ゆうきょうなおぱぱのブログ一覧

　と、クルマっぽいタイトルとしていますが、こいのぼりの矢車を修理のため交換したという事でスミマセン…。


　十数年使ってきた矢車でしたが、数日前に少し強い風が吹いたらこんなふうにバラけてしまいました。押さえているベルトがプラスチック製だったため、紫外線で劣化して切れたようです。
　四方八方に矢を振り飛ばしたカタチなので、回収が大変…結局1枚は見つかりませんでした。


　もう数年使うかどうかという状況なので新しいものにしても…という気持ちはあったのですが、このままではみっともないし、ちゃんと直すことにしました。
　5／2ネット注文で5／3到着、いま世間を賑わしている宅急便問題のさなか便利に使ってしまって申し訳ありません～ｍ（＿ ＿）ｍ

　思っていたよりいくらか大きめのものが届きました。
　初めてのときは、すぐサビるとは思ってなかったのでそのまま取り付けましたが、毎年サビていくのにビックリしたものです。
　今回は保護のためにまずクリヤープスレーを吹きまくりました（あれ？あと数年使うだけでは…）。
　ベルトも金属製で、今度は切れることはないでしょう！（あれ？あと数年…(^_^;）
　差し込み部は規格があるらしく、無加工でそのまま交換できました。


　なんだか今年初めて子どもが生まれたようなピカピカ具合です（笑）。
　しかし思うに、矢車などは子どもの成長と共にそれなりにサビていき、適当なところでこいのぼりも降ろす、というのが自然な流れで良いのかもしれません（商売的にも？）。
　まあ、今回の処置でどれくらい持つのかは分かりませんが（他のプラ部品も劣化しますしね）。


　さて更に余談ですが、実はここ２年ほどこいのぼりを上げていませんでした。
　理由はサオ固定のための支柱の元が腐って（栗の木を使っていたので固いことは固いのですが）折れる恐れがあったので、固定側をちゃんと作り直すまで待ったためです。
　上の画像のようにイストも置いているので、風向きによって屋根にでも倒れたら余裕の廃車コースでしょう（恐）。
　以前１３５ｉを置いていたときにも、その不安に少し触れている記事があります（現在はカーポート下に移動）。
　何と言っても、サポート無しで７．５メートル立っている棒なので(^_^;。

　支柱の固定側を作るときに考慮したのは、腐らないよう（かつできればサビない）金属を使おうと思ったのと、少人数でサオを立てられるようにしたいという事です（従来は、近所を頼んで大人２～３人で立てたり倒したり）。
　最初はサビない材質で設計しましたが、見積取ると高くなりすぎたので(^_^;、結局はチャンネル鋼を背中合わせにして溶接したものを基本に、耐錆塗装でアレンジしました。
　それに２年も掛かってしまった、という事です（まあ、具体的に動いていたのはこの半年くらいでしたが）。

　省力化には、分からないなりにいろいろ調べて単管パイプとチェーンブロックの組み合わせで挑みました（三脚ヘッドの存在もこのときに知りました）。
　力点が支点に近いので、これで持ち上げようとすると結構な力が必要です。
　結局、チェーンブロックは１ｔ（！）のもので何とか、という感じでした。


　この方法だと、大人一人と子どもだけでサオの上げ下げが可能になり、いちいち人手をお願いする必要がなくなってよかったです。
　（気をつけるのは、力点を必ず三脚の内側に置くこと。そうしないとサオ側に引き抜かれるように倒れます(^_^;）


　２年越しで再びこいのぼりを上げることができたので今年は嬉しかったです（矢車の交換修理は予想外でしたが）。
　あれっ？このＧＷに出掛ける予定は…そういえば全くないぞ(^_^;。