AZ-1に乗った♪

と、言っても1分ほど。駐車場の中を移動しただけですが（笑）

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今朝、久しぶりに、除雪のバイトに行きました。

たくさん雪が降るようなことを言ってたけど、途中で雨になったから、実際は10センチ程度の積雪で済みました。
とはいえ、路面の辺りに染みた雨水が、雪と道路の接着剤の様になっていて、スコップでかくには非常に重い。いやぁ、良い運動になりました（抜糸前ですが）

除雪バイトの一件目は、いつもの旅館駐車場。ここは、泊り客用の数か所がキープされてる他は月極めで貸しています。宿の泊り客は、長期の請負仕事で来ている人が多いので、大概は、バンかワゴンなんですが、今日はなぜかＡＺー１が一台居ます。

ほうほう、珍しいな。と思いつつ、泊り客の車は、宿屋の主人が動かしてくれるルール。おじさん動かせるのかな？と、気になって、ちらちら見ながら仕事してました。

すると、案の定、先ず鍵穴が見つからない様子。ドアの普通ある辺りしか見ていません。いくら首をひねってみても、そこには無いんだよ。とか思っていたら、観念して、屋根の雪をプラスチックの除雪スコップでかきおろそうとしてる。

あらまずいわと感じ、おじさんに声をかける。

おいら：「おじさん、この車、何気に今プレミアが付いて高い車だから、気をつけた方がいいですよ。」

おじさん：「そうかい。いや、鍵穴が見つからないから、先ずは全体的に雪を下ろそうと思って・・・」

おいら：「良かったら動かしましょうか？」

おじさん：「あ、頼みます」

ということで、鍵を受け取り、ドアのやや下で前の方に付いてる鍵穴を回して、ロックを解除・・・あれ？渋くて回らない。何度か回してみたけど、解除された手ごたえがない。おじさんが「分かんないのかい？」みたいな目線を投げてくる。（笑）

渋いから、助手席の方からやってみます。と言い、助手席側に回ってトライすると、スコンと解除の手ごたえ。ほっとして、横の凹みに手を入れて、ノッチを握りながら上に上げる・・・あれ、上に上がるけど、ダンパーが抜けていて、自然に降りてくる。（汗）
自分で抑えつつ中に潜り込むと、土禁みたい・・・ちょっとイラっときつつ、長靴を脱ぎ、運転席側のロック解除レバーをスライドさせようとしたけど、やはり固い。無理したら面倒だなと思って、一旦社外に出ると、なにやら視線を感じた。どうやらドライバーらしき人が、2階の窓から様子を伺っている。
多分難儀な車だから、上手く動かせるか気になってるのだろうなー。それなら降りて来てよとか思いつつ、動かせないのも癪だから、助手席側から、運転席側に移る。言葉にすると簡単だけど、あの車内の狭さを知ってる人は、どこにも擦らないように移動することがどんなに困難か理解いただけると思う。おまけにおいらの身長１８３だよ。きついって。（泣く）

やっと運転席に移って、後ろを確認しようと（バックで停めていた為）振り向いても、リアガラスは雪積ってるし、窓は全開でも10センチくらいしか開かないので、顔を出してみることもできない。
何度か、ロック解除のレバーを動かしていると、少しずつ動くようになって、しばらくしたら解除された。
そこで、ドアを跳ね上げて、身を乗り出して、バック。

「おお！カウンタックの人も、確かこんな恰好でバックしてるの見たことあるぞ！！」

とか変な感動をしつつ、移動させました。ハンドルのギア比が結構クイックなんですね。楽しそう♪



現在のＡＺ－１の相場は、一時ほどではないけど、やはり百数十万はします。
除雪スコップで雪を下ろそうとした、宿屋のおじさんは、多分知らないんだろうな～。（笑）