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じゃんぼ-189-のブログ一覧

2018年05月25日 イイね!

一般人素人が、工作機械について考えてみる。

一般人素人が、工作機械について考えてみる。前回のブログで、安物ではあるもののフライス盤まで登場させた、我が家のウニモグ406 “もぐもぐ”の修理。








ノーチラスqvさんから「お薦めのフライス盤はありますか」と、コメントを頂きました。

いつも“いいね”ありがとうございますm(_ _)m


ブログにしたら面白そうだったので、ネタとしていただきました(^_^)v


と言う事で、今回は一般人が趣味で使える工作機械について考えてみます。


まずは自分についてですが、工業高校の機械科卒なので一応、一通りの産業用工作機械に触った事はあります。で、おもちゃ旋盤&おもちゃフライスでの機械加工もしていますので、どちらも経験済み。

ですが、自分も一般人素人なので、「たぶん・だろう・かな?」程度の話しです。



自分の今の考えは、設置スペース・電源(100Vか三相200V)・予算の範囲内で、なるべく大きな物が良いのかな?と、思います。理由は・・・


①工作物に対して、刃物の動きの自由度が増して、加工内容や範囲が広がるから。

前回、前々回と配管用のソケットを加工しましたが、50Aの継手外径は約70mm。100mmのチャックなので、つかむのは余裕ですが、問題はバイトの位置。

刃物台への取り付け位置が手前すぎ。

本来なら、もっと突き出して取り付けることでバイトがシナって力を逃がすのですが、ここまで引いて取り付けてしまうと力が逃げず、ビビリやムシレの原因になるので、この旋盤は、外径50mm程度までが限界と言う事です。

もちろん、刃物を横向きに取り付ければ外径100mm程度までは削れますが、まあ裏技なのでオススメしません。

もぐもぐのアクスルシャフトオイルシールの調整用カラーは、100mmの素材から80mmに加工しましたが、この旋盤で加工しました。



フライス盤の場合、ベッド上にバイス台やインデックスなんかを固定して使うことが多いので、なおさら機械の大きさに余裕が欲しくなります。

大きな工作物を固定するためには、大きなバイス台が欲しくなるので、加工範囲が一気に狭くなります。



②大きいからと言って、大味では無い。

造船業で使うような、家並みの大きさの物は別にして、一般的なサイズの物であれば大きい分誤差も大きいと言う事は無く、機械本体の剛性の高さや微妙な操作がしやすいので、素人にとってはむしろ精度が出しやすいです。


③使える刃物の種類が豊富。

おもちゃ工作機械に使える刃物は、ハイス鋼か超硬ロウ付け程度。ミニ旋盤用のスローアウェイバイトなんかも売ってはいるけど、工作機械メーカーの造った機種でなければ、正直キツイです。
理由は刃の鋭さで、スローアウェイチップは刃先が丸いです。

家に転がっていたスローアウェイチップ。刃先が丸いので肌に押し付けても切れません。


これは材質が硬い反面、脆いので刃先を鋭くすると欠けてしまうため。

さらにチップの最適切削条件が指定されていて、切り込み量1~2mm以上で切削速度200m/min~とか絶対ムリ(>_<)

モーター出力・機体剛性、どちらも負けてしまいます。


なので、おもちゃ工作機械の場合は、ハイス鋼の刃先をギンギンに研いで使うのが理想。ハイス鋼なら粘り強いので、これが可能です。

もしくは超硬をそれなりに研いで使うかです。

超硬であれば、セラミックやサーメットより遥かに粘り強く、ハイス鋼より高温に耐え、耐摩耗性もそれなりに良いので、家の旋盤は基本的に超硬ロウ付けバイトです。


フライス盤の場合は基本的に断続切削なので、一派的にハイス鋼が多いようです。家のエンドミルもハイス鋼。




こんな感じで、工作機械は大型の方が使いやすく、精度も安定していて、加工の幅も広くて、自分としてはオススメです。大は小を兼ねるパターンですし・・・

なので、予算が同じであれば小型の新品より数サイズ大きめの中古の方を選びたいです。

古くなれば当然、性能は落ちてきますが、産業用工作機械は元の性能が良いので、一般人素人が不満に思うような劣化は無いはずです。

また、ちゃんとした加工屋で使われていた中古工作機械であれば、摺動部の当たりも付いて、各部の追い込み(クリアランス調整)もされているはずなので、素人には好都合。



問題点は・・・
大きな工作機械なので、当然設置スペースが大きくなる。
産業用工作機械の場合、3相200Vの場合が多い。
頑丈に作られているので、おもちゃシリーズに比べたら、大きさ以上に重くなります。
本物の道具(刃物や消耗品など)はやっぱり高額です。



耐圧盤が最低でも200mm打ってあって、3相200V電源の引いてある倉庫があれば最高なんですが・・・実は今、自宅から10分ほどの所にある鉄工所の居抜き物件があって、工作機械ごと販売しているんですよ・・・

窓から覗いてみると、工作機械の種類が豊富なので、1品物のオーダー品を造っていた加工屋ではないかと思います。まさに理想(>_<)

奥様に値段だけでも聞いていい? と聞いたら、返事すらしてもらえませんでした⤵



さすがに小さいとは言え“工場1棟お買い上げ”はムリですが、宝くじが当たれば!

浜松市近郊のみんカラユーザーさん、誰か買って下さい。そして使わせて下さい!



結論・・・工作機械は上を見出したらキリが無いので、どこかで妥協しましょうm(_ _)m




参考になったかはよく分かりませんが、機械加工は楽しいし役に立つので、是非チャレンジしてみて下さい。


でわでわ、また

Posted at 2018/05/25 16:22:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 何でも | 日記
2018年05月21日 イイね!

ウニモグ406 SST完成。

ウニモグ406 SST完成。コンパニオンフランジ取り付けナット専用レンチの続きです。










フライス盤作業。



旋盤以上に“おもちゃ”なプロクソンのフライス盤。

でも、こんな物でも有ると無いとでは大違い。

パルサーGTi-R に乗っていた頃に、スリットローターを作ったりしていたものです。



精度や作業速度は産業用フライスに遠く及びませんが、慣れればそれなりの物が作れます。


が、そろそろステップアップしたいです(>_<)



完成。


塗装しても良かったんですが、あえてのエンジンオイル塗り込み仕上げです。


インデックスがあれば、この爪も高精度で作れるのですが、無いので現合+目見当・・・




引き続き実家近くの工場での仕事だったので、お昼のモグモグタイムを削って、もぐもぐタイムにしました。お腹は空きましたが大満足(^_^)v

毎日この現場でOKです。




でわでわ、また
Posted at 2018/05/21 23:18:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ
2018年05月20日 イイね!

もぐもぐ PTO周り完成。その他工作

もぐもぐ PTO周り完成。その他工作きのう打合せに行った、実家近くの現場。
2時に作業が終わったので、少しだけ“もぐもぐ”










PTO周りの部品の復旧が完了しました。



リア側



フロント側



本来フランジ面は塗装禁止ですが、PTOは使用予定はあるもののそれほど使わない予定なので、サビ防止を優先してシャシブラを吹いちゃいました。

オイルシールのホルダーは液体シールで組んであったので、液体シールで復旧。

主リップと副リップの間に、グリスを充填して組み付けてます。





で、またまた旋盤作業。またまた50Aの配管用ソケット



昨日と似たような写真ですが、別の物を作ってます。


片面を外径切削後、プラグをねじ込んで反対側の切削。





何を作っているのかというと・・・



走行用のコンパニオンフランジの取り付けナット。


これの専用レンチです。



何となくの形が完成したので、ナットを置いてシャシブラ。

この黒い部分を残して、周りを削れば完成ですが、時間切れm(_ _)m



もっと簡素な物でも回せるのですが、思い付きで作っちゃってます。


だってSSTがあるとテンション上がりますから!

工具マニア万歳(^_^)v



で、全体を眺めてみると・・・

ネジの部分がいかにもな感じだし、鋳肌にどぶメッキもかっこ悪く、何となく不満(>_<)

無垢材から削り出しで作って、1/2"ドライブ用の角穴開けたらかっこいいのに・・・

仕上げはクロームメッキとか・・・SUSで作るとか・・・



まぁキリが無いので、妄想に留めておきますがね。

そもそも、残りの人生であと何回使うか分からないですし(^_^;)



でわでわ、また

Posted at 2018/05/20 21:32:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ
2018年05月19日 イイね!

4駆ギア修理⑥ もぐもぐ

4駆ギア修理⑥ もぐもぐ4駆ギアの修理、6日目。
まだまだ先は長いです(^_^;)







今日は、午前中は子供の運動会。

午後2時に実家近くで仕事の打ち合わせがあるので、それ以外の時間でもぐもぐの作業。




PTO周りの部品

ブラストなどは端折りまして、灯油&ワイヤーブラシで清掃→パーツクリーナー。


パーツクリーナーで冷えた部材を天日干しする間に旋盤作業。

50Aの配管用ソケット



外径切削



内径切削



端面など仕上げして完成



パイプに入れてみると、測ったようにピッタリ。(測ったんですけどね)



これが何かというと・・・

以前、切ってしまったミッションマウントが付くクロスフレーム

これの補修用の部材です。


切ってしまった部分を溶接で直してもいいのですが、外せるようにしておいた方が今後のメンテナンスが楽になるので、こんな部材を作製してます。




で、PTO周りの部品を忘れていたので、急いでシャシブラ。



オイルシールはダブルリップの物で問題無さそうでした。



本当はPTO周りを片付ける予定だったのですが、ここでタイムアップ(>_<)

旋盤作業は大好きな作業の1つなので、つい夢中になってしまいました・・・


次回でPTO周りの復旧と、ミッションマウントの復旧までいけたらいいなぁと思います。




でわでわ、また
Posted at 2018/05/19 19:32:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ
2018年05月15日 イイね!

イスズ ミュー なつかしいなぁ~

イスズ ミュー なつかしいなぁ~イスズ ミュー
確か平成6年式?

免許取って、最初に乗った車です。






普段、加工場として使っている部屋は、実家で暮らしていたときに住んでいた離れなので、昔の私物なんかもそのまま置いてあります。

ウニモグの部品を置くスペース確保のため部屋を片付けていたら、なつかしい写真が出てきましたので紹介します。









まだ車高もノーマルの頃の写真なので、足が短いです。





タイヤはブリジストンのデューラーMT 245/75-16



ステッカーが貼ってあるので、ショックはランチョのRS9000に換わってからの写真です。







本当に乗っていて楽しい車でした。車中泊でクロカンの遠征したり、初めて4輪の大会に出たのもこの車。自家チューンもこの子で勉強しました。

そんな思い出の詰まった大好きな車ですが、買い取り価格5万円で売ってしまいました(T_T)

今の自分なら、ナンバー外してとっておきますが、そんな考えありませんでしたからねぇ⤵

山用に4駆を探した時に真っ先に検索したのがミューでした。が、この型って殆ど出回ってないんですよね・・・
ミューなら多少予算オーバーしても良いかと思ってたんですが、なおさら売ってしまったことを後悔です(>_<)


車の写真を撮る習慣のない自分ですが、これは写真が趣味の友人が撮ってくれたもの。

場所は初もぐドラで行った天竜川のこの場所と同じ。


20年前はクロカンやって遊べるスポットだったのですが、一度更地にされてしまってこんな感じになって残念です(T_T)


ミューもプレイスポットも無くなってしまいました(T_T)

なんか寂しいなぁ~



でわでわ、また




Posted at 2018/05/15 11:55:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 何でも | クルマ

プロフィール

「生きてます!
死亡説が出てるか知らないけど、生きてます!!
もぐ様も50歳超えましたが元気です!
会社の事情で暇なしですが、色々進んでますので、
も少しお待ちをm(_ _)m」
何シテル?   12/19 20:51
じゃんぼ-189-です。よろしくお願いします。
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