各種軽量化にて計画していた一先ずのカスタムを終えた18ナビX。実釣待つのみだったが、ベアリング数を10個にする機会が早くも訪れる。物理的に断念していたフローティングシャフト化だ。
ひょんなことから19ストラディックC3000HGのローターナットを入手。モンキースパナでやっちゃった?キズだらけの廃棄待ちローターナットを譲り受ける。このナットの入手によって追カスタムを決行。
16ナスキー系エントリークラススピニングリールのフローティングシャフト化。部材の加工が必須だが、難易度はあるものの削っていけるハズ。
クイックレスポンス化によってローターは13セフィアBBの旧マグナムライトローターとなっている。このマグナムライトローターではローターナットのリテーナ固定ボルトの穴が無い事に加えてナット固定部が掘り込まれていない。
その為、18ステラの様なリテーナでベアリングを抑え込む方法はとれない。であれば、ベアリングが抜けない様にローターナット自体に蓋をするダイワ式で行く(ローターナットベアリングプレートの使用)。
が、課題はローターナットの厚み。どう頑張ってもスプール受けに接触する。
ローターの高さカサ増しで入れていた座金(ローターカラーに重ねていた)を抜いても解決しない。
見た感じ、ローターナット等部材を削る事でイケそうな感じはある。
フローティングシャフト実現の為の加工工程は以下を想定。
①ローターナットを削る。
→ローターナットのピニオンギアに噛み合う部分を極力削る。削り過ぎるとピニオンギアと噛み合わず、ローターナットベアリングプレートを固定できない。
②ピニオンギアを削る。
→ピニオンギアのローターナットと噛み合う部分の長さがある為、ローターナットベアリングを押し上げてしまう。この部分も削るが、削り過ぎるとローターナットと噛み合わない。
③スプールテーパー調整。
→ローター下の座金を抜きローターカラーのみにする。これでローターとスプール受けの間隔が広がるので、ローターナットの削る程度を最小限にできる?が、ラインテーパーに影響。スプール受けの調整座金を足すにしても抜くにしても調整シロ以上ではダメ。
ダイワのローターナットベアリングプレート発注に併せて予備にピニオンギアを発注。失敗してもローターナットとピニオンギアを戻せば良い。
ローターナットベアリングは値が張るが真鍮カラーが組み込まれた18ステラのを用意。
既にアフターサービス対象から外れたカスタム機であるが、加工する部分は最小限にしたい。
蛇足
19ストラディックC3000HGはロングストロークスプールとなっている為メインシャフトが長くなっていると推測、計測させてもらいシャフト交換でいけるのかを調べた。シャフト交換で解決すれば無加工でいけるかもしれないためだ。
メインシャフトは長くなっているものの長くなっているのはドラグノブ取り付けネジ部分。スプール受けのネジ穴と摺動子のネジ穴間の長さに大差無し。つまりシャフト交換ではフローティングシャフト化は不可能である。
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釣り具 | 日記
Posted at
2020/12/08 22:28:46