久しぶりのメルセデスなど

特に理由もありませんが、評判のCクラス(W205)が今ならお得に借りられるというので、話のネタに最寄りのニッポンレンタカーさんで借りてみました。
メルセデスのハンドルを握るのはドイツ駐在中に出張先で借りた二代目Cクラス以来の15年ぶり。




わナンバーのメルセデスC180アヴァンギャルド。
何かと好みの分かれる「アヴァンギャルド顔」ですが、グレードは松竹梅の梅モデル。480万円ぐらい？


マフラーカッターのように見えますが何とこれは飾りで、ホントのエグゾーストパイプはバンパーの裏に隠れています（笑）



エンジンは1.6Lガソリンターボ、ハイラインとほぼ同じ出力とトルク。



タイヤはコンチのランフラット、17インチで225/50。ちょっと丸い。



鍵。軽くて小さいです。



ドアはアルミでとっても軽いです。チリ合わせはこんな感じ。



梅モデルでも室内はやはりお洒落で上質。シートはファブリックですがオットマン付き。それにしてもこの色気づきようは20年前と大違いです。



フーガ以来のオルガンペダル。オフセットは感じませんが、左足前のスペースはやはり狭いです。



ご存知のコラムシフト。左ウインカーに慣れていれば特に問題無しです。



センターコンソール。操作は全く直感的ではありませんが、まあ何とかなります。



ナビは大きくて好きです。但し、Discover ProのようにMFIとの連携があるはずですが表示の操作がわかりませんでした(^_^;)



コックピットは見やすいですが、情報量は少なめ？
ゴルフのようにメーターが勝手に暗くなったりはしませんね（笑）


さて走ってみますと、とにかく「軽い！！」です。スポーツモードを選びましたがハンドルは低速ならクルクル回ってヒョイヒョイと曲がり、エンジンは全く主張せず、脚も軽やか。

20年前に乗っていたW124は流石にもっと重かったですが、それでも全体に無色透明な感じは同じ印象。評判の悪いランフラットも梅モデルは扁平率が50%のおかげか殆ど気になりません。

高速道路に入ると、直進性は完璧、FRなので音も静か、トルクもそこそこ出て、ブレーキも効き、ホイールベースも長いので、本当にストレスフリーです。実に楽チン♪

ヒトを安全に楽に運ぶということに関してはメルセデスはピカイチだと思います。


せっかくなので館山道を富津まで走り、名物のハカリメ(穴子の地元名)を頂くことに。



ハカリメのひつまぶし、ご馳走さまでした(^ ^)


さて6時間借りて約180km走った感想ですが、家内も私も「上品なシニアになった気分だねえ」でした（笑）

ネガな部分もままありましたが良いクルマでしたよ、梅モデルだったおかげで変に突っ張ることもなくゆったり運転できました。

突出したところはないけれど、総合得点が高いのがメルセデスのメルセデスらしさでしょうか。

還暦になったらこんなクルマがいいのかな？
その時になったらどんな気分か今から楽しみですね。

レンタカーでの試乗体験、とてもお勧めです！