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ごじごじのブログ一覧

2022年02月27日 イイね!

ポーポイズ現象について

おはようございます。

やっとF1の開幕前テストが始まりましたね(前半終了)。

まず見た目ですが賛否両論あると思いますが私はかっこいいと思いました。

一時期

こんなヤツや↓↓↓



こんなヤツ↓↓↓



が出てきたときは「F1終わった」と思い見なくなりましたもん。


1番ショックだったのは発表時に布をめくったドライバーでしょうね❗️

「ダサッ」「かっこ悪すぎてやろ〜」と絶対思ったはずです。

今のドライバーさんはその点については恵まれていると思います😆👌



ところで今回のテストで我々一般人には聞きなれない『ポーポイズ現象』という単語が出てきましたね❗️

ポーポイズ現象の動画はこちら❗️


この動画を見てFBで『7 Post Rig (Team Le Mans)』さんがずいぶん前にこの件について上げてあったのを思い出したので使わせてもらいます。

おそらくレーシングチームの方だと思いますがすばらしい説明をされていて私みたいな頭が悪い人間にも分かりやすい単語や表現をして下さってます。

FBでは公開されており誰でも見れるようになっているので勝手ながら共有させてもらいます(URLの貼り方が分かりませんのでコピペさせていただきます)。

もし何か問題があるようでしたらご連絡ください。

すぐに削除いたします。

また『7 Post Rig (Team Le Mans)』さん非常に勉強になります(少し難しいですが😅)ので興味がある方はぜひ覗いてみてください。



<39. エアロバウンシング、ポーポジング (1)>
ダウンフォース、ライドハイト、エアロマップ、バウンシング

ツーリングカーでもダウンフォースの大きいGT500やDTM、それにWECのLMPカーなどのレースで車両が直線でフロントが激しく上下に振動してるのを見たことがないでしょうか?
直線の後半ぐらいに差し掛かると突然フロントがバタバタと上下し始めて1コーナーのブレーキングまで続いています、なんでしょうあれ?

あれはエアロバウンシングとかポーポジングとか言われるものです。
なぜ起きるのかきちんと説明しているものがないし、エアロダイナミストと呼ばれる人でも良くわかってない人がいたので説明しておきます。

前回使用したエアロマップですがあそこに表示した範囲の外に車高が行ってしまったらどうなるでしょう?
大体は同じ傾向で延長していけばいいんですがフロントが低い方向へ行くときは例外です。
フロントが低くなっていくと車両前端のスポイラーはもっと低くなってあるところまで行くと空気がスポイラーの下へ流れなくなってしまうからです。

現代のエアロカーはダウンフォースの大部分をフロアの下を流れる空気の圧力で出しています、正確にはフロア下の圧力が低くなって車両上下面の圧力差で車両を地面に押し付けているのがフロアでのダウンフォースです。
狭いところを空気が流れると流速が早くなって、流速が早くなると圧力が下がる、圧力が下がるとダウンフォースが大きくなる、これがフロントの車高が低くて隙間が狭いほうがダウンフォースが大きくなる理屈ですね。
なので世のレースエンジニアたちはとにかく車高を下げて走らせようとするわけです、どれだけ車高を下げれるか勝負でばねをすごく固くしてみたりばね特性をすごくプログレッシブにしたりしてダウンフォースによる車高変化を小さくして静止時の車高(イニシャル車高)を低くしようとするわけです。

そしてやりすぎるとフロント車高が下がりすぎてスポイラーが地面に擦れて削れちゃったり、上に書いたように空気が入ってこなくなっちゃったりします。
空気が流れなくなるとどうなるでしょう? 空気の流れを使ってダウンフォースを出していたのですから空気が流れなくなると途端にダウンフォースがなくなっちゃいます、車高が下がるほどダウンフォースが大きくなっていったのにあるところでストンと落ちてしまうのです。
エアロマップにすると図のようにだんだん赤くなっていったのに急に青に戻っています、3Dで描くと崖のようになります、ここがフロントスポイラーに空気が流れる限界ということです。

みんなこれがエアロバウンシングの原因だと言います、スポイラーが下がって空気が流れなくなってダウンフォースがなくなり車高が上がりまた空気が流れて車高が下がると。
まあこれもバウンシングの大事な理由の一つですがこのエアロマップを使ってライドハイトのシミュレーションをしてもバンスしません。
そもそも崖のふちにきてダウンフォースが下がり始めると車高がすぐ上がり始めるので崖の下のダウンフォースが抜けちゃう状態に入り込みません、崖のふちにとどまる感じです。

そりゃシミュレーションは路面からの入力がない鏡のような所を走っているからだろうということで路面入力を入れてみます、バンプを1つ入力しました、だいたいエアロバウンシングっていつも同じ場所から始まるのでそこに小さいバンプがあるからだろうと思われるからです。
すると確かにバンプ乗り越しでスポイラー高さが限界高さより下がって一瞬バウンスしますが続きません。

これまでに見たエアロバウンシングの説明はここまででその通りにシミュレーションしてもバウンシングは起きません、星飛馬の消える魔球のようにもう一つ理由があるのです。





<39. エアロバウンシング、ポーポジング (2)>
ダウンフォース、ライドハイト、エアロマップ、バウンシング

ではバウンシングを継続させている理由を探っていきます。

やはり実際に起きていることを知らないといけない、ということでスポイラー下面の圧力を直接測ってみることにしました、なかなかそんな計測をやる気になる、できるレース会社はありません、貴重なデータが取れました。
スポイラー下面に小さな穴をあけてそこへ圧力センサーを取り付け、走行してデータを記録します。
もちろんスポイラー部にレーザーの車高センサーも埋め込んで車高も測定します。

そうすると面白いことが分かったのです。
スポイラー下の気流が通常の状態ではスポイラー車高と圧力の間に一定の関係がありその線上をデータは行き来しています。
グラフを見てくださいここでは簡略化して直線で書いてありますがこの線上を行ったり来たりするのが通常の状態です、圧力は負圧なのでグラフを見やすくするために負圧が高いほうを上に持って行っています。
車高が下がると負圧が高くなる、そしてダウンフォースが増える、前回の説明の通りです。

そして車高が下がりすぎると(Z点)負圧がストンと落ちます、空気が流れなくなったからですがZ点でとどまるのではなく負圧は落ちてしまいます。
次にバウンスが始まると空気が流れなくなる点(Z)から落ち込んだり通常域の直線に戻ってきたりするかと思いきやそうでもありませんでした。
バウンス中には圧力と車高の関係は図のように3角の形でぐるぐる回っていました。
XとYの関係が直線から丸くなるということは測定データの変化に遅れがあることを示しています、つまりはここでは圧力の変化が車高の変化に対して遅れを伴っているということです、圧力が変位に対して位相遅れがあるとも言いますね。

どいうことかといいますと、図のA,B,C,D を見てください、まずAで空気が流れなくなります、ダウンフォースが激減するので車高が上がっていきます、ここで負圧がすぐ回復すれば車高はすぐ落ち着くのですが一度失った気流、下がった負圧がなかなか回復しないとその間に車高はどんどん上がって行ってしまいます(B)。
ようやく気流が戻り負圧が回復すると(C)上がりすぎてた車高がどんどん下がっていきます(D)、そうするとまた空気の流れないAの状態に戻ってしまいABCDをぐるぐる回る、つまりはバウンシングを繰り返すのです。

一度止まった気流がすき間が広がったからっていってすぐにすぐに元通り流れるわけじゃなくて回復するのに時間がかかる、これが消える魔球の残りの3割です。
スポイラー下に空気が流れなくなると空気は一旦よそへ流れてしまいます、それをまたスポイラー下へ流れの向きを変えるのですから遅れがあるのは考えてみれば当然ですが測定するまでは思いつきませんでした。
確認のためシミュレーションのダウンフォースの計算に時間遅れ、1次遅れの時定数って言ったほうが専門的でかっこよいですね、を入れると見事にバウンスを始めました。
そもそもこれはシミュレータでバウンシングしないとシミュレータとして現実味がないし、実車で起こることがシミュレータで起きないなんてモデルがおかしいんじゃない?っていうところから始まったのでシミュレータのモデルにも取り入れてバウンスすることを確認しています。

空力的に車両が直線でバウンスするのは、スポイラー車高が下がりすぎてスポイラー下に空気が流れ込めなくなってダウンフォースが突然に激減すること、車高が上がり始めても気流が回復するには時間遅れがあること、この2つにより発生し継続するのです。

バウンシングを防ぐには最高速まで空気が流れなくなる車高に下がらないようにするしかありません、そのためにイニシャル車高を上げると全域で車高が上がってダウンフォースが減っちゃうのでやりたくありません、ばねの特性を非線形のプログレッシブにしてダウンフォースに対する車高の変化を小さくするのが得策です。
でもばね定数の立ち上がった状態でバウンシング状態に入ると柔らかいばねより跳ねあがりの勢いが強いのでバウンスは激しくなるので注意です。
もう一つの策は直線でリヤの車高を下げてやることです、これはなかなかトリッキーなことをしないといけないのでここまでにしときます。

実際に計測したり、仮説からモデルを作ってシミュレーション等で実証することで真実は明らかになるので「妄想のみ」とか「難しそうな言葉で分かってる風を装う」のダークサイドに落ちないようにしましょう。







Posted at 2022/02/27 08:28:59 | コメント(0) | トラックバック(1) | 日記
2022年02月23日 イイね!

最近の出来事

こんにちは。

今日は天皇誕生日でお休みです。

車がないのでやる事がなくて久し振りに仕事で履く革靴を磨きました(4足)。

ピッカピカになりました✌️


で本題ですがまずは先週末は筑波サーキットでAttack筑波が開催されてました。

九州勢も数台エントリーしてましたがその中でクレイブさんとこのBRZが1分00秒を出しましたよ。





すごいですね〜‼️

エンジンはあのクソ遅いノーマルエンジンですよ😅


それと曜日師匠さんのエリーゼ(NA)が1分切り‼️

すごいですね〜


ごじごじZは今筑波サーキット走っても1分01秒出るかな❓

うらやましいです。


あっ、それとAttack岡山ですが11月かも❓との事です。

九州勢は遠征するかな❓

僕は参加したいけど曜日次第かな…⁉️



続いてZの進捗ですが





土曜日に行ったらエンジン降りてマフラー外れてデフの準備をしてました。

実はデフを中古で買ったのですが今までと何が違うかというと今まではクスコRSの1.5wayでしたが同じくクスコRSの1wayを買いました。





こいつにファイナル3.5→3.7に変更して使うのですがデフがイニシャルゆるゆるで「0.5位しかないけどどうする❓」と言われたのでとりあえずシム増しで走ってみようと思ってます。


まぁー、まだ先は長そうです😅


ラジエターが外れているので今しかできない





エアコンコンデンサーのコア抜きをしました。

土曜日は時間がなかったのでここまで。

ただこれより上は風が入ってきて直接当たる場所じゃないからやっても意味があるのかな❓

下はその前にオイルクーラーがあるのでここも風が入って来ないし…

今週末また行ってどうするか決めよう❗️

言っておきますが絶対にエアコンは外しませんよ😆👍



最後にオートポリスでREVの走行会があるようです。

ゴールデンウィーク初日です。

色々ご意見があるかと思いますがとりあえずコロナで開催できてなかったイベントが戻ってきて本当に良かったです👌

ぜひたくさんの方にエントリーしてもらって盛り上がってもらえればと思います。




Posted at 2022/02/23 17:15:23 | コメント(1) | トラックバック(0) |
2022年02月12日 イイね!

Zの修理の進捗

まずは先日近所のレストラン・ジョイフルにご飯を食べに行った際に気付いた事があります。




最近ジョイフルさんはこのヒカルさんを起用してありますが有名な方なんですか❓


僕ちんは知らない方なのですが前回の『ヒカル考案ハンバーグ』は売れて売れて大変だったらしいですよ(社内の担当が言ってました)。


本題はヒカルさんじゃなくてちょっとアップしますよ。



唐揚げ6個定食で1268kcal

唐揚げ9個定食で1695kcal

😱😱😱😱😵😱😱😵😵😱😵😵


これを見て注文する人がいるのか疑問に思いました😐

少なくても僕は注文する事はないと思います。

みなさんチャレンジしてみてはどうでしょうか😅



ところでZの進捗ですが



3週間前に中古エンジンを買いました。

運賃込みで85000円(安)❗️


でもうある程度要らないものは外してる状態になってました。




Zは今週リフトに上がったのでぼちぼち作業は進んでいきます。


今回の作業内容ですが

①中古エンジン載せ替え
  +クラッチ新品(小倉メタルツイン)
  +ウォーターポンプ・サーモスタット
  +ファンベルト、テンショナー
  +その他必要な物

②カム新品交換(東名ポンカム)
  走行距離5万キロ弱のエンジンですが念の為新品
  どうせ新品買うならと社外品にしました

③ファイナル交換
  純正3.5 → Z34の3.7へ

④ドラシャ・ハブベアリング交換
  約7年前に箱替えする時にハブベアリング交換
  ドラシャは新車から無交換❓
  デフを降ろすのでついでに❗️


これが完成すれば

フッフッフッフッフッ😎


立ち上がり加速から直線の伸びが少〜し良くなるハズです。

期待したいと思います。


あとはコンピューターをどこに出すか小◯さんと
話をしてました。

プライムガレージさんができるかどうか聞いてもらうようにしてます👍


少し脱線しますが

むかーーーし

20年以上前にEG6に乗っていて峠でエンジンブローしてEK9のカムが入ったB16Aを3万円で買ってきてそのまま載せてコンピューターは無限をそのまま使って「お〜、速い速い」って遊んでいたのを思い出します。

なつかしい👌😆


今は色々なモノが複雑になっているのでキチンとしてないと周りに迷惑をかける可能性があるのでここまではやっておきたいと思います。


いくらかかるのか不安もありますが期待したいと思います👍😊🚗

Posted at 2022/02/12 12:27:58 | コメント(2) | トラックバック(0) |
2022年02月06日 イイね!

今日はオートポリス・スーパーラップでした

今日は朝からオートポリスへスーパーラップの応援に行ってきました。

今日は全国的に強烈な寒気が流れ込んでいて山の上にあるオートポリスはとにかく寒かったです😮‍💨

気温はず〜っと氷点下…


ですが参加されたみなさんは熱い走りをされていてこんなBESTコンディションで走れることがうらやましかったです👌


結果は

A組1本目



2本目




B組1本目



2本目





A組の速〜い車はよく分からないので身近な車の感想を少し‼️



まず丸田小屋GR86ですが…

出ましたよ4秒台😅

足とデフとマフラーくらいですよ❗️

すごいですね〜👌

◯田さんも速いですがメーカーが本気を出してきたGR86速いですね〜。

価格も現実的ですしこれから売れるでしょうね〜。



次にクレイブさんのBRZ❗️

あのクソ遅いノーマルエンジンで3秒台😅

先日の鈴鹿で21秒台でしょう。

この後は筑波と岡山らしいです。

期待できますね👌



そしてeガレさんの86❗️

こっちも出ましたよ2秒0でBEST更新。

1秒台まであと少し。

惜しかったですが来年は出してくれるでしょう👌



あとRGM銀ハチさん(AE86)が2分0秒

OGUNETさん(S2000)が2分3秒0…


NA軍団速いな〜


走りたかった…




去年もスーパーラップに出れなくて今年もだったので来年こそはと思い帰宅したごじごじでした👍
Posted at 2022/02/06 22:14:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット
2022年02月01日 イイね!

この前の日曜日は❗️

先週の土曜日はオートポリスへ見学に行きましたが翌日の日曜日はHSR九州へ見学に行きました。

車がないので暇なので…😅





当日はお昼からスプリントバトルの開幕戦があるので自宅から下道でボッチラボッチラ行ってきました。

13時前に着きましたが予選までまだまだ時間があるようで友人のNさんやF田さんに挨拶したりプラプラしてました😆











そうこうしていたら予選がスタート‼️

ボールはNさん





2番はF田さん





チューニングカーがこのサーキットで6秒台で走るのは初らしいですよ😅👌




↑あっ、当日は3組に分かれて走りこのリザルトは1番速い組みのリザルトです


決勝も上位2台は順位が変わらずゴールされました。



久し振りに来たHSR九州ですがたまに来てゆっくり見学するのもいいですね👌

友人の2人とも楽しく話す事もできたし😆


次に来る時は3年振りに走れる状態で来たいと思いました👍🚗

Posted at 2022/02/01 22:36:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット

プロフィール

「@IHI 5秒位じゃないですか?でもノーマルで5秒出るなら安い買い物かもしれませんね!」
何シテル?   08/07 18:45
フェアレディZ(Z33)に乗っています。 メインはサーキット遊びです。 オートポリス、HSR九州、岡山国際サーキットで遊んでます。 気が付けば...
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