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キューブコロコロのブログ一覧

2016年09月12日 イイね!

前回の記事のライダーは・・

前回の記事のライダーは・・皆さん、こんにちは!

朝晩はかなり過ごしやすくなったものの、
昼間はまだ暑い今日この頃、
皆さん如何お過ごしでしょうか?





今回は前回の記事のWGP500に参戦したライダーの名前を答えを・・

まず・・




1983年に引退をした、「王様」の乗っていた、マルボロ・ヤマハYZR500(OW70)・83年型

はい、もう「王様」に愛称でピンとくる方も多いはず。

王様=キング。

このマシンのライダーは、ケニー・ロバーツです。
「キング・ケニー」とも言われたライダーですが、1983年、あるライダーにタイトルを
奪われ、この年を以ってWGPを引退しました。





1989年シーズン、ヤマハを引っ張っていた、
「バイクは公道で乗るものではない」という言葉を残したライダーの駆っていた、
ラッキーストライク・ヤマハYZR500(OW8A)

この名言は、有名ですね。
ライダーは、「ウェイン・レイニー」です。

彼の勝ちパターンは、先行逃げ切りという感じだったそうです。

ダンゴでバトルをするというのが殆どなかったそうで、
観客からすると、面白みに欠けるという事もあったようです。

当時のライバルは、スズキのケビン・シュワンツ。

シュワンツもまた、レイニーにバトルで勝つという事こそに価値があると
言っていたようでした。

レイニーは1990年~92年と、3年連続でタイトル獲得し、

93年も終盤でランキング2位にいたライバル、シュワンツとは差があり、
4連覇確実と言われていた矢先、第12戦のイタリアGPで、
ハイサイドを起こしたレイニーのマシンが転倒、
レイニー自身、第6頚椎損傷の重傷を負ってリタイア、
下半身不随になってもう2度とライダーとして活躍することが出来なくなってしまいました。




以前もアップしましたが、1989年のWGPに参戦した、
マルボロ・ヤマハYZR500(OW8A)。

ライダーは「王様」が引退を決意させたライダーで、押しがけがとても上手かったといわれ、
ヤマハとはイメージが合わない人でした。

このライダーは、「フレディ・スペンサー」です。

御存知の通り、スペンサーは、ホンダのワークス・ライダーとして有名で、
1983年、ホンダ・NS500で当時史上最年少でタイトルを獲得、
翌年は、彼自身も開発に携わり、彼の為に製作されたマシン、
ホンダNSR500がデビューしています。

押しがけがとてもうまく、スタートを切るのが上手かったといわれ、
某バイクアニメでは「押しがけ大将先輩」といわれていました(笑)

1984年は新型マシンのNSR500の不調に苦しみ、タイトルを逃すも、
1985年は500、250クラスにWエントリーして両クラスでタイトルを獲得。

翌86年も活躍が期待されましたが、開幕戦で右腕の故障を発症、リタイアして以降、
右腕故障が起因するリタイアなどが相次ぎ、戦線離脱をします。

87年は開幕戦で予選を数ラップ走っただけで右腕の故障が原因で決勝は出ず、
この後シリーズ中盤までレースに出ることはありませんでした。

88年はWGPにホンダから参戦予定も、開幕直前のテストで再び
右腕の不調が再発し、開幕直前にWGPを引退表明しました。

が、1年間、右腕の手術等の治療、リハビリを経て、
89年にWGP復帰を表明しました。

復帰先は、今までライバルとして戦ってきたヤマハ、「チーム・アゴスティーニ」の
マルボロ・ヤマハYZR500での参戦でしたが、
ブランクが響き、戦績も残せないまま、終盤にはチームを離脱しています。




こちらも以前アップした、1989年のWGP参戦マシンにして、チャンピォン・マシンの
ロスマンズ・ホンダNSR500・89年型です。

こちらのライダーもホンダとはイメージの合わないライダーで、
当時は話題になりました。

上のマルボロ・ヤマハYZR500(OW8A)のライダーとは昔から
ライバルとして有名で、タイトル争いを繰り広げていました。

このライダーは、「エディ・ローソン」です。

彼はアメリカ出身のライダーで、
AMAスーパーバイクシリーズにカワサキのKZ1000で参戦、
1981年、82年と2年連続でタイトルを獲得、それを記念して、
ライムグリーをまとった、Z1000R・ローソン・レプリカが市販されました。

1983年にWGP500に、チーム・アゴスティーニから、
マルボロ・ヤマハYZR500(OW70)で、ケニー・ロバーツの相棒という形で参戦開始。

当時、同じくホンダのワークスライダーとして活躍していた
フレディ・スペンサーとはAMA時代から同じアメリカの同郷ライダーの
ライバルとして有名でした。

参戦2年目にして、チャンピォンに輝くと、86年、88年と3度のタイトルをヤマハで獲得すると、
翌年の89年はそれまでライバルだった、ホンダに電撃移籍、大きな話題をさらいました。

詳細はまた今度にするとして、初のホンダのマシンに結果が出せず、
序盤はレイニーのヤマハYZR500に先行される形になりましたが、

徐々に結果を出し始めると、ポイント差でレイニーを追い上げ、
シュワンツ、レイニー、ローソンのタイトル争いとなり、

終盤でローソンがレイニーを逆転し、そのまま逃げ切り、ローソンにとってホンダ車では初、
自身は2年連続、4度目のWGPタイトルを獲得しています。

ローソンのホンダのマシンでの参戦はこの年限りで、
翌年は再びヤマハへ戻りますが、同じヤマハのレイニー達の前に
思うような成績を残す事は出来なかったようです。







上は、1985年に活躍した、ロスマンズ・ホンダNS500、
下は、1986年に活躍した、ロスマンズ・ホンダNSR500です。

このライダーは、鈴鹿8耐でも大活躍、2輪引退後も4輪のレースで活躍、
日本でもJGTCに参戦するなど、有名でした。

このライダーは、「ワイン・ガードナー」です。

ローソン、シュワンツ、レイニーと共に、4強と言われたライダーです。

また、鈴鹿8耐でも歴代2位の4勝を挙げて、8耐男とも呼ばれています。



ガードナーは21歳の頃、オーストラリア国内戦で走っていた時、
モリワキレーシングの森脇氏に才能を見いだされ、
サポートもあって本格的にレース活動を開始したようです。

WGP500のデビューは83年、ホンダのマシンで、第8戦のオランダGPでした。

84年シーズンは、当時ホンダが使用していたNS500よりも型落ちの
RS500というマシンでスポット参戦するも、YZR500、NS500などと
互角のバトルを繰り広げるなど関係者の注目をあび、

翌85年には実力が認められ、UKホンダから、セミワークス・ライダーとして本格参戦、
マシンは、画像にもある、ロスマンズ・ホンダNS500です。

優勝争いには加わらないまでも、ワークスのスペンサーのNSR500とも
互角のバトルを演じています。

翌86年には、遂にワークス入りを果たし、スペンサーと共に、画像のNSR500の86年型で
参戦します。

所が、スペンサーが先述の通り、開幕戦で右腕に故障を発症、
その後、戦線を離脱すると、ガードナーがワークスを背負う形になって行きます。

NSR500というマシンは、84年の登場から86年型まで、
全てスペンサーが開発に携わり、当時はスペンサーしか乗ることが許されなかった
フレディ・スペシャルと言われるマシンでした。

86年からはプライベーターにも供給され始めたマシンですが、
スペンサーのスタイルに合わせたマシンで、ガードナーにはかなり乗りにくかったようで、
86年はヤマハのローソンにタイトルを獲られるも、
ランキング2位につけ、着実にホンダのエースの座をモノにしていきます。

87年はマシン開発の主導権を取り、体制も整った中、
不調だったヤマハのローソンに代わり、
85年には同じホンダのマシンで走った、チーム・ラッキーストライク・ヤマハYZR500の
ランディ・マモラとタイトル争いを繰り広げ、安定の強さで初タイトルを獲りました。

1992年にWGP500を引退した後は4輪に転向、
自らチームを立ち上げてレースにも参戦、

1996年からはJGTCにトヨタ系のチーム・サードからスープラで参戦を開始すると、
2002年まで、クラフト、チーム・ル・マン、チーム・トムスから参戦。

1999年、2001年には1勝ずつしており、1998年にはル・マンにも参戦しています。

大変長くなりましたが、これにてお開きです。

お付き合い頂き、ありがとうございました。


Posted at 2016/09/19 14:10:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 大好きなオートバイ達 | 趣味

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