●9月6日(木曜日)
午前3時8分、大きい揺れで目が覚めました。
ギシギシ、ガタガタ、ゴトゴト、ドドド。
こんな音が響いてました。いろんなものが動く音。軋む音。
遅れてすぐに、エリアメールの音と「地震です、地震です」というアナウンス。
「今頃おせーよ」と冷静に思っていました。緊迫感だけの演出。
揺れている最中は、何もせずに家の中を見ていました。正直、「大きい地震だな」とは思いましたが、こんなに被害が出る大きな地震だとは思っていませんでしたので。
なので、恐怖とか不安はありませんでした。私の住んでいる所は上位の揺れの地域ですが。
水槽の水が激しく揺れて、バシャッ、バシャッ、とこぼれました。「あちゃー」と思いました。
机の横に、プラスチック製の引き出しの収納の上にプリンターを載せていますが、それが倒れて、机の上に落ちてきました。もう少しでノートパソコン直撃でした。「あぶねー」と思いました。そのプリンターがコップ(サーモスの真空の保温・保冷のもの)を倒し、テーブルを伝って、絨毯にバシャーと。「リモコン類にかからなくてセーフ」と思いました。
振動のせいか、ノートパソコンは待機状態みたいな感じになりました。ハードディスクは守られました。
そんなこんなで揺れが収まり。安否確認やらTELやらと同時に、家の中の点検、こぼれた水の除去も開始。
家族や身内などの無事の確認を確認しつつ、すぐさま、水槽付近にバスタオルを大量投入。
お茶もバスタオルでせっせと拭きます。テーブルも拭きます。他に濡れたものも拭きます。
家の中も同時に点検。
寝る前に鍋で煮だしていたルイボスティーがほぼ全部こぼれていました。鍋はそのままで、中身だけほぼキレイに。
それから10分くらいだったと思いますが、停電。
停電後、ちょっとして1回通電したと思います(記憶あやふや)。
これが今回話題になった「ブラックアウト」ってやつでした。日本初らしいです。
冬の「ホワイトアウト」は毎年数回は経験しています。
「ブラックアウト」と言っても、外を見るとそんなに暗いとは感じなかったです。マンションなどの電気が非常用で点いていたりしたので。当日よりも2日目の方が闇でした。
掃除や片付け終了。
その間も揺れが来ました。大きな揺れはわかります。
でも、小さな揺れは本当に揺れているのか、揺れている感覚が残っているのか微妙な感じです。
外にも出て近所を確認しました。集合住宅や近所で火災が起きていないか確認。
懐中電灯は自転車のライトを含め、強力なモノやらショボイものまで多数あったし、電池も予備はそこそこあったので不安はありませんでした。
車も無事でした。
4時も過ぎて、徐々に明るくなっています。
とりあえず、ただでさえ期限の過ぎている開封済みのヨーグルトを食べ、体力温存のため寝ました。
朝起きても電力復旧はまだでした。
水槽の水を少なめに交換(濾過器が動かないので)。
ガスが使えたので、冷凍してあるパンをフライパンで焼きました。
卵が6個あったので、豪快に4個使ってしまいました。
牛乳は残しておいても腐りそうなので、飲み干しました。
飲み水や、トイレ用の水など、適当にキープしました。
冷凍の食材は、一か所にまとめて、氷はジップロックに入れて、卵2個のところに置きました。
当日、身内や自宅に被害が無いし信号も点いていないと言うことなので、いつも通りチャリで出勤。
その時点で11時からとか、2時間後とか6時間後とかに断水が始まると言う話が出ていました。
仕事の合間合間に電話をしていましたが、徐々に電話がつながりにくくなってきました。
キャリアメールよりも、LINEのメッセージの方が安定してやり取り出来ていました。
知人から、薬局やホームセンターなどで、見たことのない行列になってたとLINEが来たり、メールが来たり。
石狩市在住の同級生は、台風の影響で4日から停電。5日に復帰したと思ったらまた停電。その後さらに断水のダブルパンチ。
同職種のグループメールでのやり取りも開始。
どこもかしこも停電。
どこもかしこも水のキープ。
どこのお店も長蛇の列。
10時56分、同職種グループメールで「もう少しで電力が無くなり、携帯など繋がらなくなる。NTTの社員から聞いたと」いうメッセージがありました。
実際、北海道内全域で停電。実際、携帯も家電もつながりにくくなっているのでちょっと信じてしまいました。
後に、デマメールということで、酷似した内容が紹介されていました。
「知人から聞いた」とか「知人がNTTの~」とかだったら、信じませんでしたが、本人が直接聞いたととれる書き方ですし、私の業界だとそのくらいのパイプがあっても不思議じゃなかったからです。友人グループ(3名)と身内(2名)には念のためと思い送信してしまいました。…反省。
14時近くになるころには電波が入らなくなったりもしました。
LINEも送信は出来るけど、実際には届いていなかったり、タイムラグも生じていました。
繋がったり、繋がらなかったりの繰り返しです。
よって、画面を開く回数も増えてしまうので、バッテリーの消耗も増えてしまいます。
バッテリーの消耗を最小限にするために、iPhoneのバックライトの輝度を最低にしていましたが、開くと勝手にニョキニョキとバーグラフが上がり明るくなってしまうため、明るくなっては暗くしての攻防戦。
14時過ぎ。
ラジオで、赤平の停電復旧、芦別が一部復旧などの情報が入ってきました。
他には、「これから(土曜日)また大きい地震が来るって聞いた」とかLINEでグループメールが来たりもしました。
「来るか来ないかなんて確率で言ったら50%だし、それってお約束のデマパターンでしょ。仮に来るのが本当だとしてもどうすんの?」と言うようなメールを返信。スクショもプレゼント。
今思えば「電話が通じなくなる可能性がある」と送信した奴が偉そうなことを言うなと言う話ですが…。
挙句の果てに友人の子供(中学生)が「北海道外に逃げる、千歳空港に行く!と言い出して聞かない」とか言い出しててどうしようとか…。ぶっちゃけ末期症状だろと。
「飛行機も飛んでないだろうし、わざわざ震源地の千歳に行くの?それなら稚内方面へGO!」とアドバイス。
夕方には新聞も。
ネットとかは、ほぼ繋がらない状況に。
職場は帰宅後に電力復旧したと他の人から聞きました。
帰宅。
信号も外灯も点いていません。コンビニなどのお店もあいていません。人もあまりいませんでした。
いろんな地域から通電したとの情報もちょいちょい出てきました。
X5の燃料残量確認。
X5のガソリン(軽油)は、たまたま少なかったんです。「今週の土曜日に入れるからいっか」って思って。
残りの走行距離は145㎞…。ちょっと厳しい。ツレの車はガソリンはありましたがテレビが無いので温存。
薄暗い中、水槽の水を交換。
薄暗い中、冷凍食品とか溶けかけているものから食べました。冷凍庫の下の方はまだ凍ったままでした。
通電状況や断水の情報など、色々確認のメールが来ます。
しかし、LINEもキャリアメールも送れなかったり、タイムラグがあったりで不安定なのは変わらず。
遠くの地域には光が見えます。お店の看板とかも煌々と電気が…。
でも自分の地域は真っ暗。
モバイルバッテリーを持っていたので、スマホの電力は大丈夫でした。
最悪、車やパソコンから充電できるし。
以前、オートバックスかジェームス(たぶん)でもらった災害用のラジオがあったと思って引っ張り出しました。初使用。
これでラジオを聞けると。しかし、AM、FM全く入らず…。
古いので、充電プラグもFOMAとかガラケー用だし…。
前述した通り、懐中電灯類や電池は予備が十分にあったのですが、一応灯りの機能は使えるので、叩き壊すのは我慢しました。
落ち着いたら、ちゃんとしたものを揃えたいと思います。そしたらさっさと捨てます。
暗くなると、昨日は点いていたマンション系の非常灯も点いていないのでまっくろくろすけ。
自分の居住地域は見事に真っ暗。そして静かです。救急車の音やヘリの音、そして車の音がたまに聞こえるくらい。
「星がキレー」と前向きなメッセージが来たりしますが、私の地区はあいにくの曇り空…。
夜、車を使いました。
こんな時に、けっこう飛ばしている車もいました。交差点もほぼ減速せずに。車のライトの灯りがないから大丈夫、自分の道路が優先側だから大丈夫とかしか考えていないんだと思います。歩行者や自転車のことは考えていないんだと思います。
ハイビームのまま走り続けているのもいました。
大きめの交差点では、警察官が立ったりもしていました。本当にお疲れ様です。
水のシャワーでも良かったでも良かったんですが、通電した近しい人の家にシャワー(ドライヤー)と充電のためお邪魔させてもらいました。
蛍光灯の光が眩しいです。テレビを久しぶりに見た気がしました。
自宅に帰る時、近所で出かけた時に点いていなかった信号や街頭に電気が来ていたので少し期待していましたが…真っ暗でした。
トイレとか洗面所とかに入るたびに、習慣で電気のスイッチをパチパチしちゃいます。
ウォシュレットの操作もしちゃう自分がいました。
電気が無いとすることも限られれているので、懐中電灯の光の中、私は心霊系のマンガを読みながら就寝しました(笑)
●9月7日(金曜日)
朝起きても冷蔵庫はシーン…。電気は復帰していません。
冷凍ものの状態を確認。まだ大丈夫そうでした。
朝の行動は水槽の水交換など、昨日と同じです。
土曜日の予定がどうなるかわかりませんでしたので、仕事帰りにガソリンを入れたるため車で出勤。通勤路の信号は復帰。
翌日の8日(土曜日)にX5のタイヤ館での1泊作業予定があったので担当氏の店長に確認。店の電話は繋がらず、店長の携帯に直接TEL。
会社(タイや館)に来ているが、お店の地域もまだ通電していないとのこと。
ピットのシャッターは当然電動ですが、お客さんがどうしても車を出したいとのことで、手動で開けたそうです。1.5mくらい開けるのに2時間くらいかかったそうです…。
作業延期でもいいですよと言いましたが、電気が来ていれば大乗だと思うので、明日の朝にまたTELくださいってことになりました。
仕事をしながら、充電式の電池や、BMWからもらった粗品の新品のモバイルバッテリーや自転車のライトを充電。
合間を見て、ガソリンスタンド情報を収集。すると、けっこう近くにガソリンは品切れだけど、軽油の給油のみ可能という情報を見つけました(エネオス)。
TELで確認。「全然混んでないし、給油制限もしてないし、通常通り24時間やってます」とのこと。その時「今さっき近所の他のエネオスに補充入ったのでそちらでも大丈夫です」という情報ももらいました。
仕事を終えて、スタンドへ向かいました。
お店はほぼどこも閉店ガラガラ。
ほとんどのスタンドは長蛇の列か営業終了。
TELでエネオスの店員さんに聞いた、補充されたところも長蛇の列。
TELで確認していたスタンドは空いていました。自分の前に1台のみ。
ちなみに、前のアルファードは灯油を買っていました。
自分の番が来ました。特に何も言われていませんが、一応給油のリッター数や金額制限があるか確認。
「20リッターでお願いします」と…。
一応昼にTELした時に制限を設けていないと言われたと言いましたが、「えっ?…すみません…」みたいな感じ。
状況が変わったのか、現場も混乱しているのか。ま、こんな時だからしゃーないですね。
20リッター、給油完了。
恐らく価格も普通。
半分くらいは入れたかったのですが…。走行距離も354㎞でまだチョット不安。
帰宅すると電気が復旧していました。
色々パチパチしたせいで、いろんなところに電気が点いていました。貴重な電気がもったいない。
それよか、ブレーカーを落としておくと言った基本的行動をしていない大チョンボをやらかしていました…。
いざ電気が点いていると、何をしたらいいか迷いました。
とりあえず、水槽の水を交換。濾過機の洗浄。
同時に洗濯×3回。
水槽は、水量を減らして通常営業。
wifiが繋がらないので再設定。
あとは電話やらメールやら何やらで色んな人との状況のやり取り。。
日付変更線を越える前くらいに、夕方言ったエネオスへ再び行きました。まだ軽油のみ対応でした。
スタンドの方に制限などを聞いてみると「何リッターでもいいけど、控えめにしてくれたら嬉しい、朝に緊急車両もくる可能性もあるし。できれば30リッターくらいとかで…。」と言われたので、30リッター給油させてもらいました。
4分の3近くになりました。635㎞は走れるので、北海道内はだいたい往復可能な感じになったのでこれで一安心。
余震が来ると、身体の動きがとまります。
はたして、大きいのか?小さいのか?と。
●9月8日(土曜日)
近くの道の駅に行って野菜を買いました。
前日のニュースで、北海道の流通が戻っていない(市場がやっていない)し、野菜の成長は待ってくれないので、大手(?)は全部本州に出していると言っていました。
なので、道の駅に卸しているようなところは近所の農家さんでしょうし、売れなきゃ生活が困るのではないかと微力ながら協力できればと思った次第です。
この考えと行動が正しいか正しくないのかはわかりませんが。
案の定、道の駅では普通に野菜などが購入できました。価格もいつも通り安かったです。レタスやキャベツも1玉100円とか。
道中、国道36号線は道路が横に傾斜していたり、段差が出来ていたりしていました。
わかりにくい写真…。知り合いもここで会社の車のバンパーの下を思いっきり打ったと言っていました。
道の駅から、そのままタイや館へ行き、X5を預けました。
メインで使っている低価格系のスタンドは閉店していました。
友人がクーラーボックスを貸して欲しいと。母子家庭なので出張貸出サービス。
この友人は台風が来る前に冷蔵庫が壊れて購入。そして台風。からの地震で、配送予定が立たなくなってしまったんです。電気が前日に復旧しても冷蔵庫が無いと言う悲惨な状況…。
友人宅近くのエネオスが空いていると言う情報ももらったので、代車に給油しました。
5台くらいの待ちで満タン給油可能でした。
よく見ると「震災時給油可能SS」と書いてあります。
道中、けっこうな行列のスタンドも近くにあったり…と、不思議な状況。
洗面所のゴム栓が欲しくてホームセンターにも立ち寄りました。
色々欠品です。
実家には太陽光パネルが付いています。
太陽光パネルは蓄電が出来ないから災害時には使えないな…と思っていましたが、室内にある制御盤みたいなものの横にコンセントが付いていて、日中の発電中はそこから電気が取れるそうです。
みんな今回初めて知りました。
意外と知らない人も多いのでは?と思いますが…どうでしょうか?
ちなみに代車はコレでした(笑)
先週試乗したM5とえらいギャップ(笑)
●9月9日(日曜日)
久しぶりに、朝はのんびりと。
ちなみに、私はツイッターとかはやっていません。スタンド情報はヤフーのリアルタイムで探しました。
色々見てたらこんな書き込みを発見。
…この「こばん」だか「こぱん」だかって奴、正直、災害で亡くなった方の代わりにコイツが死ねやと思いました。
そう思いましたが、怒りよりも、「こんなこと思いつく脳ミソの持ち主がいるんだな」と。「そう思うのは勝手だけど、わざわざ書く奴がいるんだな」と。「きっと、まともな社会生活や私生活は送れていない奴なんだな」と。
ムカつきましたけど、
と反論の意見を言ってくれる人たちがいることが、ムカついた以上に嬉しく思えました。
嬉しく思ってはいますが、内心は「コイツの書き込み炎上して吊し上げられて公開処刑されてしまえ」と思ったかどうかは内緒の話しです。
他にもツイートを見ましたが…。
悪意はないと思いますが…
災害時の典型…(自分も反省)
ポーチを用意しろと言われても…
ポーチ程度のものに何を入れろと言うのか…
テレビが見られないからネットでと言われても…
顔文字の選択、間違えている気がする…
タイヤ館にお願いしていた作業も無事終了し、X5を引き上げました。
ドラレコ付けたんですが、後日書こうと思います。
この日の夕方には、スタンドも列になっているところはほとんど見ませんでした。
●9月10日(月曜日)
この日は道北で-0.9℃のかなり早い真冬日の観測でした。
今回の地震、真夏でも、真冬でもなくてよかったと思います(よくはないですが)。
週明けには世の中はだいたい通常営業な感じでした。
乳製品はスッカラカンでしたが、肉や魚や野菜や果物も売られていました。値段もいつも通りの価格でした。
庶民の味方のモヤシや納豆も品切れでした。
あと、細かい内容は知りませんが、AUは一定期間通信無料のパケット使い放題と連絡が来たらしいです。
私はドコモですが、そのような通知は来ておりません。
自分の狭い周りの話しを聞いた限りだと、ドコモやソフトバンクに比べてAUの通信がイマイチだったらしいです。
数日間、自分が見ている範囲だと、ガソリンスタンドはエネオスが一番安定供給出来ていたような気がします。
●ここからいろいろダラダラと書いていきます。
失敗①
なんと言っても停電時にブレーカーを落とさなかったことです。
別に色々崩れたわけではないので大丈夫だと…。流石に家の中がグチャグチャになるほどであれば落としたとは思いますが…。
失敗②
X5の燃料残量が少なかった…。週末の給油に使用と思っていたのが失敗でした。
常に半分は入っていることが理想かなと思います。でも、スタンドによっては土日のサービス(最近見ないけど)などがあったりすれば耐えちゃうのが庶民。
自分の場合は走行可能距離を考えて、最低ラインは4分の3くらいにしようかと思います。
失敗③
「このまま停電が続くと、電話や通信が不通になる可能性がある」と言うメッセージを送ってしまったこと。
100%信じていたわけではありませんが、実際通話・通信は不安定になっていましたし、停電が続けば起こるだろうと思っていましたので…。実際さらに通話・通信の品質は落ちましたのでギリギリセーフと言うことで…(ダメか)。
全ての可能性においては、「おきる」か「おきない」で言えば2分の1、50%ですけど。
やはり、近しい人の話しでも、個人の話しは信用せずに、ちゃんとした機関などの情報を収集することが大切だと思います。
失敗④
携帯ラジオが無かったこと。
車では音楽ばかり聞いているので、車で聞くと言うことは思いつきませんでした。思い出していてもずっと車にいるわけにもいかないですし。
ICレコーダーにラジオが付いていたのを途中で思い出しましたが、聴けるのはオシャレなFMのみでした…。気がつたときにはどこも音楽が流れている状況でした…。
失敗⑤
水槽の水がこぼれた時に、拭くためにタオルを大量投入してしまったこと。
停電なんで洗濯機が回せないんですよ。手洗いしか方法は無しです。タオル類は節約して使った方がいいかと思います。
水槽がある人は、捨てるようなタオルなどは捨てずに保管しといた方がいいかと。
失敗⑥
自宅の中で、地震によって壊れる可能性のある家電はテレビかと思います。実際、友人の話しでは周りにいるそうです。自分もテレビは買って2年くらいで大きめです。そして、家電のなかで一番高存在かも。今回は大丈夫でしたが、大きめの揺れの時に動けるようであればテレビを支えに行きます。
良かったこと①
自分はモノが捨てられない性質です。保冷剤も捨てられなく、冷凍庫にけっこう入っています。冷凍物が増えたら保冷剤を出して…という感じでした。今回、そこそこ大量の保冷剤があったおかげで、冷凍庫内のものがほぼ溶けずにいたのかな?と思います。これからも保冷剤は捨てないでためます。
ここで疑問。
冷蔵庫の中身が少ない方が省エネと言われていますが、停電時にはたくさん色々入っている方が、冷たさをキープできるような気がしますが…どうなんでしょう?
良かったこと②
X5が軽油だったこと。
ニッチな需要の軽油だったため、長蛇の列に並ばずに済みました(今回たまたまだったかもしれませんが)。
良かったこと③
モバイルバッテリーや懐中電灯があったこと。
モバイルバッテリーは3つありました。そのうち2つはBMWのノベルティグッズです。
モバイルバッテリーBMWのものじゃないものは古くて劣化気味なので、これを機にもう少し大容量なものに買い替えておこうかと思います。
懐中電灯などの灯り類はけっこうあります。自転車のライトがほとんどですが。
この3つがメインの自転車用。明るいです。いつも使っているのは小型のものでUSB充電。
これが車常備。黄色のものはジェームスの粗品。正面発光と側面発光など切り替えられて便利です。
鍵に付けているLEDライト付きのLEGOのキーホルダー。明るいです。
いざとなればカメラの外付けフラッシュも数秒ごと(3秒くらい?)の灯りになります。フラッシュなので、万が一のSOSサインにも使えそうかと。
●ここからは自分が思うことです。
色々な考えがあると思いますが、私個人のことや考えです。どうか噛みつかないでください。
思うこと・その他①
地震からのお店の前の長蛇の列。完売する食糧、電池、水、ポリタンク、カセットコンロ、カセットボンベ等。
並んでる人たちの何割が本当に必要なのか?と毎回災害があると思います。
どうしても米じゃないとダメなのか?どうしてもパンじゃないとダメなのか?自宅にある分でどれくらい生活できるか考えているのか?そんなにカップ麺とか今買わないとダメなのか?などなど。
本当に必要な状況の人(お年寄り、子供(その親特に母子家庭など)、病気の人、怪我をしている人)は並びたくても並べないし、並べる頃には商品が無いなど。
普段、牛乳とかはなるべく新しい日付のものを選んで買うのに、こういう時には我先に買う人が多いような気がします。普段は消費期限が切れたものは廃棄されるとか考えない人が多いのではないかと思います。
思うこと・その他②
ATMも列になったみたいです。カード支払いや電子マネーのキャッシュレス化はやはり厳しいのかなと。
将来、テクノロジーの変化でどうなるかはわかりませんが、自然災害の多い国なので、当面の間はある程度現金は持っていないとダメですね。
思うこと・その他③
今回は札幌市役所で充電サービスを行いました。一人30分まで。
3時間待ちとかになったそうです。ニュース映像を見ると、若者も多数いました。
若い世代はモバイルバッテリーくらい持っててほしいです。(高齢者ひいき?)
この季節だから良かったですが、真夏や真冬だった場合のことを考えると、3時間とかは…と思います。ここは高齢者優先的な感じにならないかと。
携帯ショップも、必要性や重要性をアピールしてくれないかなと。
充電させてもらっといてゲームやってんじゃねぇよな?とは言わないでおきます。
思うこと・その他④
ガソリンスタンドの給油制限。長蛇の列でした。そして金額制限だったり、リッター制限だったり。
何度も並ぶ人やハシゴする人もいるんじゃないかと思います。そういう自分もタンク半分を目標に2回行きました。給油制限は多くの人に供給できるためかと思いますが、通常通りの給油だったら一度満タンにしたらもうしばらくは並ばなくなるのでどうなるのかなと。それか、店員が燃料残量を確認して、半部以上の場合は給油不可。給油はだいたいタンク半分くらいまで。セルフは中止で店員さん対応。多少の値上げ。とかにしたらどうなのかなぁ…なんて思いました。
テレビのインタビューで、スタンドの人も「半分くらい燃料が入っている人は、なるべく現状で我慢していただけたら…」と仰っていました。
思うこと・その他⑤
当然、徒歩の人や自転車の人が増えました。
自転車に関しては、ルール丸無視の人が増えました。歩道走行、逆走、無灯火等々。
中学生以上くらいのアホな人は、上記プラス、両耳イヤホンで音楽にスマホ操作と特に変わりなしです。
思うこと・その他⑥
前述しましたが、真夏・真冬じゃなくて不幸中の幸いかと。
電池のみで使えるポータブルストーブは持っていますが…。
けっこう古いので予備を兼ねてもう1台冬までに買っておこうかと思います。
これが真冬なら、ガソリンを求める人と灯油を求める人でえらいことになりそうです。灯油の備蓄も早めにしておきたいと思います。
思うこと・その他⑦
ペットを飼っている人で、避難準備をしたときにペットを置いて逃げる(外に逃がす)か連れて逃げるか家族内で意見が割れた人も身近にいます。
ペットがいると言うことは、いない人に比べていろいろな覚悟や負担も出てきます。人間用の食糧にペットの食糧。ペットを運ぶキャリー。ケージ。トイレ、砂なども必要です。当然、避難所に入れないですから、自分で屋外で過ごせる準備も必要です。夏場ならテントもいいと思いますが、冬を考えると、車はワンボックスの1択かと(トレーラーハウスとかあるなら別)。車の大きさはペットの数に応じてになると思います。
思うこと・その他⑧
結局は、災害時も平常時も常に覚悟と身構えは必要だと言うことだと思います。
恐がり、そして不安がる人たちには、被害の規模から見て北海道のみという狭い地域(北海道は大きいですが)での災害なので、2~3日でだいたいの不便は解消されると思うと不安がる人たちには言いました。
これがもっと広い範囲だったらかなりヤバイことになるんだと思います。
人も動物もたいへんだと思いますが、特に高齢者、女性、子供は大変だと思います。震災の時には窃盗犯も、性犯罪も増えると聞きますので、ある程度の護身グッズ的なものはあった方がいいと思います。
こんなのとか。
別に傷つけてもいいと思いますけどね。
思うこと・その他⑨
テレビを見ていると「視聴者撮影」と動画が出てきます。
揺れてる最中に撮ってる人は、起きてすぐ撮影したんでしょうか?
それとも夜中の3時ですが、たまたま撮影やスマホを持っていたんでしょうか?
普段はけっこうなんでも写真を撮る自分ですが(記憶に頼ることをやめて、記録に頼ることにしたのでw)、揺れている最中や揺れが収まったあとは、全く記録をしようなんて考えは浮かんでいませんでした。
●最後に。
日本は自然災害が多い国と言うのはわかっていました。北海道は地震が比較的多い地域と言うのもしっていました。
阪神淡路大震災、東日本大震災、新潟県中越大震災、熊本地震など。北海道でも浦河沖地震、北海道南西沖地震などが発生しています。
でも自分の中では何だかんだ楽観視していた気がします。「対岸の火事」的な感じで。
災害時、人の役には立てないかもしれませんが、せめて人に迷惑をかけないように、これから色々準備をしていこうかなと思っています。
多少お金がかかりますがしょうがないです。せめてX5が故障せずに頑張ってくれたら…と思っています。
実家の壁にも遅れて亀裂が出てきています。
これは一部です。他にも数カ所あり。
地震保険の申請をするにも、鑑定士の人手不足らしく、まだまだ先になりそうです。
「奪い合えば足りなくなるけど、わけあえば余る」
と言う言葉が好きです。
(以前から知ってましたが、調べたら「あいだみつを氏」の言葉のようです。)
◎今さら的ですが…
◎池上彰氏の特番からになりますが知らなかったこともあったので。
なるほど。
フムフム。
今度試してみよう。
なるほど、なるほど。
へぇ~。(秋元真夏カワイイ♥)
職場の仲いい人で、6日の地震を「余震」ととらえていて、「これから本震が来るだろうから…」と言ってた人もいました。
覚えておいた方がいいですね。
えっ…。違うの?
1週間分なのね。
万が一の時のために、知っておいた方がいいですね。
場合によっては、もらえる金額も違くなるみたいですし。
ラジオとかソーラー発電の充電器やライトとか色々探そうかと思います。
とりあえず今はリスト化しています。
したっけm(_ _)m