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今日は朝からエンジン組み立ての続きです。

着いた時にはクランクの組付けがほぼ終わった状態で、ピストンの組み込みからお手伝い♪
指示に従い、シリンダーとピストンスライダーに組付けコンパウンドを塗って、2人でピストンリングの合口とピストン向き(矢印)を指差し確認(笑)しながら順番に組込んでいきます。

で、オイルパンを取り付けてエンジンを反転させ、シリンダーヘッドを載せてヘッドボルトを通し・・・通せない・・・

σ(^^;が先週、バルブを組んだ時に勢いでカムを組んじゃってあったので、ヘッドボルトを通す穴がカムの下になってしまってる・・・一旦カムを外しましたorz

次はやらない・・・だろう・・・と思います(笑)

気を取り直して、ヘッドボルトを通して締め付け、ヘッドとブロックが合体し、カムを組み直すと、大分エンジン「ユニット」っぽくなりました。
明日は補器類を組んで、搭載、始動まで、が目標です。

って、脚も交換するんだった・・・先は長いデス

計画していた加工と交換部品の準備が終り、今日からシリンダーヘッドの組み立てに入りました。

ショップで洗浄してくれてあったヘッドに下側のバルブスプリングシートとステムシールを組付けます。
ステムシールは軽く打ち込むんですが、聴感と触感ではきちんと入っているか不安だった為、全てバルブシートからの高さを測って確認しました。

で、次が難関のバルブスプリング組付け・・・正確にはバルブリテーナーの組付けです。
バルブスプリングをコンプレッサーで縮めておき、5mmほどの半割り、テーパー状の小さなコマ2個をバルブのステム(軸)を挟む様に置くんですが、スペースが狭いのと、掴みにくくてすぐにピンセットから弾け飛んでしまう為、非常に難儀です(^^;

初めてやってみたので、最初の1本はあーだこーだと試行錯誤しながら30分近く戦っていたと思います(笑)。

インテーク側8本を終了する頃には何となく自分なりの手順ができて、サクサクと進む様になりました。

で、組み終わったら、バルブリテーナーがちゃんと所定の位置に納まってバルブスプリングを保持しているかの確認の為に、バルブを軽く叩いてやると・・・ちゃんと納まっていないものは、ぽん、と外れてしまいます。

やり直し、2箇所 orz。

でも、確認しないで組んじゃって、エンジンを回してからバルブがシリンダー内に落ちるとアウトですんで、厳し目に見て正解です。


最初の8本は1時間半、後半8本は30分ほどを要しました(^^;



・・・4気筒で良かった(笑)

ピストン+コンロッドの重量を測ってみました。
#1 968.6グラム
#2 970.3
#3 970.0
#4 969.3
最大と最小の差が1.7グラム・・・ピストン、コンロッドとも、純正部品ではそれぞれ5グラムくらいの個体差はあるみたいなので、なかなか上手く組合せができている様です。

S○OONのコンプリートエンジンなんかは、0.1グラム以内のばらつきに抑える様ですけど、「できるだけ安価に」の今回のOH、交換しなくていい部品は交換しない、で、ピストン、コンロッドまわりはそのまま使う為、スモールエンドのフルフローティング加工後にばらして、この4組シャッフルの中で重量バランス改善ができるか、試してみ・・・たかったんですが、既に圧入で組み立てられているピストンはかなりの割合いで分解時に割れる、との事で、フルフローティング化は断念しました(^^;

US Lexus ES350などの、フロアマットにアクセルペダルが引っ掛かって全開固定になる、という件で「スマート・アクセル」システム(=アクセルとブレーキが同時に踏まれた場合、アクセル側を無視するシステム)が注目されている様です。

http://www.usfl.com/Daily/News/09/10/1013_026.asp?id=74063

フォルクスワーゲンは2001年から採用、ＢＭＷは2005年から全車種に標準装備との事。

これって、ヒール&トゥができない、って事でしょうか・・・ブレーキを踏みながら踵でスロットルペダルを煽ると、スカッと空振り(^^;

もっとも、MT自体が少数だし、DSGやSMG等では、ブリッパーはデフォルトでしょうし、実質的な問題は(殆ど)無いんでしょうね。


あ、スロットルオンのまま左足ブレーキ、もダメだ(笑)

ポートを磨きました(^^)

エキマニ脱着自等に見えている範囲でも、排気ポートにかなりカーボン(スラッジ?)が堆積しているのは予想できたのですが、果たして、外してみたら思いのほか激しい(^^;

開ける前はカーボンを薬で浮かせて剥がし落してポート掃除、くらいに考えていたのですが、特に排気側はバルブの再使用を諦めなければならなかった位に溜まって、硬くこびりついていて、簡単には剥がれません。

で、どうせマイクログラインダー(=リューター)を使って削らなければならないのなら、ちょっと磨いてあげよう、と思いまして。

カーボンを落して鋳肌を均す、くらいのイメージで、形や大きさを変えたりしない範囲で作業しました。

初めての事で、色んな雑誌などに出ているチューニングエンジンのポートの様には出来上がりませんでしたが、「お掃除」としては合格点かと(^^;