3月に注文したCD、2点ほど納期未定になってしまったのでそれらだけを一度キャンセルして入荷済みのものだけ送ってもらった。
1点目は、パヴァロッティさんが1961年のレッジョ・エミーリアの声楽コンクールで優勝してその褒美で同市の歌劇場でラ・ボエームのロドルフォを歌い初舞台を踏んだ時の録音が残っていてCD化した貴重もの。ステレオ録音とあるがレンジも狭くモノラルかと思うほどの音質。パヴァロッティさんの若々しい声はキャリア末期とは違って柔らかさもまっすぐな強さも持ち合わせて唯一無二の魅力。しかし音が悪いので時間をかけて全部聴こうかな。
2点目は、プラシド・ドミンゴさんの初スタジオ録音のCD。1968年録音で、やはり若々しく力があるが上手い!ドミンゴさんは元々バリトンでデビューしたのでとにかく歌が上手い。最近はテノール然とした高くまっすぐな声のテノールを好んで聴いていたけれども、ドミンゴさんの高い音は出ないけれども柔らかさもある声で陰影の表情を上手く表現するところは唯一無二てやっぱり好きだなぁと再認識wこの盤は名曲だけ集めているから曲毎にレーティングつけたらみんな5つ星になっちゃうからw曲の有名度でレーティングをつけようw
3点目は、アルノンクールさん指揮コンセルトヘボウのドン・ジョヴァンニ。1988年録音で、意外と音も悪くなくHD6XXで歌手の魅力が良く出ている。ドン・ジョヴァンニをトーマス・ハンプソンさん、ドンナ・アンナをグルベローヴァさん、ウイーン国立歌劇場来日公演で聴いたキャストが2人もいて当時の公演を想い出させてくれる。やっぱりモーツァルトのオペラでは一番好きかな?
4点目は、リッカルド・ムーティさん指揮スカラのエルナー二。1982年録音で、プラシド・ドミンゴさんとミレッラ・フレーニさん、レナート・ブルゾンさん、ニコライ・ギャロウフさんが歌った豪華舞台のライブ録音。映像付きもあるが今回は音のみのCD。音も良く観客の咳やオケの奏者の雑音なども入っていて、ああ生だなぁって感じwクチコミによると天井桟敷のブーイングも聞こえるらしい?wちょっと楽しみな名演盤。ドミンゴさんは変わらず上手い。フレーニさんは上手い、強い、で現代にはいないタイプ。昔の歌手はみんな声が強かったなぁ・・・
(追記 エルナーニ、運命の力、イル・トロヴァトーレはその台本からヴェルディの「3大荒唐無稽オペラ」と呼ばれているがw音楽は素晴らしい)
HD6XX、熟成が進みつつあって歌手の強い声の再現が凄い!ので全部聴くのが楽しみだ!
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2022/05/23 21:30:52