みどりMRのブログ一覧

～～前回あらすじ～～

飛騨の山中にある妖艶なペンションから、命からがら逃げだした
みどり一家。

たどり着いた先は富山にある竜宮城。

ワインのもてなしを受け、柔らかなベッドに包まれて眠りにつくが、
果たしてこれは、夢まぼろしなのか…

※一部、フィクションを含みます。

～～～～～～～～～～

翌朝。

窓から差し込む光で目を覚ますと、そこは心地の良いベッドの上。

夢じゃなかったー！（嬉）

朝食付きのプランにしていたので、ホテルの最上階にあるレストランへ。



富山駅から近いホテルだったので、北陸新幹線が走る様子が良く見えました。

通る度に、「見て見て！新幹線が来たよ！」と息子大興奮。

ホテルもバイキング形式の一般的なものではありましたが、
地元産の食材がふんだんに使われていて、大変おいしゅうございました(-人-)



ホテルの前でクルマに荷物を積み込んでいると、路面電車が通っていきました。
こういう風景は、いつもと違う街に来たな～という実感が湧いて、いいですね～。

さて…ひと心地ついたところで、今日のルートを検討します。

今回の旅は「エアコンを使わない」をテーマに、標高の高いルートを進もうと考えていましたが…
当初計画の飛騨から離れ、かなり海に近い富山まで来てしまいました。

もう一回、山の方面に行くのも、なんだか戻る感じがしてイマイチだしなぁ、と思いながら



今日は、灼熱の海沿いを行くぞー！

※テーマ「エアコンを使わない」は、都合により、本日お休みいたしますm(_ _)m

富山から福井の方へ抜け、この日は福井の海沿いのルートを選択しました。



福井は東尋坊などもあるので、かなり荒々しい岩場が多い印象です。



ちょこっと海辺に降りて、日本海の感触も確認。
気温が灼熱なので、さすがに海水も結構ぬるいですねf(^^;

さて、お昼も過ぎたので、本日の宿を探し始めます。

このまま海沿いを進んだルートで探し始めますが、さすがにお盆なので
全く空きがありません（汗）

現在地から無理なくたどり着けそうな距離で探した結果、
この日は滋賀県に泊まることになりました。

さらば、日本海よ！



だいぶ雲に隠れてしまいましたが、伊吹山だと思います。
この山を見ていると、滋賀に来たなぁという実感が湧きます。



この日のホテルも、なかなか良さげな感じです^^





ホテルの前にはクラシックなメルセデスが展示してありました。

併設されている結婚式場のために展示されているものではありますが、
クルマ好きの心をくすぐる演出ではありませんか！

昨日に続き、宿に恵まれました^^



本日の走行ルートは、こんな感じです。

その３へ続く！

今年のお盆休みは、約一週間の連休でした。

超遠方に行くにはやや中途半端な期間ということもあり、
結局どこに行くかを決められないまま、とりあえず宿も取らずに
一般道を走って放浪の旅へf(^^;

かなり灼熱の時期だったので、「エアコンを使わない」をテーマに、
山間部を走る道を目指すことにしました。
（我慢大会ではないので、クルマの温度計が29℃を越えたらエアコンONを自己ルールとして）

まずは国道20号→国道19号と北西に走りますが、多少標高が上がる区間はあるものの
甲府盆地などの暑い地域を抜けるため、しばらくはずっとエアコン全開。

国道19号から国道158号に入って、上高地の方面へ。

標高が上がるにつれて気温も下がっていき、クルマの温度計も26℃くらいまで
下がったので、エアコンOFF！

窓を開けると山の空気のにおいとともに、涼しい風が入ってきます。
ん～気持ちいい！



有料区間の安房トンネルを抜けると…



キター！！！

いや～、涼しい^^

いい時間になってきたので、この涼しい空気の中で本日の宿を探します。
当日予約なのでかなり数も少なかったですが、飛騨市にあるペンションを予約。
まったりと向かいます。

19時チェックインにしていたのですが、思ったよりも早く17時少し前に
到着してしまい、宿に誰も居なかったので近くを散策して時間をつぶすことに。



おそらく、そんなに有名な場所ではありませんが、
インターネットのマップで景勝地に登録されていたので、
山道を登っていきました。







見晴らしも良くて、なかなか気持ちがいい場所でした^^

この後、山を下りて近くの店で夕食を摂り、19時少し前に再び宿へ。

…人の気配がありません。。。

実は…今回の宿、近隣で廃業したと思われる荒れた建物たちと
同じレベルのたたずまいで、到着した時からやや不安に感じていました。

それが、日が暮れて周囲が暗くなってくると、一気に恐怖のレベルに…。

とりあえず電話してみようか…という話になりましたが、

嫁「電話に出たとして、本当にここに泊まる？」

ううむ…確かに私も泊まりたくない…。

とはいえ、予約もしてしまったので、電話してみると…

宿の人「昼頃に予約状況を確認して、本日は予約が入っていないことを確認していますが…」

私たちの予約が確認すらされていない可能性大（爆）

とりあえず、宿の予約はキャンセルしてこの建物に泊まるという恐怖からは
解放されましたが…飛騨の山中で夜7時。。。

一番近い市街地は富山で、距離も60キロちょっとで、今から走れば
そこまで遅い時間にならずに到着できそうな距離なので、藁にもすがる思いで
検索してみると、何とか数軒出てきました。

即、予約！

到着すると、一般的なシティーホテルではありますが、先ほどまで恐怖を味わっていたため、
とんでもない天国のように感じます。

前段のペンションの予約トラブルもあり、もしかして予約サイトの不具合か？とも思って
ホテルに到着しても、しばらくは不安だったのですが、無事にチェックインできて
初めて安心しました。

スタッフ「ワインのウェルカムドリンクもありますので、よろしければどうぞ」



天国だー！！！

この後は、ふかふかのベッドに包まれ、改めて快適なホテルに泊まれる幸せを
噛みしめながら、眠りにつきました。

いや、本当に幸せ。



本日のルート概要はこんな感じ。

その２に続く！