追記
オススメ→
自治体や信頼できる計測をまとめた放射線量マップ
WSPEEDIによる広域シミュレーション[追記あり] 2011年05月14日
より精度の高い放射性物質移流拡散シミュレーション 2011年05月07日
↑柏付近への降下の様子が分かるシミュレーション
も参照のこと。
追記終わり
Google map上に公開されている有志による調査を元にした地図を紹介する。
このブログに掲載した地図は、個人有志により4/17,20,22,23と4/,26に調査された2枚の地図を私が1枚に合成している。
この範囲以外では、つくばや霞ヶ浦周辺で0.5~0.6μSv/h台のポイントが記されている。
黄色は0.4μSv以上0.5μSv未満、赤は0.5μSv以上である。
水色の線は
以前紹介した東大柏キャンパス等のモニタリングポストから群馬大早川由起夫教授がまとめた地図での0.5μSv/h以上の地域のかこみである。
有志によってより広い地域の調査が行えていて、値の大きさの厳密性はともかく、広がりについてはより広い範囲について把握しできるようになってきた。まだ範囲は限られているがよい仕事だと思う。
バイクのハンドルに取り付けての調査とのことで、高さ1.5mになっている。
0.4μSv/h以上の地域が以前お伝えしたもので調査されていなかった部分にも広がっている様子が見える。
なお、今回得られている値では、最高でも0.7μSv台である。各地の値の詳細は
Google map上に公開されている有志による調査を元にした地図
を参照頂きたい。
測定日の不一致があったり誤差や信頼性、測定条件については不明なため、値の大きさにやたらにこだわっても仕方がないと思うが、もし最高値の0.73μSv(取手:6号下堤防)がこのまま続いたとすると、1年間の累積線量は6.39mSv程度になる。
これらの値の評価は難しいものの、周囲(東京、市原等)より一桁高い。
これが北東の霞ヶ浦方面から濃淡を持ちながら南西へ広がっているように見える。一旦海に出ていた放射性物質を含んだ空気塊が雨雲を作りながら北東の風で運ばれ雨で降下したのかも知れない。
延長線上、金町より南西の地域(江戸川区等)へも広がっている可能性がある。
江戸川区の研究施設の小松菜がセシウムで規制値を上回った事例があることを考えると、可能性はあるだろう。
(放射性セシウムの暫定基準値500Bq/kgを上回る890Bq/kgを検出)
ホットスポット?[追記あり3/29 12:28]参照
主調査者のブログ
柏・松戸放射線観測日記
http://geiger.sblo.jp/article/44602053.html
追記
参考までに、このところの放射線量は
KEK(つくば市) 0.1μSv台
茨城県東部のモニタ群 0.1~0.2μSv台
千葉市(日本分析センター) 0.1μSv台
市原市 0.04μSv/h 台(平常超過)
さいたま市 0.05μSv台(平常未満)
新宿区 0.07μSv台(平常未満)
となっており、千葉市あたりも通常に比べて少々高め。
追記終わり
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放射性物質・放射線 | 日記
Posted at
2011/04/27 22:02:26