miruとシビックの物語

いつぶりだっけ？

最近仕事が忙しくて

タイミングも合わずで

なかなか一緒の時間がなくて

久しぶり。

変わりないその姿に

７年経った今でも

私の心は一瞬で奪われる。

好きで好きでたまらないヨ。

毎日、毎日ほんとはもっと近くに置いていたい。

いつでも好きなときすぐ見れるところに。

そんな夢のようなおうちが早く欲しい。

ね、シビック。

とりあえず感覚を確かめるように
ゆっくり流して北へ走る。

なんだか調子いいねぇ

軽い軽い。

スイスイ前へ出るね。

このレスポンスが好き。

操る通りに反応する。

思うように動いてくれる。

半クラをピタッと合わすと
まるでひとつになったような
不思議なあの感覚も好き。

私の興奮を掻き消すような
あのサウンドも好き。

軽快なハンドリング
ハードもソフトも叶えるアクセルワーク
大きさを認識できるあのサイズ
まるで主役になったような気になる
あのコクピット。

街をゆったり走るのも
少しコーナー攻めてみるのも

私次第。

いつだってどこだって

シビックはいつも答えてくれる。

あと三ヶ月でシビックを買って８年か。

早いね。あっという間だね。

でも恐ろしいくらい気持ちは変わらなくて。

機械なんだけど。

交通手段なんだけど。

人ではないなにかをこんなふうに大事に思う

こんなふうに愛しく思うなんて

私の人生にはシビックだけ。


きっと、シビックだけだよ…

だから神様…
ずっとシビックと居られますように。

ガレージでおやすみ、シビック。

また会うときまで…