29FM 移動伝搬実験2日目にして最終日

昨夜は23時に就寝して、タイマーが鳴らないうちに目が覚めました。スマホの時計を確認すると、まだ午前5時20分でした。もう少し寝ようとも考えたものの、昨夜、家内の「明日はほんまに朝一で行くつもり？」との問い掛けに、「そのつもり！」とハッキリと断言していた私は、5時45分過ぎに目を覚ました家内に対して、既に起床してる事を隠しもしないで平然とスマホを観ていました。

そして、トイレに行きたくなったと言う体で、6時前に布団を抜け出します。その足で1階の応接間に向かいます。そして、ストーブをつけました。本日は、千葉県から身重の長女が来て、その際、応接間のソファベッドを使うと言うので、それまで、パソコンや、私の荷物を乱雑に置いてたので、取り敢えず、片付けようとしたものの、結局は無造作にバッグに詰めて終わりにしました。その後、洗面を済ませ、軽くパンを食べて出発しました。

時刻はまだ、6時半を過ぎたばかりと、昨日に比べて、かなりのハイペースです。いつもの様に、コンビニで菓子パンとオニギリを購入して、地下鉄の国際会館駅を通り過ぎる際に、比叡山を見上げました。すると、昨日とは違って、山頂付近に霧は見受けられませんでした。白川通りを進み、北白川別当交差点を左折して、山中越えルートに入りました。

暫く進んで行くと、昨日と同じような雰囲気で、霧に囲まれて、霧の中を登って行く感じになりました。比叡山ドライブウェイの料金所付近も霧の中にありました。自動券売機でチケットを取り、一気に坂を駆け上がりました。相変わらず、霧の中を走っている感じでした。山頂付近には霧はありませんでしたが、ドライブウェイ上にはしっかりありましたね。

今朝は体感的にも昨日よりも暖かく感じたものの、やはり、暖かいと言う事実が比叡山の山頂駐車場に到着して、数値的に判明します。昨日は、北白川では5〜6℃だった気温が、山頂では2℃まで下がりましたが、本日は、なんと5℃違う7℃でした。雨はポツリポツリとは降っていましたが、昨日とは比べるまでもなく快適レベルでしたね。

昨日は、12時の開始前には、430MHz帯で交信しましたが、本日はBL-50TXバッテリーの電池が切れた場合に、IC-705にシフトする為に、一応、準備だけはしておきました。ただ、アンテナチューナーと、無線機を繋ぐケーブルを兼用にしてるので、切替え時には、チューナーの切り替えと共に、ケーブルの先端にBNCコネクターに取り替える面倒臭さはありましたが、割り切る事にしました。

一方、交信の方は、全てが昨日と違って前倒し出来た事と、雨もポツリポツリだったお陰で、8時からスタートを切る事が出来ました。すると、8時6分に京都市西京区のJI3局を皮切りに、8時16分には、兵庫県多可郡に移動されていたJP3/3局と繋がりました。8時29分には、生駒山に移動していた既知のJK3/3局と久し振りに繋がりました。この局は、私との交信で最後として、雨が小降りの内に撤収作業に入ると言ってましたね。

8時36分には、神戸市灘区六甲山に移動していたJQ3/3局と繋がります。8時53分には、滋賀県大津市の既知のJK3局と、久し振りの交信となりました。続けて、8時58分には、高槻市の既知のJE3局とも繋がり、9時10分には、昨日も交信した奈良市のJQ3局からお声掛けがありました。しかし、29FMで7局までは順調に交信出来たものの、比叡山山頂では、その後が続きませんでした。

仕方ないので、前出した様に、多少、面倒臭いとは感じたものの、IC-7300Mの同軸ケーブルを取り外し、その先端にBNCコネクターを接続して、IC-705と接続します。同軸ケーブルのもう片方も、CAT-300チューナーから、144MHz/430MHz帯用のCAT-283チューナーに変更して、その背面にある端子と接続しました。それから、アンテナと無線機の整合する為に、チューニング動作に入りました。

すると、昨日も運用したお陰なのかは、分かりませんでしたが、大して狂ってもいなかったので、144MHz帯、430MHz帯共に、直ぐにSWRの整合をとる事が出来たのでした。そして、昨日と同じく144MHzからワッチしたものの、日曜日に関わらず、交信中の局が皆無と言う状況に戸惑います。一方で430MHz帯は盛況だったので、昨日同様、430MHz帯でCQを出す事に決めて、サブの周波数を捜しました。

メイン周波数からは、かなり離れてしまいましたが、サブの周波数を確保する事が出来たので、メイン周波数でCQを出して、サブの周波数に移って、再度CQを出したところ、9時47分に昨日も430FMと29FMで2回交信した、私と同じで、４エリアのコールサインと、３エリアのコールサインの2個持ちの局が、昨日のJQ3では無く、JF4コールでお声掛けがありました。

9時49分には、大阪市西成区の既知のJP3局と交信した後は、9時58分に以前、SOTAの事をレクチャーしてくれた大阪府交野市移動の既知のJM3局に続きました。10時8分には、大阪市平野区のJP3局と繋がり、10時26分には、宇治市のJG3局と繋がりました。10時48分には、守口市のJA3局と交信した後に繋がった兵庫県明石市のJP3局には、大変失礼な結果となってしまいました。

IC-705には、IWASHN GP-50と言う、12ボルト15アンペアが出力可能なシガーソケットを持つ、ポータブル電源を繋いでましたが、これまでの使用で徐々には容量が減っていたのでしょうね。まだまだあると、安心していたところ、いきなりIC-705の電源が切れた事でバッテリーアウトを知ったのでした。残量表示のインジケーターを逆向きにしていたのが、災いしましたね。

しかも、運の悪いことに、予備のモバイルバッテリーは持っていたものの、IC-705に供給可能なケーブルを持って来ていませんでした。でも、交信も最後辺りだったので、仔細をQSLカードに記入しようと考えています。その後は、再び、29FMに戻りましたが、思いっきり空振りします。そんな中、まだまだ頑張っていた神戸市灘区六甲山に移動中のJQ3/3局にQRTする旨を伝えて撤収に入りました。