた。部屋に戻って出発準備をする。

 楽しい時間は過ぎるのが早いもので、今日でこの旅最終日となる。なので、出来るだけ下道を使って南下し、日没時間切れになったら高速に入り、一気に静岡まで帰る予定だ。明日も休みなので、最悪力尽きた保険として、海老名周辺の東横INNに目星は付けている。何とか圏央道は越えたいところだ。

 今日の天気予報も良くなかった。もう仕方がないが、やることだけは進めて行こう。朝まで雨が降っていたみたいで、路面は濡れているようだが何とか止んでいる。このまま続けば良いが。

 そんな状況なので出発準備をダラダラしてしまったため、8:30にホテルを出発。とりあえず適当に南下しながら、目ぼしいところがあれば適宜寄って行こう。まずは、ホテルから出てすぐの三陸道に入った。殆ど対面通行だが、無料なのでありがたい。

 南三陸海岸ICまで快適に走った。南三陸市街を抜けて、三陸海岸沿いを走るため国道45号から国道398号に入った。



 9:00頃志津川湾を望むPAがあったので寄ってみた。ツーリングマップルには「2体のモアイ像」とコメントがあるが、どこにも見当たらなかった。



 天気が悪いが志津川湾が良く見えた。

 モアイは見つからなかったが、まぁ良い。休憩を済ませてPAを出発。しばらく国道398号を走っていると、神割崎というのが見えた。ツーリングマップルにも載っていたので、寄ってみよう。



 先ほどのPAからすぐだったのであっさり到着。看板と、鉛色過ぎて空と海の区別が付かないが、景色を背景に撮影出来た。



 階段があったので下まで降りると、目の前に岩と海があった。こんな天気なので海は荒れていて、波が打ち付けていた。



 これが神割崎だろうか。確かに岩が割れているように見える。



 狭くなっているのでここで波が強くなるのか、見ていて飽きなかった。



 ザッパーン、と波が上がる。



 天気が良ければもっとキレイなのだろうが、この天気だから波が高いのだったら、それはそれで面白かった。

 神割崎を楽しみ出発する。引き続き国道398号を走るが、この辺から雨が降り出した。大したことはないが、タンクバックのレインカバーをかぶせてカッパを着た。

 ツーリングマップルにもあるが、東北一の大河北上川を眺めながら走れた。北上川を渡ったところで、東日本大震災遺構である大川小学校跡があったので、少し寄ってみた。



 駐車場がびしょ濡れだが、そこまで強い雨ではなかった。さっそく行ってみよう。



 入口から既にただならない空気を感じる。



 コンクリートの柱だけが残り、津波の凄まじさを後世に伝える遺構だと思う。



 その柱も根本から折れているものがある。



 この後資料館もあり、展示を興味深く見させてもらった。もう東日本大震災が発生してから10年経つが、この震災遺構が出来たのはここ数年だったと思う。やはり保存の是非とかに賛否両論あるようだ。この小学校でも児童が何人も亡くなっているので、残すのは辛いという意見も多かったのだろう。

 ここについては良いも悪いも無いが、折角残してくれたのだから、震災の脅威を後世に伝えていただければな、と思う。何かのテレビで見たが、東日本大震災以降テレビでも大きめの地震があったら、まず高台に避難するように呼びかけられている。反省しながら備えをしていくべきだと感じた。

 震災遺構でしんみりとした思いをしたが、切り替えて旅を楽しんで行きたい。国道398号の三陸海岸を南下し、雄勝半島に入って国盗り「雄勝半島」の空と、コロプラ土産をGetした。そのまま走り、女川町に入ったところで国盗り「女川」の空をGetし、宮城県の国盗りも制覇出来た。



 これで東北地方の国盗りノルマは終わった。残念ながら山形県酒田市沖の飛島に行けなかったので、そこが1つだけ残ったことになる。難儀な所が残ってしまったが、何とかリベンジをしていきたい。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。道の駅「おながわ」の看板があったので入ってみた。



 海鮮丼を美味しくいただく。そんなに高くなかったと思うが、それでこのボリュームなのは中々オトクだ。この間雨は降ったり止んだりを繰り返していたような気がする。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。国道398号を引き続き走り、内陸の石巻市に入ったくらいでようやく雨が止んだと思う。セブンイレブンがあったので、コーヒー休憩に立ち寄りカッパを脱ぐ。この辺りは4月に牡鹿半島沖金華山に行った時に、バスで通った道なので何となく見覚えがある。

 そこから無料の三陸道に入るため、石巻河南ICに入った。日曜だが割引が無いため、有料になる手前の鳴瀬奥松島ICで降りて、国道45号を通って行くと、日本三景の1つ松島周辺に出た。

 盆休み最後の日曜のためか、観光地松島と言えどそこまで混雑はしていない。どこかに寄ろうかと思ったが、天気も良くないしスルーかな。

 松島中心地を通過して引き続き走ろうかと思ったら、ふと看板が見えた。松島四大観 扇谷と見えた。ここには寄ったこと無いな、と思い急遽曲がることにした。道は狭いながら登っていくと、いきなりダートが始まったので焦る。でもそこまで荒れてなかったから行ってみた。



 13:00過ぎに駐車場の広場にバイクを置く。



 緑豊かな中を歩いて行った。



 松島の景観は良かったが、天気が悪いのが残念だ。

 寄る予定は無かったが、松島を見れたのは良かった。残りのノルマは道の駅1つだけ。国道45号に戻り、仙台方面に向かった。段々交通量は増えてきたが、渋滞するほどではなかった。

 仙台港近辺から国道を離れて、仙台を迂回する県道方面に向かった。この辺も4月にレンタカーで走ったが、バイクで走れて嬉しい。順調に仙台市街を迂回できた。

 国道6号から角田市方面に走り、15:00過ぎに道の駅「かくだ」に到着。宮城県の道の駅を制覇することが出来た。これで今回の旅のノルマは全て終わった。

 喜びながらしばらく休憩する。後はひたすら静岡に帰るだけだ。国道113号を通って白石市国道4号に出た。ここまで出ればもう地図すら要らない。ひたすら南下を始める。

 すぐに福島県に入った。ひたすら走り、国見町のセブンイレブンでコーヒー休憩を取る。出発し引き続き国道4号を走り、須賀川市のGSで給油しておいた。



 暗くなり始めたところで夕食を取る。須賀川市にラーメン屋があったので美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。そろそろ日没時間切れとなったので、白河中央ICから東北道に入った。



 19:40頃栃木県那須高原SAで、東北に来ると必ず買って帰る、くるみゆべしを自分土産として購入。会社への土産は、青森で送り返したバッグに入れているので買っていない。

 次に東北道佐野SAに21:00過ぎに到着。そこで休憩し、高速のガソリンは高いので早めに給油しておく。東北道から圏央道に入ってひたすら走る。圏央道はSAPAが少ないので、いつもは狭山PAで休憩するが、厚木PAまで頑張って走ってみた。 

 22:50頃厚木PAに到着。ここまで来れば殆ど帰ったようなものだ。休憩しながら、まだ残りはあるが、旅の振り返りをする。

 出発は期待と不安が入り混じるが、帰宅は終わってしまう寂しさしか無い。程良い疲れを感じながら、寂しさを感じると共に楽しかった旅を思い出す。

・静岡~新潟まで走り、予想外に晴れた弥彦山ロープウェイに乗って展望を楽しめた1日目。
・早朝佐渡島に渡り、ピーカンの佐渡島北部を楽しみ、とんぼ帰りをした2日目。
・悪天候のため飛島に行けなくなり、予定変更し出羽神社・鳥海山を巡った3日目。
・温帯低気圧の接近により休養日としたが、秋田市街と温泉を楽しんだ4日目。
・雲は多かったが、男鹿半島の素晴らしい景色を楽しみ、仲間と弘前で合流した5日目。
・雲は多かったが、本州最北端大間崎を7年振りに再訪出来た6日目。
・途中に雨は降ったが、念願の下北半島尻屋崎を訪れ、リアタイヤにトラブルがあった7日目。
・そこそこの雨の中、三陸海岸の景色を眺めながら碁石海岸を訪れた8日目。
・引き続き三陸海岸の景色を眺めながら、震災遺構石巻市大川小学校を訪れた9日目。

 そんな思いに駆られていた。ゆっくり休憩して良い時間になったので、23:00頃厚木PAを出発。藤枝岡部ICで降りて、少し遠いが市内の24時間営業GSで給油して、深夜1:00前に自宅に帰ることが出来た。



 今回の走行距離は3,489.5kmだった。9日で1日休養日があった割には中々多かった。休養日を考慮すると、ほぼ下道で1日平均430kmを走り続けた。翌日は休みを取っているので、体を休めるべくのんびりした。前に調子に乗って洗車したり頑張ってしまうと、体調を崩したことがあったので休みをしっかり取る。

 今回の旅は、とにかく天気が悪かった。8月に寒い、を体感出来るのは北海道だけだと思っていたが、東北も8月とは思えない気温だった。

 最初の2日は恵まれたのがまだ良かったが、それ以降は青空が全くと言っていいほど見れなかった。北海道なら沈没してしまえば良いが、東北国盗り・ハイドラ巡りをやらないとならなかったので、天気が悪くてもよく走った。

 走り続けてくれたNinja君に感謝感謝!盆休みの東北ソロツーリングが終わった。今回特に印象に残ったのは、

・佐渡島はやはり素晴らしい
・気候次第では8月でも寒い
・下北半島、三陸海岸は走るのも景色も良い
・タイヤの管理はしっかりしましょう

 正直後半は走ってばかりだったので、あまり印象に残っていないのが残念だ。本州最東端とどヶ崎は駐車場でCPが取れてしまったので行かなかったが、ここは是非リベンジを果たしたい場所となった。

 その他は、リアタイヤの管理が甘くなったのが反省点となる。出発前に交換しておけば慌てなくてもよかったのに、まだイケるだろう、とケチってしまったのが良くなかった。不幸中の幸いとして、気付いたのが街の近くだったから何とかなった。

 天候だけはどうにもならないので、こればっかりは神に祈るしかない。ピーカンだったらなぁ、と思いはするが、今となっては東北が楽しかったイメージの方が強い。やはり旅は良い。もっと堂々と行けるようになることを願う。

 夏休みの東北ソロツーリングもこれで終わり。ご覧いただきありがとうございます。

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Posted at 2022/03/24 23:21:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記

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