10月に、富士山麓を走る林道【白滝林道】を堪能してから、早くも3週間。
富士山の癒しもすっかりなくなり、お山の道が恋しくなってきた私。
秋晴れのイイお天気も続いてるし、紅葉の知らせもあちこちから聞こえてくるね。
『お山に行きたい、お山に行きたい(泣)』とグチを垂れる私を見かねたのか、奥さんが『素直にお山に行っておいで』と言ってくれたので、いざ出発!
勢いで出発してしまったので、我がミニのシャワータイムを忘れてしまったな(^^;
その分、朝一番で走り出した我がミニなれば、檜原のプチ絶景の道を目指してみる。
【林道 上平線】
檜原街道の小さな集落にある、極短なピストン林道なれど、こんなに立派な石碑で始まる道。
ほぼ舗装林道な【上平線】だが、ダートになれば結構わいるどな路面がお出迎え(^^;
お一人様な我がミニは、轍を跨いで慎重に先を目指して進んでいく。
ガタゴトとした揺れを、これぞ林道の癒しと感じつつ、お気に入りのトコでパチリ♪
いかにもお山を駆け上がるかのようなシチュエーションに、私のテンションも鰻登りなのである。
坂を駆け上がればパッと開けて、お山に囲まれた集落を見下ろす絶景がお出迎え( ^ω^ )
もうちょっとお日様の光があれば、もっと光り輝く姿が飛び込んでくるはず。でも、十分な癒しの姿を見せてくれたと思うのね。
雲が多い分、空を見上げてみれば、なかなかにドラマチックな装いを見せてくる。
お日様を隠してしまっている雲の、見事な隠と陽の姿に加えて、その隙間に覗く真っ青なコントラストがイイ感じ。
出だしのプチ絶景に気分良くして奥多摩周遊道路へと向かうと、なんと開通時間前でした(^^;
開通待ちのクルマやバイクで列ができてるね。時間がくれば、
それぞれ周遊道路で山超え、奥多摩入りを目指すのでし。
周遊道路のそこかしこで、綺麗な紅葉が目を楽しませてくれる(^^)
軽規格な我がミニには少々辛いものもある奥多摩周遊道路だけど、意外にのんびりと紅葉を楽しみつつ奥多摩へと山越えをこなしていく。
いつも立ち寄る月夜見駐車場は、我がミニの定点観測所。
見事に湖面にお山の影を映し出す奥多摩湖。
ちょいと左に視線を移せば、奥多摩の連なる峰々が雄大なる姿を見せてくれる。
この素晴らしき山々の中にある林道であるからして、その癒しも素晴らしき極上の姿を見せてくれるのである( ^ω^ )
周遊道路を駆け下りていけば、何やら不思議な鉄塔。
奥多摩側の駐車場にポツンと立っているが、実はコレ、奥多摩ロープウェイの索道を支える鉄塔である。
今は誰もいない改札口を抜けていくと…
ちゃんとゴンドラがホームに待っている。
50年以上も放置されているらしいけど、しっかりと在りし日の姿を今に残す、驚きの隠れた遺構なのである。
さあ、いよいよ奥多摩の林道だ〜。久方ぶり、しかも紅葉の季節ともなれば、この道は外せまい。
【林道 峰谷線】
奥多摩を走る林道愛好家なら必ず訪れる超メジャー級な道。起点から即ダートな姿に心も踊る。
大きな岩を抱き抱えるかのように根を張る木。
奥多摩の力強さを感じずにはいられない私。バックに紅葉が色づいているのもイイね。
【峰谷線】の切り通しが出てくれば、我がミニの雄姿をパチリ♪
切り通しフェチな私には、心安らぐポイントなのである。
先へと進んで、今度は紅葉と我がミニでパチリ♪
ウム、我がミニが色づく紅葉に癒されているのである。生で見るともっと鮮やかだったんだけどね。
さらに先へと進めば、ココにも紅葉が鮮やか♪
道は日陰に入ってしまっているけど、紅葉が道の真上に覆いかぶさってきて感動ものな私。
そんな【林道 峰谷線】の終点は、静かな沢の流れと山葵田の横で終わる。
たった6枚のフォトしかブログにはアップしてないけど、ホントはこの10倍以上のフォトを撮ってしまうくらいに【林道 峰谷線】はイイ道なんだよ。
【峰谷線】の終点から引き返してくると、ささくれだった分かれ道。
ココはもちろん左側の支線へとイキまし。ちなみにちゃんと【林道 坊主線】と名前だってあるのよ。
ちょいとガードレールの下をのぞいてみれば【林道 峰谷線】が走っている。
こういう姿が好きなのよ♪
そして、フラットにしかみえないけど、ちょいとガタゴトの大きな道を進んでいくと・・・
ドドーン!と目の前に紅葉の壁が立ちはだかる\(◎o◎)/!
↑のフォトはiPhoneの露出がうまく合わなし、PCが逝ってしまってサイズ以外は無加工なので少々薄暗いけど・・・、
↓のフォトならどうかな?色鮮やかすぎる紅葉が素晴らしい癒しを与えてくれる。
これぞ『みんな大好き絶景広場』なのである(^^♪
絶景広場は【峰谷線】以上に久しぶりなれば、【坊主線】もとっても久しぶり。
となれば【坊主線】の終点を目指して、道の奥へと入っていくのが我がミニ。
おお、この丸太はまだ朽ち果てずに残ってたのね(^^)
この朽ちかけた丸太を絡めて、我がミニをパチリ♪
癒しのポイントも多いが、この【林道 坊主線】はかなり崩落の多い道(ーー;)
この
ほら、ココにもプチ崩れを避けて進む轍があるでしょ。短いピストンな道なのに、こんなプチ崩れが続いていくのね。
しかし、そんな崩落の恐怖をこらえて進めば、先ほどの絶景広場の紅葉を、また違った感じに味わえるご褒美が待っている( ^ω^ )
まるで、奥多摩の谷間を埋め尽くすかのような、実に見事な紅葉の姿にウットリな私。あぁ〜、奥多摩の癒しだね〜♪
紅葉にすっかり癒されて、【坊主線】をさらに進んでいく。すると、終点を目の前にして、ついに崩落で通せんぼか(ーー;)
この崩落の姿こそが【林道 坊主線】のトレードマークな感じがする私…。ちなみに崩落の先に見えるガードレールが終点だったりするのね。
崩落を我が二駆で乗り越え、振り返って返り討ちの我がミニをパチリ。
奥多摩って、様々な癒しの姿と共に、崩落の姿もたくさん持ち合わせていたりするのよ。
まぁ、終点まで来れたようなものだし、林道の癒しも紅葉の癒しも貰えたのでよしとしようか。
お山を下りて、奥多摩湖でお昼とか思っていたら、週末の奥多摩湖ってこんなにクルマやら人が多いのΣ( ̄。 ̄ノ)ノ 第1も第2駐車場も、我がミニが入り込む隙間がない…。ダム湖入口の臨時駐車場みたいなトコになんとか停めて奥多摩湖まで戻る。
いつものダム湖をバックにしたフォトは撮れないので、ダム湖百選の碑をパチリ。
奥多摩湖でお昼といえばカツカレーが定番だけど、食堂も30分待ちとかムリ…。お腹すいたけど、次の道に行こうかな(ーー;)
次なる林道を目指してたら、みん友さんとコンニチハ(=´∀`)人(´∀`=)
【ぬまっち】さん、お久しぶりでし♪
なんでも昨晩は車中泊していらしたとか。いつもアクティブな【ぬまっち】さんです(^^♪
いよいよ我が奥多摩の真髄たる、日原街道へと我がミニが入っていく。
そして、この2枚のフォトはお約束。
奥多摩駅裏にある要塞のような石灰プラントと、頭上を行きかう可愛らしい無人トロッコ♪
そして、や~ってきました【林道 倉沢線】!
私にとって最高、極上の林道。【癒し】【力強さ】【険しさ】【廃】と、実に様々な姿を持つ道。しかも、そのそれぞれが極上の姿を見せてくれるのである。
ほ~ら、ほんの一歩踏み入れただけで、これほどに艶かしい姿を見せてくれる【倉沢線】
絶妙な線形を描く道、路肩が落ち込み、そこにあたるお日様の日差しが、色づく木々を明るく照らし出す。
ちょいと眼下に目をやれば、奥多摩らしい渓谷と紅葉の姿。
これぞ秋の林道の癒しだね。
沢沿いを走る【倉沢線】なれば、染み出る岩清水に黒く染まる岩壁が力強く輝く。
もちろん我がミニを添えてパチリ♪
こちらでは林道に架かる橋と、その向こうに落ちる滝を絡めてパチリ♪
どこでフォトを撮っても絵になる道なのである。
橋を渡り、振り返ってみれば、癒しの道と明るく染まる紅葉の姿がイイね。
【倉沢線】は振り返り美人な道でもあるんだね。
木々の間を通して向こう側の景色を見るのが好き♪
しかも、その景色が光輝く紅葉となれば、癒しも倍増?
【林道 倉沢線】となれば、この【鳴瀬橋】の姿も下からパチリ♪
林道に架かる橋だからこそ、シンプルながらも見るからにしっかりとした作りに、いつも感嘆の気持ちが湧き上がってくる。崖にしがみつくような感じでパチリとするし、時には落ちそうになるけれど、そのかいはある姿だと思う。
【倉沢線】も仮の終点が近づいてくると、まさに光輝く林道の癒し(≧∇≦)
岩の壁と落ち込む路肩の間を走る道、穏やかな秋の日差しを受ける紅葉が我がミニを迎え入れてくれている。
実に奥多摩らしい、力強く、かつ、険しい姿の岩山。
そこに紅葉のアクセントが癒しの姿を盛り上げる
起点から約2.4km、仮の終点となる【魚留橋】
橋のたもとは確かに崩れていたけど、よもやこんなに大きな穴になっているとはまったくの想定外だよ。我がミニがすつぽりと落ち込んでしまいそうな感じ(@_@)
この先の廃道区間こそが【林道 倉沢線】の真の癒しが待つエリアだけど、久しぶりの奥多摩だし、もう1、2本回りたいな。
【倉沢線】を戻る前に、魚留橋から沢と道をパチリとしてみる。
う〜ん、シビれる姿だね〜。
帰り道も、道とお日様の光と紅葉が、たっぷりの癒しを与えてくれる。
【林道 倉沢線】は、かようなまでに実に素晴らしき道なのである。
ところがその帰り道、突然『プシュー、プシュッ、プシュッ』と変な音が・・・
はい・・・、見事にパンクしてましね・・・(ーー;)
背負っていてヨカッタ、スペアタイヤ。
誰もいない林道の真っただ中、ジャッキにブロックをかませてタイヤを交換。なんとか無事に日原街道まで戻ってこれた我がミニ。
もう少し林道を巡ってみたかったけど、今回はコレで撤収だな~、ということでお家に帰りまし・・・。
翌日、使えるタイヤは溝のすり減った標準アルミのA/Tタイヤと、スタッドレス。
スタッドレスにはまだちょいと早いので、A/Tタイヤに履き替えて、奥多摩ふらふら紀行の締めでございます(^_^;)
今年も残すところ、あとひと月ちょい。あと1回くらいは林道イケるかな~?年内最後のオフ会くらいはイキたいな~。