私がインプよりも長い時間乗っているクルマ・・・それは以前にもこのBlogでご紹介しましたが、
仕事で使っている保冷車なんですよね(^_^;)
ただ、このBlogでご紹介していた2トントラックは、今では私の配達ルートではなく、淡路島方面ルートに配置転換されてしまったので、いま私が毎日乗っているのは・・・
「危険号」なのです(ちゅど~んっ!)
実はこの危険号、名前の由来は写真を見ての通り、ガソリンスタンドで使われていた時代の名残を残したフロントの大きなステッカーから来ているのですが、夏場になるとその名に恥じぬデンジェラスぶりを発揮しているんです。
それは・・・・
エアコン故障中(ちゅど~んっ!)
この暑いさなかをエアコンなしで配達に出るとどういうことになるか・・・(滝汗)そらもうご想像の通りです(涙) 最後のお客さんのところにたどり着く頃には頭はもう沸いておりますわよ(号泣) マジでフラフラしてきて危ないので、しばらくコンビニで体を冷却することもしばしば(^_^;)
エアコンの壊れ方が尋常じゃないんですよ、このクルマ。さすがは危険号、ってかんじなのですが・・・。まだあれは春頃だったですかねぇ。。 私がまだ鳴門ルートで2トン車を使っていた頃、この危険号は小松島~阿南方面部隊に配属され、徳島県南部エリアを走っておりました。あるとき、突然にこの危険号のドライバーから電話がかかってきて、
「なんかエンジンからバキッ! って音がして、それからカラカラ言い出して、きな臭いにおいもしてきたから怖くなって道ばたで止まってます。レスキュー乞う!」
という内容でした(汗) 様子を聞くと、エンジン自体は普通に回ってるんだけども何かエンジンルームからカラカラという音がするらしく、さらに金属が擦れるようなニオイも車内に漂っているとか。水温は異常なし、その他エンジンチェックランプなんかも異常なし。
現地にレスキューに行き、助手席を跳ね上げてエンジンルームを覗き込むと(この時初めてキャブオーバートラックのエンジンってこういうところから点検するんだと知りましたわ)・・・
見たところは異常なさそう・・・ん? なんだこれ?? 一本なにやらファンベルトっぽいのがたるんでる気がする・・・。
そのファンベルトを引っ張ってみると・・・
プーリーがボロっ! っとくっついてくるじゃないの(ちゅど~んっ!)
そうなんですよ、それがエアコンのコンプレッサーを回すためのファンベルトだったのです。つまり、エアコンのコンプレッサー側のプーリーの軸が折れてしまってた、というわけ(核爆)普通こういう壊れ方するんかぁ?? ってビビっちゃいましたわよ(^_^;)
なんせこの危険号、うちの会社にやってきた時点でまだ走行は32000キロでしかなく、程度良好じゃん、って思ったのですが。。。初年度登録からすでに15年も経過していたんですね(ちゅど~んっ!) 15年でたった32000キロっていうその使い方もなかなかできない芸当だよなぁ~ なんて感心したのですが(^_^;)、やっぱりくるまっていうのは走行距離と並んで、走り出してからの経過時間っていうのも重要なんだなぁって思いましたね。
この危険号、32000キロしか走ってないのに、もうなんか外装はヤレヤレで、うちで新車登録して17万キロ走っている保冷車と見た目は変わらないんだもん(核爆)
まぁ私の愛車になっていたので、大事に老体にむち打って乗っていたのですが、どうやらメインの搭乗者が変わってつむじを曲げしまったみたいですね(苦笑)
この危険号の車検は今年の9月で切れてしまうので、もう修理するのも勿体ないから、そのまま9月まで引っ張ろう、ということになったわけです。そう、エアコンが壊れた時点で第一線から退役したんです。
しかし・・・淡路ルートを走っていた2トントラックがエンジン故障で不動車になってしまうというハプニングが発生、私の使っていた2トントラックは淡路ルートに転属となって・・・私の元には再び、この危険号が佇んでいたのでした(ちゅど~んっ!)
しかもエアコンが壊れた状態で、です(T_T)
まぁなんとかなるでしょ、と思って乗っていたのですが・・・やはりシャレになりません(滝汗)だいたい普通のクルマでもエアコンなしで真昼の国道を走るのは過酷なのに、このクルマはキャブオーバートラック。。。運転席の下には高熱原体であるエンジン様が鎮座しているんですもん(>_<) そりゃもうお尻からホッカホカですわよ(どっか~んっ!)
雨の日はまだマシなんですけども、それでもエアコンが壊れているから窓が曇るわけでして、なのでデフロスタ全開でやや温風気味に設定し、窓も雨が降り込もうな何しようがフルオープンですがな(ちゅど~んっ!) つまり晴れても降っても地獄のダイエット専用車というわけです。。まさしく「危険号」の名に恥じぬすばらしいクルマなわけです(号泣)
そして梅雨明け。。。 マジで半分、死を覚悟してましたわよ(笑)しかし、そんな私にも福音が(*^_^*)
うちの会社の車両担当が、9月以降の危険号の代替になるトラックを探しに行ったらしいのですが、ワンボックスならいくらでもあるのに、保冷車となると、ほんとにタマ数が少なくて、どの中古車も廃車寸前のようなとんでもない状態のものばかり。。。こんなの買うぐらいだったら危険号のほうがよっぽどキレイやん、という結論に至ったらしいのです(^_^;)
というわけで、晴れて危険号はエアコンの修理をしてもらえることになったのです!!
もちろん、エアコンの修理をするってコトは、車検を通してあと1年、現役期間延長、という意味でもあるわけですけども。。。。(^_^;)
エアコンが直って、昨日が初日の配達でした。エアコンのスイッチをON!
おおおおおおっ! 冷やっこい風が出てくるよぉぉ~(T_T)
このときほど、エアコンのありがたさを噛み締めたことはなかったっすよ(爆)まさしくエアコンは
科学の勝利! 人類の至宝!! (*^_^*)
しかし、、、危険号の称号はそんな甘いものではなかったのです。そう、私は忘れていました。この暑い季節、危険号がエアコンONでバイパスを連続高速走行(といっても時速70キロMAXなのですが爆)するとどうなるか。。。 そう、この危険号、エアコンON、高速連続走行という高負荷をかけ続けると・・・
エンジンが切れなくなる(滝汗)
という、とんでもない症状が出てくるのです(ちゅど~んっ!) これね、かなり怖いですよ~(爆)配達先に到着し、キーを捻ってエンジンOFF・・・のはずが、エンジンはノッキングしているような苦しげな音と振動を発しながら
ゴゴッ ゴキンッ バキンッ
なんて感じでいつまでもエンジンがかかったままなのです(どっか~んっ!) ちなみにこの状態でアクセルを踏んでもエンジンは反応せず、ただ回り続けているだけ。つまりスロットル操作も受け付けないぐらいに極度のノッキング(異常燃焼)状態なんでしょうね。。
たぶんこれ、古いクルマだから電子制御なんかじゃないだろうし、キャブ方式だと思うんですよね。だから、エンジンが極度に熱くなっていて、イグニッションをOFFにしてプラグに火花が飛ばなくなっても、キャブからシリンダーに入ったガソリンが熱で自然発火してしまってるんじゃないかと(核爆)
この症状、寒い季節とかには出ません、暑い時期にエアコンをONにしてある程度の距離を走ったときにだけ発生する症状なんですよね(^_^;) エンジンが切れないクルマなんて聞いたことないがなっ!(号泣)
しかもかなりのノッキング状態っぽいから、かなりエンジンにもダメージを与えてるんじゃないかと気が気でないんですよね(滝汗) エンジンが切れないときにはもう一回イグニッションをONの位置まで回すと、まるで当然のように普通にエンジンは回り出します(笑)
で、しゃーないからエアコンを切ってその辺をしばらくクーリング走行するわけですな(^_^;) そうしたらちゃんとエンジンは切れてくれます(爆) ったくおのれはサーキットでも走ってきたチューンドマシンかいっ!(T_T)
こんなスリリングでファンタスティックなトラック、なかなかおいそれとは見つかりませんぜ? どうです? アナタの会社の保冷車と今なら物々交換に応じますよ(ちゅど~んっ!)(どっか~んっ!)
はぁ~ 私とこの危険号、いつまで蜜月は続くんでしょうか??(涙)
Posted at 2006/07/28 03:21:54 | |
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