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2016年07月29日 イイね!

夕涼みがてらに機材テスト。

夕涼みがてらに機材テスト。梅雨が明けてから、日中の気温が高い日が続いていて、ここ数日は熱帯夜
です。今週水曜27日が下弦の月で、月の出が夜半過ぎでしたので、これから
星撮りに適した夜が続きます。

ただ、最近は湿度が高く、夜になっても薄雲がかかっていて天体写真には向き
ません。エアコンの効いた室内にいるよりも、久しぶりに夜空でも眺めようかと、
27、28日の夜に出動しました。

行き先は、いつもロードバイクで登っている天山の登山口です。
標高850m程度で、気温は日没後には25度を切っていて夜中には20度くらいに
なります。そのため、蚊がいないので虫除けは必要ありません。


この二晩は、何かの天体を撮影するというよりは、梅雨の間に新たに導入した
機材のテストをすることが目的です。

円高も相まって個人輸入で購入した赤道儀機材と、450mm屈折鏡用のレデューサー、中古のD5300ボディが主なものです。
D5300は、SONY製のイメージセンサーでAPS-C機としては好感度・長秒時ノイズが少ないというテスト結果があり、何れは
D5200との入れ替えを考えていました。
現行でも販売されていますが店頭在庫のみだそうで、後継で同じセンサーを積んだD5500が出て1年半が経ち、中古相場も
落ち着いてきました。近所のキタムラに、シリアル番号が同程度のABランクのボディ(37,000円程度)を2台取り寄せ、メモリー
カード持参で試写しました、1台はシャッターカウントが9000枚、もう1台は300枚しかなく、ボタンの感触もしっかりしている後者を
選びました。
すぐに天体機材のショップに送ってイメージセンサーの赤外カットフィルタを取除く改造を依頼しました。
D5200はD810Aのように赤外カットの効果を抑えたフィルタに改造しましたが、今回は、光害カットフィルタを利用することを
前提に、光路長を変えないクリアフィルタを入れました。レンズの後ろ側、ミラーボックスの縁に取り付けるフィルタを使うことで、
広角レンズから望遠鏡まで1つのフィルタでまかなえます。
(広角レンズは、広い方向から光が入射するため、光害カットフィルタのような干渉フィルタをレンズ前面に付けると
全面で色合いがまちまちな写真になってしまいます。そのため、レンズの後ろに置くフィルタが必要になります。)

27日は、厚い雲は少なかったのですが、空が全体的に薄雲に覆われた状態で、撮った写真を見ると明るい星が滲んでいます。
天体撮影の合間にA6300で撮った写真です。


新しいレデューサーを試すために星雲も撮ったのですが、星のにじみが酷く、処理に時間がかかりそうなので、後日あげることに
します。
午前1時頃に月が昇ってきたので、そこで撤収しました。その間際に撮ったのがタイトル画像です。


昨晩は雲が多く、11時頃に全体に雲がかかったため、あまり写真を撮らずにそこで終了。
この夜は、電池で動くポタ赤を試しました。ポタ赤としては、ポラリエ、スカイメモRに続く3台目です。それまでの2台は、
重いものを載せようとバランスウェイトを使えるようにするなど改造していて、肥大化していてます。
(随分遠回りして、無駄な投資をしていますね。>自分)

天体撮影している横で気軽に広角〜標準レンズで撮れる赤道儀として、コンパクトながら使いやすい極軸望遠鏡が最初から
付いているiOptronというメーカーのSkyTrackerを海外のショップで購入しました。いつもは399USDのものを、セール中で
299USDになっていました。国内では税別55,800円なので、送料43USDをいれてもかなりお徳です。
(送料は、いっしょに購入した赤道儀のバランスウェイト延長軸込み。)
今使っている中型赤道儀と同じメーカーで、同様の極軸望遠鏡が付いています。雲台を取り付ける回転台を3つのネジで
固定するので、2つのネジしかないポラリエよりもしっかりしていますし、赤道儀を三脚につけるための雲台は必要ありません。
いつも固定撮影で使っている三脚から雲台と入れ替え、その雲台を赤道儀の回転台に付けるだけです。

改造D5300に光害カットフィルタを入れて、夏の大三角を撮りました。
ニコンAPS-C機用の広角単焦点レンズを持ちませんので、今回はフルサイズ用のSamyang 12mm F2.8魚眼レンズを使いました。
ISO800、F3.2、SS=180sの1枚ものです。Lightroomで明るさと色合いを調整したものです。


周辺は魚眼特有の歪曲が残っていますが、この画角で3分ならば星は点になっています。
素のポラリエよりは随分使い勝手が良く、オプションを追加する必要が無いので、100mm以下のレンズしか使わないなら、
こちらをお勧めします。
改造ボディ+フィルタの効果で、天の川の中の赤い星雲がしっかり写っています。デネブの近くの赤い星雲は、前の星撮りブログ
にあげた北アメリカ星雲です。右下の方にはM16(わし星雲)とM17が写っています。
左下側は、いつもですと佐賀市の光害が被っていますが、かなり軽減されています。(いつもは画像処理で軽減しています。)


去年は梅雨明けにクリアな夜があったのですが、今年はなかなかスッキリ晴れません。
来週の新月までに、晴れの夜が巡ってくることを期待します。
Posted at 2016/07/29 12:07:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味

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