スパークプラグ･コードの交換 ノーマル → NGK IRIDIUM MAX･パワーケーブル 4/4

前回の続きです。
今回で完結となります。

右バンク(運転席側)の様子です。
左バンクはウォッシャータンクやバッテリーでしたが、エアインテークダクトなどがジャマしています。

まず最初に、バッテリーのマイナス端子を外しておきます。
別記"ASTRO PRODUCTS フェンダーカバー"も、こちら側に付け直しました。

①のホルダー×2に固定されているホースを外します。
そのまま引っ張るだけです。

続いて、②のバンドをイッパイまで緩めます。
二面幅は8mmで、マイナスの溝も刻まれていました。

エアフローセンサーのコネクター部です。

コネクターを分離します。
赤丸のところを押しながら引き抜きました。

続いて、エアクリーナーボックス(上カバー)を外します。
手順は、別記"エアクリーナーの交換(ノーマル戻し)"の通りです。

上カバーの取り外し後です。

①のホルダー部から、アクセルワイヤーを外します。
そのままズラすだけです。

続いて、②のバンドをイッパイまで緩めます。
前述のバンドと同じです。

最後にダクトを引き抜きます。
カバーとダクトは別々に外しましたが、一緒でよかったかもしれません。

ダクトの取り外し後です。

この穴の先は、ターボチャージャーへつながっています。
うっかり異物などを落とさないよう、注意が必要です。

右バンクのヘッドカバー周辺です。
画像の右側が1番シリンダー、左側は3番シリンダーです。

左バンクと同じく、フレームがジャマをしています。
エアクリーナーボックスのケース(下カバー)も外そうかと思いましたが、そのままでも作業は可能でした。

画像のエアクリーナー(別記"BLITZ SUS POWER AIR FILTER LM")は、見えている面がエンジン側となります。
異物などを落とすとマズいので、取り外しておきました。

交換作業は、基本的に左バンクと同じです。
ここから先は、要点のみを記述します。

プラグコードは、イグニッションコイル側を先に抜いておきました。
左バンクには無いパイプが通っているため、プラグ側は取り出しにくかったです。

コードの取り回しは、左バンクよりやや複雑でした。
コードのホルダーは4ヶ所あるので、位置関係を覚えておくよう注意します。

工具は同じく、以下を使いました。
これらの接続･分離についても、左バンクと同様です。

①別記"エーモン Rig TOOL マグネットプラグソケット / 1339"
②別記"FLAG 3/8"(9.5mm) エクステンションバーセット 首振りタイプ"の75mm
③別記"SK11 ソケット10pcs + ラチェットハンドル"のラチェットハンドル
④別記"ASTRO PRODUCTS 3/8" プリセット型 トルクレンチ"

こちらのスパークプラグにも、別記"STRAIGHT スレッドペースト"を塗っています。
左バンクで慣れたのか、右バンクの方が簡単に感じました。

取り外したスパークプラグの比較です。
エンジンをフロント側から見た並びで置いてあります。

②･③の電極(白金チップ)は、それほど消耗していません。
①は残りわずかで、④は完全になくなっていました。

理由は分かりませんが、かなりバラツキがあります。
その他(焼け具合など)に関しては、前々回の記述通りです。

④の電極周辺(絶縁体)だけが、妙に黒光りしているのは気になりました。
後日、交換後の焼け具合を確認してみようと思います。

すべての復旧後です。

プラグコードの取り回しは、このようになります。
ホルダーは赤丸①～③と、奥にある④です。

エンジンを始動し、異音などが聞こえないかチェックします。
近所の走行後にも、脱着した部分のガタつきなどを確認しておきました。

パーツレビューは、別記"NGKスパークプラグ IRIDIUM MAX"、"NGKスパークプラグ パワーケーブル"です。

作業は、自己責任でお願いします。

<作業日>
･2009/10/01

<場所>
･DIY

<走行距離>
･92,728km

<前回からの期間、走行距離>
･約8年半、92,728km(いずれも新車時から)

<スパークプラグ>
①交換前: ノーマル(NGKスパークプラグ PFR6B、白金、熱価:6番)
②交換後: 別記"NGKスパークプラグ IRIDIUM MAX"(BKR7EIX-P、熱価:7番)

<プラグコード>
①交換前: ノーマル
②交換後: 別記"NGKスパークプラグ パワーケーブル"(07F)

(エアフロセンサー、スロットルケーブル、ロッカーカバー、タペットカバー、気筒、ディストリビューター、デスビ、点火プラグ、プラチナ)