スパークプラグ・コードの交換 ノーマル → NGK IRIDIUM MAX・パワーケーブル 3/4
1
前回の続きです。
工具は、以下の通りです。
①別記"エーモン Rig TOOL マグネットプラグソケット / 1339"
②別記"FLAG 3/8"(9.5mm) エクステンションバーセット 首振りタイプ"の75mm
③別記"SK11 ソケット10pcs + ラチェットハンドル"のラチェットハンドル
4番シリンダーのプラグを取り外します。
手順は、前回(2番シリンダー)と同じです。
しかし、問題が発生しました。
ラチェットのヘッド部分がフレーム(画像の下側)と干渉し、エクステンションに接続できません。
4番側は、2番よりもスキマが狭くなっています。
"首振りタイプ"のエクステンションですが、どう頑張っても無理でした。
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不本意ですが、こちらを使うことにしました。
画像の上側が干渉したラチェット、下側は別記"ASTRO PRODUCTS 3/8" プリセット型 トルクレンチ"です。
ラチェットに比べかなり大柄なものの、ヘッド部分はスリムです。
試したところ、無事に接続できました。
緩める側には作用しないはずですが、念のためトルクを最大値に設定しています。
使い方として間違っているので、オススメしません。
2番シリンダーと同様、少し緩めたところでトルクレンチを分離、エクステンションを指先で回転させます。
プラグが外れたところでエクステンションも切り離し、こちらは別々に取り出しました。
指先だけでの分解はかなり厳しいですが、そのままだとフレームに干渉して無理でした。
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スパークプラグの比較です。
画像の左側から順に別記"NGKスパークプラグ IRIDIUM MAX"、2番シリンダーから取り外したノーマル、同4番シリンダーです。
④の電極(白金チップ)は、完全に無くなっていました。
前回の②を見て安心していたものの、かなりバラつきがあるようです。
その他(焼け具合など)に関しては、前回の記述通りです。
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新しいプラグの取り付け準備です。
念のため、ネジ山部分に別記"STRAIGHT スレッドペースト"を塗っておきました。
焼き付き・カジリを防止するためです(オススメしません)。
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取り付けは、4番シリンダーから行いました。
これから何万kmも使うスパークプラグなので、より慎重に作業します。
最初にプラグ付きのソケットを入れ、まっすぐ丁寧に差し込みます。
ネジ山の噛み具合に注意しつつ、指先でプラグの座金(ガスケット)が当たるまで締めてゆきました。
続いてエクステンションを接続します。
エクステンションでも回転させ、座金の当たり具合を確認しました。
最後にトルクレンチを接続、プラグを本締めします。
NGKのサイトでは、以下のように記載されていました。
①締め付けトルク: 25~30N・m(2.5~3.0kgf・m)
②座金が当たってから(新品時): 1/2~2/3回転
せっかくトルクレンチを使っているので、25N・mに設定して締め付けました。
しかし、2/3回転を超えても反応がありません。
スレッドペーストを塗ったため、スベリがよくなってしまったようです。
1回転を越えたあたりで怖くなり、そこまでとしました。
本締めが終わったら工具を分離、順番に取り出します。
ソケットのマグネットが強力過ぎるようで、プラグから離れず苦戦しました。
2番シリンダーに関しても、同様に取り付けています。
スレッドペーストを塗布し、2/3回転したところで止めました。
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プラグコードの接続後です。
別記"NGKスパークプラグ パワーケーブル"です。
4番シリンダーは、フレームが干渉するため入れにくかったです。
指先の感覚を頼りにプラグの後端を探し、強く押し込みました。
ちゃんとハマれば、"カチッ"という感触があります。
対応する番号も、間違えないよう注意です。
2本とも取り付け終わったら、赤丸の針金で留めておきます。
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イグニッションコイル側の接続後です。
赤丸の番号を比較し、間違いが無いか確認します。
こちらは少し固かったです。
途中で軽い感触はあったものの、さらに奥で"ガチッ"と入りました。
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助手席側パワーケーブルの全貌です。
よじれたり変な経路になっていないか、しっかりと確認します。
その後、赤丸のホルダー×2に収めました。
ウォッシャータンクとバッテリーを元へ戻し、エンジンを始動させてみます。
たまたまでしょうが、ビックリするぐらいの"一発始動"でした。
異音などが聞こえないか、アイドリング状態で確認します。
ウォッシャー液の噴射(フロント・リア共)を含め、何も問題はありませんでした。
以上で左バンクは終了です。
次回に続きます。
(点火プラグ、プラチナ、ディストリビューター、デスビ)
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