ドアスピーカーのアウターバッフル作成　その３

#60のペーパーに当て木を当てて
整形及び波打った凸凹を取り、
同時にどうしても発生するファイバーパテの穴を
パテで埋めて処理しました。

その後、荒いペーパーの磨きキズで荒れた表面を
スポンジパッドに#120→#360→#600を巻いて
キズ消し及びスソのエッジを丸くして
輪郭をぼかしていきました。

今回は合皮を貼る予定なので
１ｍｍ以下の穴は未処理ですが
表面の凸凹の波打ちは影が出来て
意外と目立って一気にDIY感が出ると思いますので
波打ちだけはしつこいぐらいキッチリ取りました。

次に防水処理でウレタンシーラーを塗って
#360→3Mのスポンジ研磨材 ウルトラファインで磨きました。

合皮を貼っていきました。

今回はシンコールオールマイティの黒を
使用しました。

バッフル表面と大まかにカットした合皮に
Ｇ１７ボンドを薄く塗り
※バッフル表面はＧ１７ボンドを竹ブラシで薄く塗り広げ、
合皮はＧ１７の170ｍｌに付属の
広口ノズルを使ったのですが
直塗り出来て使いやすかったです。

うっすら乾いたところで貼り合わせて
ホットガンで熱風を当てて馴染ませていきました。

スピーカー穴部分の切れ込みは最初は
形に馴染んで伸びる事を考慮して
控え目に切り込みを入れ、
段々と形に馴染んできたら徐々に切っていきました。

貼り合わせた後、スピーカーが重なる部分を
デザインナイフでカットしました。

スピーカー及びグリルをあてがってみると
グリルの余白のスキマから
MDFの色が見える状態でしたので
マスキングして艶消し黒を塗りました。

出来上がったアウターを装着してみると・・・。

・・・(￣▽￣；)なんか違う・・・
グリルのメッキ感がイマイチというか・・・

嫁さんのクルマも同じグリルを使って
アウター化させているのですが
自分のクルマでは
イマイチな感じがします(￣～￣；)

そこでスモークを塗って
ほぼ黒のメッキに塗り替えてみました。


足付け、脱脂→ミッチャクロン→ウレタンクリア+油性ハイコンク薄め液→ウレタンクリア

3日ほど乾かして装着しました。
こんな感じになりました（*￣∇￣*)
※肉眼だとグリルは黒なのですが
この角度から撮影すると何故か
普通のメッキの様になって写ってしまいます(^_^;)

黒の合皮にほぼ黒メッキと
黒ばっかりな感じなのですが
メッキに比べて締まった感じになったかな？と思います。

ドア全体図です。

アウター化した結果ですが・・・
正直なところ
あまり変化が分からない感じです（Ｔ∇Ｔ)

目指せ！見た目だけはショップ仕様！
を合言葉に
見た目だけはDIY感が出ない様、
頑張ったつもりなのですが、
ド素人は知らない音質UPのノウハウがあるのでしょうね(￣～￣；)う～ん

残念な結果になったのですが
ずっとグリルに穴が開きっぱで
カッコ悪かったのが見た目が良くなったのが幸いかな？と自画自賛です。


・・・アウターの作り直しはやる気にならないのですが
ちょっと簡易的にスラント化もして
どうなるか試してみようかと思います。