VW ゴルフR 試乗レビュー

続いて帰り道途中のVWでゴルフRを試乗。
流石に追加が発表されたばかりのMTではなくDSGモデル。

ギブリを乗った直後だったのでかなりフツーという感じがしてしまうが、
2LターボはGTIよりも更にパワフルな280PSと、動力性能的にはメガーヌRSや
国内未導入の新型シビックRと同クラス。

30℃越えの気温でエアコンが作動していた影響で加速はワンテンポ遅れるが
パワー的には十分以上、それでいて標準ゴルフと実用性は全く同じであり
DSGであればファミリーカーとしても不満なく扱えると思う。
こちらもエンジンサウンドが車内に響かせる仕様になっており、
そこはきちんと高性能モデルに乗っているという感覚を味わえる様になっている。

少し気になったのは試乗を終え戻ってくる時。
DSGが減速途中にシフトダウンを行ったのか制動力が急に変わりガクンとなった。
また、バックモニターはなくバック時にドアを開けて確認しながら下がろうとすると
自動でパーキングブレーキがかかってしまう。 これは「余計なお世話機能」だなぁ....

ベースモデルがあってハイパフォーマンスモデル、となると
我がタイプRの様にとにかくガチガチに足回りで.....となる印象もあるが、
それはもう過去の話のようだ。
ファミリーユースにも同乗者から全く乗り心地に関して不満が上がる事はないだろう。
車内に不快な振動が伝わる事もなく、大人しく走っている限りでは
静粛性も高い。 むしろ普通過ぎてスポーツモデルに乗っているという感覚は
少し希薄かもしれない。

決してフィットの様に広い荷室という訳ではないが、
一般的なファミリーユースでは特に不満は出ないと思われる(写真撮り忘れた....)。

試乗の為未測定