毎度お久しぶりの試乗記
今回は高級ブランド LEXUS IS
しかも購入候補にもなかなか入れれない
350のF-SPORTになります。
○車
LEXUS IS 350 F SPORT
前モデルの面影を残しながら
挑戦的なエクステリアを採用し
万人受けする車からの脱却を
狙っている強い拘りが
個人的には良い評価になっています。
実は全てのモデルに乗っているのですが
今回の試乗記は350で進めます。
○試乗の概要
発売直後の5月
晴れた日の高速を含めた
いい感じのコーナーも有る試乗コース
○本文
佇まいはかなり挑戦的なフロントマスクや
特徴的なテールランプ
LFA譲りのホイールなどなど
最新のレクサスのアイデンティティや
アイコンを上手く表現し破綻させずに
まとめ上げていると思います。
ただ個人的にLFAを憧れている!
そんな思いが良い評価になっていると思ってください。
アクの強いデザインですのでうけつけない方もいると思います。
シートに座ると最近のトヨタの味が出ています。
いい感じまで下がるシートポジションや
適度な硬さとホールド性のスポーツシートが
走り出す前からその気にさせてくれます。
この車のいい評価になるもうひとつのポイントが
以前のトヨタ車(だいたいの日本車)によくある
ゴチャゴチャして統一感の無いインパネ内装と違い
欧州車のような端正な佇まいの内装と
これまたLFA譲りの単眼タイプの液晶メーターと
そのギミックがワクワクを増幅させます。
走り出すとLFA譲りのスポーツマインドはフェイクではなく
硬すぎない締まった足回りと
サウンドジェネレーターから聞こえる
吸気音でついついアクセルを踏み込んでしまいます。
しかも3,5リッターV6なので、たとえ高速道路であっても
すぐに前に追いついてしまいます。
さらに350は8速ATなのですから。
LDHも理解してしまえば違和感もなく
ただただ気持ち良く走れてしまいます。
良い車に試乗したときの感覚
このままドライブに連れ出したい!
と素直に思ってしまいます。
○総評
レクサスの新しいボディに対する考え方や
足回りの考え方が見事な乗り味を出していると思います。
外装のアグレッシブさや締まった足回りが好みであるならば
国産の安心感も付いてくるのでオススメな車ではあると思います。
ですが現実的に一般の方が600万円を越える車をポンと買えませんので
250が狙い目になると思います。が、LDHが付かない
ATが6速であるとネガティブに考えてしまいます。
でも3,5リッターの8速は高速道路でも持て余しますし
LDHが無いから危険な挙動のオンパレードなのかと言うと
そんな事は無く上質である事は変わりません。
前出のマークXのG'sもそうですが
気持ち良く走れる国産セダンのひとつで
しかもマークXよりも上質で大人な内装が好評価になります。
ネガティブな点は乗り心地に深みやいなしに欠けるときが
まま有るところと複雑なラインや造形が車輌感覚を鈍らせる事
ではないでしょうか。
乗り心地はこれからに期待ではないでしょうか。
お前は何様だ!なんて言わないで下さいね。
レクサスの営業マンさんありがとうございました。
Posted at 2014/10/25 12:45:39 | |
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試乗記 レクサス | 日記