今回の旅では、震災の爪痕を同時代に生きた者としてこころに焼き付ける目的と、
BUROさんのお宅拝見が目的であり、弘前のサクラも"ついでに"鑑賞しようというスタンスでした。
(正直に言えば、弘前というイメージに、サクラで有名な観光地=バス旅行で酒臭い集団がワイワイ降りて来て、サッと観てサッと帰ってゆく、所謂観光地の一つであると。)
自分は旅するにあたり、極力観光地化された所は極力避ける事にしているのである。
世界遺産などもってのほか。 業者がよろこぶだけで、本来の遺産が食い物にされて・・・以下自粛。
ところがである。
出発間際になり、BUROさんが
ブログを更新されました。
ソコにアップされた数枚の写真を観た瞬間・・・・コレは普通のサクラじゃないんじゃないか???と。
(脳内で藤沢周平だったか山本周五郎だったかのお城内でのお目見え以下でも花見が出来るくだりをイメージしました。)
コレは襟を正さないとアカンかも。。。。
いきなりテンションが上がり、かつ、なんとか開花時期と休みがリンクしないかなぁと。
勿論、最近ハマっている「あまちゃん」の舞台:久慈も視野に入れてました。
では、二部の始まりです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 開花待ちの道。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
▲真夜中の下見。
先日のお返しに民宿BUROの前にガンシップを停めて(AM2:05頃)
写真を撮るも真っ黒け。。。
と思ったのですが赤外線解析の結果。
▲便座があたたかいのは救いです。
十和田湖畔で仮眠して、日の出の写真を撮ろうかと。。。
しかし・・・途中からなんとなく接地感がスッと。
▲先ほど抜かせてもらった除雪車をやり過ごしました。
迂回路は、かなりの大回りになりそうなので、
公衆トイレのある広場で仮眠し、日の出前に出発。
碇ヶ関を越えました。
▲朝のニュースを見て、更に一日延長の書き込み・・・すいません。
▲勿論、あまちゃんもチェック♪
そのまま大湯環状列石へ。
遺跡もさることながら建物も素晴らしい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 再び南部の道。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
▲FCXクラリティーのメーター????
▲ばっちゃん達の焼いてくれる味噌豆腐〜♬
▲久慈琥珀博物館着っ。
ホンモノに触れます。
間に合いそうなので、南下して岩手は羅賀港。
▲南部の漢は海だべ〜♬ (サッパ舟やけど)
またもやゲット・・・汗。
▲普通の人は断崖上の展望台から眺めます。
(出航までに時間があったので、もう一度戻って北山崎に。)
ホテルの前の港から出航です。
▲有谷船長の案内です。
「ココは元々はオレらの漁期(ワカメ?昆布?)の作業場でした。
一々断崖を上って行き来するのが難儀なので、その間の作業と生活の家。
漁村の風景100選にも選定されてましたが、津波で全部持ってかれました。」
一同、目が点に・・・・。
そうだよなぁ。 本来なら漁で生計を立てるよなぁ。
ふと後ろを振り返ると。。。。
▲防波堤は、コロンと傾いていました。
船長にとってみれば複雑だと思いました。
でも、観光客が来れば収入にもなるし・・・。
その後のたどたどしい説明も、みんな真剣に耳を傾けつつ、楽しみました。
「あの岩は、なんに見えますか?」
「は〜い。 象???」
「ワニじゃないん?」
「正解は、象が水を飲んでいるみたいに見えますよね。
満潮なら胴のしたは難しいが、顎の下なら抜けられます。」
「へぇ〜。」
「い・・・・?」
「じぇじぇ!」
「じぇじぇじぇじぇっ!!!!!」
▲どや顔な船長(笑)
展望台の下までこんな感じでアトラクションが盛りだくさんでした♬
▲デジカメは潮水でビチョビチョに・・・iPhoneは途中で電池切れ(涙)
オレらはこの景色の中で漁業を大切に営み続けでっから、
いつかまた四季折々の感動を一緒に味わうべねぇ。 待ってっからね♪
陽が沈む前に更に南下、数日前に寄り忘れた鵜の巣断崖へ。
陽が沈む頃、四国燃費大会前夜祭で盛り上がっているであろう民宿サヌハイから電話アリ。
電話が長引き、駐車場を出る機会を逃してしまいました。。。。
この周辺にはお店も無く、温泉も無い・・・。
コワいけど(松林の中の駐車場に独り。 しかも数百m先は200mの断崖絶壁。)非常食と数本の缶コーヒー。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 再び津軽への道。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
普代村第13地割。
▲十和田現代美術館「flowers」にするか?
十和田市郷土館「まるい:青 さんかく:緑 しかく:白」にするか?
十和田市は満開でした〜♬ 先日の奥さんの声を優先してみました(笑)
あすこに見えるわ????
▲まさか実車にお目にかかれるとわっ!!!
開館時間まで「あまちゃん」チェックするも途中から音声が・・・泣
▲女の子のイラストの建物がミュージアム・ショップです。
▲作品に札を・・・。
▲あの時の慌てぶりのショット。
ミュージアム・ショップでお土産を物色中、ガラスの外にアクアマリンを発見!!!!!!!
お土産を棚に戻し、猛ダッシュ〜♬
おおおおおおおおおぉっ!!!!!!!
駐車場が一杯で、係の人に第二駐車場を案内されてました。
ドライバーの性別と年齢を見て、一瞬躊躇しましたが・・・一か八か。
「あの〜。
自分もインサイトで来たんです♬」
「え? 初代ですか?」
「うん。 先行ってて。」
寒い駐車場で、震えながらダベリング。
引き止めてゴメンナサイ。
しかし、初対面でも絶滅危惧種に乗る者同士(笑)
情報交換に努めました。
車体番号がけっこう近くて(7つ違い)親近感。 しかもライダ〜♬
Club e-TECを教えてあげましたが、初めての人だと書き込み辛いよなぁ。
もう一度美術館に戻り別れましたが、引き止めてしまい館内の展示は長蛇の列・・・ゴメンナサイ。
またお会いする機会が有ると信じています。
それまでにIMAバッテリーを交換しておいて下さい(笑)
▲先日の除雪車???
実は・・・▲▼コノ前後で
アクシデントが発生してます。
県道40号。
▲本日は入浴時間に間に合いました〜♬
三内丸山遺跡など青森はアシタカのふるさとだと思っています。
陽のあるうちに到着しないと悪いので三内丸山遺跡からBUROさんに電話。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 春を取り戻すの道。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
▲いざ、弘前へ。
BUROさんが迎えに来てくれました♪
にしても、このサクラ並木だけでもスゴいんじゃないの???
導入から、こんな規模なら、メイン会場はどんなんなん?????
おそらくワタクシの地元ならこれだけの並木なら名所になるところ。
地元の方は、何事も無く普通に通行していました・・・汗
でも、青森方面から向かって来て、このサクラ並木が延々と迎えてくれるので気分が高揚します♪
▲着地っ!!!! ふっ〜長かった・・・。
職場の駐車場にガンシップを置かせてもらいました。
先ずは腹ごしらえ。 ごちそうさまでした♪
息子さんに加え、娘さん夫婦+お孫さんも居るのに
新築家屋に上がり込んでしまいました。
勿論、マヤちゃんが歓迎?してくれます(笑)←最初ちょっとコワかった・・・。
朝から何を食べたか記憶にないので黙々と飲食。
ダベリングもたけなわな頃、「そろそろ夜桜に行きますか?」
「はい。 よろしくお願いします。」
奥さんの運転で弘前城まで送ってもらいました。
▲おおおぉ〜!!!! コレわ・・・・!!!
▲こんなステージまで・・・汗。
いきなり屋台ばかりの写真でゴメンナサイ。
でも、インパクトが有り過ぎて・・・というかカルチャーショック。
殆どの屋台看板が手書きで、一軒一軒の間口が三倍くらい有ります。
なんか懐かしいというか寅さんの世界にタイムスリップしたみたいな世界観。。。。
完全にお祭りです♪ 静かに夜桜を鑑賞とかな雰囲気では有りません・・・・。
(静かに鑑賞できるスポットも有ります。)
テンション上がりっ放しでした。(ホントは単車の樽内グルグルパフォーマンスが見たかった・・・)
BUROさんは、毎年の事なのか?ズンズン先を案内しようとします・・・。
▲夜桜の規模にも圧倒されました。
満開ではありませんが、目に飛び込んできた瞬間に脳内で満開に変換されて、酔いしれて。
最後は、やっぱり気になりました・・・。
夜風に吹かれながら二人は家路へ。
(なんとなく二時間以上観て回ったような・・・ヘロヘロになりました。)
▲BUROさんへのお土産は、MP4/5でした。
(よかったぁ。 MP4/4だったらどうしようかと。)
この後、お風呂をよばれてダベリング。
布団に入ってからも、募る話で・・・大汗。
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▲明けて5月5日の朝刊には〜♬
岩木山がちょこっとだけ顔を出してくれました。
BUROさんのステップコンポと、ワタクシのヤックル♬
ブラブラとポタリング。
あんまり乗り気じゃなかったんですが・・・。
パノラマに挑戦〜♬
▲帰ってきて「あまちゃん」をみんなで大笑い♬
朝ご飯をよばれつつ、マヤちゃんと遊びつつ、朝の連続ドラマ小説。
BUROさんファミリーに感謝っ!!!
YO4さんには結局逢えなかったので、BUROさんに助手席エアバッグのコネクタの位置を教えてもらってから出立。
「BUROさん、ありがとうございました。」
「アナタがブログに写真をアップしなかったら、ここまで旅の日程を調整してまで開花を待たなかったと思います。」
●弘前のサクラを観ての感想。
東北の人の、春を待ち望む想いの深さを感じました。
津軽の殿様が植えたサクラが今、観ているサクラではないかも知れませんが、藩主も「春を待ち望む想い」を持ち続けたのではないのか?と。
現在に至るまでのサクラの管理、サクラに掛ける愛情も尋常ではないと思います。
サクラ祭の雰囲気から、弘前を含め東北の人たちの想いを感じる事が出来ました。
あれから、逢う人逢う人に「一生に一度は弘前でサクラを体感すべき。」と伝えています。
ただ、心残りは、サクラと言えば、散り際です。
いつかリベンジ致します。
まだ体験していないアナタ。
騙されたと思って、一度かの地を訪れてみて下さい。
※追加画像。
▲BUROさんの職場のデスク。
インサイトへの愛が感じられて、おもわずニヤリとなりました。
帰路をアップしようとしたら・・・
『文字数が多過ぎます。」 の表示。。。。。。
すいません。
其の参に続きます。
※GW明け、職場の受付嬢が枕元に手ぬぐいを見つけたそうです。。。。
すいません・・・取りに行く訳にも行きませんが、どうするかもう少し考えさせて下さい。