塗装劣化しているピラーやリアドア、リアゲートを塗装してみる
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
小面積ですがドアの天面もすでにクリアハゲが発生、
A~Cのピラーアーチ、
テールランプ上のリアゲートも
初期段階のつや消し状態になっており
これ以上進行してしまうと、
自分のスキルでは対応出来なくなりますので
※周りの色に合わせて調色するスキルが無い(:_;)
ウレタンクリアを塗装する事にしました。
2
3
いつもの塗装場所は背の高い草が生い茂った車幅ギリギリの狭い道を通らなければいけないのですが、
塗りたての柔らかい塗装面に草が擦れて
ガリガリになるのが目に見えるので
同じ河原で違うポイントにやってきました。
ココは堤防道路沿いで多少風除けになるものの
通行人の数がupするのですよね・・・。
遠巻きでジロジロ見られるのが何とも・・・((+_+))
・・・とは言っても
アッチはガリガリになると思うので
致し方ないと作業していきました。
テールランプを外し、マスカーでマスキングしていきました。
特に今回はボディー全体をマスキングしていますから
ハタから見ればヘンなオッサンが
車をビニールでグルグル巻きして
怪しい事をやらかしている!
と、都会だったら通報案件モンです。
遠巻きでジロジロ見てきますが怪しさ大爆発で
誰も近寄ってきません!\(T▽T)/
4
痛い視線のシャワーを浴びながら
1時間半ほどかけて、
ようやくマスキング作業が終わりかけた時、
ポツッ・・・は? ( ̄◇ ̄;)
ポツッポツッ・・・えっ??( ̄□ ̄;)!!
ポツッポツッポツ!ちょっ!?∑(TロTファッ!?
家出る時は天気予報は曇りだけど
雨降らないって言ってたじゃないか?!?
ヤ〇ー天気見てみたら、しれっと変わってるし!
どうすんのよ!コレ!と思いきや
雨は30秒ほどで止んで晴れ間が出てきました。
レーダー見るも小さすぎる雨雲なのか
表示されておらず
レーダーの予想は4時間後に雨。
冷静に考えたら不安定な天気な上
予報はアテにならないから中止するのが無難だけど
・・・だけど・・・だけど。
大嫌いなマスキング作業を全く同じ工程で
リピートするのは御免こおむりたい!w
冷静な判断よりも感情でアホな選択をして
作業を強行しましたw
ドアのスキマなども含めて
吸水タオルで雨を拭き取った後、
エアブローで強制乾燥させました。
シリコンオフで脱脂した後、
エアブローでホコリを飛ばし
サーと薄く塗ってホコリとハジキが無いか確認して
ハジキが無さそうなので塗っていきました。
5
一滴でも雨が付くと水膨れの様になってアウトなので
いつ降ってくるか分からない雨に
オドオドしながら、急げーっ!と、
焦りながら塗っていきました←バカ(^^;)
濃色車ならアウトですが、
ボディーカラーが塗装ハゲの色に近いのが幸いして
クリア塗っただけのワリには比較的目立たなくなりました。
6
ただ、焦って塗った事、
まだこのガンに慣れていないのも手伝って
思いっきりタレました・・・(:_;)
7
ココもガッツリ(ToT)
8
・・・(ToT)
先に助手席側を塗って吐出量4回転は大杉と
判断し、
運転席側は少し吐出量を絞りました。
※運転席側はなんとかタレずにいけました。
この部分、撮っていなかったのですが
封印されたナンバープレートの扱いが面倒と思い
全面塗装は諦め、ぼかしテープを使ってエッジ部分ちょい下を境に部分塗装を行ったのですが、
よりによって一番ガッツリと
タレてしまいました・・・(:_;)
※塗っていない箇所にペーパーで当てる事で
ハゲるリスクがある
塗装が終わってマスカーが塗装面に接触しない様に注意しながら剥がしました。
一通り作業が終わり、レーダーを確認すると
また予報が変わっていて
あと20分で雨が降ると予告が!( ̄□ ̄;)!!
急げーっ!と、
立体駐車場のある某電気店に避難しました。
電気店に避難して5分余り。
ザーという音と共に強めの雨が・・・。
3時間ほど過ごさせてもらいました。
9
次の週。ガッツリとタレた箇所を削っていきました。
スーパーアシレックスの#1200に
木の当て板を当てて削らなくて良い部分を
削らない様に様子を見ながら
空研ぎしていきました。
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指の手触りでタレた段差を取ったのを確認後、
#1500→#2000→#3000→#4000と磨きました。
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シングルポリッシャーにウールバフを付け、
目消しコンパウンド(FMC8025-LS)で
ペーパー目を消し、3Mのハード1-Lを掛け
最後にスポンジバフに変更して
仕上げコンパンド FMC 8040-LSで磨きました。
同様にAピラーのタレも除去しました。
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問題はコッチです。
なるべく純正箇所を削らない様に
周辺に養生テープを貼りました。
がっつりタレているので少し荒い#1000に当て木を当てて
タレを削っていきました。
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ある程度削って#1200に変更しました。
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どうしても養生テープ分の厚みのタレは
養生テープがジャマで削れないので
養生テープを剥がして慎重に削っていきました。
テールランプの境目の奥まった部分にも
タレがあってジャマだなぁ・・・と、
ツメでカリカリしたら・・・パリッ!と剥離
剥離した部分が道連れで剥がれちゃイカン部分まで
一緒に持っていかれました・・・(+_+)マジか
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塗ってあって剥がれた部分を
#2000で少し段差を取って周辺を大きめに
ウォッシュコンパウンドで足付けして脱脂、
エアブラシで周辺にウレタンクリアを
段差を埋める様に塗装、
周辺のガサガサをほぼウレタンシンナーのクリアを
ぼかし剤代わりにしてガサガサを馴染ませました。
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乾いた後、慎重に#1500で磨いて剥離の段差を取って
手順10の順で処理していきました・・・が
3mm程、色を剥がしてしまいました(T_T)
後で補修しようと思います。
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残りのタレていない箇所を研磨していきました。
今回はルーフの時の様な枯草のカスまみれに
ならなかったですが、
やっぱりブツがポツポツと付いていましたので
#1200で除去、#1500で全体の塗装肌を均して
#2000→#3000と磨きました。
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手順11と同様に
シングルポリッシャーにウールバフを付け、
目消しコンパウンド(FMC8025-LS)で
ペーパー目を消していきました。
消えない場所は再度#2000からやり直していきました。
ドアノブの凹みや端などは
ポリッシャーが入らないので
タミヤのコンパウンド用クロスで手磨きで作業しました。
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仕上げコンパウンドを掛けました。
ツヤなしだった塗装面がツヤ復活して
ちょっとうれしいw
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他の箇所も作業してこんな感じになりました。
・・・疲れました(^^;)
ホントは前のドアも同時に施工したかったのですが
全部のアウタードアハンドルを取っちゃうと
乗れません!・・・とはならないものの、
乗り降りが非常に面倒になりますので
次回に持ち越しとしました。
残りは前のドアとフロントフェンダーを施工すれば
ひとまずクリアハゲの危機を乗り越せます。
・・・ちょっとヤル気スイッチが
OFFになりかけですが、
危機感持ってもうひと踏ん張りしたいと思います。
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