PND “
Gorilla”。私の機種は5インチモデル最後のハイエンド機(
2011年発売)なので買い換えるつもりはなく、まだまだ使い続けるつもりです。今回初めて “年度更新版地図(有料)” を購入して地図を更新しました。
有償で更新するにあたって判断材料にしたことや更新の手間及び手順を整理してみました。検討されている方の参考になれば幸いです。
【 機種に対応するバージョンアップキットはどれなのか? 】
“Gorilla” バージョンアップキットはゼンリンのwebサイトから購入しますが、何種類もあるバージョンアップキットのうちどれが対応するのかを調べるにはパナソニックのwebサイトがオススメです。
http://panasonic.jp/car/navi/Gorilla/info/version-up/
私の使っている機種 “
CN-GP510VD” には次の2つのバージョンアップキットが対応しています。
【 メディア版とダウンロード版、どちらを選ぶ? 】
価格が比較的手頃なのはダウンロード版ですが、2倍以上の価格のメディア版に価格相応のメリットはあるのか? これを判断するには、ゼンリンのwebサイトがオススメです。
http://www.zenrin.co.jp/product/carnavi/s-navi/dl/
ナント価格の安いダウンロード版には “
道路マップ無料更新権” があるのにメディア版にはありません。
ダウンロード版の更新の手間(更新にかかる時間)は通信環境にもよりますが、時間の目安は次のとおりです。
ネットに接続している Windows PC がある方なら、2017年6月30日まで “道路マップ無料更新権” のあるダウンロード版を選ぶの断然お得です。
※ 私の場合は Mac mini・BootCamp 環境下の Windows 7 で更新しました。
【 2016年度版の新規道路・施設情報を調べるには? 】
2016年度版のバージョンアップキットの地図等の鮮度は
・ 高速・有料道路:2015年12月時点
・ 国道・都道府県道:2015年10月時点
※上記道路は2016年7月5日の発売時点の鮮度です。実際は2ヶ月ごとの道路情報になります。
・ 施設検索:2015年10月時点
ということです。2016年度版の新規道路・施設情報は実際どうなっているのかを調べてみました。
http://www.zenrin.co.jp/product/carnavi/s-navi/jpn-ex-road.html
都道府県を神奈川県で絞り込む(STEP3)と次のように表示されました。
“
CN-GP510VD” は
2011年のモデルです。カーナビ本体購入時の “道路マップ無料更新権” は2014年7月31日に終了しましたが、私は期限内に最後の更新をしました。
私の場合足りていない神奈川県の道路情報はキャプチャー画像にある12件中4件あるいは3件と思われます。また神奈川県の施設情報のうち少なくともキャプチャー画像にある6件はすべて足りていません。
【 購入及び更新作業に必要なもの 】
■
ゼンリン会員登録情報(ユーザ ID とパスワード)
※ カーナビ本体購入時の “道路マップ無料更新権” を使ったことがある方なら会員登録は済んでいるはずです。
■
クレジットカード
■
ネットに接続している Windows PC
■
地図更新アプリ
※ http://www.zenrin.co.jp/product/carnavi/s-navi/dl/appli.html からダウンロードします。
■
16GB 以上の SDカード
※ 手元にたまたまあった32GBを使いました。
■
カーナビ本体
■
ACアダプター
※ SDメモリカードからカーナビへのデータ転送は50分程度かかります。車内で更新しようとするには時間がかかりすぎます。ここは素直にPCのある部屋に持ち込みACアダプターを接続して作業することをオススメします。
【 更新手順のポイント 】
“操作手順書 3,714KB(Panasonic Web地図更新用)” を一読することをお勧めします。
以下のwebページ内にリンクが貼られています。
http://www.zenrin.co.jp/product/carnavi/s-navi/dl/appli.html
■ PCでの作業のポイント
地図更新アプリを起動し、STEP1 ➡︎ STEP2 と進み、購入手続きが終わると “
STEP3 チェック完了” 画面が表示されます。
ダウンロード(STEP4 )と
SDへの書き込み(STEP5) は異なるステップであることに注意してください。
STEP6 まで至ってPCでの作業がようやく終わります。
■カーナビでの作業のポイント
PC上の地図更新アプリのような親切丁寧な画面遷移ではありません。ちょっとわかりにくいところがあります。事前に操作手順書をよく読んで慌てないようにしてください。
カーナビ本体での作業の最後に下記の画面に遷移します。ここまで至ってようやく電源を切りSDカードを取り出すことができます。
地図更新終了後のバージョン情報画面は次のようになりました。地図データバージョンのハイフンの次の二桁数字は月ではなく、版数(何回めの更新か)を表す数字ということです。
【 最後にちょっと 】
9,720円(税込)という投資額がリーズナブルかといえば、まだちょっと高い気がしますが、2年あるいは3年毎に1回の更新であれば許容範囲だと感じています。
“Yahoo! カーナビ” 等のスマホアプリの進化は認めるものの、専用デバイスの方が私には使いやすく感じます。
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Posted at
2016/08/03 23:07:44