春の3連休も過ぎてしまいましたが、皆さまにおかれましては如何お過ごしでしょうか(*´д`)??
3月18日より全国ロードショーが始まったのですけど、ご覧になった方は少数かと思います。
作品タイトル:『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』と言うアニメ作品なんですが、作品内容は
2020年の夏東京オリンピック3日前と言う時代設定で、きびだんご県むらすずめ市タコめし地区で
父親と二人暮らしをしている主人公の森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女は、
ついつい居眠りばかり。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。
進路のこと、友達のこと、家族のこと…考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかり
もいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の
改造にばかり明け暮れている。(まるでみんカラユーザーに居そうなおっさん( ´艸`))
森川モータースを経営しているが、近所のお年寄りから軽トラックを預かり、パンク修理のついでに
自動運転システムをつけてしまう。それでも修理代はスイカ1つと2000円だったり、トマトだったり。
森川モモタロー通称:ピーチは、オラジャー(オラオラジャージ)を愛する変なおっさんです。
2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。
どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。
ガラスの塔に閉じ込められるお姫さま、いつもの塔との絡みシーン。ルパン並みに(≧∇≦)ノ彡
悪者にコントロールされる『オニ』の存在。もう、原作者はオリジナル枠を超えてパロディとして
ストーリーを綴っているために見るモノを飽きさせて、失望させる。酷い駄作だ。
ココネは次々と浮かび上がる謎を解決しようと、おさななじみの大学生モリオを連れて東京に向かう
決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに
気づく(´‐ω‐)=з
ココネは夢と現実をまたいだ不思議な旅に出る。その大きな冒険の末に見つけた
、小さな真実とは…。神山健治監督が手掛けるこの作品ですが、きびだんご弁を駆使して、主人公
の声を担当するのは、高畑充希(とと姉ちゃん)。主題歌はかの名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。
“ 夢” と“ 去った人への想い” をうたったこの曲を、高畑充希が主人公・森川ココネとして歌う。
この曲を聴けば、皆さんセブンイレブンにお買い物に行きたくなるだろう(´0ノ`*)ラ~、ラ~、ラ~♪
ココロネと言う魔法で、機械を自由に操り、空も飛んじゃおうと言うネタバレ必死なストーリー。
ココネが住んでいる設定のむらすずめ市タコめし地区は、古くからの漁港で北前船の寄港地である
ためにおっちゃんが住んでいるめばる市の一部と方言は同じだが、やはりそのねいてぃぶな発音
はがっかりするほど全く再現しきれていない。多くの風景が実際よりも美化され過ぎていて、今や
負の遺産と呼ばれて久しい瀬戸大橋など、朽ち果てて、くすんで汚れたサビサビ描写も無い。
作品中の季節は夏なのに、街並みのバックに干タコが吊り下げられているが、これは嘘。
干タコは、12月から2月の寒い期間に寒風に晒して作らないと、夏場は腐ってしまう。
防腐剤にたっぷり漬け込んだ観光客用のお土産用は年間通して作られていますが、自然乾燥
ではなくて、乾燥機の機械で作業してます。
主人公が着ている夏用学校制服は、富士ヨット学生服の明石スクールユニフォームカンパニーさん
デザインだが、県内に同じ夏用制服が採用されている高校はありません( ´艸`)
タコめし地区は、昔から堅気でご飯を食べられないならず者の掃き溜めの様なB地区なので、ここ
へわざわざ観光へ行く奴も居ないだろうし、聖地巡礼などしようものなら石を投げつけられるだろう。
DQNの遊び場である鷲羽山もあるが、知ってる奴は近づかない(≧∇≦)ノ彡
瀬戸内海など汚れきっていて、ドブ川臭く、ゴミが漂流、少しも綺麗だとは言えないのに太陽眩しく
キラキラに描くなんて、何処のおおあんごうが現地取材したのだろうか?
まぁ、作品では大阪道頓堀や見せ場シーンは東京の台場なので、地元がいくら頑張っても他の
アニメ作品のように観光客やマニアが聖地巡礼で訪れることも無いでしょうね(´0ノ`*)
現地ではラッピングバスやラッピング電車も登場し、シーンに登場する場所を巡ってのスタンプ
ラリーなどが開催中であります。
ラッピング循環バスの名称は『とこはい号』、とこはい=床這いのことで、昔はタコめし地区は遊郭が
多く存在し、女郎が多く住んでおりました。地元の古い伝承歌にも、その名残が伺えますが
歌詞は卑猥すぎるとのお達しで、現在は後世に作詞され直して伝わってます。
そんな風俗的にどうなん?と、思われる名称を堂々と使うあたりが、永山一族らしいやり方です。
アニメ大好きなおっちゃんに言わせれば、見るに堪えない駄作であり、要らない作品ですよ。