【くるま放談】歩行者の頭部を守る「ポップアップ式フード」普及始まる !

日本に於ける交通死亡事故のうち、歩行中の事故の割合は約36.6%（2,000人／年以上）と高く、
うち過半数は頭部損傷によるものとか。 こうした傷害を軽減する目的でポップアップフードシステム
が普及し始めている。 採用トップバッターはホンダで、2008年にレジェンドに搭載して発売。



2012年にはトヨタが新型クラウンに搭載。　高度なセンシング技術でより安定した作動を可能に。
そして2013年2月19日、VolvoがV40にその上を行く歩行者用エアバッグを搭載。 何れも衝突時に
フード後端を10cm程度瞬時にポップアップさせてエンジン内蔵物との隙を確保するもの。
Volvoでは衝突時に一瞬で展開するエアバッグで硬いAピラーまでカバーしている点がポイント。