号外　“いびり”と“いけず”でＶ字回復、朝ドラ「わろてんか」が視聴率２０％の大台に

「笑いの王国」を作り上げた女傑の半生を描くＮＨＫ連続テレビ小説「わろてんか」。序盤失速気味だったが、４週目に入って２０％の大台に視聴率を戻す回復ぶりをみせている。
４週目は、ヒロインの藤岡てん（葵わかな）が北村藤吉（松坂桃李）とともに、大阪・船場の米問屋である藤吉の実家にやってくるところから始まる。
　初週は平均２０・８％（ビデオリサーチ調べから集計、関東地区）と好調なスタートを切ったが、２週目１９・４％、３週目１８・８％と伸び悩んでいる状況に。しかし４週目に入ると、月曜日から水曜日まで３日連続で２０％の大台を超えるなど勢いを回復しつつある。
　「４週目から、藤吉の母である啄子が登場しています。啄子は鈴木京香が演じていますが、いわゆる姑の“いびり”“いけず”が始まったのです」とテレビ誌編集者。
　「“いびり”“いけず”は大阪製作の鉄板ネタです。２０１３年の『ごちそうさん』では、ヒロインのめ以子（杏）が、夫の姉にいびられ、いけずされる展開が人気を呼び、姉役のキムラ緑子がブレークしました」と続ける。
　いけずにもめげないヒロインの姿に励まされるか、いけずをする姑に共感するのか…。いずれにせよ、好機到来だ。

Zakzak転載



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