エキマニ交換（GT- SPEC ECU Package）

HKSのエキマニに交換します。
GT- SPEC ECU Packageです。

遮熱シートの貼り付けを省けば30分から1時間で出来ます。難易度はかなり低いです。

このエキマニを装着する場合、フラッシュエディターを使わない場合は純正のフロントパイプに加工をして、センサーを移設しなければなりません。

フラッシュエディターにはフェイズ1と2があり、フェイズ1はノーマル車両でも使えますが、フェイズ2はエキマニを交換していないと使用できません。

先にエキマニを交換後、フラッシュエディターが使えない！なんてことになると、まともに走れなくなるため、事前にフェイズ1を入れておきます。パソコンの不具合や、中古の場合はノーマルデータに戻されて無かったり、PCにインストール用のUSBメモリ内のデータが破損していたり等考えられますので。
フェイズ1が書き込めれば、パソコン無しでフェイズ2にも簡単に変更できます。

やり方は取説通りですし、取説はweb上で閲覧できます。

フラッシュエディターとPCを繋ぐケーブルは付属されないので注意が必要です。電動ドライバーや充電式ワークライトに使われるUSBケーブルと同じですが、この手のケーブルでは上手く通信が出来ず、フラッシュエディターの初期化が出来ませんでしたのでちゃんとしたケーブルを用意する方が良いです。

バッテリーマイナス端子を外します。

A/Fセンサーのカプラーと配線固定のクリップを外します。
エキマニを外した時に引っかからないように配線やカプラーを下に落としておきます。

O2センサーのカプラーと配線固定のクリップを外します。
エキマニを外した時に引っかからないように配線やカプラーを下に落としておきます。

フロントパイプの固定部分を外します。（12ミリ）
エキマニとエキゾーストパイプの固定部分はエキマニからスタッドボルトが出ているのでこのボルト分、エキマニ以降の部品を全て矢印の方向に動かす必要があります。
赤丸の下のボルトを外しても一度下に動かして、フックの返しから外さないと動かないので赤丸部分を外すのがおすすめです。

アンダーパネルを外すとエキマニが見えます。
レイルのアンダーパネルを使用していますが、写真左下に写っている部分も外さなければエキマニは外れません。

エキマニとエキゾーストパイプの固定ナットにラスペネを吹いてしばらくしてから14ミリのメガネで緩めます。
固着していましたが、一度緩むとそれ以降はすんなり外れました。

締め付けトルク35N•m

エキマニの固定ナットを左バンク3箇所右バンク3箇所を緩めて外します。

締め付けトルク30N•m

エキマニを下に下げつつ、エキゾーストパイプを後ろに下げてスタッドボルトから抜いて外します。

ガスケット面の掃除や、オイルパンに遮熱シートを貼るので脱脂まで行います。

比較

センサーはこの時点で移植します。
締め付けトルク21N•m

ゴムホースの熱害が心配ですので遮熱シートを巻きました。

インテーク関係にも使用した。カツキワークスのサーモガードです。
ヤフーショッピングでしか売ってません。

1.6ミリ厚の粘着無しを使っていますが裏側が繊維剥き出しなのでカツキワークスの0.15ミリの耐熱布テープを貼り付け、両目ツルツルにして巻きつけています。
ホースバンド部分は穴をあけて、全体を針金で固定しています。

繊維が剥き出しになっている部分を無くしているので長持ちすると思います。
また、ホースの交換などの際も簡単に取り外せ、再利用も可能です。

オイルパンは1.6ミリ厚の粘着ありを何ピースかに分けて貼り付け、繊維が剥き出しになっている縁の部分を同社の耐熱布テープで固定しています。

1番右はエキマニとエキゾーストパイプ間のガスケットです。

エキマニとエンジン間のガスケットは左右とも同じ品番です。

逆の手順で完成！

触媒部に遮熱板を取り付けますが、この遮熱板に刻印があるのでユーザー車検に行く場合はアンダーパネルの隙間から見える位置に取り付ける必要があります。
見えないとアンダーパネルを外して再入場となります。（検査員に見えない場合について尋ねました。）

写真ではアンダーパネルが付いていますか、この時点ではまだ付けません。

エンジン始動前にフェイズ1を入れているのでフェイズ2を書き込み！

エンジンを始動してリークチェックが出来ればアンダーパネルを取り付けて終了です。