自転車ロードレースの惨事

はじめまして
コメント失礼します
ウチは長く自転車競技の選手と審判をやっている関係でこの事故が気になりました。
事故のあの場所で”集団を追い抜くのに反対側車線にはみ出して”はあり得ないと思っていますね～
やるなら上りでアタックが普通と思ってますので・・・
（ウチはいつもそうしてるので）
むしろ集団内でなんらかのアクシデントでイン側に避けた所に対向車が来た！が自然だと思っています。
それよりもっと不可解なのは、この規模のステージレースだと管理車両が沢山走っているはずなのになんで？って感じですね～
（この区間は通行止めだったらしいので・・・）
管理車両の移動審判の方々は日本でも指折りの方々が運営されてるので審判車両が対向車を発見した時点で後方への危険回避行動が間に合わなかったのだと思いますね～
70～80キロほど出る区間だったので一瞬の出来事だったのだと・・・

主催者側になっていつも思うのですが監督会議で話していても聞いていないと平気で答える選手が意外と多いのも事実ですね
ウチが招集でこんな態度をとった選手には「もたもた言うなら走ってもらわなくても良いよ！これはあなたの命に係わる話をしてるんですよ！」と本気で話をします。だめなら監督さんも一緒に指導です！
どこまでの本気度で伝えたのか？が凄く疑問に感じますね

来年も地元でロードレースの運営にたずさわるので他人事ではなく
安全に終わってくれればと願うばかりです。

長文失礼しました
ちょっと気になったのでコメントさせて頂きました（汗）

> ｎ山 さま

コメントを有難うございます。
「集団内でのアクシデントを避けるため事故に遭った自転車が反対車線に出た」のではないかというｎ山様の推察は，
「通常なら追い越しをかける場所ではない速度の出る下り坂区間のブラインドカーブ」という事故現場のロケーションとともに得心のいくものです。

そして
・審判車がコース闖入車両を発見した時点で後方への注意喚起が間に合わなかった！
・闖入車両運転者の安全意識が欠如していた「まさか」！
・主催者構成員／参加チーム指導者／選手の中に安全意識が不十分な人間がいた「まさか」！

…という幾つもの「まさか」が最悪のタイミングで重なってしまったための事故であったと思われます。

このような事故が続くと「公道レース」に対する風当たりが，特に事なかれ主義の警察からの圧力が強まると予想されるので呉々も「安全」を確保した上で充実したレースを開催してほしいと思います。