ルノー トゥインゴの日本発売にピタリと照準を合わせたかのように、メルセデス・ベンツ日本は9月から “smart forfour” に ターボモデルを追加するというニュースが飛び込んできました。当然ながらルノー トゥインゴと同じパワーユニット(90ps)が積まれています。
これまでのNAユニット(71ps)を積む2モデル(“passion” と “prime”)はラインアップに残ります。
“
smart forfour turbo” 。公式web(
http://www.smart-j.com/forfour/turbo/)の画像を見た限りでは、濃いめのスモークウィンドー、ブラック&レッドのバイカラー、ブラックペイントのアルミホイール等が一際個性的です。
これらの画像を見てスポーティというより、随分エグイなぁと感じるのは私だけでしょうか。日本のマーケットが求めているドイツ車のイメージそのままのモデルと言えるのかもしれませんが、フランス車好きの私はちょっと引いてしまいます(あくまで個人的な感想です。失礼があればお許しください)。
ちなみに限定50台ですでに完売したルノー トゥインゴのスポーティデザインモデル “
Pack Sport”
199万円(税込)はこちらです。
しかしながら、トゥインゴの日本発売を9月に控えた今、“
smart forfour turbo” は差別化の切り札となるモデルで、ドイツ車好きの方にはアピール度が高いのではないでしょうか。 価格は
256万円(税込)と高価ですが、これからの売れ筋になるのではないかと感じています。
ちなみに “passion” は213万円(税込)、“prime” は234万円(税込)。一方のルノー トゥインゴは “INTENS” 189万円(税込)、“INTENS Canvas top” 199万円(税込)です。
やはりメルセデス・ベンツ日本もルノージャポンも日本のマーケットをよく理解した上で、お互いの強みを生かした個性を訴え、少しでも競合を避けるための差別化に腐心し、Win-Win の関係を保つ施策を打っているような気がしてなりません。
さらに言えば、本国の Renault SA からすればどちらが売れてもビジネスになるわけです(両車ともスロベニアのルノー工場で生産)。
トゥインゴ派の私から見て “
forfour turbo” が羨ましく感じるのは “
レブカウンター(+クロック)” が装備に加わったことです。
【最後にちょっと】
メルセデス・ベンツ日本の上野 金太郎社長によれば、新型 “forfour”、“fortwo” の発表以来、約3400台を販売したとのことです。しかも63%のユーザーは同社の新規顧客とのことです。
“
forfour turbo” の画像は全て www.smart-j.com/forfour/turbo/ から拝借しました。
Posted at 2016/08/06 21:49:00 | |
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