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ポーリング（polling）と言う概念が有る。

何となくは分かっている気はするが、人様に対してきちんと説明する所までは理解できていないが、Wikipediaの解説によると、

通信やソフトウェアにおいて、競合を回避したり、送受信の準備状況を判断したり、処理を同期したりするために、複数の機器やプログラムに対して順番に定期的に問い合わせを行い、一定の条件を満たした場合に送受信や処理を行う通信及び処理方式のことである。

となっている。

現時点の構想として、数百個のNFCタグに対して、手間無くIDを取り込むためには、リーダーが常に読み込み待ちの状態で、タグをかざしたらそのIDを取得し、Excel等のセルに入ってくれるという流れにしたい。

で、このポーリングを実装しようにもどう言った考え方が良いのかちょっと思いつかない…色々ネットを覗いたら、割り込みだとかイベントだとか、これまた何となく分かっているけどいざ組み込むにはちょっと大変そうだと少しあきらめ気味だった所で良い情報発見。

ExcelVBAプログラミング・メモと言うサイトに有る不定期に送られるデータの受信と言う記事。

今は一般ではほとんど使われることもないで有ろうRS-232Cでのシリアル通信を想定した記事。

ほぼやりたいことドンピシャだったのでありがたく参考にさせて頂いた。

まだ挙動が不安定というか色々制御が必要だけど、ExcelからDLL呼び出してカードリーダー経由でNFCタグのIDを取得しデータとして記録するという所までこぎ着けた。

ICカードの情報にアクセスする仕組みは、個人的には使い慣れたC（C++）言語にて作成。
しかし、その取り込んだ情報を実際に処理するのは、とりあえずはExcelで行うこととする。

ExcelのVBAを使えば、DLLを呼び出してその結果をExcel上に取り込むことは可能という事で、ここを参考にやってみたが上手く行かない。

Excel側からDLL内部にある関数を呼び出すことに失敗しているようなので、ここの記述を参考に、ここの情報も参照しつつ「DEFファイル」を試した所、やっぱり上手く行かなかった。

で、色々試した所、僕なりにこんな結果になった。

1．Win32プロジェクトでも、コンソールアプリケーションプロジェクトでも、出来る時は出来るし出来ない時は出来ない。
2．DEFファイルの追加は、ファイルそのものをコピーして既存の追加で行うと失敗、新規追加で内容をコピーすればOK。


VS2013を使っておりますが、ウィザードで作成される各種ファイルや設定で、Win32とコンソールアプリの違いは僕には分かりません、DLLを作るならどっちからはじめても良いような気が。
DEFファイル自体はただのアスキーテキストだと思いますが、追加の過程で何かの処理がなされるのか、DLL内部の関数が見えるようになってきました。


まぁでも、とりあえず、DLLで処理した結果をVBAで受け取れると言う事は出来るようになりましたので、メモ。

Python＠FreeCADのお勉強はやはり停滞気味。
参考に出来そうな情報の大半が非日本語なのでキッチリ理解できては居ませんが、やりたいと思っている、簡易CAMの作成にはまだちょっと無理（図形要素から座標情報を取得出来ないっぽい）なので、また別のことに目を向ける。

マイナンバーカードで最近ちょっと一部界隈で見直されているような気がしますが、NFCと言う、「近距離無線通信」を活用できないかと思案中。

カードリーダーは、PaSoRi RC-S380やACR122Uが比較的お手頃価格で入手できそうで、Amazonでは、ACR122UとICカードがセットになったモノも出ていたので、試しに買ってみた。

で、まずは、カードIDを読み取る実験。
こことここの情報を参考にして、付属のMifareカードと、ずいぶん昔に行政が配っていたEdyカード（ITを活用したまちづくり実証実験）のID読み取りに成功。

中身が正解か否かの確認は、SheepSmartCard.dllにて。


ICカードのIDは、ユニーク（重複していない）である事が保証されている訳では無いらしいけど、1000個ぐらいの品目を振り分けるのならまぁ十分なのかなと。

工場作業は軍手等保護具着用が前提となっているので、かざすだけで入力が出来る仕組みが出来れば、色々活用できそうだなぁ…と言う発想。

まぁ、まだ妄想の域を出ていませんが。