冴えないADの独り言。----
どこにでもいるフツーのADが
日々考え、今も進化を続ける単独理屈。
人生をポジティブに活きるための
「広告+車+湘南」独自ロジック。
第1言「独創デザインの起源」
ボクは、某広告代理店に勤める、どこにでもいるようなアートディレクター(以下AD)だ。フツーのね。
「デザイン」の世界に飛び込んだ切っ掛けは「F-1」、そう、フォーミュラワングランプリのマシンを観て。ちょうど中嶋悟先生がフル参戦した年のヤツ。
なぜ?と思うだろうが、あの「シンメトリー」で美しい「機能美」、完璧に惚れた。
これは、美の基本的なものと思う。今でも。
これを感じたのが切っ掛けでデザイナーになろうと。しかもカーデザイナー。
本格的に学習をスタートし、独学でも「プロダクトデザイン論」のようなものを調べはじめた。
しかし、調べれば調べるほど、学習すれば学習するほど、ボクが描いていたカーデザイナーとは、程遠い。日本ではね。(後日詳細は、書きます。)
これは、日本じゃダメだと思ったが、海外に行く勇気もなく日本でデザイナーになることを決意。
そして、デザイナーが比較的中心になって企画を考えることができる、と当時思ったグラフィックデザイナーへの転向を選択し、広告業界へハマっていってしまった。
結果的に良かったかは、まだ結論は、出すつもりはない。
そんなボクが世界一美しい「機能美」と勝手に思っているのが、BMW E36だ。(今笑ったでしょ?)なぜって?
他に優れた空力や機能を持った車は、いっぱいあります。しかし、ボクのレベル(いろんな意味で)ベストパッケージです。ホント個人的にですが。
大人がちゃんと4人乗れて、あくまでもフツーで、たぶんハイデッキの先駆けだったような。
実用面と技術のナイスコラボレーション!ってね。
そんなBMW E36との出会いは、1998年の1月くらい。小田原厚木道路下りで。
当時180SXに乗っていたボクは、外車には全く興味がなく、ドリフトを卒業し、サーフィンにハマっていた。大磯に行く途中だった。
そんな時、料金所通過したとたん、横から出てきたのが、BMW E36 M3のエストリルブルーだった「カッコイイ!」あれはなんだ?しかもアッという間に見えなくなった。
その後ろ姿が今でも脳裏に浮かぶ。
それから、調べまくった。デザインはもちろん、開発の背景まで。実際のデザイナーが誰だかわからなかったけど、1961年当時のBMWデザイナー、ヴェルナー・ホフマイスターの3つの約束だけで感動してしまった。
もうそれだけで日本車にはない世界。「これに乗りたい」と。
そして、1999年9月にA-CARにて320iを購入。うれしかった。でもAT。「そろそろドリフトも卒業したし、ATで行こー!」と。その後このATが、問題になるとは、全く思わなかった。(後日詳細は、書きます。)
ここから、今のロジックのベースとなる車が加わった。そう、この独自ロジックの原形、スタートである。(今現在も進化中ですよ!)
当時、業界6年目のボクは、たまにアートディレクションのマネごとをする、いわゆるデザイナーだった。(しん)
Posted at 2007/01/24 00:10:45 | |
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