今週は雨の日が多く、カメラを使う機会が少ない一週間でした。
昨日も明け方まで強い雨が降り、その後、気温が下がりました。
雨の前は夏日になる日もありましたが、今日の最高気温は22度に
届きませんでした。
ここ数年、GWの初日はロードバイクで東の方に出かけます。
十分に走れて景色が良いコースで、この時期には種々の花が
楽しませてくれます。
佐賀市から東に向かい1時間くらいで久留米の高良山の登り口に着きます。
途中、筑後川沿いに北上する区間では向かい風に苦しめられました。
気温が低いので、そのお陰でウォームアップができました。
高良大社の手前でツツジの花を撮るスポットで止まると、いつもよりツツジが少なく寂しい感じがします。
パッとしないので写真はスルーして先に進みます。
つつじ公園の手前を右に登ったところに、夏目漱石の句碑があります。これも毎年見に来ていますね。
菜の花の遥かに黄なり筑後川 posted by
(C)koichifun
つつじ公園に到着。いつもよりツツジが少なくテンション下がり気味です。駐車場からの展望を。
久留米森林つつじ公園-1 posted by
(C)koichifun
昨晩まで降った雨のためか、花が濡れています。
つつじとバイク posted by
(C)koichifun
よく咲いている所でこのくらいです。冷たい雨のせいでしょうね。お目当の他の花も心配になってきました。
久留米森林つつじ公園-2 posted by
(C)koichifun
気を取り直して、さらに登ります。
その途中で、漱石の句碑の2つ目があります。こちらはひっそりとした感じ。
人に逢わず雨ふる山の花盛 posted by
(C)koichifun
その少し先の右カーブの奥に3つ目があります。こちらは背後の風景が良い場所です。
筑後路や丸い山吹く春の風 posted by
(C)koichifun
この辺りではヤマフジが見られますが、今年は散ってしまったのか少なめでした。
山藤 posted by
(C)koichifun
この道は耳納連山の尾根の近くを通っているので、所々で左右の展望が開けます。そこから大きな橋が見下ろせます。
10年ほど前に無駄な公共事業の例として取り上げられ時は、橋の向こうに道がないというので話題になりました。今ではちゃんと道が繋がっていて、私も自転車や車で通りましたが、使う人は少数です。
地元の有名な自民党の代議士の名をとって「誠橋」なんて呼ばれていました。
耳納スカイラインから朧大橋 posted by
(C)koichifun
耳納連山の中にある漱石の句碑のラストです。ここも展望が良く、ここで小休止した漱石が詠んだのでしょうね。
濃かに弥生の雲の流れけり posted by
(C)koichifun
そのすぐ先が、耳納スカイラインのほぼ中間点の発心城址です。ここから少し下り、アップダウンを繰り返します。
耳納スカイライン中間点 posted by
(C)koichifun
耳納連山最高峰の鷹取山です。最高峰と言っても802mしかありません。
鷹取山山頂にて posted by
(C)koichifun
風が吹いて寒い中、ここで早い昼食をとります。
北には筑後川が流れているのが見えます。
鷹取山から筑後川 posted by
(C)koichifun
南はこの後向かう星野村とその奥の山々。Lightroomのパノラマ合成を使ってみました。
ここから星野村までは狭い曲がりくねった道を下ります。
途中で、シャガが固まって咲いていました。
星野村のシャガ-1 posted by
(C)koichifun
星野村のシャガ-2 posted by
(C)koichifun
その近くで、以前湿原で見かけたウマノアシガタが。
星野村のウマノアシガタ posted by
(C)koichifun
道が少し広くなる所で視界も開けます。星野村といえば「八女茶」で有名ですが、大規模な茶畑があります。
星野の茶畑 posted by
(C)koichifun
冷たい雨から守るためか、黒いビニールのようなものを掛けているのが見られました。
茶畑の側に真っ赤なツツジが咲いていました。
ツツジと茶 posted by
(C)koichifun
合瀬耳納峠に出て、そこから降る道の途中に、大きな棚田があります。去年は、右の手間の所を工事していましたが、終わったようで、いつもの景観が楽しめました。
広内の棚田 posted by
(C)koichifun
さらに下って星野村の中心部に出ます。例年ですと、ここから東に向かって登り、峠を越えて矢部村に出るのですが、今回は初めて通る道を使うことにしました。
距離は少し短くなりますが、勾配はありそうな道です。また、途中に天文台もあるので、その場所を確認しておきたいこともあります。
予想通りのきつい登り坂を登ると、その途中に「星の文化館」があり、併設されるホテル、プラネタリウム、そして天文台のドームがあります。
星の文化館 posted by
(C)koichifun
望遠鏡をのぞくのではなく、ここに星撮りに来たいですね。
見晴らしの良い場所があったので、先ほどまでいた耳納連山を撮ります。中央やや右寄りの最も高い場所が鷹取山です。
星の文化館から耳納方面 posted by
(C)koichifun
ここからさらに登ると峠を越えて黒木町に出ます。ところが、登り詰めた所で、工事中で全面通行止の標識。自転車なら通過できる可能性もありますが、7km先だそうで、そこから引き返すのも嫌なので、素直に迂回路である狭い林道に入ります。
入ってすぐからずっと登りで、200mほど余計に登らされました。かなり進んだ所で星野村の方に道が降り始めたので、引き返して黒木方面に下る道を探しました。標識か看板くらい出しておいてほしいものです。かなり狭く、途中未舗装の道を下って、ようやく黒木町へ。
本日最後のお目当は、「黒木の大藤」です。
バイクを止めて、神社の中に入ると、唖然! いつもよりフジが少ないではありませんか! 見物客も少ないし。
黒木の大藤 posted by
(C)koichifun
これが本日最後の写真です。
藤と素盞嗚神社 posted by
(C)koichifun
この後は、八女の市街地にまで下って佐賀まで平地をひたすら走ります。
風はありましたが、気温が低いために終盤までバテることなくゴールしました。
例年は、このサイクリングで年間で初めて脱皮する(日焼けで皮がむける)のですが、今年はまだ先のようです。
4月は雨が多くて距離を乗れなかったので、途中でバテるか心配でしたが、何とか140km、獲得標高1800mを走りきりました。
Posted at 2016/04/29 18:06:48 | |
トラックバック(0) |
サイクリング | 旅行/地域