2020年のGWは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国一律に緊急事態宣言が発令された。
自粛要請が出されている中、実は出掛けてしまった。やっぱり長期連休にどこにも出掛けないのは、とてもガマンが出来なかった。もう時効だし、出掛けてしまった事実は消せない。
流石に今回のGWはフルで旅するのは止めることとした。そんな中でも、帰宅後発熱や息切れの症状は出ておらず、訪れた所からも感染の情報は出ていないので、とりあえず私が原因となった感染は起こってないと思われる。そのことを確認した上で、年も変わってしまったが、今回の旅の記録をアップロードする。
今回は四国へツーリングに行ってきた。備忘録を兼ねているので無駄に長いです。
まずはコロナが流行する前からの計画について記す。
2020年のGW。今年はどこに行こうか、と考えていた。夏休みは北海道固定なので、GWは東西をコロコロ変えながら出掛けている。
2013年 東北(シルビア)
2014年 九州
2015年 東北~北海道道南
2016年 紀伊半島~四国
2017年 東北
2018年 山陰
2019年 九州(主に離島巡り)
途中までは東西を1年毎に変えていたが、ここ2年西方面に行っている。なので、今年は東の番ということになる。だが、2019年は秋休みが取れたので東北に行った。だから2020年も西で良いかと思った。
私がやっている位置ゲーの、未取得が多いのは山陰地方である。なので、山陰に行って隠岐諸島を巡ったりしようかと考えていた。それに備えキャンプ場のリサーチをしたり、ルートを色々考えたり、最終日に福岡県北九州市新門司港から大阪に戻るフェリーを予約していた。
しかし、新型コロナウイルスが主に都市部を中心に感染者が増加した。幸い80%は軽症で、致死率は高齢者を除きそこまで高くは無いが、その代わり感染力が高く、無症状でも周りに感染させる可能性があるのが非常にタチが悪い。症状が出ない限り、他人にうつさないのであれば分かりやすいのだが。
4月上旬には、感染者が多発している都道府県に緊急事態宣言が発令された。静岡は、関東・愛知に挟まれている割には、感染者率は非常に低かった。もちろん、今まで以上に手洗い・消毒については気を使うのは言うまでもない。隣の市等は発症者が数名出ていたが、私の在住している市での発症者は出なかったので、割と普通に生活していた。
ところがGWを前に、非常事態宣言が全国に拡大発令された。恐らく、GWの大移動を阻止するための戦略だろう。こうなってしまったので、キャンプ場・観光地も軒並み営業を停止している所が多かった。また離島は医療体制が脆弱であるため、来島をしないよう各島からも出ていた。
流石にこの状況になると、気軽に出掛けることは躊躇する。私の会社では、今年のGWは5/2(土)~10(日)であった。しかし、業績悪化による休業として、前後2日が休業となり、5/1(金)~11(月)も休みになってしまった。
自粛ムードの同調圧力を感じながらGWに入る。GW前半はきちんと自粛していた。しかし、早くも2日目くらいに休みに飽きてきて、これでは精神的にやられそうだった。そりゃ、長期休暇の度に、フルで出掛けるのが当たり前だったのだから。冬休みはそこまで出ないが、実家に帰るので親も居る。1人でグダグダして自粛するのは、精神的にも厳しいと感じていた。
それではこんな状況の中、どうやったら旅が出来るだろうか、を考えるようになった。出るからには当然準備をしっかりしなくてはならない。幸い専門家の皆さんが色々研究してもらっているので、人との接触さえ避けて、手洗いをこまめにすればリスクを低減することが出来る。もちろん、私から広めることなどあってはならない。
・こまめに除菌ウェットティッシュで手を除菌する。
・屋内に入る時はマスク着用必須。アルコールが常備されていれば消毒する。
・どこかに寄る、写真撮影等をするのは屋外のみ。基本要らない所は触らない。
・飲食店がやっていないので、コンビニ飯がメインとなるが、店の前では食べずに人の居ない場所まで移動して食べる。
等を心掛けて、旅に出ようと決意した。
緊急事態宣言自体はカレンダー通りの5/6(水)までだったのと、そうは言っても出掛ける人は出てくるだろうから、それが落ち着いてからだと考えた。
天気予報では、5/3(日)・4(月)は天候が良くなく、また5/9(土)・10(日)も悪い予報だった。それであれば、5/5(火)~8(金)の4日間だけ出掛けて、9(土)は雨の中、帰ってくるというのが一番良いかと考えてみた。
後はどこに行くか、だ。当初の予定の山陰でも良いが、結局日数が足りないし、離島訪問は難しいので、隠岐諸島が残ってしまう。それは、あまり効率的ではない。とにかく今回は人との接触を最低限にする必要がある。そのためには観光地にはほぼ寄らず、走り続けることが必要となる。それも人の殆ど居ない山中が望ましい。
色々と天気予報等も加味した結果、四国にしようかと考えた。四国はそこまで感染者も多くなく、山深い所が多いので適所だ。四国は険しい道が多いので、大型のNinja650ではなく、2020年に新しく導入したセローで行こうかと考えた。セローでロングツーリングは、まだしたことが無かったのが若干不安だったが、まぁ何とかなるだろうと、安易に考える。
四国に行くつもりは全く無かったので、何も考えていなかったが、幸い時間だけはたんまりあった。その間に計画を再構築することが出来た。突貫で考えた今回の計画は以下の通り。
5日(火) 静岡から伊良湖港へ行き、伊勢湾フェリーで鳥羽へ移動。そこから和歌山まで走りフェリーで徳島へ渡る。
6日(水) 徳島から焼山寺へ行き、剣山の麓、見ノ越等徳島県内陸部を巡り、愛媛県西条市まで行く。
7日(木) 西条市から面河ダム等愛媛県内陸部を巡り、四国カルストを訪れて高知県高知市まで行く。
8日(金) 高知市から馬路村等高知県内陸部を巡り、徳島まで走りフェリーで和歌山へ渡る。
9日(土) 和歌山から雨予報のため、粛々と静岡へ帰還。
宿については、キャンプ場が閉鎖されている所も多いし、5日間と短いため出来るだけ走る時間を確保するべく、全泊ホテルで検討した。Googleストリートビュー等を駆使して、屋根付きで駐車出来そうなホテルを目途付け出来た。このご時世なので、予約は全く問題無さそうだったから、状況次第で変えられるように、予約は初日の徳島市のホテルだけにして、後は途中で予約すれば良いだろう。
計画も出来た所で、GW前半はダラダラと過ごし、5/4(月)の緊急事態宣言延長の首相会見も見届ける。特定地域以外は、徐々に規制緩和を進めていくと発表されたので、正常性バイアス全開で解釈して、出掛けても良いと勝手に判断した。
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会見を見届けて、荷物の準備をした。流石に5日の旅だと、トップケースだけではちょっと積載が足りずに、初めてサイドバッグを付けてみた。このサイドバッグ。XTZ125に付けるべく4年前に購入したのだが、結局使わずにタンスの肥やしになっていたが、ようやく陽の目を浴びることが出来た。セローを購入した時に、サイドバッグサポートも付けていたので、装着もスムーズに出来た。
私は写真撮影が趣味の1つなので、今までロングツーリングに出掛ける時は必ずデジタル一眼レフ(デジイチ)を持参していた。画質もさることながら、やはり心地良いミラーショックは、撮影している雰囲気を醸し出してとても楽しい。
しかし荷物を積んでく中で、セローでデジイチを持って行くにはトップケースに入れるしかない。Ninja650なら大きなタンクバッグを付けれるので、カメラバッグinタンクバッグで持ち運べる。だが、セローの場合は車体が細いので大きなタンクバッグは付けられない。さらにサイドバッグは防水構造なので、精密機器は入れないようにメーカーから指定されている。
なのでトップケースにカメラを入れようとしたが、当然それだけなら入る。しかし、トップケースはパッと出せるアイテムを入れたいところだが、それが入らなくなってしまった。更に、上述通りコンビニから離れて食事をするために、キャンプで使っているイスと小さいテーブル等を持って行くことにした。サイドバッグに荷物を入れると全ての荷物が入ったがかなりパンパンになってしまった。多少の余裕は持っておかないと、パッキングが面倒になるので荷物の再検討を行う。
2020年にはブログでも報告しているが、コンデジを買い換えた。CanonのPowershot G15から、同社のPowershot G1X MarkⅢにしたが、このカメラが非常に気に入っていた。EVFが付いているからファインダーを使った撮影が楽しい。何よりセンサーサイズがAPS-Cなので、コンデジとしては画質が非常に良く、ダイナミックレンジも満足出来る。ズームが72mm相当なのが少し物足りないが、それ以外は非常に満足している。
ということもあり、今回一大決心としてデジイチを持参するのを止めることにした。バッグをもう1つ増やせば持って行けなくはないが、折角今回全ホテル泊。かつ、四国の険しい道を走ることになるので荷物はあまり増やしたくない。ツーリングを初めて7年目にしてロングツーリングでデジイチを持って行かないことを決めた。これでバッグ1つ分の荷物が無くなるので、パッキングもかなり余裕が出来た。
荷物問題も解決したところで、後は翌朝早起きするために、さっさと寝る。
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■1日目 5/5(火) 天気:晴れ
走行距離:420.6km
静岡から国道1号・42号を走り続け、愛知県伊良湖港から伊勢湾フェリーで三重県鳥羽市に渡った。そこから山中を走り続け和歌山県に到着。少しだけ大阪府に入って、和歌山港から南海フェリーで徳島県徳島市に渡った。
前置きが長くなったが、いよいよ旅の初日の朝を迎えた。伊勢湾フェリーの朝一便が8:10発なので、5:00過ぎには出発するため4:00に起きる。流石に陽が長くなってきたとは言え、この時間だとまだ暗い。
感染を考えた時にはフェリーを使うべきではないかもしれない。しかし、どうせ出掛けるなら少しでも経済に貢献したい。朝早いし体のことも考えて、フェリーを使うことにした。
朝食を食べて、荷物は前日既に準備していたので、順調に出発準備をすることが出来た。
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さぁ、この距離がどこまで伸びるだろうか。5:20に静岡の自宅を出発する。この頃には充分明るくなっていた。
国道1号をひたすら西進し、順調に進む。浜名バイパスの太平洋の景色を楽しみながら走り続けた。浜名大橋はよく強風が吹いて怖い思いをするのだが、今日はそこまでではないので普通に走ることが出来た。
愛知県豊橋市に入って、国道1号から42号に分岐し伊良湖岬へ向かう。コンビニに立ち寄って朝のコーヒーを美味しくいただく。休憩して、国道42号を走り続けた。
この道は、信号は少ないので止まらずに走れるのだが、交通量がそこそこあり、追い越せる所も無いのでひたすらダラダラ走ることになる。景色も単調な田舎の風景なので、大して走るのが楽しくない。ただ、伊勢湾フェリーは紀伊半島等を走るのに、大都市名古屋を迂回出来るためよく使っている。フェリーが出ている伊良湖岬へは、この道を通るしかないので仕方がないところだ。
大体、自宅~伊良湖岬まで概ね下道のみで2.5時間。遅くとも3時間見ておけば大丈夫なので5時過ぎに出発したが、やはり緊急事態宣言の影響か、ただ朝早いからなのか思ったより早く着きそうだ。
先ほど、この道はつまらないと述べたばかりだが、伊良湖岬の直前だけ高台から恋路ヶ浜・三重県鳥羽市が見えて、この景色は好きだ。なので、ここの写真でも撮って時間を潰すことにしよう。国道42号に入ってから伊良湖岬まで中々距離があるが、山の上に伊良湖ビューホテルが見えてきたら、もう着いたようなもので一安心だ。
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路肩が広い所があったので、ここでしばらく写真を撮る。
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恋路ヶ浜の展望が素晴らしい。
撮影を楽しんだところで、伊良湖岬伊良湖港に到着した。早速窓口に行って手続きをする。
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GWも終わりに近い所だが、バイクは私1人のようだ。時間になると、バイクが先乗りなので案内が始まった。
フェリーに乗りこみ、いつものように座敷で横になり寛ぐ。ちゃんと手指消毒はしているのは言うまでもない。少しだけ客が入ってきたが、予想通りではあるがフェリーはガラガラのようだ。こういうご時勢とは言え、運営者がかなり気の毒のように思えた。
横になっていると、朝早かったのもあり少しだけ眠っていたようだ。1時間の乗船はあっという間に経ち、鳥羽港に到着した。案内があったので車両甲板に降りた。
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固定されたバイク。
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クルマが4台しか無かった。流石にこんなに少ないフェリーは初めてだ。
着岸して9:10に鳥羽港に降り立った。ここからほぼ真西に向かうと、四国への玄関口和歌山港だ。なるべく高速は使わないように行きたいところだが、和歌山港発徳島港行きの南海フェリーは16:25発のに乗ろうと思っていた。なので、時間は充分あるだろう。
無料の伊勢二見鳥羽ラインを走って伊勢ICで降りる。伊勢周辺のダムCPに少しだけ寄りながら、多気から国道42号を少し経て、国道368号に入った。道の駅「茶倉駅」で休憩して、ひたすら西進する。
奈良県御杖村に入ったところで、少し寄り道。曽禰高原近くまで行ってコロプラ土産を取得した。途中で良く分からない狭い道を走ったが、流石セローだけに全く問題無い。再度国道369号に戻って、宇陀へ向かって北上する前に県道をいくつか乗り継ぐ。津風呂ダムに立ち寄るが、ここも道がそこそこ細かった。
吉野町で国道169号に入って、下市町から国道370号に入ってようやく京奈和道がある五條市に着いた。流石にそろそろお腹が空いてきた。飲食店は殆ど閉まっているだろうから、コンビニに立ち寄って食料を調達。コンビニで食べる訳にはいかないので、どこかで紀ノ川でも見ながら食べられる所は無いか探していたが、目ぼしい所が見つからなかった。これだけの大河なら、どこかで河川敷に降りれそうな所があるはずだが・・・ と思いはしたが、走りながらだと見つけることが出来なかった。その途中でいつの間にか和歌山県に入っていた。
仕方ないので、道の駅「柿の郷くどやま」に寄った。屋外のベンチに座って弁当を美味しく頂いた。この道の駅にはゴミ箱があったので、ありがたく捨てさせてもらう。
お腹も膨れた所でツーリング再開。南海フェリーの出発にはまだ大丈夫そうだったので、折角この辺まで来たことだし、南大阪の新規道の駅2つに寄ってみよう。加えて、紀ノ川沿いにダムCPが密集している所があったので、それを取りつつ橋本市で給油して、紀ノ川沿いをしばらく走って国道480号に入った。
道の駅「くしがきの里」に寄ろうかと思ったが、流石感染拡大している大阪近郊。完全に道の駅の駐車場が閉鎖されていた。仕方ないので、横の細道で一服だけ済ませて出発。持って行った地図が古かったので、国道480号は離合困難と書いてあったが、異様に交通量が多い。これは大変かもと思っていたら、いつの間にかトンネルが開通しておりあっけなく大阪府に入った。大阪外環状国道170号を少しだけ遠回り。道の駅「いずみ山愛の里」と「奥河内くろまろの郷」に立ち寄り、CPをGet出来た。
流石に河内長野市まで東進してしまったせいでもあり、少し時間が怪しくなってきた。こうなることも想定内なので、やむを得ないが阪和道に入ることにした。
岸和田和泉IC~和歌山ICまで高速でワープ。和歌山城を横目に見つつ、和歌山港に到着した。1度だけ南海フェリーは使ったことがあり、少しだけ違うのも知っていた。普通のフェリーでは、先に乗船待機所にバイクを置いてから乗船券を買いに行くのが通常だ。しかし、南海フェリーは乗船券販売所と待機所がかなり離れているので、先に乗船券を買う必要がある。
乗船券販売所の前にバイクを停めて、乗船券を購入する。そして、待機所に向かった。
到着して驚いた。何と軽トラが1台居ただけだった。伊勢湾フェリーよりよっぽど需要があると思うが、本当に旅行業は気の毒だ。
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待っていたらバイクが2台来たが、結局これで全部だった。という訳で、乗船人数は5人しか居なかった。何と、座敷席を1人で1つ使っているという、非常に贅沢な使い方が出来てしまった。快適なのはありがたいが、本当に気の毒だと思った。
フェリーは定刻通り、16:25に和歌山港を出発した。徳島港へは2時間後の18:25に到着する。キャンプ旅ならこのような時間で移動することは難しいが、今回はホテル泊なので少々日が暮れても問題無い。
フェリーの中で、四国到着を心待ちにしていたが1つだけ気掛かりなことがあった。GW前半の自粛中にニュースを見てると、特に感染拡大をしていない田舎では、都会のナンバーに対して傷付けなどの悪戯をされる、所謂「他県ナンバー狩り」というのが見受けられた。田舎は特に排他的だし、人口密集地で感染が拡大していたから、その気持ちも若干分からんでもない。しかし、だからと言って他人のクルマに傷をつけていいはずなどない。
今回は長期的に駐車するのがホテルだけになるとは思うが、それだけが心配だった。煽られたりするケースもあるようだが、それはバイクなので避けることはまだ出来るだろう。幸い静岡ナンバーなので、他県ではあるが大都市ではないので何も無いことを祈るばかりだ。
そんな心配をしながら座敷でゆっくりしていたら、フェリーは18:30に徳島港に到着した。車両甲板に降りるよう指示があったので向かう。
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伊勢湾フェリーより大きいフェリーなのだが、車両甲板はまさにガラガラだった。本当に空気を運んでいるような感じだった。
もう夕暮れを迎えた徳島港に降り立ち、いよいよ四国に上陸した。予約したホテルは徳島市街ですぐそこだろう。途中でもう1度給油をして、ホテルに向かう。すると、丸亀製麺が開いていた。飲食店は難しいと思っていたが、徳島県はこの当時感染者はかなり少なかった記憶があるが、やはり地域によって対応にかなりの違いがあるように思えた。
ありがたく、丸亀製麺のうどんを美味しくいただく。また、ホテルは朝食無しのプランだったのでコンビニで朝食と飲料を調達しておく。
夕飯を済ませたところで、本日の宿「サンシャイン徳島」に到着。事前に調査していた通り、地下駐車場があったので屋根がある所に停められる。バイク乗りなら分かると思うが、これが非常にありがたい。
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手指消毒してチェックイン手続きして部屋に入ると驚いた。まず、予約は安かった旧館のシングルにしていたはずだったが、何と新館のツインの部屋に案内された。駐車場もガラガラだったので、よっぽど予約が入っていないのだろう。それなら少しでも良い部屋を、とホテル側の温かい心配りであろう。これは大変助かった。
このホテルは大浴場が付いていたので、一休みして早速入りに行く。ホテル泊の1番の欠点は、ユニットバスだとゆったり風呂に入れないことだ。どこかに入りに行くのも良いのだが、やっぱり一度ホテルに入った後に出掛けるのが億劫なので、このようにホテルに大浴場があると最高だ。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。
寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報から変わってきて、降水確率は低かったが、雲が少し多くなる予報になっていた。まぁ雨さえ降らなければ問題無いが、やはり晴れて欲しいところだ。翌日は、愛媛県西条市のホテルを検討していたが、当日予約も可能そうなので15:00くらいまでの進捗によって考えることにしよう。
そんなことを考えながら、眠りについた。
宿泊地:サンシャイン徳島アネックス 5,501円
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