先月の初頭に単独事故を起こし、スイスポが廃車となってしまいました。
直接の原因はスリップなのですが、遠因はスペアタイヤです。
最初、リアタイヤがパンクを起こしテンバータイヤで走行してました。
さすがに怖いので、同じタイヤ(Michelin Pilot Sport 3 205/45R17")を探したところ、そんなサイズのタイヤは無いので、とりあえずメーカー不明の"215/45R17"のタイヤを履いて帰っていました。
帰り道は奈良の山の中、しかも雨の降り始め。そんなに速度は出てませんでしたが、カーブ中に中央分離帯の丸いボコボコに乗ってスピン状態となり、滑りが戻らず、縁石に衝突し停止しました。
速度もうん十キロと通常では考えられない速度だったのですが、リアのタイヤ外形が違うために横滑り防止装置(EPS)が逆に作用し、滑りを増長したと考えられます(滑る瞬間にEPSが作動しているのが解りましたし)。
もっとも、ABSがきちんと作動していたので、速度は確実に落としてくれ、縁石衝突時のショックは少なかったです(しかし、エアバックは作動しました)。
スイスポはカーブ限界が高いために、少々油断していたもの事実です。また、ティンバータイヤから通常タイヤに戻したので安心していたのもあります。
しかし、タイヤ4つが同じでないと通常パフォーマンスを発揮するどころが、今回のように全く危険な状態になるのかと、全くもって震撼しました。
自動車屋さんがレッカーで駆けつけてきてくれて回収してもらったのですが、自動車屋さんも「タイヤは絶対に4本同一商品でないと駄目で、スペアタイヤのときは兎に角慎重に!」と口を酸っぱくして説教されました(ちなみに、良い車屋さんです)。
2年間で6万キロ弱、人生で初めての新車は、大変美しい思い出を残してくれました。奥さんとドライブ旅行をして、いろいろな所に連れて行ってくれました。
軽い車体、しっかりした足回りと強力なエンジンは、奈良と和歌山の田舎では最強のパフォーマンスを発揮してくれました。しかも燃費は20km/Lに迫ると超エコノミー。タイヤのチョイスが無いのが欠点ですけどね・・・
次期選定は既に確定しており、スバルのインプレッサ・スポーツ1.6L-iです。仕事柄、四駆が必要なのでスイスポのリオーダーは断念しました。
四駆縛りが無かったらFRのハッチバックも良かったかもしれません。FFでスピンしたら回避方法はサイドブレークでリアロックぐらいしか無いですが(これもEPSが標準の現代車では不可能でしょう)、アクセルオンで直進安定性を回復しながらブレーキを掛けるという(結局、ヒールテゥですが・・・)技ができますので。
結局、スピンしたときFFは回避方法はEPSぐらいしかなく、選択肢はFRの方が多いという事実で、それなら四駆ならどうなの?と来ます。しかし、元がオフロードバイク乗りなので、発想的にFRの乗り方なのです。そんな訳で、冬場の降雪対策のために取り合えず四駆を選んだ訳です(MTなのは外せませんが、ここんところもバイク乗りの影響大です)。
ただし、スイスポは車体がエンジンに負けているので、運動性が高いのですが、操者の判断ミス(今回はタイヤチョイスミス)で結果が裏目に出る恐れがあると感じました。
次期マシンのインプレッサ・スポーツ1.6-iは車体が1,3tとスイスポより300kgも重いので、完全にエンジンが車体に負けています。運動性はスポイルされますが、その分精神的に重石をかけられ、私のせっかちな性格を上手くコントロールしてくれるのはないでしょうか?
最近は仕事が忙しく、車の運転が非常に危険に感じています。スイスポも私の危機を何度か身代わりしてくれたのではないでしょうか。
また、今回も人様を傷付けず、また本人も怪我をせず単独事故となり、スイスポが自分の厄を身代わりしてくれた感じです。
事故の後は神社に行ってお払いもしていただきました。
スイスポ、感謝です。
【追伸】
実はあまっているタイヤセットが2つあります。
(1)純正ホイールに"ContiSportContact3 195/45R17 81W"、タイヤ残3.8mm、3.9mm、3.0mm、3.8mm、2011年44週45週50週製造
(2)ZC31S純正ホイールに"ContiWinterContact TS850 185/55R16"、タイヤ残5.7mm、6.1mm、6,7mm、7.0mm、7,2mm、2012年39週43週製造
パーツ記事には出してませんが、ホイール交換をして今春からMIchelin PilotSport3 205/45R17に変えているのです(変えて2ヶ月で廃車ですが・・・)
興味のある方はご連絡ください。
Posted at 2014/07/13 20:10:50 | |
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