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よかたいの"ルッポちゃん号" [フォルクスワーゲン ルポ]

整備手帳

作業日:2008年3月23日

エキマニ遮熱カバーの変なダクト(2)

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(エキマニ遮熱カバーの変なダクト(1) 作業日:2008/03/09)・・・のつづき

カフスの中を覗く。。

ネジネジしている。
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カフスとホースをつなぐ

カフスのねじねじは、ホースのスパイラルと同じ形状なので、ねじ込んで接続するだけ。
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お、結構柔軟性があるぞ。

ターボホースのような圧が掛かる箇所には使えないだろうが、NAの吸気用に使うくらいは全然大丈夫そうだ。

あとは、取り付けが旨く行くかどうか。

つづく。。。
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(つづき 2008/3/23)
<取り外し前>

純正(写真)は直角に曲がったり、弁が付いていたり、エキマニの熱い空気を吸わせたりで、パワーダウンがあるんじゃないかと思う。。こんな事しているから1400ccあるのに75馬力しかないのでは?^^;

<メモ>
エンジンが暖まるまでは、フラップは水色側に開いており吸気はエキマニの排熱(赤矢印)を吸うような構造になっている。

フラップはバイメタルのような金属(バネ?)がダクトの中に入っており、これが温められると変形し、フラップを動かし黄色い方へ開き始め、今度はフェンダー側から冷えた空気(緑矢印)をブレンドして吸うようになる。この動きは一気に変わるのではなく、熱変化に合わせて序々に動く。

んでもって、冷えた空気をブレンドしだすと、またフラップがエキマニ側に戻りだす、という動作を繰り返している。

結局このパーツの役目は外気温度に関係なく一定の温度を吸気されるための物のようだが、ただでさえエンジンルーム内は50~60℃はあると思うので、エキマニからとなるとそれ以上の温度を吸っていると思われる。

ルポの1.6と1.4とを比べると、ボアは一緒でストロークの違いだけのように見える。だとすると、普通に考えて1.4の方がストロークが短い分よく回るはずなのに、カタログデータでは1.6の方がレッドゾーンが高いのはナゼ??他にも変なことやっている箇所があるのだろうか。。
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<取り外し後>

純正パイプを取ったところの図。
スッキリ!このままでも良いかも?!^^;ダメダメ

でも上よりはこっちのほうが良いかも。。?
6
<取り付け後>
長さを決めて取り付け完了。
うーん、ノーマルよりノーマルっぽい?^^。

フィルター側のダクトの直径とカフスの直径はある程度測ってはいたが、測ったかのようにピッタリ入った。

固定はクリーナー側のバンドで1箇所、あとは、中間付近で台座付きのタイラップで1箇所、フェンダー近くでタイラップ1箇所で固定。

ちなみに、上の取り外しの写真から、取り付け開始まで約1時間。長さ決めーの、取り回し決めーの、色々あーでもない、こーでもないと迷いつつもなんとか取り付け完了^^;。

作業手袋しながらやると、その周辺だけがきれいになりました^^。
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エキマニ遮熱板の穴はこのままでいいかなと思ったが、エンジン掛けると1分も経たずに熱い空気が出てくるのでアルミテープで塞いだ。

今までは、ここから放出されるアツアツ空気を少なからずは吸っていた。
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フェンダー側はこんな感じ。

フェンダーへ出すほうのダクトの固定は、フェンダー側の穴がまん丸でなく楕円になっているので、ダクトホースの形もちょっと楕円に潰して、穴へ差し込んだ。

あと、純正のペラペラしたダクトを覆うシート?は流用して、それを60mmのダクトラバーで押さえるようにした。これでなるべくエンジンルーム内の空気を吸わないようになるかな?

純正の取り回しに比べ、かなりストレート配管になったせいか、吸気音(スコォ~ン)が車内によく聞こえるようになった。40km/hくらいのパーシャル状態から2速ホールドで加速させるとアクセル踏んだだけ吸っている感じがする。

--以下こぼれ話--

受け売り話では、吸気の空気密度の話で、20℃時を1とした場合、40℃時では0.936、60℃時では0.88に下がるそうです。

簡単に言うと、
・20℃で100ps(5000rpm)
・40℃では93.6ps(5000rpm)にダウン
・60℃では88.0ps(5000rpm)にダウン

ルポに置き換えてみると、カタログ値の75馬力は吸気温度何度かは知らないが、60℃だとすると、
・60℃で75.0ps(5000rpm)だと
・40℃では80.1ps(5000rpm)にアップ、
・20℃だと85ps(5000rpm)にアップすることになる。

または、逆に20℃時の馬力が75馬力だとすると、
・20℃で75ps(5000rpm)だと
・40℃では70.2ps(5000rpm)にダウン、
・60℃では66.0ps(5000rpm)にダウンすることになる。

のどちらかだと思う。

空気密度の係数は馬力の出力の係数ではないので、単純に掛ければよいわけではないと思い検索してみると、ヤマハ(船舶)のwebサイトに、以下のようなことが記載してあった。

<吸気温度に対するエンジンの出力関係>
吸気温度(℃)/ 出力(15℃を100%ととして)
15(℃)/ 100%
30(℃)/ 97.5%
45(℃)/ 95.0%
60(℃)/ 93.0%
とある。

参考:http://www.yamaha-motor.jp/marine/lineup/pro-fish/tairyo/sekkei/016/index.html

いずれにせよ、エキマニの排熱は60℃以上はあると思うので、10馬力近くは上がったことを祈る。なーむー

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この記事へのコメント

2011年1月8日 11:49
はじめまして
私も先日、意味不明なフラップを取り外したところです。
バネが付いていますがかなり強力で
どうやって押し戻されているのかと不思議でしたが
バイメタルでしたか!

なぞが解けてすっきりです。

むき出しタイプのエアクリにしている方もいますから
問題無いと思いますが、
ノーマルでは排気を吸気しているので
燃調が狂わないかちょっと心配です。

軽自動車(ミニカなど)も同じように
EXからダクトが伸びて、吸気部分に接続されています。

燃費対策なのでしょうかね?

理論上はおっしゃるように
パワーダウンすると思うのですが・・・・・・・
かつ、冷えた空気が吸気されれば
スプリング部分が冷却され排気を吸気する・・・・・
やっぱり意味不明

「空気は冷やせ!」のはずなんですけどね(笑)









コメントへの返答
2011年1月15日 23:25
こんにちわ。
エキマニの熱をブレンドして吸う様にしているのは、たぶんですが、極寒の地(マイナス何十度とか)での使用を考慮しての対策かな?と思います(吸気温度が低すぎてガソリンの噴霧化が異常になるのを防ぐため)。

極寒の地では「冷えすぎた吸気は温めろ」なのでしょう。

日本の夏は暑いので、「吸気は冷やせ」で良いと思ってます^^。

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