予想に反して冬眠から覚める時期を誤ったのかと反省しきりのおっちゃんは、CWのお勉強にと、
良く使う略符号をA~Zまでまとめました。欧文モールスのみですが、航空およびその管制に関わる
業務を除く、アマチュア無線と国際的に決められている略符号のみリストアップしました(´0ノ`*)
和文の略符号は、今回は試験範囲外でもありパスであります。欧文と言うことは基本は英語を
略していますが、これらを上手に使って交信出来なければ、SOC入会勧められたり、L I Dと
呼ばれちゃいますから、頑張らねばなりません(´‐ω‐)=з訂正符号も
HHと打つより、
ラタで誤魔化した方が上手っぽいですもんね(≧∇≦)ノ彡
さて、本文に関係無く皆さんの手作りアンテナが気になってばかりいるおっちゃんも、自分でも
お手軽に作れそうな430MHz帯の八木・宇田アンテナ(目刺しの骨×2)を設計して、今年中に
完成させて見たいと思います。
基本使用中心周波数は、FM呼出しのメイン433.00MHz ブームはアルミ角パイプ。エレメントは
Φ3mmアルミパイプ。ラジエーターはΦ3mm銅棒で、ポリアセタール樹脂ブロックでフローティング
させてやり、給電方式はフォールテッドDPにUバラン(1:4)で行ないます。エレメント間隔の調整で、
ブームは3本つなぎ式とし、各エレメントも分解組立てを繰り返す移動ポータブル運用とし、欲張らず
に11エレ×2水平スタックを最終目標。利得は低い値でも、F/B比が20dB以上で、SWRが
430.00MHz~439.99MHzにて1.5以下なら良しとします。(欲張りですね( ´艸`))
シングル八木のデータとしては、標準的なエレメント間隔かと思いますが、ドイツの『DL6WU』局長
さんの補正係数を参考にさせて頂きましたm(u_u)m TNX エレメントとブームは絶縁されている
条件での補正間隔係数です。この方が不要輻射電流がブームに流れて乱れるのを防止です。
これで、ブーム長さを1830mmの全長と決めました。毎度のことですが、おっちゃんが自分で計算
などしていたらいつまでたっても先へ進まないので、これらを元に MMANAのアンテナ解析ソフト
に打ち込んで、各種計算とシュミレートを実行しました。
リアルグランド上、5mに上架したとして、シングル状態ではR=45.212Ω jx=0.037
SWR=1.11 Ga=19.86dBi F/B=25.28dB Elev 1.9°と言う好成績に取らぬ狸の皮算用。
これが実際に製作して、実用になる、ならない?は、やって見なけりゃ解らない世界なのです。
ビームパターン的には先ず先ずの予想より指向性が強くて良い感じに仕上がってます(´0ノ`*)
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これだったら、シングル八木アンテナだけでも、ちょこっとした移動運用には使えそうです。
構造上、今回は出来るだけ長い部品を作らずにバラバラにして釣竿ケースに入れて徒歩で無いと
進入でき無いような場所での使用を想定していますから、兎に角、軽くてコンパクトであり、組立
の再現性が容易なことが条件です。スタックブームは皆さんがよく使っている水道用の塩ビパイプ
で構成します。強度を考えてHI-VP規格にし、T字継手で支柱に取付けます。
さて、水平スタックとするために間隔を決めますが、ここはUHF帯なので、このサイズ的なものから
計算すると1.36λ=94.23cmとすると最適なことが解りました。更にMMANA解析ソフトの良い所
として、今回のような要素数が少ない物であれば、スタックした状態でのデータが得られるのです。
スタック方向と間隔を入力するだけです。図中の赤い曲線は電流分布を示しています。
案外と場所により分布に変化がありますが、実際の電波もうねってるからこれで正解?
スタックした時のビームパターンですが、シングルよりも指向性が格段に向上しているのが
解ると思います。これを4列×4段とか、どんどんと本数を増やして行けば性能は上がりますが、
それを支える機構が必要に成り、移動運用での持ち運びが著しく困難に成ります。また、全体
に受ける風が問題であり、風速によっては即座に撤収しないと甚大な被害が起こります。
軽量コンパクトを目指す以上は、恒久的な機械強度を求めてはいけません。犠牲は必要。
材料集めして、アンテナ2セットと分配器も作らねばなりません。誰かさんの超巨大アンテナの
名称が、『DAIJA』とのことなので、目刺しの骨ですから、『Sardine bones』アンテナとして
おきます。思った以上に広帯域で使えそうで、FM&C4FM専用かと思いきやSSB帯でもこのまま
使っても大丈夫そうであります(´0ノ`*)
『DL6WU』局長さんの八木アンテナ補正間隔からして、最初から広帯域での使用を前提として
計算設計されてはいるので、結論から言っても当然のシュミレーション値でありました。
大胆にも10mm以上広げて心配したのは、遠い日の出来事・・・(≧∇≦)ノ彡
買った方が安いよとか言わずに、皆さんも手作りアンテナでアマチュア無線を楽しみましょう。