先日より寒波が日本列島を包囲、寒い日が続いている。
毎年、参加してきた長野県木曽町 標高3,067m独立峰
御嶽山の登山道路を完全に閉鎖しての雪上走行。
去年、突然の噴火に拠り犠牲者が出た故に今年はない。
と思っていったが疲弊する地元の観光支援の為にも今年も行う事になったと
参謀長グル万さんから聞いた。
これを聞いて年に一度の雪上全開戦闘の為に冬タイヤを履くアホが参加しない理由がない。
まして去年は拠所無い理由で参加出来なかった自分には2年ぶりの雪上走行。
正月の日本海作戦の帰路、A4はエンジンが全く吹けなくなり積車に載せて帰った。
異常数値を出していたアクセルポジションと燃料プレッシャーのセンサーを交換して何とか走れる様になったが空燃比がおかしくなっている。
恐らくインマニ可変フラップを戻した際に既に狂い始めていたセンサーでECUセッティングを行った為だろうが、症状やフォルトの答合わせと各センサー交換に辿り着くのが精一杯でECUを再セッティングする時間が無かった。
自分から307を引継いだ
viper二尉は参加を希望していたがホイールが準備出来ず欠席。
今回は東部方面から「俺の日本初のSチャージャー搭載 Audi A6と加速勝負しろや!」と
何時も煩い手負いの変態野郎
SCA6氏が参加、中央道のPAで合流する事となった。
2月23日(金)11:00 天候とA4の機関不調を気にしながら白い山脈に向かい神戸を出撃。
阪神高速の生田川ICに入る信号待ちの内側右折車線で矢印➔信号で右折を開始した時だ。
外側車線にボケっと停車していた黒ノアのネーちゃんが信号に気付き慌てて内側にいたA4を全く見ず急に小回りの右折横断を始める。
右折信号の加速中にノアに前方を遮られ幅寄せされた自分はブレーキを踏みクラクションを鳴らしてノアと接触を避けた為に中央分離帯の縁石にA4の後輪ホイールをヒット。
自分が避けて接触を免れたニット帽のタレ目のネーちゃんは赤い顔して、そのまま逃走。
自分は高速道路に乗らず側道に止めたA4から降りて確認すると綺麗に半周リムが・・・・
今まで一度もガリった事など無いのに。
アライメントは大きく狂ってなかったので気を取り直し変態と合流予定の中央道PAに向う。
PAに早着したので凍結防止剤が付着する前にホイールのガリ傷のタッチUPを済ませた。
しかし災難は重なるものである。
ダッシュの上に置いたメガネが転がって落ち、自分が踏ん付けて壊してしまったOrz。
変形してレンズが外れ専用工具が無くては治せない。
予備の眼鏡は積んでいるものの度数が違い、辛うじて運転は出来る緊急用。
SCA6氏の到着を待たずに中津川ICを降りて、とても親切な眼鏡屋さんを見つけ修理して貰ったが、変形が酷くて完璧には治らず視界が歪んで見える。
また気を付けて扱わないとスグにレンズが外れる状態。w
旅館に向かう木曽路の陽はとっぷり暮れて国道沿いのコンビニでSCA6氏と合流。
夜食やオヤツを調達している時も「おいオッサン、俺のA6と加速勝負しろや!」と煩い。
スタッドレスを痛めたくなく翌日は一日中、補給不可能な山上で燃料も無駄にしたくない。
が、後からA6がSチャージャーをキュィンキュィン唸らせながら何度もしつこく煽る。
A4の機関も自分の視力も不調であったが已む無く変態野郎の挑発に乗り応戦した。
信号待ちゼロからのスタートダッシュと中速巡航からの加速を数回比べ許して貰った。
旅館に到着し夕食を済ませて部屋に戻ると毎回、オフィシャルで御世話になってる
Gun-megaさん が到着して一杯やっておられた。
ニュースを見ながらISILの話をしていたが、SCA6氏がSOPLのエロ話しに変える。
自分はGun-megaさんとラリーや5気筒エンジン音の話しなどで気が付けば午前4時前。
ここ数日の激務と昼間の疲れと腰痛で自分はクタクタ。
朝食モーニングコールと07:00集合時間も忘れて爆睡してしまう。
自分がグズグズしてる頃、窓から外を見るとGun-megaさんがサクソの暖機を済ませ出発。
食座敷に行くと
itsumono-Oさん御夫妻(運転の美味い人は奥様も綺麗)がおられた。
自分は悔し紛れにSCA6氏を嫁だとカミングアウト紹介、髭面の新妻に御飯を装って貰う。
私達夫婦も朝食(ごはん3杯食べた)を済ませ準備してるとメガネのレンズが外れて焦る。
旅館の人に工具を借りて何とか仮修理したが、やはり視界は歪んだままであった。
A4も暖気を済ませ、SCA6氏の夏タイヤA6を置いて二人でスタート地点に向かう。
思い切り遅刻してスタート地点に到着すると当然、エントラント皆さんは走り始めていた。
グル万参謀長と毎年、お会いする
papa-izmさん と皆さんに挨拶して自分も車列に加わる。
参謀長の合図で曲がったメガネと曲がった腰で曲がった雪道に2年ぶりにA4で突撃。
久々に走る雪山はとても美しく今年のコースは例年より雪が多く幅員も狭くなっている。
毎年、2輪駆動が失速して苦労するゴール前の長く急な坂道は朝からの走行でツルツルに磨かれ、今年もスリップして登れないFR車を後続の皆で押したが人力では無理だ。
また今年はコース幅員が狭く、後続の四駆が交し前に出て牽引する事も出来ない状態。
あくろぽりすさんがエスクードでスタック車を後から押して頂上まで上がる様に準備をしていてると、itsumono-OさんがEvo7から乗換えた黄色いインプのSpec-Cでコースを勢いよくバックでターボを効かせながらw 下って来てスタック車は無事に救助された。
ゴール地点の山上ロープウェイ駅はよく晴れて雪景色ながらポカポカと日差しが暖かい。
だがA4はエンジンを停止して水温が70℃まで下がるとアイドリングまでも不調になる。
水温センサーもボケて来ているのか、ゲージの上がり方もおかしい。
エンジンが Gut Reaction!・・・・・いや、とても変なリアクション(汗
フルスロットル時に失火、高ブースト時にAF計がリーンを指して危険が危ない。
雪山で積車要請という悪夢再来のビビリが入り、ブーストを下げて様子を見ながら走った。
2年ぶりの雪道、前半はパンツのゴムを忘れカメラが固定出来ずSCA6氏が手持ち撮影。
通過の画像は以前の参加車とプジョー307、後半のA4車載はGT2871Rタービン時。
ラリー部長さんも青いLHのGroup N GDB から GRBに乗換えていた。
某氏は苦労を承知で DELTA HF Integrale を手に入れてラリーに参戦するそうだ。
愛機A4も走行距離は短いながら持主と同じように旧型となりアチコチがボケて来た。
センサー類は少し寿命が長い消耗品だと考えるが、機関本体やボディは丈夫であり致命傷もなく、他に乗換たい機体もない。
ターマックからスノーまで難無くこなし曲がる足回りに換装に苦労したLSD。
スタイルも無難なセダンで特別カッコ良くもないが、ボケ始めたA4に愛着も感じている。
ただ長距離や自走遠征する遠くのステージを全開で走れない時はストレスが溜まる。
お昼弁当を頂きながら考えた結果、機関不調のままでは夜戦への続行不可と判断した。
戦は引き際が肝心だ、時に退く勇気と決断も必要である。
と、日記には書いておこう。
(本当は雪山のエンジンブロー、凍死にビビって諦めたw)
もう一晩泊まる予定を切り上げ艦隊は針路反転帰途に就いた。
が、強烈な眠気に襲われ中央道に入ると最初の恵那峡SAで暗くなるまで爆睡してしまう。
結局は相棒のA4より自分の体力、身体の老朽化が進んでいると言う現実であったOrz。
尚、中津川ICまで行動を共にした変態野郎のSCA6氏が強行に意見具申していた第2攻撃目標に突入、玉砕したのかは不明である。
今回も楽しい雪合戦を主催して下さったグル万さん、寒い中コース整備をして頂いた地元の皆様、木曽町の方々有り難う御座いました。
参加者の皆様、お疲れ様でした、また来年も宜しくお願い致します。
ボロカスに書いたが、SCA6氏は本当は面白くて優しい男。 めっちゃエロいけどw
SCA6ちゃん、色々有り難うね、おかげで楽しかった、また遊ぼうぜ。
年明けから業務がバタバタ、みんカラ哨戒やブログ更新も儘ならない状態が当分は続きそうだが、仕事が忙しくなって文句は言えない。