長い冬も終わり、ターンパイクのサクラ吹雪の中をオープンカーで疾走できる季節が近づいてますね。ジュネーブショーのあとはイタリヤまで足を伸ばしVWの新型トアレグに乗ってきましたが、インプレはエンバーゴがあるので4/26までお預けです。なかなか興味深いクルマでした。
そうそう、ジュネーブで三菱自動車の新型ASX(日本車名RVR:右ハンドルの英国向け)に世界で初めてのりました。ちょっと自慢ですぞ。というのはこのディーゼルは世界で一番圧縮比が低いのです。日産やマツダもこだわる低温燃焼ディーゼルです。ディーゼルは自己着火エンジンなので、圧縮比を下げることは難しいのですが(温度が下がりすぎて)、マイベックというバルブコントロールで克服してます。1.8リッター のコモンレールディーゼルは150PS・300Nmと欧州ディーゼルとはトルクで劣ってますが、後処理なしでもクリーン化できるポテンシャルをもってます。6MTと組み合わせアイドルストップ付きでユーロ5対応で燃費は5.5L/100Km、145g-CO2/Kmと優秀です。
実際に乗った印象はビックリするくらい、エンジンが静かでサスペンションの乗り心地もよいのです。同行した石井昌道君や渡辺敏史君も驚いてましたね。
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自動車技術 | 日記
Posted at
2010/03/08 00:58:48