ヘッドホンアンプ2号機のオペアンプ交換～その1

高能率の中華イヤホンを入手して残留ノイズの大きさが気になりだしたヘッドホンアンプ2号機、オペアンプが届いたので順次交換して評価をしていく。

基本は、Zero Audio Carbo Bassoをツートップの一翼を維持すべくより良い方向へ持っていくことを目標にする。あわよくば他のイヤホンも良く鳴ってくれればと期待している。

評価順序は次の通り。
①オリジナルのテキサス・インスツルメンツのNE5532Pを新日本無線NJM5532DDへ交換。
②さらにNJM5532DDを同、新日本無線MUSES8820Dに交換。
それぞれ、交換後1日以上そのまま使い続けて、Zero Audio Carbo Bassoと相性の良いものを決める。このほかにもたくさんオペアンプはあるようだがきりがないのでこの2つから選出する。

で、早速①の新日本無線NJM5532DDへ載せ替えて今まさに聴いているが、同じような音になるはずという予想に反して、オリジナルのテキサス・インスツルメンツNE5532Pとは全く異なるので驚いた。
低音がスマートになり超低音は減じて平衡感覚を狂わせるようなことは無くなり、高音に塊になる部分がなくキレイに高い方へ伸びているのでイコライザ入れなくてもキツさが無い。
普通のイヤホンのようにBASSOが鳴っている。ここまでさんざん苦労したのがウソのようで、相性の悪い音楽がずいぶんと減って楽しさが何倍にも増す感じ。
しかし強い音はすっかり無くなってしまったので、そこは惜しい気がするがちょっとやり過ぎ感はあったのでこちらが正解なのかも知れない。

しばらくこのままにして他の音楽も聴いて良く考えることとしよう。

追記
オケの低音楽器が空振り気味。声もイマイチ引っ込んで前に出てこない。バランス的に低音が少なく高音寄り。なので声のバランスも悪く音像も引いた感じに聞こえるコンパクトなものになっている。強さは出ているようだがバランスの悪さでそう聞こえないようだ。だいたいつかめた感じなので、次の期待のMUSES8820Dに行ってみよう！