リアからのコトコト音の対策で、テンションロッドを交換して、一件落着したのだったが、音はほぼ消え
たものの、完全ではなかった。なぜか? それはフロントサスにも、同じものがあるからだ。
リヤよりも、控えめな音だが、コトコトしているのは、リヤを交換する前から承知していた。
リヤも左側だったが、フロントも左側だ。左側に乗り、日本の道路が水はけのために左側が低くつくら
れているために、常に車は左に傾くことになる。そういう事が原因かな?わからないけど。
部品は用意してあったので、昨日交換した。異音は見事に消えた。ジョイントのガタは、ごくわずか。
わずかというよりも、ほとんどないと言うレベルだと思う。それでもかなりの音だ。フロントもリヤも
、ジョイント側は、ボディに直接ボルト止めされているので、音が増幅されて響くのでは?
OEM製品で、前後合計で約5万、左右なら結構な金額だな。
でも、あの音がしなくなって、とても嬉しい。ボクスターはとてもしっかりしていて、あの音がないと、全く
静か。低級なガタピシ音は、ほとんどしない。オープンカーであることを考えると、驚異的だと思う。
SLは少し緩いなと思う時がしばしばある。ボクスターは幌まわりからも音がしないし、さすがはポルシェだ。
白状するとボクスターにノックアウトされている。初めは、やけに狭いコクピットだなと感じていたが、
そのうちに、その狭さのせいで、車との一体感が。操縦性もエンジンのフィーリングもポルシェ。
5千回転から上は、いい音がする。シートも見た目は安いが、座るとしっくりして、腰も痛くない。
ボクスターに加えて全天候戦闘機のケイマンがあれば、最強で、その二台で満足してしまうのではと
考える。ケイマンの剛性はもっと上だろうから、走りはそちらに任せて、ボクスターはオープンを楽しむ
なんてね。いいなあ、ケイマンいずれは。買うならボクスターと同じ初代だな、今のはなんか、立派すぎ。初代くらいがちょうどいいな。
交換作業ですが、ジョイント部のボルトはボディにねじこんであるので、そのまま緩めればぬける。
固くしめてあるのでスパナなんかじゃ絶対むり、あとブレーキへ風を送るためのゴムの導風板を、
付け替えるのが結構、大変。
ATFの交換。
私のボクスターはATF交換済というので、それも選択理由の一つだったが、フィルターはやってない。
そこで交換作業に挑戦。ポルシェパーツ専門店からATFとフィルターとパッキンのセットを購入。
ボクスターのATFの注入は排出穴とは別のオイルパンに開いている穴からいれる。ホースを使って
圧送して下から流しこむ。注入穴のボルトをはずすには、17サイズの六角レンチが必要。
圧送するためにポンプ式の消毒薬散布機を利用することにした。粘調性のあるオイルを送るだけの
パワーがあるか不明だったので、フィルター交換は次回として、オイル交換のみやってみた。
古いオイルを排出してドレンボルトをしめて、六角レンチで注入口のボルトを外して、先端を曲げた
ビニールチュウブを差し込んで、中にある筒の途中に開いた穴に引っ掛ける。
つまり規定量のオイルがオイルパンにたまると、それ以上の余分なオイルはその引っかけた穴から
こぼれ出てくる。こぼれ出たら注入は終わり。でやってみた。散布機のパワーは十分でオイルが注入
されていく。ヤッタ!で、3リッターほどで、あふれた。そこで、一旦注入穴のボルトをしめて、
エンジンをかけて、ほったらかす。ATのオイルパンが熱くなってくる。例の名車再生番組では、90度
で再注入していた。私は大体の感じ、つまり適当。そうすると今度は1リッター追加して、溢れてきた。
その番組でも約4リッターと言ってたから、たぶんうまくいったのだろうと喜んだ。
ATFはトータルで9リッター以上なので4リッターでは半分以下の交換だ。それでも交換後、走りが
滑らかになったのがハッキリわかるほどだ。次回はオイルパンをはずしてフィルターも交換しよう。
耳の出たブレーキローター4枚、異音のでるサスロッド前後2本 バッテリー交換、スカスカのショック
(左リア)交換、今回ATF交換。100万円のポルシェがドンドンよくなっていく。もうほとんど不満な所は
ない位。ボクスターってホントいい車だ。軽快でスニーカーのように普段使いできるし。
現在5台あるが、こればっかり乗っている。次は735かな、エンジンマウントの交換後、走りが
ビシットした感じ。こいつもお気に入り。
Posted at 2017/10/19 17:28:08 | |
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