2018年01月24日
2017年新書大賞ベスト10 入賞の本だが、未来予測は難しい。私には想像出来ない。コンピュータの進歩は実感しているが。
2030年頃に汎用AIが出現して失業者が増えると著者は分析している。産業革命の時も、機械化されて従来の生産に関わる人は失業したが、新たな雇用が生まれて来た。しかし汎用AIの出現後は新たな雇用が生まれにくいらしい。
その為にもベーシックインカムを導入すべきとの結論だ。どうもこの結論の為に危機を煽る論調の気がするが、私が年を取って来たからか?
あと書きにバタイユの理論が述べられている。昔、愛読した栗本慎一郎のパンツをはいたサルの中で述べられてた過剰蕩尽理論だが、ここで使うとは思わなかった。
Posted at 2018/01/24 13:19:32 | |
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