戻って2日間くらいは、筋肉痛でおかしな歩き方になっていました。
特に階段の下りが、手摺りに掴まってでないと、下りれませんでした。
ロケ先の地形の関係で―。
そのことは、別に書きたいと思っています。
今回のドライブは距離にして、1800キロちょっとのドライブでした。
実際の写真撮影は、正味一日でしたけれど―。
ドライブ、特に写真を撮ることを目的とした場合、
リサーチとプラニングは必要不可欠なんでしょうね。
久しぶりに真剣に写真撮影と向き合ったような気がします。
チョンボも多かったんですが、それでもそれなりに愉しめました。
今回は、大雑把な目的地として青森県の下北半島の東側に位置する
”仏ヶ浦”と決めていました。
昨年の秋に、宮城・岩手まで出かけた際に、「仏ヶ浦」まで行こうかとも思っていたのですが、
岩手の花巻市までで、引き返してしまった経緯があるんです。
その「仏ヶ浦」の画像は、別にもったいぶる気もないのですが、明日以降に―。
今回は第一ターゲットに「仏ヶ浦」に決めており、
同じエリア内の「恐山」にも立ち寄る計画でした。
日程も、いついつまでに帰って来なければならないとかいう、制約なんて一切ないのですが、
性分なんでしょうか、あまりのんびりするのが苦手みたいで―
本当ならば、車中泊覚悟で2日でも3日でも滞在して、いろいろなシーンを
カメラに収めるくらいでなければ、いい写真なんて撮れないのでしょうけれど・・・・
今回のドライブで初めてカメラを取り出したのは、岩手山を望む国道4号線の盛岡市(多分)。
午後の時間帯で、もう気温が高かったせいもあるのでしょうか、山は霞んでいました。
証拠を残すために、数枚シャッターを切りました。
牧場内は、部外者立ち入り禁止ですので、
国道の歩道から柵越しに何枚か撮り、さらに北上することにしました。
5月22日の午前0時を少々回ったころに東京をスタート。
20時間以上の走行。
前日の朝からまるで寝ていないので、連続で36時間くらいか、もっと長い時間起きていて、
さすがに眠気が襲ってきて、下北半島の付け根近くの横浜町の道の駅で仮眠を取ることに―。
薄手のフリ-ス?というのでしょうか、それを掛けて眠りはしたのですが、まだ5月下旬。
昼間は30℃を超すような暑さだったとはいえ、深夜は気温がぐっと下がり、15℃くらい?
目が覚めてしまい、積んでおいたシュラフを引っ張り出して、
それにもぐり込みました。
こんなときは、ワンボックスやワゴンがいいのになぁ~、なんて勝手な想像をしてしまいます。
最近は、地方の道の駅ではどこでも、数台のキャンキングカーが見られるのですが、
この「道の駅よこはま町」でも、2台くらい見かけました。
「仏ヶ浦」へ行く前に、「恐山」に立ち寄ることに―。
今回はここと、もう一カ所の「地獄」と「三途の川」も訪ねています。
その内の一箇所が、最初の訪問地である、この「霊場恐山」です。
「恐山」その存在は知っていましたが、詳細などに関してはまったく無知でした。
写真などで、岩というか石がゴロゴロしている荒野?そこに”イタコ”という、この世とあの世を
繋ぐ霊能者がいるとか、その程度の知識しかありませんでした。
でも、神聖なものは感じましたよ。
お寺なのだから「神聖」という表現は誤りなのでしょうか―
「荘厳」?な雰囲気は強かったですね。
↑ 霊場内から「賽の河原」が望みます。 ”宇曾利山湖”に面しているのですね。
↓ その”宇曾利山湖畔”。 こちらは「恐山」の300メートルくらい手前です。 イオウ臭が・・・
入場は午前6時からとのこと。
ワタシは6時15分くらいに入山。
カメラは、デジタル2台のみを携行して、特に指定された場所以外は撮影に制約はないとの
説明がありました。
数枚の写真を撮っていたときに、ちょうどお勤めが始まる時間だったのでしょう。
お堂に入られる僧侶に「おはようございます!」と、ちゃんと帽子をとって
ご挨拶をしたのですが、
その際に、「どちらからお見えですか?ご一緒にお参りしませんか!?」と、誘われて
お堂の内に。
素直な気持ちで、お誘いをお受けできましたし、
読経が流れているあいだ、とてもココロの鎮まる感覚を覚えました。
意味は、わからないながらも言葉の端々に聴き取れるものも、
ワタシの家のお寺さんに共通するような印象も・・・・。
それ程の長い時間ではありませんでした。
その朝のお勤めのあと、場内を巡ることに。
「地獄」と名のついたところ、蒸気が噴き出していたりして、
やはり異空間な雰囲気が感じられました。
場内には温泉があり、入山者は無料で入れるのですね。
私も、利用させていただきましたが、とても濃い硫黄の成分が含まれている泉質のようでした。
2日くらい、臭いがカラだから抜けないみたいに思いました。
↑ いかにも濃い泉質っていう感じのお湯の色でしょ!?
ちょうど、もうおひとり男性がいらしたんですけれど、
その方は、1ボックス車で福井県からだと言っていました。
かなりの日数を費やして、アチコチを回り、このあとは大間から北海道に渡り
一周してみたいのだとか、ちょっと羨ましかったです。
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「仏ヶ浦」の記事は鋭意作成中につき、次回以降に・・・・
思わせぶりですね!
たぶんガッカリ!ですよ―。
画像を、一枚だけチラ見せしましょうか?!
モザイクを掛けていますが・・・・・・。