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特急にちりんのブログ一覧

2022年11月19日 イイね!

九州・広島旅行(⑥東京九州フェリー「すいせん」で帰京、乗船記)

九州・広島旅行(⑥東京九州フェリー「すいせん」で帰京、乗船記)横須賀を一週間前の午前0時前に出港しましたが、あっという間に一週間終わってしまいました。
あとは、往きと同じ東京九州フェリーに乗り、帰京するのみです。

門司港レトロから、東京九州フェリー新門司フェリーターミナルへ向かいます。
カーナビタイムには倉庫街を走る道を案内され、人気のない道をひた走り、新門司ターミナルへ辿り着きました。


東京九州フェリーと親会社である新日本海フェリーは、グループ内で需給に応じた船舶の入れ替えを行っており(→リンク)、先月までは、敦賀~苫小牧間に就航していた「すいせん」「すずらん」が横須賀~新門司間に就航、「はまゆう・それいゆ」は距離があり高速性も求められる舞鶴~小樽間へ就航する由です(→2022.11配船表)

「はまゆう・それいゆ」は総トン数15,515トンに対し、「すいせん・すずらん」は総トン数17,400トンで若干大きく、船齢も高いでしょうから、単純比較では燃料代は掛かるかも…。尤も、グループ内でシミュレーションして今回の措置に至ったものと思います。

今回、ラッキーなことに、東京九州フェリーは、11月より全国旅行支援の対象となり、我らも恩恵を受けられるようになり、ターミナルで支援分の払い戻し(8千円×2=16千円)を受けることができました(→リンク)。他、神奈川県で使えるお土産券を千円×2枚をアプリで貰いましたが、こちらは使う機会はありませんでした。

本日の乗船は「すいせん」です。
横須賀のように金網はないため、船を障害なく撮ることができます。
ターミナル2Fからです。


岸壁近くから、船首を撮りました。


やはり垂直船首よりは、こういう形の方が足の速い長距離フェリーには似付かわしく、私は好みです。

トラックは、往路の横須賀→新門司よりは沢山いるように…、私には見えました。




乗用車の待ちです。


どうも、この航路、トラックも旅客も新門司→横須賀は、そこそこニーズはありそうですが、反対の横須賀→新門司はどうなのか…と、フト思いました。
今回、私は異なるタイプの船に乗るため、往復いずれも敢えて東京九州フェリーとしましたが、当フェリー利用だと、往路は九州の宿泊代が掛かってしまいます。また、時間の有効活用という点でも効率悪く、次回は、多分、大阪/神戸までは自走する、という選択をすると思います。途中で渋滞等のリスクは出てしまいますが…。
トラックも、九州→関東は生鮮品等の想像はできますが、関東→九州は宅急便以外はどうなのかと…。

トレーラーも結構積まれていました。SHKグループのマリネックス社のトレーラーが目立ちますが、ヤマト運輸のCO₂削減に向け提携した由(⇒ヤマト運輸のニュースリリース)。この効果もあるのかもしれません。山陽線で豪雨等で不通になるJR貨物委託分へのヘッジにもなるのでは…素人なりに思いました。


そうこうしている内に、乗船開始となりました。人と車/ドライバーは別々の乗船です。Graチャン、乗船完了です。


今回は、永年会社で粉骨砕身頑張った私、支えてくれた連れ合い様へのご褒美ということで、部屋は奮発、デラックスとしました。バス、トイレ付き、26㎡でちょっとしたホテルのツインルーム並です。


ソファーもあります。


PCを広げられる机もあります。


なお、この船、往路の「はまゆう」と異なり、デッキは最後部しか出れません。乗ってから気付きましたが、デッキが付いているのは良かったです。

日付変更の頃に出港、往きと同様、お夜食へレストランへ行きました。
ビールと酢モツで乾杯です。


レストランはこんな感じです。タブレット注文で、クレジットカード決済可能なのは、往きの「はまゆう」と同じでした。


軽く店内探検です。
ロビー吹き抜けです。


オブジェもきちんとメンテナンスされ、朽ち果て感はありません。


正直、横須賀、新門司で短時間の折り返し運航であり、きちんとした掃除/メンテナンス等は難しいだろう、船自体も10年経っているし…と勝手にシャビーではと思い込んでいましたが、これは完全に裏切られました。本船は、過酷な運用の中、大変キレイに清掃、メンテナンスされており、高いホスピタリティを感じました。

サッと見たところで、出港日は、広島疲れもあり、部屋のお風呂に入った後、爆睡してしまいました。

翌朝は、四国沖で目が覚めました。フェリーは大体朝食は期待しない方がいいという当方思い込みに拠り、広島のAndersenで買っておいたパンを食べました。

ベランダのデッキに出ると、ちょっと波風強い感じでした。


船内探検を再開します。
先頭部にはフォワードサロンがあり、進行方向を眺めることができます。


プロムナードは、椅子/机があり、皆さん、読書をしたり、資格試験の準備をされていたりしました。




PC作業コーナーもあります。「はまゆう」と異なり、電源は用意されています。


船室廊下もキレイに掃除され、ツーリスト区画のものは広かったです。昔のように雑魚寝、ぎゅうぎゅう詰めの時代ではないということでしょう。


当方の船室廊下です。


当方も持ってきた本を読んだり、PCをオフラインで使ったりしていました。テレビがHDMI対応しているので、太平洋の上でもマルチディスプレイです。

船内LANでスマホ、PCで無料の電子マンガが読めるのは、「はまゆう」と同じです。

往きと同様、姉妹船「すずらん」との反航の船内放送があり、デッキに向かいました。この船、後方デッキしか出ることができない…というのは、唯一のマイナスポイントです。

放送に釣られて出てきた人で、唯一外部に出ることのできる後方デッキは人だかりでした。


反航です。


西へ去って行きました。


後方デッキから見た、後方風景です。


愛犬と一緒に旅行する方も増えているせいか、ドックランコーナーもある他、愛犬と一緒に部屋で泊まる個室も用意されています(⇒リンク)。愛犬は私は飼っていませんが、仮に飼い、一緒に旅行に行くのであれば、マイカー+フェリーは、負担も少なく、快適/便利ではないかと…、思いました。

さて、お昼時になりましたので、連れ合い様とランチ(⇒メニュー)へ向かいました。
しらす蕎麦と


マグロ丼を頼みました。


非日常を愉しまなくては…というところで、生ビールも頼みました。
肴は冷奴で、このお皿盛り付けで120円でした。細かいところではありますが、良心的ではないかと…。


ちなみに、本船は「グリル」もあり、ランチだと3500円で、グリルレストランで食事を愉しむこともできます。


満腹になったところで、連れ合い様とお風呂(→リンク)に行きました

露天風呂があるのは、SHKグループ共通です。

部屋に戻り、ベランダのデッキへ出てみると、波は穏やかになっていました。


紀伊半島沖です。遠くに見える白い橋は、くしもと大橋ではないかと…。


ちなみにベランダの窓ですが、塩がこびりついています。この辺は、何とかして欲しいな…とは思います。当方にとっては、安いルームチャージ…ではないので。世のクルーズ船では、こういうことはあるのでしょうか?




ベランダから後方です。横方向で海を眺めることができるのは、本船ではデラックスならではです。


貨物ではライバルのRORO船と対航しました。

東京港~苅田(新門司の隣り)の商船三井のダイヤを見ると、東京港21:00⇒苅田翌日22:30でここだけ見ると東京九州フェリーより時間が掛かっていますが、東京・有明発ということを踏まえると、互角の勝負かとは思いました(⇒リンク)

さて、本船では映画上映をシアタールームで行っています。


波も穏やかになったので…、連れ合い様と「トムとジェリー」を見に行きました。
子供の頃に見たアニメかと思っていましたが、アニメと実写が一体になったもので、アメリカ映画故か、最後は前向き、ハッピーエンドで面白かったです。


もう一本は、釣りバカ日誌ファイナル版でした。私は、途中で抜けましたが、連れ合い様は最後まで見ていました。

横須賀に近づく前に富士山が見えないか…と思っていましたが、これは距離的には無理なようでした。
夕暮れ時です。


夕食の時間となり、最後のレストラン利用となります(→夕食メニュー)
当方は、佐世保レモンステーキを注文しました。

連れ合い様は、グラタンでした。
ステーキは、こういう食べ方もあるのか…ということを知り、美味しかったです。

東京湾近くになると船は一気にスピードダウン、時間調整もしているのかとも思いましたが、定刻の20:45には横須賀に着きました。
下船は、連れ合い様と同乗して船を後にしました。


愉しい、怠惰な一時の20時間の船旅で、いい思い出になりました。

この後は、全国旅行支援でもらった神奈川県でしか使えないクーポン券を使うべく、大黒ふ頭PAのお土産屋さんを目指しましたが、着いた頃は閉店でダメでした。

しかし、休日・夜の大黒ふ頭PAは、車好きが集まるところだったのですね。私のようなドノーマル車は違和感たっぷりでした。

ということで、雉が時になく我が家に帰ってきました。
なかなかの大旅行となりましたが、いい思い出になりました。これからの仕事再開が……、辛いところです。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
関連情報URL : https://tqf.co.jp/
Posted at 2022/11/20 01:55:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2022年11月13日 イイね!

九州・広島旅行(⑤広島市・江田島・北九州市)

九州・広島旅行(⑤広島市・江田島・北九州市)小倉駅近くの駐車場にGraチャンを預け、のぞみで広島へ移動、「駅レンタカー」を借りました。「駅レンタカー」だと、運賃が20%引きとなるので、これを選択しました。
車種は当方は拘りなしですが、あてがわれた車は、ヤリスでした。
Graチャンと比較するとハンドル回りにいろいろとボタンが付いていて、ややこしそう…、という印象です。

まずはトランクに荷物を載せ、紙屋町のホテルへ行きました。この時点で20時少し前です。
折角、広島に来たのですから、お好み焼きを食べなくては…ということで、ホテルのフロントの方に歩けるところでお勧めを訊いたところ、広島そごう内にある「みっちゃん」がお勧めとのこと、いそいそと出掛けました。
人気店なのか、平日(金)夜でも5組ほど並んでいましたが、20分程待つと、案内に案内されました。

お店の方に焼いて貰ったのが、こちらです。「カキ入りそば肉玉子」です。

車ではないので…、ビールも飲んで…、大変美味しゅうございました。

満腹となったところで、夜の原爆ドームへ行ってみました。広島そごうからは、歩いてすぐの所にあります。
ライトアップされています。


アップで撮りました。

ウクライナでロシアの最終手段等で核兵器が言われていますが、21世紀にもなって、こういうものを使う愚に陥らないことを切に願うばかりです。

隣りに、おりづるタワーなる建物があり、展望台も灯りが点いていたので登れるのかと思いましたが…、BARとしての営業でした。原爆の惨禍を見下ろして酒肴を愉しむのもどうか…と思われ、寒くもなってきたので、ホテルへ撤収しました。

広島電鉄の電車が頻繁にやって来ましたが、新型の3両編成等もあり、見ているだけでも愉しかったです。

翌朝、ホテルの部屋から市街を撮りました。瀬戸内海と島々を遠くに望むことができました。


朝食をモリモリと食べて、出陣です。ホテルには、欧米人と思しき旅行客もちらほら、我々には何もメリットありませんが、円安効果です。




本日は、江田島のかっての海軍兵学校へ向かいます。
今は、海上自衛隊・第一術科学校幹部候補生学校いうことで、後者が海軍兵学校の伝統を引き継いでいます。
見学は予約が必要です(→リンク)。
以前、呉の大和ミュージアムへ行った時、序でに行こうとしたら、簡単には見学できないことを知り、断念しました。今回は、そのリベンジです。
見学予約も前月に確保、やっと行くことができます。

まず、広島の宇品港を目指しました。港に着くと、受付もなく、そのままフェリーに乗るという感じで間もなく出港となりました。
フェリーは、上村汽船が運航、江田島の切串まで30分程度の船旅です。江田島は広島からは海路が一番早いようでした。

宇品港を出て、広島市を振り返ったところです。


白い橋は、宇品大橋でしょうか? 映画ドライビング・マイ・カーに出ていたような…、間違っていたら、ご容赦下さい。

牡蠣の養殖棚もあちこちにありました。

瀬戸内は波光煌めき、何度来ても、いつもいいなぁ~と思います。

フェリーは短い乗船でしたが、大変掃除が行き届いていたのが印象的でした。

江田島へ上陸、予定より早く着き過ぎたため、島内のスーパー等をブラブラして予約時間の15分前には基地のゲートをくぐりました。

見学時間は90分、20~30人/組で回ります。現役の基地内見学ということもあり、途中で「面白くないから帰る」という行動は不可です。

構内施設は、→こちら です。
見学対象は、大講堂、通称「赤レンガ」という校舎、教育史料館の3つで、教育史料館以外は、撮影は可です。

戦前は、ダートマス(イギリス)、アナポリス(アメリカ)と並ぶ海軍士官学校との由。ここに入学、卒業できるのは、一族の誉れだったとも聞きました。

大講堂です。


この中の講堂ホールです。

玉座が演台の奥にあり、天皇陛下が隣席される時は、ここに座り、卒業生総代に記念品を下賜したとか。

次は、赤レンガの校舎です。

絵になりますね。

こちらもドラマに出る校舎内・廊下です。確か、「坂の上の雲」だったよううな……。


最後は、教育史料館です。

こちらは、特攻隊員の遺品等もあり、遺族の意向で写真等は不可、ということでした。
敗戦前の日本海軍の武功も展示されており、栄枯盛衰をしげしげと眺めていました。

赤煉瓦の校舎を見て、日本海軍の伝統(→リンク)も知ると、海軍士官は格好いいな!、と感じました。
尤も、「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂」は現代の社会人としても評価、信頼される処世訓ではあります。私は、かなり程遠いですが…。

校庭から見た校舎です。


これでリベンジを果たすことができました。
さて、ランチはどうしようか??、で、本当は、基地内で、海軍カレーを食べたかったのですが、コロナで営業はしていないとのこと。
代わりに、江田島商工会がやっている江田島海自カレーのHP(→リンク)を見て、キーマカレーを出すきまぐれ亭へ行ってみました。
外見は、カレー屋さんではなく、うどん屋そのものでしたが、きちんとキーマカレーが出てきました。結構、美味しく、江田島商工会認定は信頼できると思いました。

あと、江田島は「大豆うどん」が名物の由。この店で初めて知りましたが、出汁がよく、なかなか美味しかったです。

これで江田島はお終いです。
とびしま海道へ行くか、広島へ戻るか悩みましたが、広島へ戻ることにしました。

音戸の瀬戸を通りました。


橋のない方です。


橋のそばの展望台からです。閉鎖が決まった日本製鉄の呉製鉄所が見えます。


Andersen本店へ行ってみました。アーケードのある本通商店街は大賑わいでした。


シャオレという地下街にも入ってみましたが、携帯の充電が出来るようになっているのでしょうか? そうであれば、目新しい公共サービスかと思いました。


ということで、夕方になったので、広島駅へ向かいます。

帰りは、運良く、JR九州の「さくら」に乗ることができました。


帰りも東京九州フェリーですが、乗船開始まで、まだ時間があります。
ついては、北九州で美味しいもの、と言えば……で、この店に行きました。


それは………、こちらです。


資さんうどん(→HP)です。
九州というと「九州ラーメン」という方が多いですが、私は、九州と言えば「うどん」ではないか、その中でも、資さんうどん、がピカ一❗ではないかと思います。
連れ合い様共々、肉ゴボ天うどんを堪能、これに、おでん、ぼた餅も食べ、大満足しました。

この後は、門司港へ行きました。夜景スポットの由、です(→リンク)。






門司港レトロ展望室(→リンク)へ登りたかったのですが、21:30で受付終了でアウトでした。残念です。

駐車場に西鉄路面電車が展示されていました。


以上で、今回の旅行は、帰路のフェリー以外は全て終了しました。
22時も過ぎたので、新門司のフェリーターミナルへ向かいます。

以降は、別途アップします。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
Posted at 2022/11/17 01:05:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2022年11月12日 イイね!

九州・広島旅行(④宗像、北九州_筑豊電鉄2000系)

九州・広島旅行(④宗像、北九州_筑豊電鉄2000系)翌日は、久し振りに合う親族と宗像大社(→リンク)方面へドライブして回りました。

宗像神社は全国あちこちにありますが、その総元締めです。元々は海上交通の神でしたが、今は、交通安全全般の信仰があるとか。
丁度、神事を行っていました。
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ご神木の由。
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なお、玄界灘にある沖ノ島も沖津宮(→リンク)として当神社の一部ですが、未だに女人禁制の由です。

古からの神社として、風格は感じました。

この後、親戚の方がお勧めする、すぐ近くの鎮国寺(→リンクGoogle Map)というお寺を教えていただき、そちらへも行ってみました。
「花と祈願の寺」とHPで謳っていますが、実際、瀟洒な感じで、お勧めかと思いました。
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お饅頭も売っていましたが、ちょっと洋風的な味で美味しかったです。

この後、親戚の方、イチ押しの末広(→HP)という割烹へ行きました。
休日ということもあり、駐車場も一杯でしたが、何とか停めることが出来ました。
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予約しておいたこともあり、個室に通されましたが、ゆったりとした感じです。
下記は、玄海定食というメニューの左部分です。
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右部分です。
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玄界灘に面し、さすがに良かったです。親戚の方曰く、宗像の神湊界隈は、福岡・北九州の両都市から真ん中辺りで、昔から美味しい海鮮を食べさせてくれる店が多く、当店もその一つということでした。

さて、九州の醤油は甘露醤油で白身の刺身には大変合い、我が家も好んで買っていますが、神湊で老舗の甘露醤油屋さんがある、ということで行ってみました。
ナカマル醤油というメーカーです。
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確かに、老舗らしい雰囲気のお店でした。甘露醤油、橙ポン酢等いくつか買いました。車の移動であり、この辺は気軽なものです。

この後は、九州道の駅ランキングでも上位にある「道の駅むなかた」へ行きました。
鮮魚コーナーです。捕った漁船名がシールで貼られています。
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しかし、九州は豊穣と思いました。私の勤務先でも九州支社を福岡に置いていますが、ここの勤務経験者は誰も「九州、最高っー!!」と言っていましたが、確かに頷けますね。
この後は、沖ノ島展望所鐘崎海水浴場脇と、松林がキレイな県道岡垣玄海線を走り、芦屋方面から北九州へ戻りました。

芦屋では砂像展が開催されていたため、寄ってみました。こちらは会場に入るため、結構な渋滞でしたが、入ってみて、これはなかなかのものと思いました。
航空業界の発展をテーマにしたもの。
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関門海峡をテーマにしたもの。
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関門橋、関門トンネルの他、下関のフグもあります。

お昼は大食いしたので、夕ご飯は簡単に…で、鉄鍋餃子の店で焼きうどんで済ませました。こちらは、今イチかな…。
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この後は、ホテルの大浴場に入り、お休みしました。

さて、今回、北九州では、当方はもう一つ、果たしたいものがありました。
筑豊電鉄の2000系です。元、福岡市内の西鉄路面電車であり、筑豊電鉄へ売却され、2両→3両編成となりました。
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11/7に引退したということであり(→リンク)、このプログをアップする時はもう引退していますが、引退前に吊り掛け式の全力疾走の音も聞きたく、何としても乗っておきたく、筑豊電鉄の始発駅である黒崎近くに泊まりました。

翌日は、黒崎6:45発の筑豊直方行きに乗るため、早起きして乗り場に急ぎます。ホームでは、マニアと思しき方が何人か集まっていました。
左右で違う塗装となっています。
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もう一面は、西鉄福岡時代の塗装です。
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これに乗り、終点の筑豊直方まで乗り通しました。筑豊直方前の遠賀川の堤防は、マニアのカメラの砲列でした。
筑豊直方駅の2000系です。
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もう1点。
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黒崎駅前まで、再びこの電車に乗り、戻りました。朝早かったですが、黒崎駅前⇔筑豊直方を一往復でき、念願達成となりました。昭和らしい電車がなくなるのは残念ですが、経営面等からやむを得ない対応かと推察します。

この後は、親族の集いがありました。連れ合い様の妹一家も子、孫連れで来てくれ、曾祖父母、祖父母、父母、その子と四世代集うことになりました。モノ心つかない孫の一挙手一投足でかなり盛り上がりましたが、一番盛り上げたこの孫以外は、皆、記憶に残る思い出ができ、本当に良かったです。

大いに乗り上がったところで親族の集いはお開きとなり、我々は広島へ向かいました。今回、Graチャンは小倉駅前にお預け、新幹線で広島へ向かいました。小倉は、時間貸しのタワー式駐車場がなく、自走式のビル駐車場に停めることになり、一抹の不安がありましたが…、それなりに出入りの多い駐車場だから大丈夫だろうと信じ、Graチャンを残して広島へ向かいました。

広島までは、のぞみで45分、あっという間に到着です。車だと3時間、但し、二人で15千円弱なので…、値段相応ですね。博多・小倉⇔広島は、競合する公共交通機関もないため、JRの天下といったところです。

以降は、次回アップします。
最後まで、お目通しいただき、ありがとうございました。
Posted at 2022/11/13 18:18:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2022年11月12日 イイね!

九州・広島旅行(③福岡市、田川市)

九州・広島旅行(③福岡市、田川市)連れ合い様が、これ以降は合流しますので、福岡空港へ迎えに行きました。

確かに福岡市内からアクセス良い空港でした。もっとも小さい飛行機ばかりで……、羽田~福岡間をジャンボ、エアバスが行き来した頃とは隔世の感がありますが…。
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空港内には、ラーメン横丁みたいな一角もありました。「ラーメン滑走路」ということでした(→リンク)。
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九州ラーメンだけでなく、首都圏のつけ麺チェーン、つじ田も出店していました。

LCC出口で連れ合いさまと落ち合い、福岡ならうどんでしょう、ということで、地元チェーン「牧のうどん」(→リンク)の空港近くの店へ行きました。お客さんの出入りも多かったです。

ごぼ肉天、肉うどん、かしわ飯を注文しました。
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ネギはかけ放題、やかんは出汁が入っており、お好みに応じ、注ぎ足すため、と思いました。
お味は……、私にはちょっと出汁が甘すぎるように思えました。麺も吸水性が高いのか、時間が経つと段々膨れてきたように感じました。

さて、先日、岡田准一が主宰するNHKの「ザ・プロファイラー」で「モンゴルvs.鎌倉武士〜日本最大の危機〜」という放送がありました(→リンク)。今回は、ここで放映された元寇関連の史跡が巡ってみたく、まず元寇防塁へ行くこととしました。
福岡市西区生の松原、にあるもの(→リンク)が、確かテレビでも放送されたものではなかったかと…、ということで、ここへ向かいました。

川沿いの駐車場に車を停め、河口沿いの道を歩くこと10分程度、ありました。
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日本史の教科書にも出ていましたが、竹崎季長がこの防塁の前を行列で進んでいる絵も壁画としてありました。

向こうに見えるのは、能古島でしょうか?
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九州は海岸の砂も白く、ここは松原もあり、景色良いところでした。

この後は、ガイドブックにも出ている糸島を目指しましたが、連れ合い様は、大学キャンパス巡りが趣味なことから、途中にある九州大学へ行ってみました。最近、こちらへ移転してきたとか。伊都キャンパス(→リンク)ということで、理系学部が来ているように思えました。

威風漂う凄い校舎です。
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校舎に入ると…、学生に戻った気分??
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学食です。学生向けで…、さすがにお安いです。
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しかし、駅からは遠いし、起伏の多いキャンパスで、学生さんは、オートバイを使っている人も多いようでした。

立派な学舎に圧倒された後、糸島の海岸方向を目指します。まずは、ガイドブック等でも必ず取り上げられている二見ヶ浦へ行きました。

遠くでウェディングドレスを着て写真を撮っている人もいました。
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夕暮れ前の鳥居方向です。映えるスポットでガイドブックに載るのも分かります。


海岸前に喫茶店があり、入ってみました。「糸島茶房」というお店です。
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オープンテラスでパンケーキを頼んでみました。2人で1つで丁度良いボリュームです。
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なかなか美味しかったです。ちなみに、旅行支援のクーポンが使えたので、実質的な手出しは少なくて済みました。

もう少し西へ進みサンセットを見ようというところで芥屋方面へ進み、日暮れとなったところで撮りました。
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福岡市から近いところに、これだけの景観スポットがあるのは、いいなと思いました。この後は、西九州道&福岡市都市高速でホテルへ戻りました。

ホテルに戻ったところで、旅行支援のクーポンが使える近くの店を探し、行ってみました。「いっかく食堂・天神店」というところです。
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ステーキ、豚汁定食ですが、胡麻だれの刺身も付き、美味しかったです。ここはお奨めです。
お腹一杯になったところで、ホテルに戻り、お休みしました。

翌日は、元寇関連で、筥崎宮(→リンク)へ行きました。
これも前記した「ザ・プロファイラー」の放送を受けてのものです。

鳥居からです。
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楼門です。
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敵国降伏という扁額です。「ザ・プロファイラー」でも放送されていました。
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「敵国降伏」という言葉自体は穏やかではありませんが、ネットで見ると、「敵国降伏」は敵降伏させるということではなく、敵降伏するということの由。武力によって敵を降伏させるのではなく、徳の力を持って導き相手が自らなびいて降伏することを期しているとか。
飾っているものは、蒙古襲来で損傷した筥崎宮再建の際、亀山上皇が下賜した由ですが、これより以前、醍醐天皇が下賜したものがあるとのことでした。

元寇関連では、他に元寇資料館(→リンク)がありますが、平日はやっていないようで、今回は縁がありませんでした。

この後は、天神でランチの後、三越で用事を済ませ、さらば福岡市、筑豊の田川市へ行きました。
天神では、ソラリアステージ内に石蔵というお店に何ら下調べなく入りましたが、思いのほか良かったです。旅行支援クーポンも使え、ラッキーでした。
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田川市は、田川市石炭・歴史博物館がターゲットです。明治~昭和のエネルギー革命までは賑わったかと思いますが、今となっては遠い昔の話です。
炭鉱住宅があったり、
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石炭掘りのマネキンがあったり、
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採掘機器は、いろいろと展示されてしました。

しかし、筑豊というと、やはり「青春の門」でしょう。
信介は田中健、佐藤浩市、タエさんも吉永小百合、松坂慶子とテレビも含めるといろいろなバージョンがあるようですが、当地を舞台にした映画ということで関連する資料の展示もありました。
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昔の映画ポスターです。
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外に出ると、向こうに見える平らな山はボタ山と博物館の方が教えてくれました。
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ということで、田川石炭・歴史博物館の見学は終了です。
この後は、北九州のホテルに泊まりました。

これ以降は、次回アップします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

Posted at 2022/11/12 16:42:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2022年11月08日 イイね!

九州・広島旅行【②別府・やまなみハイウェイ・熊本市】

九州・広島旅行【②別府・やまなみハイウェイ・熊本市】翌日は、散々だったビジネスホテルを出て、別府市内→やまなみハイウェイと進むこととしました。正直、そう綿密な計画は立てていない、行き当たりばったりです。

最初は由布院へ行き、由布岳を見ながらの日帰り温泉も考えましたが、温泉らしさでは温泉の蒸気があちこちで上がっている別府がいいだろうと思い、まずは別府内巡りです。

最初は、煙立ち上る、湯けむり展望台へ向かいます。
高台の住宅地内にある公共の観光スポットです。
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別府として、テレビでよく見る光景です。

この後は、湯けむり漂う鉄輪へ行きました。
日帰り温泉は公共の日帰り温泉も市内あちこちにありますが、今回は私営の「ひょうたん温泉」へ行くことにしました。砂湯があるとネットでは案内されていたため選択したのですが……、失敗でした。
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砂湯(→リンク)の後に温泉に浸かる…という積もりでしたが、いざ砂湯に行くと、砂かけはセルフで、という代物でした。以前行った別府海浜公園の砂湯(→リンク)は砂をかけてくれる人がいて、すっかりそういうもの、というイメージでおりましたが、確かに「ひょうたん温泉」の砂湯HP内には、砂かけは自分自身でやることが記されていました。自分でやるのはかなり難易度が高く…断念しました。まあ、よく確認しなかった自業自得です。
他、滝湯、露天温泉と一通り浸かった後、当施設を出ました。
当施設の中庭です。ちょっとオシャレな感じはします。
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近くの郵便局に用事があったため、鉄輪をブラブラ歩きながら向かうことにしました。
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ブラブラ歩き向けに路地は整備されています。
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界隈内のホテル内では湯けむりが吹き出していたり、
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路地の排水口からも湯けむりが漂っています。
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風情ある別府ならではの光景ではないかと…思いました。夜は、なおさらです。

鉄輪では、湯治客向けに自炊を前提とした貸間旅館なるものもあるとか…。こういう所にGraチャンと滞在してテレワークできると…とは思いますが、多分、テレワーク向けの机・椅子・ネット環境がある貸間旅館はない…でしょうね。
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この後は、折角、九州に来たのだから「九州ラーメン」を食べていこうということで、別府市内でネットの評判が良かった「大分ラーメン十八番」へ行き、看板メニューの十八番ラーメンを頼みました。
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チャーシュー、スープは美味しかったですが…、麺は硬く、よく煮えていないせいか、粉っぽさを感じてしまいました。注文の仕方次第で変わるものかとは思いますが、期待し過ぎたのかと思います。

この後は、別府国際観光港へ行き、昔からの客船ターミナルに入り、
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建物内のさんふらわ歴史館へ行きましたが…、事実上、閉館状態でした。
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もうすぐ新造船に置き換わる「さんふらわ こばると」を見て、別府国際観光港からすぐに九州横断道に入り、別府ICから高速を経て、やまなみハイウェイへ進みます。
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別府SAより、別府湾を一望しました。別府、おさらばです。
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やまなみハイウェイに入り、まずは飯田高原の道標です。
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次に、みんからブログで多くの方がアップしている長者原の道標です。
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やっとここに辿り着きました。ここは、確かにいい!!、絶景の部類に入るのでは、と心底、思いました。

Graチャン抜きだと、こういう感じです。
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道標からすぐのところに長者原ビジターセンターなる施設があり(→リンク)、ここは他府県ナンバーの車が平日ですが多数停まっていました。九重登山の起点の他、ドライブお立ち寄りスポットとして賑わっていました。


さて、ここから先、どうするか?
当初は、Google Mapでたまたま見つけた「瀬の本松並木と茶小屋」(→リンク)を通り、日田に抜け、久留米でNHKのドキュメント72時間で放送された有名な久留米ラーメンの店(→リンク、2015.7放送)、丸星ラーメンへ行こうか思っていましたが、九州ラーメンはもう食べたし…、夕暮れには、まだ時間ありそう…ということで、みんからブログでアップ多いミルクロードへ行くことにしました。夏がベストシーズンだとは思いますが、折角ここまで来たのだから…、というところです。

瀬の本高原を南下します。
途中で、いい感じのところがありましたので、パチリ。
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反対サイドでは、Graチャンも入れました。
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この後、ミルクロードに入ります。私は、ミルクロードはドライブ自体を愉しむ道と思い込み道沿いに大した観光スポットはないだろうと勝手に決めつけていましたが、大観峰(→リンク)というサインのあるところに車が何台も吸い込まれていることから、つられて入ってみました。

下調べなく行きましたが、ここは、他のブログ等でもアップされている通り、なかなかの絶景でした。秋晴れということもありいい眺めとなり、来て良かったとしみじみ思いました。
阿蘇山を望みます。眼下は、阿蘇市街で盆地がいい光景となっています。
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もう一点。
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北西方面です。草原が広がっているように見えました。
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今まで走ってきた北東方面です。ポツンポツンと白いものがあるのは、牧草をくるんだものでしょうか?
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何も考えず大観峰まで来ましたが、来て良かったです。駐車場から展望台までテレワーク続きで膝の弱った身にはやや辛かったですが、これを十分に賄える感動となりました。

もう、ここまで来たのだから…、ということで、ネットで調べると熊本城がライトアップしている、ということで、行くこととしました。
熊本城に近い、収容台数の多い駐車場ということで、熊本の桜町バスセンター駐車場(→リンク)を目指します。
熊本市内は帰宅時間帯と重なったこともあり、結構、時間が掛かってしまいました。しかし、熊本市はこんなに賑わっているとは…、正直、想定外でした。

桜町バスセンター近くから熊本城を眺めます。
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お城は遠そう…です。実際、お城脇の売店等あるところから歩いていきましたが、とても遠く感じられ、断念しました。

桜町バスセンターは、私にはかなりオシャレな商業施設でした。
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この中の回転寿司、天草牛深丸で、馬刺し他、こちらの地元ネタ寿司を暴食してしまいました。
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貝汁のアサリも大きく感じました。
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まぁ、それなりのお値段にはなってしまいましたが…、旅行は気が大きくなるもの、という整理をします。

植木IC経由で福岡市を目指したのは、21時を超えていましたが、熊本市内は相変わらず賑わっていました。
植木ICへの道中、制服の中・高校生が自転車で連れ立って帰宅しているのをよく見かけました。塾、部活、補習…、いろいろあるのでしょうが、公共交通機関が必ずしも行き届かない故か…と、フト思いつつ、隣県へ進みました。

次は、福岡県内ですが、別途アップします。



Posted at 2022/11/11 01:15:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域

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