雪のために、

足止めをくらいました。

昨日は、自宅から一山二山三山越えた家内の実家へ
来ました。

晩御飯を食べて、さあ帰ろうと玄関を出ると、雪です。
7時半頃、買い物から帰って来た時にはまだ降っていなかったのですが。

タイヤはノーマルですし、チェーンも持ってませんので、泊めて
もらうことにしました。
チェーンがあったとしても、そこまでして雪道を走る元気はありません。

さて、買い物先のスーパーの本屋さんで「欲望のすすめ」という新書を
買って来ました。
若者の草食化、クルマ離れについて、論理的に分かりやすい文章で解説して
ありました。
若者は草食化なんてしてない、クルマだって欲しいと思っている、
という話です。
それだけではなく、日本人の国民性について大きく歴史を振り返りながら、
独特の切り口で解説した内容になってます。

若者はクルマに興味がないんじゃなくて、お金がなくて買えないから別の
ところへ向けているんだと、僕はかねがね思ってました。
それが証拠に、お金を稼いだ若い芸人の多くは真っ先にいいクルマを買うじゃない、
って。

そんな僕の気持ちにピッタリ応えてくれる形で書いてある本でした。
著者は1982年生まれ、二人回り近くも年下の人に教えてもらいました。

ただ、僕が20代の頃は、同じようにお金がなくても無理して、食費を削って、
ボロボロの中古車を買う人がたくさんいました。
今の人はそこまでガンバるほどには興味ないのでしょう。

また、重箱のすみを突つくようですが、映画「グラントリノ」のビッグなクーペ、
グラントリノを4WDと書いておられたのですが、あれは普通にFRだったのでは…

まあそんな細かいことはどうでもいい、面白い本でした。